このマニュアルでは、Microsoft Wordで 表紙や目次(1・2ページ)にはページ番号を付けず、本文(3ページ目)から番号を表示する方法を説明します。
また、うまくいかない場合の対処法についてもまとめていますので、ご参照ください。
準備①:
手順を始める前に、設定がうまくいかない場合に備えて、文書全体を別のWordファイルとしてコピーして保存しておくことをおすすめします。
準備②:
手順を始める前に、ページレイアウトが見やすいように以下を設定してください。
Wordを開き、「表示」タブ → 「下書き」または「印刷レイアウト」をクリック
2. 「ホーム」タブ → 「編集記号の表示/非表示」をオンにする
STEP1:セクション区切りを入れる
まず、ページ番号をつけたくない最後のページ(この例では2ページ目、目次ページ)の末尾をクリックしてカーソルを置く
2. 「レイアウト」タブ →「区切り」→「次のページから開始(セクション区切り)」を選択
※「セクション区切り(次のページから新しいセクション)」が挿入され、「表紙+目次」と「本文」でセクションが分かれます。
STEP2:前のセクションとのリンクを解除する
以下の手順でヘッダー/フッターの編集モードに入る
①ページ番号を開始したい3ページ目に移動し、フッター(ページ番号を挿入したい場所)をダブルクリック
②カーソルのある場所が「セクション 2 - フッター」などと表示されていることを確認
2. 「前と同じヘッダー/フッター」がオンになっている場合は、クリックしてオフにする
STEP3:ページ番号の挿入と書式設定
「ヘッダーとフッター」タブ → 「ページ番号」→「ページ番号の書式設定」をクリック
2. 「開始番号」をクリックして「1」を入力し、「OK」をクリック
3. 再度「ページ番号」→「ページの下部」→ 番号のスタイルを選択し挿入
※ページ下部にページ番号が表示される
4. 表紙と目次(1, 2ページ目)にはページ番号がなく、3ページ目から「1」という番号でページ番号が始まっていることを確認してください。
うまくページ番号が表示されない場合は、複数のセクション区切りが入っている、または設定が間違っているなどが考えられます。
「ホーム」タブ → 「編集記号の表示/非表示」をオンにした状態で、以下の点をご確認ください。
①セクション区切り・設定を確認する
文書をスクロールして、複数のセクション区切りが入っていないか確認
セクション区切りが必要なのは ページ番号をつけたくない最後のページ(この例では2ページ目、目次ページ)のみ なので、それ以外の区切りはすべて削除
削除したいセクション区切りの先頭にカーソルを置いて、「delete」キーを押す
不要な区切りを削除したら、「本文の先頭」ページ(3ページ目)のフッターで「前と同じヘッダー/フッター」がオフになっていることを確認
➡️ 手順「STEP2」参照
「ページの書式設定」で、開始番号が「1」になっていることを確認
➡️ 手順「STEP3」参照
<注意>
余白設定・縦横・段組などがセクション単位で設定されていた場合 、区切りを削除することでレイアウトが崩れることがあります。
その場合は、レイアウトタブで再設定を行ってください。
②ページ番号をすべて削除してやり直す
上記①で解決しなかった場合は、一度すべてのページ番号を削除してからやり直してください。
メニューの「挿入」タブ →「ページ番号」→「ページ番号の削除」をクリック
手順「STEP1」からやり直す