■教員業績
<学術論文>
「振り込め詐欺の『出し子』の罪責について」上智法学論集59巻3号213頁(2016年)
「インフォームド・コンセントにおける仮定的同意(1)」北大法学論集68巻1号61頁(2017年)
「インフォームド・コンセントにおける仮定的同意(2・完)」北大法学論集68巻2号45頁(2017年)
「精神科医療におけるインフォームド・コンセント」法と精神医療34号1頁(2020年)
「正当化要件としての患者の同意とインフォームド・コンセント―『仮定的同意』の問題を手掛かりとして―」(博士学位請求論文、北海道大学、2021年6月30日)
「正当化要件としての患者の同意とインフォームド・コンセント―『仮定的同意』の問題を手掛かりとして―(1)」北大法学論集72巻4号1頁(2021年)
「正当化要件としての患者の同意とインフォームド・コンセント―『仮定的同意』の問題を手掛かりとして―(2)」北大法学論集72巻6号63頁(2022年)
「介護施設等における誤嚥死亡事故に対する業務上過失致死罪の成否に関する序論的考察―あずみの里事件を手掛かりとして―」沖縄大学経法商学部紀要5号33頁(2022年)
「正当化要件としての患者の同意とインフォームド・コンセント(3)―「仮定的同意」の問題を手掛かりとして― 」北大法学論集74巻2号71頁(2023年)
「盗撮行為における迷惑防止条例と性的姿態撮影等処罰法との関係について―最決平成20年11月10日刑集62巻10号2853頁、最決令和4年12月5日裁時1805号7頁を素材として― 」上智法学論集67巻1-3号99頁(2024年)
「正当化要件としての患者の同意とインフォームド・コンセント(4)―「仮定的同意」の問題を手掛かりとして― 」北大法学論集74巻4-6号507頁(2024年)
「沖縄県における臓器提供の現状と課題(2023年) 」沖縄大学経法商学部紀要7号1頁(2024年)
<著書>
井田良・城下裕二編著(共著)『刑法各論判例インデックス(第2版)』「電磁的公正証書原本不実記録罪における『虚偽の申立て』および『不実の記録』」「電子計算機を使用して仮想通貨のマイニングを行わせるプログラムコードと『不正指令電磁的記録』該当性」「3Dデータファイルのわいせつ電磁的記録該当性および違法性阻却」「公務執行妨害罪における公務性・適法性―分掌事務に直接該当しない行為」(商事法務、2023年)
<学会報告>
SNS等の仮想世界におけるルールの形成プロセスと確立についての研究 〜SNSマーケティングを用いた企業の広告活動の法規制に関する研究構想〜(日本刑法学会北海道部会、2016年7月8日)
講演会 Prof. Dr. Henning Rosenau “Informed consent- Illusion oder Realität des Medizinrecht?“(インフォームド・コンセントー医事法の幻想か現実か?) 通訳(日本刑法学会北海道部会、2017年11月11日)
精神科医療におけるインフォームド・コンセント―日本・ドイツ刑法学における議論を中心に―(法と精神医療学会第34回大会、2019年3月9日)
インフォームド・コンセントの刑法的意義と限界について(日本刑法学会北海道部会、2019年10月12日)
被告人が、殺意をもって手及び腕でAの頸部を絞めつけ、頸部圧迫による窒息により死亡させたとして殺人罪で起訴された事案の控訴審において、原判決がAの死因を頸部圧迫による窒息死と認め、そのことを前提に、殺人の実行行為性、被告人の行為とAの死亡との因果関係、被告人の殺意を認定したことは、論理則、経験則に照らして不合理であり、また、被告人に正当防衛の成立を認めなかったことについても誤認があるとして、破棄自判し、被告人に無罪を言い渡した事例(大阪高判平成30年10月31日判時2453号96頁)(日本刑法学会北海道部会、2021年5月15日)
医療ネグレクトにおけるインフォームド・コンセントの在り方と法(第7回北大・部局横断シンポジウム一般演題ポスターセッション、2021年10月1日)
<科学研究費補助金>
種別:若手研究
研究期間:2024-2027年度
研究課題名:自己決定権の刑法的保護の観点からみた被害者の同意の有効性に関する研究
研究代表者又は研究分担者の別:研究代表者(富山侑美)
研究経費(直接経費):総額3100千円
<科学研究費補助金以外の研究費>
資金制度名:沖縄大学地域研究所共同研究班研究助成
研究期間:2023年度
研究課題名:沖縄の家族観・死生観にみる臓器提供に関する法と政策―より多くの命を救うために―
研究代表者又は研究分担者の別:研究代表者(富山侑美)
研究経費(直接経費):総額200千円
資金制度名:沖縄大学 特別研究助成費(学術研究奨励費)
研究期間:2023年度
研究課題名:仮定的同意の研究ー背任罪における委託者の意思を手掛かりとしてー
研究代表者又は研究分担者の別:研究代表者(富山侑美)
研究経費(直接経費):総額350千円
資金制度名:沖縄大学地域研究所 全学研究プロジェクト
研究期間:2024年度
研究課題名:沖縄県の臓器移植に関する法・政策・倫理―より多くの命を救うために―
研究代表者又は研究分担者の別:研究代表者(富山侑美)
研究経費(直接経費):総額400千円
■教育業績
<主な担当科目等>
刑法総論
刑法各論
刑事政策
医事法
問題発見演習
基礎演習
専門演習
<教育活動成果>
2023年度 沖縄大学経法商学部 ゼミナール大会 経法商学会長賞(基礎演習Ⅱ)、学生特別賞(専門演習d)