Multisim/Ultiboardキャンパスライセンス(Windows)インストールマニュアル
2024年12月23日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
2024年12月23日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
大阪電気通信大学ではMultisim/Ultiboardのキャンパスライセンスを取得しており、大学が購入かつ教職員・学生が使用するコンピュータであれば、インストールして利用することができます。
本マニュアルでは、Multisim/Ultiboard14.1英語版を利用するためのインストール方法を説明します。
Multisim/Ultiboardのインストールが完了した時点では評価版(試用期間7日間)として動作しますが、アクティベーション作業を行うことにより期間制限が解除され、永続的に利用することが可能となります。
なお、インターネットアクセスできないコンピュータにMultisim/Ultiboardをインストールする場合は、ライセンスのアクティベーション作業のために別途インターネットアクセスのできるコンピュータが必要となります。
利用にあたっての注意事項(厳守)
・教育以外の目的には利用できません。
・本学の教職員・学生以外は利用できません。
・本学が購入したコンピュータにのみインストールすることができます。
・利用マニュアルは付属しませんので、市販の書籍等を利用してください。
・本学の都合により将来的にキャンパスライセンスが利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Windows7/8.1にMultisim/Ultiboard 14.1をインストールする場合、あらかじめ所定のWindows更新プログラムが適用されている必要があります。もし、更新プログラムが適用されていない状態でインストールを行うと、インストール途中でエラーとなり正しくインストールされませんので、次の手順で更新プログラムが適用されているかどうかを確認し、適用されていないければあらかじめ適用してからMultisim/Ultiboard 14.1のインストールを行ってください。
・Windows7 … 事前にServicePack1の適用が必要です。
ServicePack1が適用済みかどうかを次の手順で確認してください。
(1)スタートボタンをクリックし、スタートメニューの「コンピュータ」の上で右クリックして「プロパティ」を選択します。
(2)マイコンピュータのプロパティが表示されます。「WindowsEdition」の項目のところに「ServicePack1」と表示されていれば、ServicePack1が既に適用されています。
(3)もし、ServicePack1が適用されていなかった場合は、WindowsUpdateから適用するか、もしくは次のページを参考に適用してください。
Microsoft Windows7 ServicePack1:
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7/sp1/default.aspx
なお、WindowsUpdateから適用する場合は、更新プログラムの適用順序や依存関係の都合により、何回もWindowsUpdateを実行しないと適用されない場合がありますので、WindowsUpdateを実行した後に(1)~(2)の手順で適用されているかどうかを確認し、適用されていなければ再度WindowsUpdateを実行するようにしてください。
・Windows8.1 … 事前に更新プログラムKB2919355(Windows8.1 Update)の適用が必要です。
更新プログラムKB2919355は、Windows8.1向け更新プログラムの累積パッケージです。次の手順で適用されているかどうか確認してください。
(1) スタートメニューから「コントロールパネル」を選択します。
(2) コントロールパネルが表示されます。プログラムのところの「プログラムのアンインストール」をクリックします。
(3) プログラムのアンインストールまたは変更画面が表示されます。左メニューの「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
(4) インストールされている更新プログラムの一覧が表示されます。一覧の中に「Microsoft Windows (KB2919355)の更新プログラム」が表示されていれば、更新プログラムKB2919355が既に適用されています。
(5) もし、更新プログラムKB2919355が適用されていなかった場合は、WindowsUpdateから適用するか、もしくは次のページを参考に適用してください。
Windows 8.1 Update (KB2919355):
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42327 (32bit OS用)
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42335 (64bit OS用)
なお、WindowsUpdateから適用する場合は、更新プログラムの適用順序や依存関係の都合により、何回もWindowsUpdateを実行しないと適用されない場合がありますので、WindowsUpdateを実行した後に(1)~(4)の手順で適用されているかどうかを確認し、適用されていなければ再度WindowsUpdateを実行するようにしてください。
Multisim/Ultiboardのインストールにあたっては、ソフトウェア配布用ファイルサーバに配置しているインストールパッケージからインストールを行ってください。もし、インストールパッケージからのインストールができない場合は、MC2事務室でインストールメディア(DVD)を貸し出ししますので、インストールメディアを利用してインストールを行ってください。
2-1.から2-3.はソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する際に必要となる手順です。MC2事務室より貸し出ししたインストールメディアでインストールする場合は2-4.に進んでください。
2-1.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)Windowsキーを押しながら「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示します。名前のところに次のネットワーク共有フォルダ名を入力し、[OK]をクリックします。
<ソフトウェア配布用共有フォルダ>
\\mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp\Installer\
2-2.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。ユーザー名とパスワードをそれぞれ次のとおり入力し、[OK]ボタンをクリックします。
ユーザー名 : mc2ed.osakac.ac.jp\MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合
mc2ed.osakac.ac.jp\xx01y234
パスワード : MC2アカウントのパスワード
2-3.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)MC2演習室のネットワーク共有フォルダが表示されます。「National Instruments」フォルダ以下にバージョン毎にインストールパッケージを配置していますので、「CircuitDesignSuite14.1」フォルダの中の「Multisim14.0.1」フォルダを開きます。
2-4.インストールパッケージもしくはインストールメディア(CD)内にあるインストーラ(autorun.exe)を実行します。
(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)セキュリティの警告画面が表示されます。[実行]ボタンをクリックします。
2-5.インストーラが起動します。「Install NI Circuit Design Suite 14.1」をクリックします。
(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)ネットワーク共有フォルダから直接インストーラを実行するため、ユーザーアカウント制御の警告画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)再度ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。2-2.と同じユーザー名とパスワードをそれぞれ入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2-6..NET Framework 4.6.1がインストールされていない場合、インストールが必要な旨の画面が表示されます。
(1)[OK]ボタンをクリックします。.NET Framework 4.6.1のインストールパッケージが展開され、インストーラが開始します。
(2).NET Framework 4.6.1のライセンス条項が表示されます。内容を確認の上、同意する場合は「I have read and accept the license terms.」にチェックを入れて[Install]ボタンをクリックすると、インストール処理が行われます。
(3).NET Framework 4.6.1のインストール完了画面が表示されます。[Finish]ボタンをクリックします。
2-7.インストール開始画面が表示されます。[Next]ボタンをクリックします。
2-8.ユーザ情報入力画面が表示されます。「Install this product for evaluation」を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
2-9.インストールフォルダの選択画面が表示されます。必要に応じて変更し、[Next]ボタンをクリックします。
2-10.インストールするプロダクトの選択画面が表示されます。インストールするプロダクトを選択して[Next]ボタンをクリックします。
※「NI Circuit Design Suite 14.1.0 Education」がMutisimとUltiboardを組み合わせたプロダクトになります。
2-11.インストール中にメーカーサイトにアクセスしてアップデートを検索するかどうかの選択画面が表示されます。チェックを外して[Next]ボタンをクリックします。
2-12.NATIONAL INSTRUMENTSソフトウェア使用許諾契約書がタブで分かれて表示されます。タブを切替してそれぞれ内容を確認の上、同意する場合は「I accept the above 2 license Agreement(s).」を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
2-13.(Windows8以降かつWindows高速スタートアップ機能が有効の場合のみ)Windows高速スタートアップ機能を無効にするかどうかの確認画面が表示されます。ハードウェアを接続して設計・制御を行う場合、Windows高速スタートアップ機能が有効になっていると、電源OFF中の取り付け・取り外しをシステムが認識できない、デバイスドライバが正常に動作しない、といった問題が発生する恐れがあります。このため、ハードウェアを接続する場合は、Windows高速スタートアップ機能を無効にすることが推奨されています。
Windows高速スタートアップ機能を無効にする場合は、「Disable Windows fast startup to prevent problems with installing or removing hardware.」にチェックを入れて、 [Next]ボタンをクリックします。
2-14.インストール処理が行われます。
2-15.から2-19.は、付属プロダクトのNI ELVISmxをインストールする場合 (2-10.においてNI ELVISmxのインストールを選択した場合) のみ必要な手順となります。NI ELVISmxをインストールしない場合は、2-20.に進んでください。
2-15.(NI ELVISmxをインストールする場合のみ)インストールメディア(DVD)の入れ替えを要求する画面が表示されます。
(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージの場合)
ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用している場合は、ELVISmxのフォルダを指定して[Install Now]ボタンをクリックします。
(インストールメディアの場合)
インストールメディアからインストールしている場合は、NI ELVISmxのインストールメディアに入れ替えを行い[Install Now]ボタンをクリックします。
2-16.(NI ELVISmxをインストールする場合のみ)インストール処理の途中でメーカーサイトにアクセスするかどうかの選択画面が表示されます。チェックを外して[Next]ボタンをクリックします。
2-17.(NI ELVISmxをインストールする場合のみ)NATIONAL INSTRUMENTSソフトウェア使用許諾契約書が表示されます。内容を確認の上、同意する場合は「I accept the above license Agreement.」を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
2-18.(NI ELVISmxをインストールする場合のみ)マイクロソフトのソフトウェアライセンスに関する説明が表示されます。タブを切替してそれぞれ内容を確認の上、同意する場合は「I accept the above 2 license Agreement(s).」を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
2-19.(NI ELVISmxをインストールする場合のみ)インストール構成の確認画面が表示されます。[Next]ボタンをクリックすると、NI ELVISmxのインストール処理が行われます
2-20.インストール完了画面が表示されます。 [Next]ボタンをクリックします。
2-21.インストール後は再起動が必要となりますので、再起動するかどうかの確認画面が表示されます。すぐに再起動する場合は[Restart]ボタンをクリックします。また、他のプログラムを実行している等の理由ですぐに再起動することができない場合は[Restart Later]ボタンをクリックし、他のプログラムをすべて終了してから再起動を行ってください。
!!注意!!
インストールを完了した時点では、Multisim/Ultiboardは評価版(試用期間7日間)として動作します。アクティベーションを行うことにより期間制限が解除されますので、次ページ以降の手順でアクティベーションを行ってください。
3.ライセンスのアクティベーション(Multisim/Ultiboardをインストールしたコンピュータで行う場合)
Multisim/Ultiboardをインストールしたコンピュータがインターネットアクセスできる場合は、次の手順でアクティベーションを行い、期間制限を解除してください。なお、MultisimとUltiboardでそれぞれアクティベーションを行う必要があります。ここでは、Multisimを例として説明していますが、Ultiboardも同様の手順でアクティベーションを行ってください
3-1.Multisimを起動します。確認画面が表示されますので、[製品をアクティブ化]ボタンをクリックします。
3-2.アクティベーション方法の確認画面が表示されます。「アクティブ化コードの取得にWebブラウザ、電子メールクライアント、またはFAX番号を使用」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
続けて、アクティベーション手段の確認画面が表示されます。「このコンピュータまたは他のコンピュータでWebブラウザを使用」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
3-3.シリアル番号の入力画面が表示されます。シリアル番号をグループウェア(ガルーン)から取得し、入力して[次へ]ボタンをクリックします。
<Multisim/Ultiboardシリアル番号配布ページ(@osakac.ac.jpによるログインが必要)>
https://drive.google.com/file/d/1slo2VyHVFR23eSFVPxu1kCofUiVJRLf2/view?usp=drive_link
3-4.コンピュータIDの確認画面が表示されます。
この画面はそのままにして、WebブラウザからNI製品のアクティブ化サイト(http://www.ni.com/activate)にアクセスします。この画面上にある「ni.com/activate」のリンクをクリックしてアクティブ化処理を行った場合、正しいコードが発行されないことがありますので、必ず別途Webブラウザを起動し、「http://www.ni.com/activate」にアクセスしてアクティブ化処理を行ってください。
3-5.WebブラウザにNI製品のアクティブ化サイトが表示されたら詳細情報を入力し、[Submit]ボタンをクリックします。
・製品 : アクティベーションを行うプロダクト名を選択してください。
※Multisimのアクティベーションを行う場合は「Multisim Education Edition」を、Ultiboardのアクティベーションを行う場合は「Ultiboard Education Edition」をそれぞれ選択してください。
・オペレーティングシステム : 製品を選択すると自動選択されます。もし、自動選択されない場合は、MultisimをインストールしたコンピュータのOSを選択してください。
・製品バージョン : 14.1を選択してください。
・シリアル番号 : 3-3.と同じシリアル番号を入力してください。
・コンピュータIDまたはデバイスID : 3-4.の画面に表示されているコンピュータIDを入力してください。
・ 勤務先 : 「大阪電気通信大学」と入力してください。
・氏 : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→電通)
・名 : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→太郎)
・Eメールアドレス : 本学ドメインのメールアドレス(~@~.osakac.ac.jpまたは~@oecu.jp)を入力してください。
3-6.Webブラウザにアクティブ化コードが表示されます。
また、3-5.で入力したメールアドレスにもアクティブ化コードが送信されます。
3-7.3-4の画面に戻り、[次へ]ボタンをクリックします。
3-8.アクティブ化コードの入力画面が表示されます。3-6.で表示されたアクティブ化コードを「現在のアクティブ化コード」のところに入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
※アクティブ化コードは、Webブラウザまたはメールの画面よりコピー&ペーストすることが可能です。
3-9.アクティベーションが実行されます。アクティベーションに成功すると、「製品のアクティブ化に成功しました!」と表示されます。この画面が表示されたらMultisimのアクティベーションは完了です。
なお、3-1.~3-9.と同様の手順でUltiboardについてもアクティベーションを行ってください。
4.ライセンスのアクティベーション(Multisim/Ultiboardをインストールしたコンピュータと別のコンピュータで行う場合)
Multisim/Ultiboardをインストールしたコンピュータがインターネットアクセスできない場合は、別途インターネットアクセスのできるコンピュータを用意し、次の手順でアクティベーションを行って期間制限を解除してください。
なお、MultisimとUltiboardでそれぞれアクティベーションを行う必要があります。ここでは、Multisimを例として説明していますが、Ultiboardも同様の手順でアクティベーションを行ってください。
4-1.Multisimを起動します。確認画面が表示されますので、[製品をアクティブ化]ボタンをクリックします。
4-2.アクティベーション方法の確認画面が表示されます。「アクティブ化コードの取得にWebブラウザ、電子メールクライアント、またはFAX番号を使用」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
続けて、アクティベーション手段の確認画面が表示されます。「このコンピュータまたは他のコンピュータでWebブラウザを使用」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
4-3.シリアル番号の入力画面が表示されます。シリアル番号をグループウェア(ガルーン)から取得し、入力して[次へ]ボタンをクリックします。
<Multisim/Ultiboardシリアル番号配布ページ(@osakac.ac.jpによるログインが必要)>
https://drive.google.com/file/d/1slo2VyHVFR23eSFVPxu1kCofUiVJRLf2/view?usp=drive_link
4-4.コンピュータIDの確認画面が表示されます。
この画面はそのままにして、インターネットアクセスできる別のコンピュータのWebブラウザで、NI製品のアクティブ化サイト(http://www.ni.com/activate)にアクセスします。
4-5.WebブラウザにNI製品のアクティブ化サイトが表示されたら詳細情報を入力し、[Submit]ボタンをクリックします。
・製品 : アクティベーションを行うプロダクト名を選択してください。
※Multisimのアクティベーションを行う場合は「Multisim Education Edition」を、Ultiboardのアクティベーションを行う場合は「Ultiboard Education Edition」をそれぞれ選択してください。
・オペレーティングシステム : 製品を選択すると自動選択されます。もし、自動選択されない場合は、MultisimをインストールしたコンピュータのOSを選択してください。
・製品バージョン : 14.1を選択してください。
・シリアル番号 : 3-3.と同じシリアル番号を入力してください。
・コンピュータIDまたはデバイスID : 3-4.の画面に表示されているコンピュータIDを入力してください。
・ 勤務先 : 「大阪電気通信大学」と入力してください。
・氏 : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→電通)
・名 : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→太郎)
・Eメールアドレス : 本学ドメインのメールアドレス(~@~.osakac.ac.jpまたは~@oecu.jp)を入力してください。
4-6.Webブラウザにアクティブ化コードが表示されます。
また、4-5.で入力したメールアドレスにもアクティブ化コードが送信されます
4-7.Multisimをインストールしているコンピュータの3-4の画面に戻り、[次へ]ボタンをクリックします。
4-8.アクティブ化コードの入力画面が表示されます。4-6.で表示されたアクティブ化コードを「現在のアクティブ化コード」のところに入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
4-9.アクティベーションが実行されます。アクティベーションに成功すると、「製品のアクティブ化に成功しました!」と表示されます。この画面が表示されたらMultisimのアクティベーションは完了です。
なお、4-1.~4-9.と同様の手順でUltiboardについてもアクティベーションを行ってください。
以上