研究の生産性向上のための間接経費の効果的な運用についての要望書


2017年5月21日(日)「河野太郎の大学の悩み聞きます」(東京大学五月祭)において河野議員へ要望書を提出しました!

要望書

資料Ⅰ:本提言書の賛同人一覧

資料Ⅱ:アンケート及び聞き取り調査 クロス集計表

資料Ⅲ:発表資料

本要望書の趣旨

  1. 要旨
    1. 間接経費の執行にあたって「競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善」と「研究機関全体の機能の向上に活用する」経費を区別し、前者に一定以上の比重を置く。
    2. 「競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善」においては研究者の研究時間確保のための使途を認めること。
    3. 被助成研究者の所属機関は、間接経費の使途について定めた取扱要領・マニュアル・方針等及び「競争的資金に係る間接経費執行実績報告書」を公表又は配布・周知する。
  2. 要望事項

間接経費を効果的に運用するため、国が「研究者の生産性向上」という目的の下で、共通指針に次の内容を盛り込むことを要望します。

要望1: 間接経費の執行にあたっては、従来不分明であった「競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善」と「研究機関全体の機能の向上に活用する」経費を厳格に区別した上で、前者に一定以上の比重を置くこと。

要望2: 「競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善」の使途には、研究者の研究時間を確保するため以下のものを含めること(但し、直接経費で雇用できる場合を除く)。

    1. 被助成研究者へ直接配分する経費。
    2. 被助成研究者の教育負担軽減を目的として雇用する非常勤講師の人件費。
    3. 被助成研究者の事務負担軽減を目的として雇用する研究支援者(研究事務その他関係者)の人件費。
    4. 被助成研究者の研究支援を行う研究支援者(リサーチ・アシスタント等の研究補助者及び技能者)の人件費。
    5. ライフ・イベント期間中(育児・介護等)の被助成研究者の研究を補助する研究支援者の人件費。
    6. 被助成研究者が常勤・フルタイムの研究者でない場合(有給・無給の別を問わない)においては、被助成研究者への人件費・謝金。
    7. その他被助成研究者が研究開発環境の改善のために適切と判断した経費。

要望3: 被助成研究者の所属機関は以下のことを行うこと(所属機関から学内部局等に資金配分などをしている場合には当該部局等も同様のことを行うこと)

    1. 間接経費の使途について定めた取扱要領・マニュアル・方針等を公表又は配布・周知する。
    2. 「競争的資金に係る間接経費執行実績報告書」を公表又は配布・周知する。

賛同者の方へ

要望書にご賛同いただける方はお名前とご所属をご記入ください(当HPおよび「賛同者一覧」にお名前とご所属を掲載させていただきます)。また要望書の添付資料としてご意見(任意)を当HPおよび「参考資料」に掲載させていただきます(ご意見は匿名で掲載されます)。ご意見の公開を希望されない場合は( )非公開にチェックをお願いいたします。

要望書への賛同受付は締め切りました。ご協力いただいた皆様、誠に有難うございました。

アンケート調査へのご協力のお願い

本要望書に参考資料として添付するためのアンケート調査を実施しています。研究者番号をお持ちの大学・研究所などに所属の大学教員、研究者などの方の調査へのご協力をお願いします。記入にかかる時間は15分ほどとなっています。

アンケートは締め切りました。ご協力いただいた皆様、誠に有難うございました。