W 50 / SS 433研究会
2025年5月26日(月)〜 2025年5月27日(火)
場所:立教大学池袋キャンパス
2025年5月26日(月)〜 2025年5月27日(火)
場所:立教大学池袋キャンパス
X線連星 SS 433 は、その特異な輝線構造が可視光によって観測され、ジェットに起因することが明らかになってから約 50 年が経過したが、ジェットを駆動する中心天体がブラックホールなのか中性子星なのか、ジェットの歳差運動の起源、さらには伴星の性質など、依然として多くの謎に包まれている。加えて、その周囲に広がる電波星雲 W50 では、近年の大型ガンマ線観測装置の進展により広帯域のガンマ線放射が検出され、銀河系内の粒子加速現場の有力候補として改めて注目を集めている。
こうした謎の解明に向けて、昨年度および本年4月には、高いエネルギー分解能を有する XRISM を中心とした SS 433 の多波長同時観測が実施された。まさに今、観測・理論・数値計算を有機的に連携させて W50/SS 433 の本質に迫る、またとない好機が訪れている。
本研究会では、XRISM を中心とした多波長同時観測の成果について、招待講師よりご報告いただき、その結果について議論を深める。さらに、ULX(パルサー)などの類似天体についても招待講師を迎えて議論を広げ、相互のフィードバックを通じて、普遍的な物理の理解へと発展させることを目指す。
五十嵐太一(国立天文台/立教大学)
井上壮大(東京大学)
小林翔悟(東京理科大学)
酒井 優輔(立教大学)
酒見はる香(山口大学)
志達めぐみ(愛媛大学)
高木利紘(愛媛大学)
竹川俊也(神奈川大学)
辻直美(宇宙線研究所)
山本宏昭(名古屋大学)
研究会の会場は12号館第3・4会議室になっております。
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/qo9edr00000001gl-att/img-campusmap_ike.pdf
立教大学池袋キャンパスは、池袋駅西口より徒歩約7分となっております。下り口はC3ゲートが最寄りになっております。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/
研究会1日目夜(18時予定)に懇親会を行います。場所は立教大学13号館1階会議室でケータリングを注文する予定です。
懇親会のご参加について、申込時から変更等ございましたら世話人までご連絡ください。
今回の研究会は飲食可の会場で行いますので、日中のコーヒーブレイクでのお菓子や、懇親会で飲食するものなど、皆様のおすすめの品をお持ち寄りいただけますと幸いです。ご協力どうぞよろしくお願い致します。