2023.4.10
2022.10.17
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2022.1.28
クリーンスポーツ・アスリートサイトがリニューアルされました。
2021.1.1
2021年1月1日から 「世界アンチ・ドーピング規程(CODE)」が変わりました
アンチ・ドーピングとは、ドーピング行為に反対(antiアンチ)し、スポーツがスポーツとして成り立つための、教育・啓発や検査といった様々な活動のことです。スポーツは、そもそも、その参加者がフェア(公正)でなければ成り立ちません。JADAは、アンチ・ドーピング活動によって、すべての人がフェアであることを支え、アスリートの健康を保護するために、ドーピングの撲滅を目指しています。
JADAのアンチ・ドーピング活動には、2つの種類があります。1つ目は、残念ながら現在スポーツにおいて報告されるドーピングをゼロにすること。そして2つ目は、スポーツにおいてドーピングが起こらないよう予防的な活動をすることです。
アンチ・ドーピングは決してドーピングしているアスリートを排除するだけの活動ではありません。アスリートがドーピングのリスクを理解し、そのうえで自分自身、自分のとりくむ競技、スポーツ全体を守るために具体的な行動を行うことや、その教育活動を推進すること。さらに、ドーピングを予防する観点から、スポーツ、社会における「フェアネス」の価値観を共有していくこともアンチ・ドーピング活動に含まれます。
世界中の全ての人々が、公平で公正なスポーツに参加することを保証できるよう、アンチ・ドーピングのルールは、世界のどこでも、等しく、同じルールが適用されています。それが、世界アンチ・ドーピング機構(World Anti-Doping Agency; WADA)が公開する「世界アンチ・ドーピング規程」です。
世界アンチ・ドーピング規程は、みんなが守るべき、みんなのルールとして、様々な人々の意見を集約して生まれたものです。もし、たとえたった一人の参加者でも、このルールを守らずにドーピング行為をするならば、スポーツはスポーツとして成り立たず、スポーツが社会に対して担う役割をも裏切ることになります。だからこそ、スポーツに関わる全ての人々が、個々の競技を越え、アンチ・ドーピングに協力し、参加する必要があります。