企業から与えられたミッションの達成を目指し、学生が主体となって取り組む「産学連携のアクティブ・ラーニング」です。企業が直面する正解のない課題をどう解決するか、グループで話し合い、仮説を立て、調査し、企画立案し、まとめ、発表します。その過程でチームワークやリーダーシップ、企画力やプレゼンテーション力など、実社会で必要となる能力が自然と身についていきます。
最終プレゼンの結果に応じて、実際の企業を訪問しての発表も行う、実践的で刺激的な授業で、初年次に自らの興味関心を探索。学びの方向性が見えてきます。
サービス寿命の長いクレジットカードをタッチポイントに、お客様のライフイベントや企業サイクルに寄り添い、多様なサービスを提供できるファイナンスカンパニーである(株)クレディセゾン様からは、『デジタル社会のキャッシュレス・クレディセゾンらしい「未来のカタチ」を提案せよ』ということで、「セゾンカードデジタルの新しい機能(サービス)を考えよう」というミッションが出されました。
デジタルカードの新しい提携先を考え、デジタルカードにどんなサービスがついたら興味を持たれるかを明らかにしたうえで、どんな手段で広めていくかまで学生たちは考えていきます。
「ときめきヨーグルトカンパニ―」として、ヨーグルトや乳酸菌飲料などを製造・販売している食品メーカーである日本ルナ(株)様からは、「世の中にない新商品(ヨーグルト又は飲料)を開発してみよう!」というミッションが出されました。
マーケティング課の方からのミッションということで、市場分析→商品コンセプトを立案→商品開発(味・デザイン)→発売・プロモーション施策までをすべて考えて学生たちは新商品の企画を行っていきます。
「ガスト」や「バーミヤン」、「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンを運営する日本を代表する外食産業系企業である(株)すかいらーくHD様からは、「すかいらーくが取組むべきSDGs課題を提案してください。」というミッションが出されました。
ステークホルダー(消費者・従業員・地域・サプライチェーンなど)を明確にした上で、すかいらーくHDとして取り組むべきSDGs課題とその具体的な企画を学生たちは行っていきます。
三菱重工相模原ダイナボアーズ 広報である長澤彩子様からは、「コロナ禍でファンの皆さんに楽しんでもらえる企画」というミッションが出されました。
「既存ではなく新しいアイディアを募集します!」ということで、インスタライブ、YouTubeライブ、オンラインラグビー教室、オンラインサイン会、地元飲食店と中継、ファンの愛称募集など、既に行ったことのあるもの以外を学生たちは考えていきます。
気になる方は、是非本学のオープンキャンパスにお越しください。
https://www.reitaku-u.ac.jp/admissions/opencampus/
※本プログラムに関心を示して、経営学科への受験・入学を決めてくれた在学生が数多くいます。1年次の産学連携授業を通して、2年次の学びが深まり、3年次にレベルアップした「プロジェクト型の経営教育」のカリキュラムが皆さんのアイデアを待っています。
麗澤大学の受験生向けサイトに、株式会社クレディセゾン様からの本プログラムに対する評価やコメントをいただいております。本文から一部抜粋しております。
10月に課題を提示し、その次に学生の皆さんとお会いしたのが11月の中間報告でした。この時は、まるで私が質問の「千本ノック」を受けているような気分でした(笑)。学生の皆さんが企画を考える上で出てくる疑問や質問に答えるのですが、私自身でさえも調べないとわからない具体的なものばかりで驚かされました。たとえば、収益性の高いリボ払い手数料についての質問では、「実際にリボ払いを使っているお客様の収益は何割程度ですか」といった具体的な数字に関する質問がありました。
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私たちは、ほかの大学とも同様に授業内で関わらせていただいておりますが、麗澤大学の学生の皆さんは下調べを良くしていて、質問の内容も非常に濃かったのがとても印象に残っています。
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中でも印象に残った提案は、弊社の提携カードのひとつである無印良品さんのMUJI Cardに関するものでした。MUJI Cardの入会促進キャンペーンの現状は、店頭でスタッフがご案内をして、新規入会プレゼントとしてギフトカードを差し上げています。そのキャンペーンに対して、今の時流に合わせた企画内容で提案されたのが素晴らしかったですね。テレワーク需要で無印良品さんの家具の売り上げが好調なことに着目し、無印良品さんが始めた家具のサブスクリプションを、MUJI Card会員限定で何ヵ月か無料体験でき、継続利用者には、さらに特典をつけるというキャンペーンの提案でした。無印良品さんのビジネスもしっかり調べた上で、弊社のカード入会も促すという新しい目線だと感心しました。
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