MATLABキャンパスライセンス
(学内利用/MacOS)
インストールマニュアル
~R2019b以前~
2020年10月7日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
~R2019b以前~
2020年10月7日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
大阪電気通信大学では、2015年4月1日よりMATLAB のキャンパスライセンスを利用することが可能となりました。本マニュアルでは、キャンパスライセンス対象製品を利用するためのインストール方法を説明します。
なお、キャンパスライセンスの利用にあたっては、MathWorks Webサイトへのアカウント登録を行い、ラアクティベーションキーをMathWorksアカウントに関連付ける必要があります。
本学AC.JPドメインのメールアドレス(末尾がosakac.ac.jp)のMathWorksアカウントを保有していない
→ アカウントの事前作成が必要です。
1.でMathWorksアカウントを作成・ライセンスへの関連付けを行った後、3.に進んでください。
・本学AC.JPドメインのメールアドレス(末尾がosakac.ac.jp)のMathWorksアカウントを保有している
→ アカウントの事前作成は不要です。
2.でアカウントにライセンスへの関連付けを行った後、3.に進んでください。※
※過去にMathWorksアカウントを作成している方で、パスワードを紛失している場合は、MathWorks Webサイトの下記URLよりパスワードの再発行を行ってください。
・教育研究以外の目的には利用しないでください。なお、他の学術機関との共同研究の場合は、本学分についてのみ利用可能です。
・本学の教職員・学生以外は利用しないでください。
・研究室・実験室のPCにのみインストールし利用することができます。なお、インストール可能なPCの数に制限はありません。
・利用できるのは本学に在職している間に限ります。退職される際は、速やかに利用を中止し、アンインストールしてください。
・毎年4月頃にキャンパスライセンス契約が更新されますので、その都度、ライセンス期限の更新作業が必要になります。
・利用マニュアルは付属しませんので、市販の書籍等を利用してください。
・本学の都合により将来的にキャンパスライセンスが利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
グループウェア(ガルーン)のMATLABアクティベーションキー配布ページにアクセスし、アクティベーションキーを取得してください。
アクティベーションキーは絶対に外部には漏らさないよう細心の注意を払って取り扱ってください。
1-1.ガルーンの[ファイル管理]-[MC2マニュアル関連]-[キャンパスライセンス]-[MATLAB]にアクセスし、アクティベーションキーを取得してください。
<教職員向けMATLABキャンパスライセンス アクティベーションキー配布ページ>
https://goffice1.osakac.ac.jp/cgi-bin/cbgrn/grn.cgi/cabinet/index?hid=5212
※学内ネットワークからのみアクセス可能です。
ファイル名は MATLAB_Lab_Activationkey.pdf です。
※本学AC.JPドメインのメールアドレス(末尾がosakac.ac.jp)のMathWorksアカウントをすでに保有している方は、
2.に進んでください。
2-1.MathWorksのWebサイト(http://jp.mathworks.com/)にアクセスし、右上にあるサインインアイコンをクリックします。
2-2.MathWorksアカウントのサインイン画面が表示されますので、「アカウントを作成しますか?」という表示の横の[作成しましょう]をクリックします。
2-3.MathWorksアカウントの作成が表示されます。必要事項を入力します。
メールアドレス
本学AC.JPドメインのメールアドレス(末尾がosakac.ac.jp)を入力してください。
※本学AC.JPドメインのメールアドレス以外を入力してアカウント作成を行ってもMATLABは利用できません。
所在地
「日本」を選択してください。
MathWorksソフトウェアをどのような目的で使用するか
「教育機関で教員が学生への学習教材、または研究にて利用」を選択してください。
13歳以上ですか?
「はい」を選択してください。
すべての入力が完了したら、[作成する]ボタンをクリックします。
2-4.2-3.で入力したメールアドレスに登録確認メールが送付されます。
登録確認メールの内容を確認の上、[メールの確認]ボタンをクリックします。
2-5.MathWorksアカウントの詳細登録サイトが表示されますので、詳細情報を入力します。
姓
姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「電通」)
名
名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「太郎」)
ユーザID(オプション)
入力しないでください。
パスワード
MathWorksアカウントのパスワードとして使用する文字列を入力してください。
パスワード再入力
同上
あなたの役割に最も近いものはどれですか。
「教員、研究者(専門学校、大学)」を選択してください。
部署名
所属する学科の分野を選択してください。
姓(英語)
姓をローマ字で入力してください。(例:電通太郎→「Dentsu」)
名(英語)
名前をローマ字で入力してください。(例:電通太郎→「Taro」)
以下に同意
Online Service Agreementを確認の上、チェックを入れてください。
※「製品価格について質問がありますか。あるいは、何が必要なのかお悩みですか。」「アカウントに関して技術的な問題またはご質問がありますか。」は、希望する方はチェックを入れてください。
すべての入力が完了したら、[作成する]ボタンをクリックします。
2-6.MathWorksアカウントのサイトが表示されます。「アカウントが作成され、ライセンス107247がアカウントに関連付けられました」と表示されていれば、MathWorksアカウントの作成は完了です。3.のMathWorksアカウントへのアクティベーションキーの登録へ進んでください。
※アクティベーションキーの登録は、1度行えば以降は行う必要はありません。
3-1.MathWorks のライセンスセンターWebサイト(http://jp.mathworks.com/licensecenter/licenses/add)にアクセスし、MathWorksアカウントでサインインします。
3-2.ログインするとアクティベーションキーの入力画面が表示されますので、1.で入手したアクティベーションキーを入力し、[ライセンスを関連付け]ボタンをクリックします。
3-3.「成功」「お客様のアカウントがライセンス1074327に関連付けられました。」と表示されれば、アクティベーションキーの登録は完了です。
MATLABのインストールにあたっては、ソフトウェア配布用ファイルサーバに配置しているインストールパッケージか、もしくはMathWorksのWebサイトからWebインストーラをダウンロードしてインストールを行ってください。
・ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージからインストールする場合 → 4.に進んでください。
・Webインストーラからネットワークインストールする場合 → 5.に進んでください。
なお、ソフトウェア配布用ファイルサーバにアクセスできない場合は、R2018b以前であればインストールメディア(DVD)を貸し出しすることが可能ですので、インストールメディアを利用してインストールを行ってください。
・インストールメディアからインストールする場合 → 6.に進んでください。
ネットワーク経由でライセンスのアクティベーションを行うため、インストール作業中にインターネット接続環境が必要になります。インストール作業が完了するまでは、必ずインターネットにアクセスできる状態で作業を行ってください。
また、macOS 10.12 Sierra以降にMATLABをインストールする場合は、必ず対応するバージョンをインストールしてください。
・macOS 10.12 Sierraに対応しているのはMATLAB R2014a以降となります。MATLAB R2013b以前は対応していません。また、MATLAB R2014a~R2016aを使用する場合はパッチ(修正プログラム)のインストールが必要となりますので、インストール作業を行った後、引き続き7.を参照の上、パッチのインストールを行ってください。
・macOS 10.13 HighSierra に対応しているのはMATLAB R2017b以降です。MATLAB R2017a以前は対応していません。
・macOS 10.14 Mojave に対応しているのはMATLAB R2019a以降です。MATLAB R2018b以前は対応していません。
・macOS 10.15 Catalina に対応しているのはMATLAB R2020a以降です。MATLAB R2019b以前は対応していません。
・macOS 11 BigSur に対応しているのはMATLAB R2020b以降です。MATLAB R2020a以前は対応していません。
!!注意!!
macOS 10.15 Catalina環境では、OSのセキュリティ制限により、ソフトウェア配布用ファイルサーバに置いているインストールパッケージではインストールすることができません。
申し訳ありませんが、5.で説明しているWebインストーラからインストールを行ってください。
4-1.Finderのメニューから[移動]-[サーバへ接続]を選択します。
4-2.サーバ接続画面が表示されますので、サーバアドレスに次のネットワーク共有フォルダを入力し、[接続]ボタンをクリックします。
<MATLABインストーラ (ソフトウェア配布用共有フォルダ)>
smb://mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp/Installer/MathWorks
4-3.ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。ユーザの種類の「登録ユーザ」を選択し、名前のところにMC2アカウント名を、パスワードのところにMC2アカウントのパスワードを入力し、[接続]ボタンをクリックします。
名前
MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合 → xx01y234
パスワード
MC2アカウントのパスワード
4-4.MC2演習室のネットワーク共有フォルダが表示されます。バージョン毎にインストールパッケージを配置していますので、インストールしたいバージョンのフォルダを開き、その中のMacOSフォルダを開きます。
4-5.フォルダの中のインストーラ(InstallForMacOSX)を起動します。
もし、「javaが変更を加えようとしています。これを許可するには、パスワードを入力してください。」と表示された場合は、管理者権限のあるユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
4-6.インストール方法の選択画面が表示されます。「MathWorksアカウントでログインする」にチェックをいれて[次へ]ボタンをクリックします。
もし、「アプリケーションはMathWorksに接続できません。」と表示された場合はインターネット接続設定が必要です。[OK]ボタンをクリックし、[接続設定]ボタンをクリックして、お使いのネットワーク環境に応じたインターネット接続設定を入力の上、あらためて[次へ]ボタンをクリックしてください。
4-7.ライセンス許諾が表示されます。内容を確認の上、同意する場合は「ライセンス許諾の条件に同意しますか?」の 「はい」にチェックをいれ、[次へ]ボタンをクリックします。
4-8.MathWorksアカウントのログイン画面が表示されます。MathWorksアカウントの登録メールアドレス(末尾がosakac.ac.jp)とパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
4-9.ライセンスの選択またはアクティベーションキーの入力画面が表示されます。「ライセンスを選択」を選択し、「1074327 Designed Computer Academic – Total Headcount」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
もし、ここで「アプリケーションはMathWorksに接続できませんでした。」と表示された場合はインターネット接続設定を行う必要があります。[OK]ボタンをクリックした後、[戻る]ボタンをクリックして3-6.の画面まで戻り、お使いの環境に応じたインターネット接続設定を行ってください。
4-10.インストールフォルダーの選択画面が表示されます。必要に応じて変更し、[次へ]ボタンをクリックします。
4-11.インストールする製品の選択画面が表示されます。MATLAB R2017a以前は全ての製品が選択されていますが、R2017b以降では一部の製品のみが選択されていますので、必要に応じて製品を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
4-12.インストール構成の確認画面が表示されます。[インストール]ボタンをクリックするとインストールが開始され、4-11.で選択した製品が順次インストールされます。
また、インストール途中にメッセージが表示された場合は、内容を確認の上、[次へ]ボタンをクリックします。
4-13.インストール完了画面が表示されます。「MATLABのアクティベーション」にチェックを入れて[次へ]ボタンをクリックします。
4-14.MathWorksソフトウェアのアクティベーション画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
4-15.選択の確認画面が表示されます。内容を確認した上で、[確認]ボタンをクリックします。
4-16.アクティベーションが実行されます。アクティベーションに成功すると、アクティベーションの完了画面が表示されます。この画面が表示されたらインストール作業は完了です。なお、macOS 10.12 SierraでMATLAB R2016a~R2014aを利用する場合は、引き続き 7.パッチのインストール に進んでください。
5-1.MathWorksのWebサイト(http://jp.mathworks.com/)にアクセスし、右上にあるサインインアイコンをクリックします。
5-2.サインイン画面が表示されますので、MathWorksアカウントでサインインします。
5-3.MathWorksのWebサイトが表示されますので、右上にあるアカウントアイコンをクリックし、メニューから「マイアカウント」を選択します。
5-4.MathWorksアカウントのサイトが表示されます。ライセンス番号1074327、ラベルDesigned Computerの行の右側にあるダウンロードボタンをクリックします。
5-5.ダウンロードサイトが表示されます。ダウンロードするバージョンをクリックします。
5-6.Webインストーラのダウンロード画面が表示されます。[macOS X(64-bit)インストーラー]ボタンをクリックし。インストーラをダウンロードします。
5-7.ダウンロードしたインストーラはZIP形式で圧縮されています。ダブルクリックして展開し、展開したフォルダにあるディスクイメージ(matlab_R20XXX_macXX.dmg)をダブルクリックします。
5-8.ディスクイメージがマウントされますので、ディスクイメージ内のインストーラ(InstallForMacOSX)を起動します。
もし、「javaが変更を加えようとしています。これを許可するには、パスワードを入力してください。」と表示された場合は、管理者権限のあるユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
5-9.インストール方法の選択画面が表示されます。これ以降の手順は演習室ファイルサーバからネットワークインストールする場合と同じですので、4-6.に進み、同じ手順でインストール作業を行ってください。
6-1.インストールメディアの中のインストーラ(InstallForMacOSX)を起動します。
もし、「javaが変更を加えようとしています。これを許可するには、パスワードを入力してください。」と表示された場合は、管理者権限のあるユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
6-2.インストール方法の選択画面が表示されます。これ以降の手順はソフトウェア配布用ファイルサーバからネットワークインストールする場合と同じですので、4-6.に進み、同じ手順でインストール作業を行ってください。
なお、MATLAB R2016b~R2018bはインストールメディア(DVD)が2枚組となっています。インストール途中でメディアの入れ替えメッセージが表示されますので、指示どおりメディアを入れ替えてインストール作業を進めてください。
※macOS 10.12 SierraでMATLAB R2016a~R2014aを利用する場合のみ
macOS 10.12 Sierraでは、ロケール(言語)処理に関する仕様変更が行われたため、MATLAB R2016a以前のバージョンは正しく動作しません。
MATLAB R2016a~R2014a向けにはこの問題を解決するパッチ(修正プログラム)が提供されていますので、次の手順でMathWorkのBugReportサイトからダウンロードし、インストール作業を行ってください。
なお、MATLAB R2013b以前向けにはパッチの提供はありません。macOS 10.12 Sierraには非対応となっていますので、MATLAB R2014a以降へのバージョンアップをご検討ください。
(参考)MATLAB は macOS 10.12 "Sierra" に対応していますか?
https://jp.mathworks.com/matlabcentral/answers/303835-matlab-macos-10-12-sierra
パッチをインストールせずにMATLABを起動した場合は、次のように英語表示となります。
7-1.次のMathWorkのBugReportサイトにアクセスします。
Bug Reports - On macOS 10.12 (Sierra) MATLAB does not show Chinese, Japanese, and Korean localized user interfaces and messages, and the default character encoding is incorrect for many locales:
7-2.MathWorksアカウントのログイン画面が表示されますので、ログインします。
7-3.BugReportサイトが表示されます。サイト下部のAttachmentセクションに、MATLAB R2016a~R2014a向けパッチのリンクがありますので、4.~6.でインストールしたバージョンに対応するリンクをクリックし、ダウンロードします。
・MATLAB R2016aの場合 → R2016a_patch_1465823_2016-09-21.dmg.zip をクリック
・MATLAB R2015bの場合 → R2015b_patch_1465823_2016-09-23.dmg.zip をクリック
・MATLAB R2015aの場合 → R2015a_patch_1465823_2016-09-28.dmg.zip をクリック
・MATLAB R2014bの場合 → R2014b_patch_1465823_2016-09-28.dmg.zip をクリック
・MATLAB R2014aの場合 → R2014a_patch_1465823_2016-09-28.dmg.zip をクリック
※MathWorksのBugReportサイトではMATLAB R2016b向けのパッチが提供されていますが、MC2で提供しているMATLAB R2016bのインストールメディアは macOS 10.12 Sierra対応版となっていますので、パッチをインストールする必要はありません。
7-4.ダウンロードしたパッチはディスクイメージ形式となっていますので、ダブルクリックしてマウントします。
なお、以降はMATLAB R2016aのパッチを例に説明していますが、MATLAB R2015b~R2014aの場合も同様の手順でパッチをインストールしてください。
7-5.デスクトップにディスクイメージがマウントされてパッチのアイコンが表示されますので、ダブルクリックして起動します。
7-6.ディスクイメージ内のアプリケーションを実行してよいかどうかの確認画面が表示されます。[開く]ボタンをクリックします。
7-7.パッチの説明画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
7-8.パッチのインストール先の選択画面が表示されます。ApplicationsフォルダのMATLABを選択し、[選択]ボタンをクリックします。
7-9.インストールしてよいかどうかの最終確認画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックするとインストールが開始されます。
ここで、もし、「Rxxxxx_patch_1465823が変更を加えようとしています。これを許可するには、パスワードを入力してください。」(「Rxxxxx」のところはバージョンによって異なる)と表示された場合は、管理者権限のあるユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
7-10.インストール処理が行われた後、完了画面が表示されます。これでパッチのインストールは完了です。
MATLABを起動し、日本語表示となっていることを確認してください。
インストール作業に失敗するときは、MathWorksのサポートに連絡してください。
MathWorksサポート体制・技術リソース
・MathWorks Japanサポートサービス
受付時間:月~金曜日9:00-17:30(土日/祝日を除く)
インストールサポート Tel: 03-6367-6718 E-mail : service@mathworks.co.jp
テクニカルサポート Tel: 03-6367-6707 E-mail : support@mathworks.co.jp
http://www.mathworks.co.jp/support/contact_us/?s_tid=sp_ban_cs
問い合わせを行う際は必ず本学のキャンパスライセンス番号「1074327」を伝えてください。
なお、サポートの提供範囲は、インストールに限定されています。その他の問題に関する質問等は、メディアコミュニケーションセンター(MC2)にご相談ください。
以 上