概要:シバンムシとの協働によるロスフラワー削減
「花は捨てられて終わりではない」という視点から、乾燥した植物を好む昆虫シバンムシを活用してロスフラワー(廃棄花)を削減する、循環型の取り組みを提案しています。
実験では、生花・ドライフラワー・加工したドライフラワーの3種を庭に設置し、経過を観察しました。その結果、生花には他の虫が集まったのに対し、ドライフラワーには狙い通りシバンムシが集まることが確認されました。
この結果から、役目を終えたドライフラワーをシバンムシに「食べてもらう(分解してもらう)」ことで、廃棄物を減らし、自然な循環を生み出せるという考察を述べています。厄介者とされがちな虫との「協働」という、ユニークな視点の研究報告です。
作品について
私はこのフィールド演習という授業で花に着目しました。現在フラワーロスという環境問題が問題となっており、「美しさを終えた後の花を、単なるゴミとして捨てずに活用できないか」という課題意識を持ちました。
そこで私が注目したのが、一般的には害虫として扱われることもある昆虫、シバンムシです。シバンムシは乾燥した植物質を好んで食べるという習性を持っています。この特性を逆手に取り、役目を終えたドライフラワーを彼らに「分解」してもらうことで、自然界の循環(サイクル)に組み込めるのではないかと考えました。
自身の庭で行った実験では、生花よりもドライフラワーに顕著にシバンムシが集まることが確認でき、彼らとの「協働」による廃棄物削減の可能性を見出すことができました。本ポスターでは、この実験の過程と、虫と共に作る新しい循環の形について提案します。
成果物発表会
第一回ではルクリアという花を使ったエシカルカフェを考えました。しかしこれでは自然との共生という部分では不十分でした。
夏休みを経て第二回、あまり案もまとまらず第一回から引き続いた内容でした。
第三回の直前でなんとかSAの方に協力してもらいシバンムシという協働相手を見つけることができました。