Q.SUMIFS関数について
実際にどのような数式を入れればいいのかわからない
#Excel
実際にどのような数式を入れればいいのかわからない
#Excel
【解説】
まず、SUMIFS関数の使い方について解説します。
SUMIFS関数は「複数条件に合致するものの合計値を出す」関数です。
関数式は以下の構成です。
SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,条件範囲3,条件3...)
例えば、以下の表において、
A列:商品名
B列:色
C列:金額
D列:数量
商品名がえんぴつ かつ 色が青 の合計金額を出す場合は次の関数式を入力します。
SUMIFS(C:C,A:A,"えんぴつ",B:B,"青")
【具体例】
■対象動画: Excel講座中級編Ⅱ.請求一覧表を作ってみよう SUMIFS関数
■発注数の合計を算出する方法
V2セルに入力する関数式は、
A~H列の表から次の2つがすべて当てはまる発注の発注数合計を出す関数式です。
・色が「ブラック」
・納期月が「2022/11/30」
SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,条件範囲3,条件3)
上記構成に条件を当てはめると
合計対象範囲:G列($G:$G)
条件範囲1:D列($D:$D)
条件1:T2(T$2)
条件範囲2:E列($E:$E)
条件2:V1(V$1)
となります。
カッコ内の情報を関数の構成式に当てはめると、合計発注数が算出されます。
実際の式:SUMIFS($G:$G,$D:$D,$T2,$E:$E,V$1)
■金額の合計を算出する方法
合計対象範囲が枚数ではなく金額になるため、
合計対象範囲:I列($I:$I)
とし、入力すると合計金額が算出されます。
V3セルに入力する式:SUMIFS($I:$I,$D:$D,$T3,$E:$E,V$1)