Unity教育機関向けライセンス(macOS)
インストールマニュアル
2024年12月9日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
2024年12月9日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
大阪電気通信大学では、Unityの教育機関向けライセンスを取得していますので、大学所有のコンピュータであれば、Unityをインストールして利用することができます。
本マニュアルでは、教育機関向けライセンスでUnityを利用するためのインストールとアクティベーション方法を説明します。
Unityのインストールが完了した時点ではライセンスが付与されていませんが、アクティベーション作業を行うことによりライセンスが付与されて、Unityを利用することが可能となります。
・教育以外の目的には利用できません。
・本学の教職員・学生以外は利用できません。
・本学が所有するコンピュータ(本学が購入したもの)にのみインストールすることができます。
・利用マニュアルは付属しませんので、市販の書籍等を利用してください。
・本学の都合により将来的にキャンパスライセンスが利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Unity社よりUnityHubのインストーラをダウンロードしてインストールします。
1-1.Unity Technology のダウンロードサイト(https://unity.com/ja/download)にアクセスし、UnityHubのインストーラをダウンロードします。
1-2.ダウンロードしたインストーラ UnityHubSetup.exe をダブルクリックして実行します。
1-3.Unityライセンス契約書(Unity Term of Service)が表示されます。
内容を確認の上、同意する場合は[同意する]ボタンをクリックします。
1-4.ディスクイメージがマウントされてインストール画面が表示されます。Unity Hubアイコンを(アプリケーションApplications)フォルダのアイコンにドラッグし、コピーします。
1-5.コピーが完了すればインストールは完了です。アプリケーション(Applications)フォルダをクリックし、Unity Hubのアイコンが作成されていることを確認してください。
インストールを完了した時点では、UnityHubにはライセンスが付与されていません。UnityIDでサインインし、アクティベーションを行うことによりライセンスが付与されますので、次ページ以降の手順でアクティベーションを行ってください。
ライセンスのアクティベーションを行うにあたって、次の手順でUnityIDを作成してください。
※すでに本学AC.JPドメインのメールアドレス(末尾がosakac.ac.jp)のUnityIDを保有している方は3.に進んでください。
2-1.Unity Technology のダウンロードサイト(https://unity.com/ja/download)にアクセスし、右上のアカウントボタンをクリックし、[UnityIDを作成]を選択します。
2-2.UnityIDの作成画面が表示されます。
必要事項を入力し、画面に表示されている内容を確認した上でチェックボックスにチェックを入れて、[Create a Unity ID]ボタンをクリックします。
<入力内容>
Email: 本学AC.JPドメインのメールアドレス(~@osakac.ac.jp)を入力します。
Password: UnityIDのパスワードとして使用する文字列を入力します。
Username: UnityHUB上で表示されるハンドルネームを決めて入力します。
(Full Nameと同じでも問題ありません)
Full Name: 氏名をローマ字で入力します。(例:電通太郎→DENTSU Taro)
<利用規約等のチェックボックス>
3つ並んでいるチェックボックスのうち、上の2つ(Unity の利用規約と、Unity のプライバシーポリシーに従うこと)は必須となります。一番下の1つ(Unityのマーケティングに協力しメール等で通知を受け取ること)は任意となります。
<reCAPTCHAのチェックボックス(私はロボットではありません。)>
チェックを入れると reCAPTCHA による確認画面が表示されます。画面の指示に従って確認作業を行ってください。
2-4.確認画面が表示され、3-3.で入力したUnityIDのメールアドレスに確認メールが送信されます。
※この画面はそのままにしてメールを確認します。
2-5.UnityIDのメールアドレスに届いているメールを確認し、メール文中の[Link to confirm email]ボタンをクリックします。
ブラウザが開き、reCAPTCHAのチェックボックス(私はロボットではありません。)が表示されます。
チェックを入れると reCAPTCHA による確認画面が表示されます。画面の指示に従って確認作業を行い、チェックが入ったことを確認して、[Verify]ボタンをクリックします。
UnityIDのサインイン画面が表示されます。この画面は閉じます。
2-6.2-4.の画面に戻り、[Continue]ボタンをクリックすると、Unity社サイトにUnityIDでサインインし、2-2.で入力した内容が表示されます。
これでUnityIDの作成は完了です。右上のアカウントボタンをクリックし、[Sign out]をクリックしてサインアウトしてください。
3-1.アプリケーションフォルダのUnityHubアイコンをダブルクリックして起動します。
3-2.UnityHubが起動します。[Sign in]ボタンをクリックします。
3-3.ブラウザが起動し、UnityIDのサインイン画面が表示されます。
2.で作成したUnityIDのメールアドレスとパスワードを入力し、[Sign in]ボタンをクリックします。
サインイン処理が行われ、ブラウザの画面が「Launching Unity Hub」という表示に切り替わります。
ブラウザがUnityHubを開いてよいかどうかの確認画面を表示しますので、[許可]をクリックします。
3-4.UnityHubの画面に戻り、UnityHubへのサインイン処理が行われます。
ここで、UnityHubの画面に右のように「Something went wrong.・・・」と表示された場合は、おそらくプロキシ設定が原因で UnityHub へのサインインに失敗しています。4.の「UnityHub起動用アイコンの作成」を行った上で、そのアイコンからUnityHubを起動し、あらためて3-2.以降の手順で進めてください。
また、UnityIDにUnity個人利用版(Unity Personal)のライセンスを付与するかどうかの確認画面が表示された場合は、必要であれば[Agree]ボタンを、不要であれば[Disagree]ボタンをクリックします。
※Unity教育機関向けライセンスは、Unity個人利用版(Unity Personal)のライセンスが付与されていなくても利用することができます。
3-5.UnityEditor6をインストールするかどうかの確認画面が表示されます。
[Skip installation]ボタンをクリックします。
※UnityEditorは、UnityHubの「Install」のところから必要なバージョンをインストールして利用してください。
3-6.UnityHubが起動します。右上の[Manage licenses]ボタンをクリックします。
3-7.ライセンス管理画面が表示されます。[Add]ボタンをクリックし、続けて表示されるライセンスタイプの選択画面から、[Activate with serial number]を選択します。
3-8.ライセンス番号の入力画面が表示されます。
Unity教育機関向けライセンスのライセンス番号は、次のアドレスに掲載していますので、取得して入力し[Activate license]ボタンをクリックします。
<Unity教育機関向けライセンス ライセンス番号> ※@osakac.ac.jpによるログインが必要
https://drive.google.com/file/d/11G9v4RxcBe3p_UzOPM11ZkgdK86njOFs/view?usp=drive_link
3-9.キーチェーンにライセンス情報を追加して良いかどうかの確認画面が表示されます。
管理者権限のあるアカウントのユーザー名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
3-10.アクティベーションが行われます。成功するとライセンス情報が表示されます。
これでUnityHubのインストールとアクティベーションは完了です。
※アクティベーション後は、UnityHubからサインアウトしても、ライセンス情報が保持されます。
3-11.なお、UnityHub の[Preferences]ボタンをクリックし、「Apperance」-「Language」から「English」→「日本語」に変更すると、表示を日本語に切り替えることができます。
アプリケーションフォルダの UnityHub アイコンをダブルクリックして起動するとUnityHubへのサインインに失敗する場合は、UnityHubの起動時にプロキシサーバを指定する必要があります。
次の手順で「プロキシサーバを指定した上でUnityHubを起動するスクリプトのアイコン」を作成し、そのアイコンからUnityHubを起動してください。
4-1.アプリケーションフォルダの[ユーティリティ]を開き、ターミナルをダブルクリックして開きます。
4-2.ターミナルが表示されます。
次のテキストをコピーし、プロンプト(%)の後にペースト(貼り付け)します。
<ターミナルにコピー&ペースト(貼り付け)する文字列>
※プロキシサーバを指定してUnityHubを起動するスクリプトになります。
echo '#!/bin/bash
export HTTP_PROXY=http://wwwproxy.osakac.ac.jp:8080
export HTTPS_PROXY=http://wwwproxy.osakac.ac.jp:8080
nohup "/Applications/Unity Hub.app/Contents/MacOS/Unity Hub" &>/dev/null &' > launchUnityHub.command
chmod +x launchUnityHub.command
ターミナルに貼り付けしたら、[Enter]ボタンを押します。
コピー&ペーストした下の行に、プロンプト(%)が再び表示されたことを確認します。
エラー表示なくプロンプト(%)が表示されていることが確認できたら、ターミナルを終了します。
4-3.Finderのメニューから、[移動]-[コンピュータ]を選択します。
Finderが開きます。[Macintosh HD]-[ユーザ]を開き、ログインしているユーザー名のフォルダをダブルクリックして開きます。
4-4.ログインしているユーザー名のフォルダ内にある「launchUnityHub.command」というファイルが、UnityHub起動用スクリプトのアイコンとなりますので、これをデスクトップに移動します。
UnityHubを起動する際は、必ずこのファイルをダブルクリックして起動してください。
以 上