Trend Micro Apex One エージェント(Mac版)

インストールマニュアル

2023年2月6日版

メディアコミュニケーションセンター(MC2)


Trend Micro Apex One エージェントMac版)インストールマニュアル

 

大阪電気通信大学では、トレンドマイクロ株式会社とのライセンス契約を締結しており、本学の教職員および学生であれば、個人所有のPCにTrend Micro Apex One エージェントをインストールして利用することが可能です。

本マニュアルでは、Trend Micro Apex One エージェントのインストール方法を説明します。

留意事項

最新のOS、OSメジャーアップデートに対応したパッチが公開されるまでに時間がかかる場合があります。

インストーラの取得及びインストール、アップデートには、学内ネットワークに接続する必要があります。

利用にあたっての注意事項(厳守)

・個人所有のPC(ただし、一人あたり3台まで)にインストールし利用することができます。なお、利用できるのは本学に在学・在職している間に限ります。卒業・退学・退職した際は速やかに利用を中止し、アンインストールしてください。

・ライセンス契約条件の変更等の理由で、将来的に利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

・大学がライセンス契約を終了した場合にも利用を中止し、アンインストールしてください。

1.製品のインストール

MacAfeeやESETなどのセキュリティソフトがすでにインストールされている場合は、事前にアンインストールしてください。

インストール作業は、必ず管理者権限のあるユーザーで行ってください。

Mac版のインストールは学内ネットワークに接続の上行ってください。

1-1.インストーラの取得

commandキーを押しながら「K」キーを押し、「サーバへ接続」ウィンドウを表示します。入力欄に次のネットワーク共有フォルダ名を入力し、「接続]クリックします。

<ソフトウェア配布用共有フォルダ>

smb://mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp/Installer/TrendMicro/ApexOne/Personal/MacOS/

「サーバに接続しようとしています」ウィンドウが表示されますので、「接続]」クリックします。

ユーザー名 :MC2アカウント名

                           (例)MC2アカウント名がxx01y234の場合

                                   xx01y234

パスワード : MC2アカウントのパスワード

ソフトウェア配布用ファイルサーバが表示されます。

「mac_personal」フォルダごとデスクトップにコピーしてください。

1-2.インストール

デスクトップにコピーした「mac_personal」フォルダをダブルクリックして開きます。

「tmsminstall.zip」圧縮フォルダをダブルクリックして解凍します。

「tmsminstall」フォルダを開きます

「tmsminstall.pkgパッケージをダブルクリックして実行します。

ソフトウェアがインストール可能かを判断するプログラムの実行が必要です。

プログラムの実行許可を求めるダイアログが表示されます。
今回のプログラムの提供元は明確なので「許可」をクリックします。


※M1チップ Macのみ

Intelプロセッサを前提とした機能をM1チップ搭載のMacで使用する場合「Rosetta」のインストールが必要です。
インストールされていない場合はダイアログが表示されるので「インストール」をクリックしてインストールします。

※M1チップ Macのみ

Rosettaのインストールを許可する必要があります。

端末のユーザ名とパスワードを入力し、「ソフトウェアをインストール」をクリックします。

※M1チップ Macのみ

「インストール済み」と表示されたら「完了」をクリックしてダイアログを閉じます。

※M1チップ Macのみ

再度、プログラムの実行許可を求めダイアログが表示されるので、「許可」をクリックします。


インストーラの表示に従いインストール作業を進めます。

「続ける」をクリックして次に進みます。

確認事項が表示されます。

内容を確認し、問題がなければ「続ける」をクリックします。

ソフトウェアのインストールに必要な空き領域が示されます。

問題がなければ「インストール」をクリックし、インストールを開始します。

認証を求められるので、端末のユーザ名とパスワードを入力します。

入力完了後に「ソフトウェアをインストール」をクリックします。

ソフトウェアのインストールが始まります。

しばらく待機します。

ファイルへのアクセス権を求められます。

「OK」をクリックしてアクセスを許可します。

機能の一部がシステムにブロックされます。

設定の変更はこの後の手順で行うため、ここでは「OK」をクリックします。

複数回表示される場合は都度「OK」をクリックしてください。

インストール自体は完了ですが、ソフトウェアの権限設定ができていないのでこのままでは動作しません。

インストーラの画面は必要ないので「閉じる」をクリックして閉じます。

権限のセットアップを案内してくれる画面が表示されます。

表示されるまでに時間がかかる場合があります。
その場合は、表示されるまで待機してください。

案内に従って作業を行います。

「続行」をクリックして権限の設定を行っていきます。

システム拡張機能の許可を設定します。

画面表示に従って作業してください。
正しく設定できていない場合はソフトウェアが動作しません。

「[セキュリティとプライバシー]を開く」をクリックします。

Macのシステム環境設定のセキュリティとプライバシーの画面が開きます。

画面左下部のカギマークをクリックして設定を変更できるようにします。

認証を求められるので、端末のユーザ名とパスワードを入力します。

入力完了後に「ロックを解除」をクリックします。


グレーアウトしていた箇所が操作できるようになっています。

「一部のソフトウェア…求められます。」の右部にある
詳細…」をクリックします。


Apex Oneエージェントの機能に権限を与えます。

iCore Serviceのチェックを2つとも入れます。

「OK」をクリックします。


iCore Serviceによるネットワークコンテンツのフィルタリングを許可します。

「許可」をクリックします。

Macのシステム環境設定のセキュリティとプライバシーの画面は閉じてください。


1~5の手順を行ったら「続行」をクリックし、次へ進みます。


フルディスクアクセスの許可を設定します。

画面表示に従って作業してください。
正しく設定できていない場合はソフトウェアが操作しません。

「[セキュリティとプライバシー]を開く」をクリックします。


Macのシステム環境設定のセキュリティとプライバシーのフルアクセスの画面が開きます。

画面左下部のカギマークをクリックして設定を変更できるようにします。


認証を求められるので、端末のユーザ名とパスワードを入力します。

入力完了後に「ロックを解除」をクリックします。


iCore Serviceをクリックします。


iCore Serviceを終了してフルディスクアクセスを有効にします。

「終了して再度開く」をクリックします。


Trend Micro Extensionをクリックします。



5.「ファイルの場所を開く」をクリックします。



アプリケーションフォルダが開きます。

「Apex One(Mac)セキュリティーエージェント」をドラッグ&ドロップでフルディスクアクセスのアプリケーションリストに追加します。



iCore Serviceを終了してフルディスクアクセスを有効にします。

「終了して再度開く」をクリックします。


権限のセットアップを案内してくれる画面は自動で閉じます。

加えて、セキュリティエージェントコンソールが起動します。
もし、起動しない場合はメニューバーのアイコンより起動できます。

「セキュリティ権限が必要」と表示されている場合は、端末の再起動を行ってください。

再起動後はメニューバーのアイコンよりセキュリティエージェントコンソールを起動できます。

インストール後の初回アップデートを行います。

「アップデート」をクリックします。

初回のアップデートが行われるので「保護されています」の表示に変わりるまで待ちます。

これでインストール作業は完了です。

2.アップデート

各種パターンファイルのアップデートは毎日0時00分に自動で行われます。

Mac版のアップデートは学内ネットワークに接続する必要があります。

パターンファイルの手動アップデート

 セキュリティエージェントコンソールより「アップデート」をクリックします

しばらく待ち、右図のような画面になるとアップデート完了です。


3.アンインストール

卒業・退学・退職した際は速やかに利用を中止し、アンインストールしてください。

インストール時に取得した「mac_personal」フォルダを開きます。
「tmsmuninstall.zip」をダブルクリックして解凍します。

※削除した場合は、インストール手順を参照して取得してください。

「tmsmuninstall」フォルダを開きます。

Apex One (Mac)...をダブルクリックして実行します

権限の許可を求められるので「OK」をクリックします。

アンインストーラの実行を許可します。

ユーザ名とパスワードを入力、「OK」をクリックします。

 アンインストーラが起動します。

 「アンインストール」をクリックします。

不要な機能を削除します。

「続ける」をクリックします。

ユーザ名・パスワードを入力し、「OK」をクリックします。


アンインストール完了の表示が出れば、完了です。

「閉じる」をクリックします。

 最後に「mac_personal」のフォルダを削除してください。

以上