参考資料

7月31日

あらためて5月8日に発表された、会社資料を収載しました。将来の収益に関する不確実性について、非常に小さい文字で記載されている「重要事項」によって経営陣が免責されています。反対に投資家がどれだけのリスクを負うことになるのか、確認する必要があります。

6月28日の株主総会を終えて、一番気になった問題です。

シャイアーとのM&Aによる最終損益への影響を懸念する一般株主の質問に対してWeber社長は英国の規制(Takeover Code)によりOfferからClosingまでの間は新会社に関する数値を開示することはできないと答えました。Takeover Codeは逆に、15カ月以上さきの将来数値については会計士の見解を必要としない、など収益見通しの開示を促す懇切丁寧な指針を示しています。

Takeover Codeを初めて手に取りました。M&Aによって株主や従業員が不利益を被らないように配慮したガイドラインでもあると感じました。株主が判断するうえで必要な収益見通しとその根拠を経営陣が開示せずにM&Aを進行させるための道具でないことは明白です。収益見通しに関連するセクションKのルール28を抜粋しました。数値の根拠を明示し、わかりやすく、など一般株主への配慮も行き届いた指針です。是非、ご一読ください。株主総会での発言はTakeover Codeのどの部分を指しているのか、Weber社長は回答する義務があります。400ページを超える英文を読むのは大変ですが全文テキストも添付しました。


第6号議案 定款の一部変更の件(定款の追加について)を「武田薬品の将来を考える会」が提案しました。株主総会招集通知の14ページをご覧ください。



武田によるシャイアー社の買収(2018年5月8日)