1日目
早朝7:00に羽田空港集合でしたが、みんな元気に集まってくれました。8:55発の台北行きの飛行機に乗り、約2時間半のフライトを経て、11:30に台北に到着。そこからバスで台北市内を見学しました。日本統治時代の総督府の建物を利用した総統府も車内から見ることができ、生徒達は東京駅とそっくりな外観に驚いていました。その後は台北の昔ながらの街並みを残した剥皮寮(ふくひりょう)を散策し、台湾で約200年の歴史があり重要文化財にも指定されている龍山寺を参拝しました。そこのおみくじは引き方に独特な作法がありましたが、生徒達は楽しそうに挑戦していました。
午後は台北駅から高速鉄道に乗車し、いよいよ高雄に入りました。日本の新幹線の技術が利用されている台湾の高速鉄道は利便性がとても高く、約1時間30分程度で高雄市内の左營(さえい)駅に到着することができました。
夕食は台湾で有名な飲茶料理を楽しむことができ、生徒達も満足そうでした。
これからの研修に期待も膨らみ、ても内容の濃い初日を過ごすことができました。
剥皮寮(ふくひりょう)散策
台湾のお茶にチャレンジ
龍山寺見学
おみくじに挑戦
2日目
今日の午前中はこの研修の見どころの1つである「高雄MRT本社」へ企業見学に行きました。まずは会社の概要を説明していただき、生徒達はどんな会社なのかを具体的にイメージすることができました。「高雄MRT」さんはいわゆる日本でいうところの「東京メトロ」に近い会社さんで、高雄市内の地下鉄と路面電車を運営しています。説明資料も準備していただき、その説明の中には電車の技術に関する説明、芸術性の高い駅を作る理由、そしてコロナ禍の中でどのように経営を考えてきたかなど様々な側面から「高雄MRT」さんを知るための情報が詰まっていました。その中でも「高雄MRT」さんの人気を支えている観光大使もおり、それが猫駅長の「みかん」ちゃんです。この猫駅長は本物の猫が駅長を務めており、その人気からイラストのキャラクターにもなっています。生徒達は歓迎として「みかん」ちゃんグッズももらうことができました。
会社概要を聞いた後は実際の「高雄MRT」の車両を見学し、どのような仕組みで車内のシステムが動いているのかを知ることができました。その中でも緊急事態の時に車掌室と車内との連絡を取る仕組みがあり、それを生徒達は実際に体験することができました。
最後には地下鉄運営のかなめとなるコントールセンターまで見ることができ、24時間365日の地下鉄の運航をどのようにこの会社が支えているのかを解説を聞きながら知ることができました。
普段は知ることができない部分まで知ることができ、大満足の企業訪問となりました。
午後は現地の大学生と一緒に2グループで行動し、大学生の助けを借りながら、自由行動を行いました。これは明日の自由行動の練習にもなっており、高雄市内の公共交通機関での移動方法を大学生から実際に教えてもらうことができました。高雄は「高雄ぶらりカード」という日本でいう「pasmo」のようなカードを利用することで高雄市内の地下鉄、路面電車、フェリーなどの公共交通機関とそれに関連する観光施設を1枚で48時間、利用することができます。これは高雄のMasS(Mobility as a Service)の一部になっているものであり、生徒達はこの体験を通して、MasSという現在注目されているサービスを学ぶことができます。大学生との自由行動を終えた生徒たちは自分たちで行きたい場所に連れて行ってもらえたようで、帰ってくるとすぐに明日の自由行動の予定を立て直していました。
明日、3日目の予定ですが、午前中が高雄市立図書館見学、午後が自由行動となっています。
次のHPの更新は25日(木)を予定しています。
高雄MRT本社の方に歓迎していただきました
猫のキャラクターが「みかん」ちゃんです
「高雄MRT」の会社概要の説明を受けている様子
車両見学の様子
コントロールセンターを見学している様子
3日目
午前中は高雄のベイエリアを散策し、高雄85大樓、高雄展覽館などの高雄らしい建築物を見学しました。その後は高雄市立図書館に行き、スタッフさんによるガイドツアーに参加しました。この図書館はデザイン性に優れており、四角いデザインに木をイメージして設計されています。中は吹き抜けになっており、屋上は展望台にまでなっていました。特に芸術性が高いと感じられるのは本で制作されたオブジェであり、本を圧縮して1つの形を作っているということでした。本を読むことや学習をすることだけではなく、人々の憩いの場所にもなる図書館であると感じられました。
午後は自由行動になり、生徒たちは慣れた様子で「高雄ぶらりカード」を使い、自由に高雄市内を見学していました。
本で作ったオブジェを背景に撮影しました
図書館見学の様子
高雄85大樓を背景に撮影
高雄展覽館を背景に撮影
4日目
4日目は台風接近に伴う天候悪化の予報を受けて、台湾全体で学校、職場がお休みになってしまいました。そのため、当初に予定していた国立工芸科学博物館には行くことができず、安全のためにも生徒たちは午前中はホテル待機になりました。台湾では行政機関が主導をして、台風の際の対応を決めており、その影響力は強いようです。
午後はホストファミリーのお家と無事にマッチングをすることができました。ホストファミリーからは「台風も台湾らしさの1つなので、これも楽しんで、よい思い出にしてね」と暖かい言葉と歓迎をうけました。天候は恵まれてはいませんが、その分、ホストファミリーとの時間を大切にしていただき、台湾の良い思い出を作って欲しいと思います。
ホストマザーからの歓迎の言葉
生徒1人1人の自己紹介
みんなで記念撮影
5日目
本日も台風の影響により、学校や会社はお休みになり、当初予定していた学校訪問は中止になりました。そのため、生徒達は1日をホストファミリーとともに過ごすことになりました。
各家庭で暖かく迎えられた生徒達は台風の影響を受けながらもホストファミリーと楽しく過ごしている様子が伝わってきました。
ホストファミリーと過ごしている様子
ホストファミリーと過ごしている様子
6日目
本日から台湾は通常通りの生活に戻りました。ただ、台風の被害の影響は強く、予定していた企業さんがまだ会社を再開しないということから、企業訪問は中止になりました。
その代わりに午前中はホテルでホストファミリーとのお別れ会を実施することができました。生徒達は短期間ではあるもののホストファミリーとかけがえのない時間を過ごすことができたようで、お別れの瞬間はとても名残おしそうでした。今度は自分たちで台湾を訪れ、また交流を深めて欲しいなと思います。
午後はバスで嘉義に向かい、「嘉義神社」や台湾映画KANOにまつわる「嘉義市立野球場」 などの街並みを見学しました。
ホストファミリーとのお別れ会
訪問するはずだった高校の校長先生も来てくださいました
映画「KANO」のオブジェと後ろが「嘉義市立野球場」です
嘉義神社の入り口前で
7日目
午前中は「冷研科技觀光工場」へ 企業訪問を簡略化して実施しました。正式な企業訪問はできませんでしたが、工場の展示施設を見学することができました。生徒達は展示の様子を興味深く見学していました。午後は「檜意森活村 」と「阿里山林業村 」を見学し、林業で栄えた街並みがそのまま残っている建築物を楽しむことができました。夜は「文化路夜市」に行き、台湾らしい風景を目に焼き付けることができました。台湾にとっては8年ぶりの台風が滞在中に直撃してしまいましたが、そのような中で少しでも台湾の雰囲気を感じられる最後の夜になったと思います。明日はいよいよ帰国になります。
冷研科技觀光工場
オリジナル炭酸水制作の様子
檜意森活村散策の様子
文化路夜市散策の様子
8日目
今日が台湾研修最終日になります。ホテルから嘉義駅に向かい、そこから高速鉄道で台北駅に向かいました。台北では有名な観光地の1つである「中正紀念堂 」を見学しました。そこでは見どころの1つになっている「衛兵交代式」を見ることができました。一糸乱れぬその動きは見ていて圧巻で、生徒達も熱心に見ていました。その後は空港に向かい、羽田への帰国便を待つことになりました。台風が途中で直撃し、なかなか行程通りとはいかない台湾研修になってしまいましたが、生徒達はその中でも学びを得てくれたと思います。2学期の文化祭展示に向けてこれから生徒達は事後学習に取り組んでいきます。ひとまず、みなさん台湾研修お疲れ様でした。
中正記念堂の前で
中正記念堂の中で
衛兵交代式の様子
帰国前の台北松山空港で