LabVIEWキャンパスライセンス(Windows)
インストールマニュアル
2024年12月23日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
2024年12月23日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
大阪電気通信大学ではLabVIEWのキャンパスライセンスを取得しており、大学が購入かつ教職員・学生が使用するコンピュータであれば、インストールして利用することができます。
本マニュアルでは、LabVIEW 2021、2022を利用するためのインストール方法を説明します。
インストール可能OSはWindows 10以降となります。
LabVIEWのインストールが完了した時点では評価版(試用期間7日間)として動作しますが、アクティベーション作業を行うことにより期間制限が解除され、永続的に利用することが可能となります。
なお、インターネットアクセスできないコンピュータにLabVIEWをインストールする場合は、ライセンスのアクティベーション作業のために別途インターネットアクセスのできるコンピュータが必要となります。
・教育以外の目的には利用できません。
・本学の教職員・学生以外は利用できません。
・本学が所有するコンピュータ(本学が購入したもの)にのみインストールすることができます。
・利用マニュアルは付属しませんので、市販の書籍等を利用してください。
・本学の都合により将来的にキャンパスライセンスが利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
LabVIEWのインストールにあたっては、ソフトウェア配布用ファイルサーバに配置しているインストールパッケージからインストールを行ってください。インターネットアクセスできないコンピュータにインストールする場合は、USBメモリ等(要64GB)にインストールパッケージをコピーし、コピーしたメディアからインストールを行ってください。
なお、インストールパッケージが配置されていない旧バージョンをインストールする場合や、ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージ(USBメモリ等にコピーしたものを含む)からインストールができない場合は、MC2事務室でインストールメディアを貸し出しします。
ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージからインストールします。
1-1.Windowsキーを押しながら「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示します。名前のところに次のネットワーク共有フォルダ名を入力し、[OK]をクリックします。
<ソフトウェア配布用共有フォルダ>
\\mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp\Installer\
1-2.ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。ユーザー名とパスワードをそれぞれ次のとおり入力し、[OK]ボタンをクリックします。
ユーザー名 : mc2ed.osakac.ac.jp\MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合
mc2ed.osakac.ac.jp\xx01y234
パスワード : MC2アカウントのパスワード
1-3.MC2演習室のネットワーク共有フォルダが表示されます。「National Instruments」フォルダ以下にバージョン毎にインストールパッケージを配置していますので、インストールするバージョンのフォルダ(この例では「LabVIEW2022」)を開きます。
1-4.「32bit」と「64bit」がありますのでインストールしたいbit(この例では「32bit」)を開きます。
32bitと64bitの互換性(公式ページより抜粋)
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z000000kIctSAE&l=ja-JP
LabVIEW 32ビット版は、32ビットまたは64ビットのオペレーティングシステム(OS)にインストールして使用できます。互換性のあるモジュールおよびツールキットが多く、サードパーティ製のアドオンツールキットのサポートも多いため、特定の要件がない場合は32ビット版をお勧めします。32ビット版のモジュールとツールキットは、LabVIEW 64ビット版では使用できません。
1-5.Installerフォルダを開き、インストールパッケージにあるインストーラ(install.exe)をクリックし、実行します。
セキュリティの警告画面が表示されます。[実行]ボタンをクリックします。
ネットワーク共有フォルダから直接インストーラを実行するため、ユーザーアカウント制御の警告画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
再度ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。2-2.と同じユーザー名とパスワードをそれぞれ入力し、[OK]ボタンをクリックします。
ユーザー名 : mc2ed.osakac.ac.jp\MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合
mc2ed.osakac.ac.jp\xx01y234
パスワード : MC2アカウントのパスワード
1-6.NATIONAL INSTRUMENTSソフトウェア使用許諾契約書が表示されます。
内容を確認の上、同意する場合は「上記のライセンス契約書に同意します。」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
また、OSでWindows高速スタートアップ機能が有効になっていると、無効にするかどうかの確認画面が表示されます。ハードウェアを接続して計測・制御を行う場合、Windows高速スタートアップ機能が有効になっていると、電源OFF中の取り付け・取り外しをシステムが認識できない、デバイスドライバが正常に動作しない、といった問題が発生する恐れがあります。このため、ハードウェアを接続する場合は、Windows高速スタートアップ機能を無効にすることが推奨されています。
Windows高速スタートアップ機能を無効にする場合は、「ハードウェアの取り付けや取り外しの問題を避けるには、Windowsの高速スタートアップを無効にしてください。」にチェックを入れて、 [次へ]ボタンをクリックします。
1-7.インストール構成の確認画面が表示されます。1-6.で同意したソフトウェアが表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックすると、ソフトウェアがインストールされます。
1-8.インストールするソフトウェアを選択する画面が表示されますので、必要なソフトウェアにチェックを入れて[次へ]ボタンをクリックします。
1-9.インストールする追加項目を選択する画面が表示されますので、必要なソフトウェアにチェックを入れて[次へ]ボタンをクリックします。
1-10.「続行するにはライセンス契約書に同意してください。」画面がが表示されます。1-8.1-9.で複数のソフトウェアを選択した場合は、各ソフトウェアの使用許諾契約書がタブで分かれて表示されます。
(右図の例では「NI」「JKI VI Package Manager」「IVI」です)
内容を確認の上、同意する場合は「上記のライセンス契約書に同意します。」(複数ソフトウェアの場合は、「上記の○ライセンス契約書に同意します。」)を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
1-11.表示されている内容を確認の上、[次へ]ボタンをクリックします。
1-12.インストール構成の確認画面が表示されます。1-8.と1-9.で選択したソフトウェアが表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックすると、順次ソフトウェアがインストールされます。
1-13.定期的にソフトウェアの更新を確認したい場合は[はい]ボタンを、不要の場合は[いいえ]ボタンをクリックします。
1-14.ソフトウェアのアクティブ化は再起動後に行いますので、この画面では[キャンセル]ボタンをクリックします。
1-15.インストール後は再起動が必要となりますので、再起動するかどうかの確認画面が表示されます。
すぐに再起動する場合は[今すぐ再起動]ボタンをクリックします。また、他のプログラムを実行している等の理由ですぐに再起動することができない場合は、他のプログラムをすべて終了してから[今すぐ再起動]ボタンをクリックしてください。
インストールを完了した時点では、LabVIEWは評価版(試用期間7日間)として動作します。アクティベーションを行うことにより期間制限が解除されますので、次ページ以降の手順でアクティベーションを行ってください。
ライセンスのアクティベーションにあたっては、インターネットアクセスが必要となります。インストールしたコンピュータがインターネットアクセスできる場合はそのコンピュータでアクティベーションを行ってください。また、インターネットアクセスできない場合は、別途インターネットアクセスのできるコンピュータを用意してアクティベーションを行ってください。
・インターネットアクセスできるコンピュータにインストールした場合 → 2.に進んでください。
・インターネットアクセスのできないコンピュータにインストールした場合 → 3.に進んでください。
LabVIEWをインストールしたコンピュータがインターネットアクセスできる場合は、次の手順でアクティベーションを行い、期間制限を解除してください。
なお、アクティベーションにあたっては、National Instruments社Webサイトのアカウント(NIユーザアカウント)の作成が必要となります。
2-1.[スタートメニュー]-[National Instruments]-[NI License Manager]を起動します。
2-2.ライセンスマネージャが起動します。[ソフトウェアをアクティブ化]ボタンをクリックします。
2-3.ソフトウェアをアクティブ化画面が表示されますので、「ログインしてアクティブ化する」をクリックします。
2-4.NIユーザアカウントをまだ作成していない場合は、次の手順でNIユーザアカウントを作成してください。なお、既にNIユーザアカウントを取得している場合は、3-5.に進んでください。
(1)NIユーザアカウントへのログイン画面で「ユーザプロファイルの作成」をクリックします。
(2)ブラウザが起動し、ユーザプロファイル作成画面が表示されます。(1)の画面はそのままにして、ユーザプロファイル作成画面に次表のとおり必要事項を入力し、[ユーザプロファイルの作成]ボタンをクリックします。
<入力する内容>
氏(漢字) : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「電通」)
名(漢字) : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「太郎」)
氏(かな) : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「でんつう」)
名(かな) : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「たろう」)
職種 : 「教授/教師」を選択してください。
会社/学校名(正式名) : 「大阪電気通信大学」と入力してください。
会社/学校名(かな) : 「おおさかでんきつうしんだいがく」と入力してください。
住所 :会社/学校名2つとも入力すると大学の住所が自動入力されるので確認し、不備があれば訂正してください。
部署/学部学科 : 所属学部・所属学科を入力してください。
(例:電子機械工学科→「工学部電子機械工学科」)
電話番号 : 連絡先の電話番号を入力してください。
電子メールアドレス : 教職員用Gmailのアドレス(~@osakac.ac.jp)を入力してください。
パスワード : NIユーザアカウントのパスワードとして使用する文字列を入力してください。
(3)ユーザプロファイルの確認画面が表示されるとともに、教職員用Gmailにメールが送信されます。
教職員用Gmailに届いているメールの内容を確認し、メール中のリンクをクリックします。
ブラウザが開き、ユーザプロファイル完了画面が表示されます。これでNIユーザアカウントの作成は完了です。
2-5.NIユーザアカウントへのログイン画面から、NIユーザアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、
[ログイン]ボタンをクリックします。
2-6.「アカウントのライセンスを確認」をクリックします。
2-7.項目の中にある「シリアル番号を入力」をクリックします。
2-8.
シリアル番号の入力画面が表示されます。シリアル番号を次のアドレスから取得し、LabVIEW 2022 Q3 Professional Deveropment Systemの左の空欄にシリアル番号を入力し、[アクティブ化(1)]ボタンをクリックします。
<LabVIEWシリアル番号配布ページ(@osakac.ac.jpによるログインが必要)>
https://drive.google.com/file/d/1oQc-S76M4czuveuZyvoKW0eCGGa7tuO7/view?usp=drive_link
Professional Deveropment SystemにはBase Deveropment SystemとFull Deveropment Systemの機能が内包されています。
https://www.ni.com/en-us/shop/labview/select-edition.html
Continuous Integration SystemとDebug Deveropment Systemはライセンスには含まれておりません。
なお、教職員用Gmailのアドレスにアクティブ化コードがメールで送信されます。このコードは再アクティベーションを行う際に必要になる場合がありますので、大切に保管してください。
2-9.アクティブ化完了欄の「LabVIEW 2022 Q3 Professional Deveropment System」にチェックが入っていることを確認し[終了]ボタンをクリックします。
2-10.ライセンスマネージャーの画面に戻り、[更新]ボタンをクリック「評価」から「ライセンス」に変わっていればアクティベーション完了です。
LabVIEWをインストールしたコンピュータがインターネットアクセスできない場合は、別途インターネットアクセスのできるコンピュータを用意し、次の手順でアクティベーションを行って期間制限を解除してください。
3-1.[スタートメニュー]-[National Instruments]-[NI License Manager]を起動します。
3-2.ライセンスマネージャが起動します。[ソフトウェアをアクティブ化]ボタンをクリックします。
3-3.ソフトウェアをアクティブ化画面が表示されますので、「インターネット接続がない場合、オフラインでアクティブ化を続行」をクリックします。
3-4.アクティブ化コードの入力画面が表示されます。
画面上に表示されている「コンピュータID」は、以降のアクティベーション作業に必要となります。この画面はそのままにして、インターネットアクセスできる別のコンピュータのWebブラウザで、NI製品のアクティブ化コード生成フォームサイト(https://www.ni.com/nilg-activate/jsp/customer_activate_details.jsp)にアクセスします。
3-5.NI製品のアクティブ化コード生成フォームサイトが表示されたら全てのフィールドに情報を入力し、[送信]ボタンをクリックします。
※この操作は3-2.のライセンスマネージャの右側に表示されているソフトウェア毎に行う必要があります。
名 : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→太郎)
氏 : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→電通)
会社/組織 : 「大阪電気通信大学」と入力してください。
電子メール@ : 教職員用Gmailのアドレス(~@osakac.ac.jp)を入力してください。
シリアル番号 : 次のアドレスから取得してください。※@osakac.ac.jpによるログインが必要
https://drive.google.com/file/d/1oQc-S76M4czuveuZyvoKW0eCGGa7tuO7/view?usp=drive_link
アクティブ化したい製品を選択します : アクティベーションを行う製品名を選択してください。
※「LabVIEW開発システム」のアクティベーションを行う場合は、「LabVIEW Professional Deveropment System」を選択してください。
オペレーティングシステム : 製品を選択すると自動選択されます。
もし、自動選択されない場合は、LabVIEWをインストールしたコンピュータのOSを選択してください。
製品バージョン : 製品を選択すると自動選択されます。
もし、自動選択されない場合は、2022 Q3を選択してください。
コンピュータIDまたはデバイスID : 3-4.の画面に表示されているコンピュータIDを入力してください。
3-6.Webブラウザにアクティブ化コードが表示されます。
また、3-5.で入力した教職員用Gmailのアドレスにもアクティブ化コードが送信されます。
このコードは再アクティベーションを行う際に必要になる場合がありますので、大切に保管してください。
3-7.3-2.の画面に表示されている全ての製品のアクティブ化コードを取得したら、3-4.の画面に戻り、取得したアクティブ化コードを赤枠内に「改行」で区切って入力し、[アクティブ化]ボタンをクリックします。
3-8.アクティブ化完了欄にアクティブ化を行った製品が入っていることを確認し[終了]ボタンをクリックします。
3-9.ライセンスマネージャーの画面に戻り、[更新]ボタンをクリック「評価」から「ライセンス」に変わっていればアクティベーション完了です。
以 上