Mathematicaキャンパスライセンス
(学内利用/MacOS)
インストールマニュアル
2022年8月5日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
Mathematicaキャンパスライセンスの利用方法(学内利用)
大阪電気通信大学ではMathematicaのキャンパスライセンスを取得しており、研究室等に設置されている大学所有のコンピュータ(大学が購入し、かつ教職員・学生が使用するもの)であれば、インストールして利用することができます。
本マニュアルでは、Mathematica 11.x / 12.x /13.x を利用するためのインストール方法を説明します。
利用にあたっての注意事項(厳守)
・教育以外の目的には利用できません。
・本学の教職員・学生以外は利用できません。また、利用できるのは本学に在職・在学している間に限ります。退職・卒業等した場合は速やかに利用を中止し、アンインストールしてください。
・本学が所有するコンピュータ(本学が購入したもの)にのみインストールすることができます。
・Mathematicaパスワードは、絶対に外部には漏らさないよう細心の注意を払って取り扱ってください。なお毎年4月にキャンパスライセンス契約が更新され、新しいMathematicaパスワードが発行されますので、その都度、更新作業が必要になります。
・利用マニュアルは付属しませんので、市販の書籍等を利用してください。
・本学の都合により将来的にキャンパスライセンスが利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Mathematicaのインストールにあたっては、ソフトウェア配布用ファイルサーバに配置しているインストールパッケージからインストールを行ってください。
もし、インストールパッケージからのインストールができない場合は、Mathematica 12.0以前であれば※、MC2事務室でインストールメディア(DVD)を貸し出しすることが可能ですので、インストールメディアを利用してインストールを行ってください。
※Mathematica 12.1以降はインストールパッケージのサイズが大きく DVD に収まらないため、インストールメディア(DVD)の貸し出しは行っておりません。ご了承ください。
以降はMathematica 11の画面で説明していますが、Mathematica 12も同様の手順でインストールを行ってください。
1.製品のインストール
1-1.はソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ必要な手順となります。インストールメディアを利用する場合は、1-2.に進んでください。なお、以降のインストール作業は、必ず管理者権限のあるユーザーで行ってください。
1-1.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)Finderのメニューから[移動]-[サーバへ接続]を選択します。
サーバ接続画面が表示されますので、サーバアドレスに次のネットワーク共有フォルダを入力し、[接続]ボタンをクリックします。
<Mathematicaインストーラ (ソフトウェア配布用共有フォルダ)>
smb://mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp/Installer/Wolfram
ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。ユーザの種類の「登録ユーザ」を選択し、名前のところにMC2アカウント名を、パスワードのところにMC2アカウントのパスワードを入力し、[接続]ボタンをクリックします。
名前 : MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合 → xx01y234
パスワード : MC2アカウントのパスワード
MC2演習室のネットワーク共有フォルダが表示されます。バージョン毎にインストールパッケージを配置していますので、インストールしたいバージョンのフォルダを開き、その中のMacOSフォルダを開きます。
Mathematica 12.3では、Apple Silicon向けとIntel CPU向けに、別々のインストールパッケージが提供されています。
Apple Silicon搭載Mac ・・・MacOSフォルダの「Apple Silicon」フォルダ以下のパッケージ
Intel CPU搭載Mac・・・MacOSフォルダの「Intel」フォルダ以下のパッケージ
をそれぞれお使いください。
1-2.1-1.の手順で開いたフォルダ内、もしくはインストールメディア(DVD)内にあるディスクイメージ(Mathematica_XX_Japanese_XXX_LabVersion.dmg)をデスクトップにコピーし、ダブルクリックします。
1-3.ディスクイメージがマウントされてインストール画面が表示されます。Mathematicaアイコンをアプリケーションフォルダのアイコンにドラッグし、コピーします。ここで、Mathematica12.0では「Mathematica10」のロゴが誤って表示されますが、インストール作業への影響はありません。
1-4.コピーが完了したら、アプリケーションフォルダ内のMathematicaアイコンをダブルクリックします。
1-5.Mathematicaが起動し、アクティベーション画面が表示されます。別紙「Mathematicaのパスワードについて」を参照の上、「ご氏名」「ご所属先」「パスワード」の各欄を入力し、 [完了]ボタンをクリックすると、アクティベーションが行われます。
1-6.ライセンス契約条件の確認画面が表示されます。内容を確認の上、同意する場合は「この契約条件に同意する」にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。
1-7.ようこそ画面が表示されます。これでMathematicaのインストールは完了です。
1-8.なお、Wolfram Extras(ブラウザプラグイン、WolframScript)をインストールする場合は、1-2.の画面でExtras.pkgアイコンをダブルクリックするとWolfram Extrasのインストール画面が表示されますので、画面の指示に従ってインストールしてください。
以 上