■教員業績
＜著書＞
『パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグ：対話・つながり・共に生きる』（2023）遠見書房
担当部分：「沖縄戦を生きぬいた人びとの対話―世界が『平和』であるために」.pp.195-202」
『沖縄戦を生きぬいた人びと―揺れる想いを語り合えるまでの70年―』（2017）創元社 単著
『心理臨床の学び方―鉱脈を探す，体験を深める―』（2015）創元社
担当部分：「臨床研究における方法論をめぐって―『共創』という視点―. pp.43-63」
『教育と学びの心理学：基礎力のある教師になるために』（2013）名古屋大学出版会
担当部分：「第Ⅲ部進路と心の問題 第19章学校にせまる危機 キーワード. pp.308-309」
『戦争記憶の継承：語りなおす現場から』（2011）社会評論社
担当部分：「沖縄県の戦争体験者のいま. pp.65-85」
＜翻訳＞
『レジリエンスを育むフォーカシング：コミュニティ・エンパワーメントの技法』（2020）金子書房
担当部分：「よい聴き手、よい話し手. pp.107-121」「ストレスと感情. pp.122-138」
＜学術論文 ※単独および筆頭のみ＞
吉川麻衣子（2021）オンライン高齢者サポート・グループの可能性―「沖縄戦を体験した人びとの語らいの場」のプロセスをもとに―. 人間性心理学研究39（1）：3-11
吉川麻衣子（2021）学修ポートフォリオの取り組み方の違いに影響を及ぼす要因―自律的動機づけの内在化と内的経験に着目して―. 教職実践研究11：1-11
吉川麻衣子（2020）紡がれる記憶―沖縄戦体験者と「見える物語綴り法」―. 臨床心理学増刊12：137-143
吉川麻衣子（2020）初めて「学修ポートフォリオ」を導入した科目での教育的成果と課題―学生と教員の協働による授業改善に向けて―. 教職実践研究10：27-34
吉川麻衣子（2018）沖縄戦の語りとその後. 臨床心理学18（5）：625
吉川麻衣子（2018）トランスジェンダー青年が抱く性別違和感の思春期・青年期における変容過程―複線径路・等至性モデル（TEM）による分析―. 沖縄大学人文学部紀要20：1-16
吉川麻衣子（2017）沖縄県の学校現場における『性の多様性』の実態―教職員を対象とした基礎調査をもとに―. 沖縄大学人文学部紀要19：1-15
吉川麻衣子（2016）沖縄戦体験者の語り. 臨床ナラティヴアプローチ3：13-31
吉川麻衣子（2016）心理臨床領域における「性の多様性」に関する課題と展望―2010年以降の研究動向をもとに―. 沖縄大学人文学部紀要18：25-40
吉川麻衣子・島村聡・山代寛（2016）「ユニバーサル社会入門」における「性の多様性」の授業実践. 沖縄大学人文学部紀要18：99-112
吉川麻衣子（2015）教職科目「教育相談の理論と方法」における「多様な性」に関する授業実践―性の確かな理解とDiversityの視点―. 教職実践研究5：1-8
吉川麻衣子（2015）非行少年等の心理教育的支援を目的としたエンカウンターグループ実践―グループ・プロセスと少年の参加体験の分析を中心に―. 沖縄大学人文学部紀要17：113-120
吉川麻衣子（2015）高齢者福祉施設における沖縄戦体験の語りの実態調査―語りに対する施設従事者の対応と想いを中心に―. 沖縄大学人文学部紀要17：77-83
吉川麻衣子（2013）「沖縄戦体験を語らう場」の実践的意義―「戦争に奪われたもの」を取り戻していった80歳女性の物語を通して―. 沖縄大学人文学部紀要15：51-59
吉川麻衣子（2013）自閉症を抱える小1児童の校内支援体制づくりの実践―学校と保護者を橋渡しするスクールカウンセラーの立場から―. 教職実践研究3：25-30
吉川麻衣子（2011）小1プロブレムの予防を目的とした多面的な心理教育プログラムー幼小連携におけるスクールカウンセラーの役割―. 教職実践研究2：1-5
吉川麻衣子（2011）対人関係の困難さを抱えた高校生の進路選択における心理過程―自分なりの生き方を模索する過程にスクールカウンセラーとして寄り添って―. 臨床心理学論集6：27-33
＜学会発表 ※単独のみ＞
Yoshikawa,M.（2021） What Does War Mean to the Okinawan Survivors of the Second World War? ：A 20-year Longitudinal Study. 32th International Congress of Psychology, 2020+
吉川麻衣子（2018）沖縄戦を生きぬいた人びとと私. 日本福祉心理学会
Yoshikawa, M.（2016）The Psychological Impact and Posttraumatic Growth of Okinawan Survivors of the Second World War: A 15-year Longitudinal Study’ 12th World Association for Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling Conference, PCE Conference 2016 （New York, USA）
吉川麻衣子（2016）「戦争体験を糧に生きる」ということ―沖縄での15年の縦断的調査を通して―. 日本人間性心理学会
吉川麻衣子（2015）自発的なナラティブを活かす「見える物語綴り法」の開発―終末期の沖縄戦体験者の抑うつ度と語りの変容を中心に―. 日本心理臨床学会
吉川麻衣子（2014）沖縄戦体験者の回想の質とレジリエンスに関する経年変化. 日本心理学会
吉川麻衣子（2013）語らうことと戦争体験のとらえ方の変化との関連―「沖縄戦体験を語らう会」継続参加者24名の縦断的調査を通して―. 日本心理臨床学会
吉川麻衣子（2012）「当事者性」を臨床に活かす. 日本人間性心理学会
＜外部資金＞
日本学術振興会科学研究費補助金（2022-2026）基盤研究（C）研究代表者
研究課題：沖縄戦体験者の物語を伝え紡ぐ―ICTを活用した世代と地域をこえる語らいの場の共創―
日本学術振興会科学研究費補助金（2016-2021）基盤研究（C）研究代表者
研究課題：沖縄戦体験者のニーズに即した「見える物語綴り法」の開発と高齢者心理臨床への応用
日本学術振興会科学研究費補助金（2013-2016）若手研究（B）研究代表者
研究課題：人生の最期に向かう沖縄戦体験者との「見える物語綴り法」の共創に関する探索的研究
＜その他＞
公認心理師（第18519号）2019年2月5日
臨床心理士（第14199号）2005年4月1日
■教育業績
＜主な担当科目＞
学部：青年期のこころの発達・心理学入門・臨床心理学・発達心理学・心理学と心理的支援・教育相談の理論と方法（初等・中等）・発達と教育の心理学・問題発見演習ⅠⅡ・専門演習abcd
大学院：臨床心理学特論
■その他
＜参考＞