Q.対象のワードを含むセルの個数を数える方法を知りたい
例)対象セルが「沖縄」を含む値の場合カウントする。
「沖縄」:◯カウント対象
「沖縄県那覇市~~」:◯カウント対象
#Excel
例)対象セルが「沖縄」を含む値の場合カウントする。
「沖縄」:◯カウント対象
「沖縄県那覇市~~」:◯カウント対象
#Excel
【解説】
対象のワードを含むセルの個数を数える場合、COUNTIF関数を使用します。
▼使用方法
=COUNTIF(範囲,検索条件)
範囲:この範囲内から
検索条件:これを検索し
IF:もしヒットしたら
COUNT:セルの個数を数える
という意味です。
例)A2セルが沖縄を含む場合個数を数える
=COUNTIF(A2,"*沖縄*")
*はワイルドカードと言います。
抽出したい文字を検索するときに使う文字列です。
ワイルドカードは、抽出したい文字の前か後、前後両方につけることで、対象の文字列を含む文字を対象にすることができます。
【具体例】
■対象動画:上級編 OR関数
課題:I2セルが沖縄を含む場合1、沖縄を含まない場合0を返す
返ってきた値を活用して、IF関数を使用し、住所によって送料を分岐したい
実際に、IFとCOUNTIFを組み合わせてどんな式を作っているか確認します。
=IF(COUNTIF($I2,"*沖縄*" )=1,550,IF(COUNTIF($I2,"*北海道*")=1,550,330))
1つ目のIF関数の論理式となっている「COUNTIF($I2,"*沖縄*" )=1」では
I2の中から「沖縄」を含むセルの個数を求め、その個数が「1」かどうかを条件としています。
つまり、「I2に「沖縄」を含むセルが1つの場合は」という意味になります。
その条件を満たす場合は「550」を表示し、満たさない場合は2つ目のIF関数を実行します。
2つ目のIF関数(北海道について)も同様の考え方です。
まとめると、
行いたいこと:住所が沖縄県もしくは北海道の場合は、送料を550円、その他の県であれば330円と表示したい
そのため、住所の中に「沖縄」や「北海道」が入っているかを判断する必要があります。
COUNTIF関数を使い、「沖縄」や「北海道」が含まれているセルの数をカウントし、その個数が「1」かどうかを判定する必要があるため「1」を入れています。