複数拠点を展開する介護・福祉サービス事業 S様
(従業員数:約350名)
ベテランの「暗黙知」を資産化する、セキュアな社内専用生成AIの構築
【抱えていた課題】
職員の入れ替わりが激しく、新人教育に多大な時間を奪われている。
「あの利用者の対応手順」や「過去のヒヤリハット事例」といったノウハウがベテラン職員の頭の中にしかなく、属人化している。
手書きの介護記録をPCに打ち直す作業が負担になっている。
導入事例詳細
【ソリューション:セキュアAI環境構築×音声入力タブレット】
公開されている一般的な生成AIをそのまま使うのではなく、「自社のマニュアルや過去の記録データのみ」を学習元とする、情報漏えいリスクのない閉域・社内専用の生成AIシステムの構築を提案しました。
各拠点に配布したスマートタブレットには音声入力ツールを導入し、業務終了後に「今日の〇〇さんの様子」をタブレットに向かって話すだけで、AIが指定のフォーマット(介護記録)に要約・自動生成する仕組みを導入しました。
【導入後の成果】
社内ヘルプデスクとしてのAI: 新人職員が「〇〇の介助で気をつけることは?」とチャットで質問すると、AIが社内マニュアルを基に即座に回答。ベテラン職員への質問による業務中断が激減しました。
記録業務の半減: 音声入力とAIの要約機能により、1日あたり約1時間かかっていた日報・記録作成業務が20分に短縮され、利用者のケアに充てる時間を増やすことができました。
【施設長・新人介護スタッフの声】
「介護記録の作成が劇的にラクになりました。業務終わりにタブレットへ向かって『今日〇〇さんは昼食を完食し、午後は機嫌良くリハビリに参加…』と話しかけるだけで、きちんとした業務日報の文章に整えてくれるのには感動しました。また、社内専用のAIチャットは新人スタッフの『頼れる先輩』になっています。忙しく走り回っているベテランに質問しづらい時でも、AIが過去のマニュアルから的確な対応手順を教えてくれるため、ケアの品質が均一化し、離職率の低下にも繋がっています。」
企業の課題解決は、プライムホールディングスにまるごとお任せください
【プライムホールディングス担当者よりコメント】
最新技術を導入しても、現場のスタッフに使われなければ意味がありません。特に介護の現場ではPCに向かう時間を確保することが難しいため、「いかに直感的に、かつ安全に入力できるか」にこだわりました。クローズドな環境で情報漏えいを防ぎつつ、音声入力というハードルの低いインターフェースを採用したことで、AIが現場の頼もしい「相棒」として定着していく過程をサポートできました。
事例掲載にご協力いただいたS様ありがとうございました。
【導入ソリューション・製品一覧】
【まずはご相談ください】
企業が抱える業務課題や既存のシステム環境は、一社として同じものはありません。私たちは、単なる機器の販売やシステムの導入をゴールとするのではなく、お客様の事業課題に寄り添い、「働き方そのもの」をより良くするための最適なロードマップを共に描くパートナーでありたいと考えています。
「何から手をつければいいか分からない」「自社に合った解決策を知りたい」といった段階でも構いません。まずは、皆様がいま抱えている現場のお悩みをお気軽にご相談ください。