大阪電気通信大学では、日本マイクロソフト株式会社とのEES契約に基づき、大学所有のコンピュータであれば、WindowsOSのアップグレードやMicrosoft Office、Visual Studioをインストールして利用することが可能です。
本マニュアルでは、Visual Studio Professional/Enterprise 2017のインストール方法を説明します。
CPU :1.8GHz以上のプロセッサ(デュアルコア以上を推奨)
メモリ :2GB以上(4GB以上を推奨)
ハードディスク :20~130GB以上の空き領域(インストールするコンポーネントにより異なる)
ディスプレイ :画面解像度1280x720以上(1366x768以上を推奨)
OS :Windows 7SP1 / 8.1 / 10、WindowsServer 2012R2 / 2016
Visual Studio Professional/Enterprise 2017のインストールメディアは、コンポーネントの追加・更新の情報をインターネット経由で取得するオンラインインストーラとなっています。学内ネットワーク等に接続し、インターネットアクセスできる状態でインストール作業を行ってください。
・本学の教職員・学生以外は利用することができません。
・研究室・実験室・事務室に設置されている大学所有のPCにのみインストールし利用することができます。
・本学の都合により、将来的に本ライセンスを利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Windows7/8.1にVisual Studio Professional/Enterprise 2017をインストールする場合、あらかじめ所定のWindows更新プログラムが適用されている必要があります。もし、更新プログラムが適用されていない状態でインストールを行うと、インストール途中でエラーとなり正しくインストールされませんので、次の手順で更新プログラムが適用されているかどうかを確認し、適用されていないければあらかじめ適用してからVisual Studio Professional/Enterprise 2017のインストールを行ってください。
ServicePack1が適用済みかどうかを次の手順で確認してください。
(1)スタートボタンをクリックし、スタートメニューの「コンピュータ」の上で右クリックして「プロパティ」を選択します。
(2)マイコンピュータのプロパティが表示されます。「WindowsEdition」の項目のところに「ServicePack1」と表示されていれば、ServicePack1が既に適用されています。
(3)もし、ServicePack1が適用されていなかった場合は、WindowsUpdateから適用するか、もしくは次のページを参考に適用してください。
Microsoft Windows7 ServicePack1:
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7/sp1/default.aspx
なお、WindowsUpdateから適用する場合は、更新プログラムの適用順序や依存関係の都合により、何回もWindowsUpdateを実行しないと適用されない場合がありますので、WindowsUpdateを実行した後に(1)~(2)の手順で適用されているかどうかを確認し、適用されていなければ再度WindowsUpdateを実行するようにしてください。
更新プログラムKB2919355は、Windows8.1向け更新プログラムの累積パッケージです。次の手順で適用されているかどうか確認してください。
(1) スタートメニューから「コントロールパネル」を選択します。
(2)コントロールパネルが表示されます。プログラムのところの「プログラムのアンインストール」をクリックします。
(3) プログラムのアンインストールまたは変更画面が表示されます。左メニューの「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
(4) インストールされている更新プログラムの一覧が表示されます。一覧の中に「Microsoft Windows (KB2919355)の更新プログラム」が表示されていれば、更新プログラムKB2919355が既に適用されています。
(5) もし、更新プログラムKB2919355が適用されていなかった場合は、WindowsUpdateから適用するか、もしくは次のページを参考に適用してください。
Windows 8.1 Update (KB2919355):
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42327 (32bit OS用)
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42335 (64bit OS用)
なお、WindowsUpdateから適用する場合は、更新プログラムの適用順序や依存関係の都合により、何回もWindowsUpdateを実行しないと適用されない場合がありますので、WindowsUpdateを実行した後に(1)~(4)の手順で適用されているかどうかを確認し、適用されていなければ再度WindowsUpdateを実行するようにしてください。
※以下はVisual Studio Professional2017の画面で説明していますが、Visual Studio Enterprise2017も同様の手順でインストールを行ってください。
2-1.インストールメディアをドライブに入れると自動再生画面が表示されますので、「setup.batの実行」を選択します。
もし、自動再生画面が表示されない場合は、インストールメディアの中のインストーラ(setup.bat)を実行します。
実行するのはsetup.batです。productフォルダの中にあるファイルは直接実行しないでください。
2-2.インストール開始確認画面が表示されます。他に実行しているプログラムがあれば終了した上で、[OK]ボタンをクリックします。
2-3.ライセンス条項等の確認画面が表示されます。内容を確認の上、同意する場合は[続行]ボタンをクリックします。
2-4.インストールファイルの取得処理が行われます。
インストールファイルをダウンロードできない旨の画面が表2-4.インストールファイルの取得処理が行われます。示された場合は[閉じる]ボタンをクリックし、学内ネットワーク等に接続してインターネットアクセスできるようにした上で、あらためて2-1.の手順からやり直してください。
2-5.インストールするコンポーネントとインストール先の選択画面が表示されます。「ワークロード」「個別のコンポーネント」「言語パック」のそれぞれのタブでインストールするコンポーネントを選択し、必要に応じてインストール先を変更して、[インストール]ボタンをクリックします。
2-6.インストール処理が行われます。
インストール完了画面が表示されますので、「起動」をクリックしてVisual Studio Professional 2017を起動します。
なお、インストール完了画面で「再起動が必要です。」と表示された場合は、[再起動]ボタンをクリックして再起動を行った後、Visual Studio Professional/Enterprise 2017を起動します。
2-7.Visual Studio のオンライン開発者サービスへのサインイン画面が表示されます。「後で行う。」をクリックします。
2-8.環境設定画面が表示されます。必要に応じて開発環境設定、配色テーマを選択し、[Visual Studioの開始]ボタンをクリックします。
2-9.Visual Studio Professional/Enterprise 2017のスタートページが表示されます。これでインストール作業は完了です。
以上