LabVIEWキャンパスライセンス(Windows)
インストールマニュアル
2024年12月23日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
2024年12月23日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
大阪電気通信大学ではLabVIEWのキャンパスライセンスを取得しており、大学が購入かつ教職員・学生が使用するコンピュータであれば、インストールして利用することができます。
本マニュアルでは、LabVIEW 2020以前を利用するためのインストール方法を説明します。
LabVIEWのインストールが完了した時点では評価版(試用期間7日間)として動作しますが、アクティベーション作業を行うことにより期間制限が解除され、永続的に利用することが可能となります。
なお、インターネットアクセスできないコンピュータにLabVIEWをインストールする場合は、ライセンスのアクティベーション作業のために別途インターネットアクセスのできるコンピュータが必要となります。
・教育以外の目的には利用できません。
・本学の教職員・学生以外は利用できません。
・本学が所有するコンピュータ(本学が購入したもの)にのみインストールすることができます。
・利用マニュアルは付属しませんので、市販の書籍等を利用してください。
・本学の都合により将来的にキャンパスライセンスが利用できなくなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Windows8.1にLabVIEW2017または2018(SP1を含む)をインストールする場合、あらかじめ所定のWindows更新プログラムが適用されている必要があります。もし、更新プログラムが適用されていない状態でLabVIEWのインストールを行うと、インストール途中でエラーとなり正しくインストールされませんので、次の手順で更新プログラムが適用されているかどうかを確認し、適用されていないければあらかじめ適用してからLabVIEWのインストールを行ってください。
更新プログラムKB2919355は、Windows8.1向け更新プログラムの累積パッケージです。次の手順で適用されているかどうか確認してください。
(1) スタートメニューから「コントロールパネル」を選択します。
(2) コントロールパネルが表示されます。プログラムのところの「プログラムのアンインストール」をクリックします。
(3) プログラムのアンインストールまたは変更画面が表示されます。左メニューの「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
(4) インストールされている更新プログラムの一覧が表示されます。一覧の中に「Microsoft Windows (KB2919355)の更新プログラム」が表示されていれば、更新プログラムKB2919355が既に適用されています。
(5) もし、更新プログラムKB2919355が適用されていなかった場合は、WindowsUpdateから適用するか、もしくは次のページを参考に適用してください。
Windows 8.1 Update (KB2919355):
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42327 (32bit OS用)
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42335 (64bit OS用)
なお、WindowsUpdateから適用する場合は、更新プログラムの適用順序や依存関係の都合により、何回もWindowsUpdateを実行しないと適用されない場合がありますので、WindowsUpdateを実行した後に(1)~(4)の手順で適用されているかどうかを確認し、適用されていなければ再度WindowsUpdateを実行するようにしてください。
LabVIEWのインストールにあたっては、ソフトウェア配布用ファイルサーバに配置しているインストールパッケージからインストールを行ってください。インターネットアクセスできないコンピュータにインストールする場合は、USBメモリ等(要64GB)にインストールパッケージをコピーし、コピーしたメディアからインストールを行ってください。
なお、インストールパッケージが配置されていない旧バージョンをインストールする場合や、ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージ(USBメモリ等にコピーしたものを含む)からインストールができない場合は、MC2事務室でインストールメディアを貸し出しします。
2-1.から2-3.はソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する際に必要となる手順です。MC2事務室より貸し出ししたインストールメディアでインストールする場合は2-4.に進んでください。
2-1.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)Windowsキーを押しながら「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示します。名前のところに次のネットワーク共有フォルダ名を入力し、[OK]をクリックします。
<ソフトウェア配布用共有フォルダ>
\\mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp\Installer\
2-2.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。ユーザー名とパスワードをそれぞれ次のとおり入力し、[OK]ボタンをクリックします。
ユーザー名 : mc2ed.osakac.ac.jp\MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合
mc2ed.osakac.ac.jp\xx01y234
パスワード : MC2アカウントのパスワード
2-3.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)MC2演習室のネットワーク共有フォルダが表示されます。「National Instruments」フォルダ以下にバージョン毎にインストールパッケージを配置していますので、インストールするバージョンのフォルダを開きます。
2-4.インストールパッケージもしくはインストールメディア(CD)内にあるインストーラ(autorun.exe)を実行します。
(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)セキュリティの警告画面が表示されます。[実行]ボタンをクリックします。
2-5.インストールするソフトウェアの言語を選択する画面が表示されます。「ソフトウェアをインストール(日本語版)」をクリックします。
(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)セキュリティの警告画面が表示されます。[実行]ボタンをクリックします。
(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)ネットワーク共有フォルダから直接インストーラを実行するため、ユーザーアカウント制御の警告画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
.(ソフトウェア配布用ファイルサーバのインストールパッケージを利用する場合のみ)再度ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。2-2.と同じユーザー名とパスワードをそれぞれ入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2-6..NET Framework 4.6.2がインストールされていない場合、インストールが必要な旨の画面が表示されます。
(1)[OK]ボタンをクリックします。.NET Framework 4.6.2のインストールパッケージが展開され、インストーラが開始します。
(2).NET Framework 4.6.2のライセンス条項が表示されます。内容を確認の上、同意する場合は「同意する」にチェックを入れて[インストール]ボタンをクリックすると、インストール処理が行われます。
(3).NET Framework 4.6.2のインストール完了画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックします。
2-7.LabVIEWのインストーラが開始します。[次へ]をクリックします。
2-8.LabVIEW製品の選択画面が表示されます。「LabVIEW 201○のみをインストール」を選択し、 [次へ]ボタンをクリックします。
LabVIEWのバージョン判定が完了しているかどうかの確認画面が表示されます。 [はい]ボタンをクリックします。
2-9.インストールオプションの選択が表示されます。「製品の評価のみをします。」を選択し、 [次へ]ボタンをクリックします。
ここで、NIユーザアカウントへのログイン画面が表示された場合は、右上の[×]ボタンをクリックして画面を閉じます。
2-10.インストールするプロダクトの選択画面が表示されます。「LabVIEW 201X(32ビット)(日本語版)」は初めからインストールが選択されています。
あわせてインストールするプロダクトがあればインストールを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
ここで、次のプロダクトはLabVIEWキャンパスライセンスの対象に含まれていないため、選択してインストールしてもアクティベーションすることができませんが、試用版として使用することは可能です。
LabVIEWキャンパスライセンスの対象外のプロダクト:
・NI Switch Executive
・NI Requirements Gateway
・Analog Waveform Editor
・Circuit Design Suite 教育版(MultisimおよびUltiboardを含む) ※
・Circuit Design Suite プロフェッショナル版(MultisimおよびUltiboardを含む)
・NI Industrial Communication for EtherNet/IP
※Circuit Design Suite教育版については別途キャンパスライセンスを取得しており、当該プロダクト用のインストーラからインストールすることが可能です。詳細は、メディアコミュニケーションセンター(MC2)事務室までお問い合わせください。
2-11.インストール中にメーカーサイトにアクセスしてアップデートを検索するかどうかの選択画面が表示されます。チェックを外して[次へ]ボタンをクリックします。
2-12.インストールフォルダーの選択画面が表示されます。必要に応じて変更し、[次へ]ボタンをクリックします。
2-13.NATIONAL INSTRUMENTSソフトウェア使用許諾契約書が表示されます。2-5.で複数のプロダクトを選択した場合は、各プロダクトの使用許諾契約書がタブで分かれて表示されます。
内容を確認の上、同意する場合は「上記のライセンス契約書に同意します。」(複数プロダクトの場合は、「上記○種類のライセンス契約書に同意します。」)を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
2-14.マイクロソフトのソフトウェアライセンスに関する説明が表示されます。タブを切替してそれぞれ内容を確認の上、同意する場合は「上記○種類のライセンス契約書に同意します。」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
また、OSがWindows8以降で、かつWindows高速スタートアップ機能が有効になっていると、無効にするかどうかの確認画面が表示されます。ハードウェアを接続して計測・制御を行う場合、Windows高速スタートアップ機能が有効になっていると、電源OFF中の取り付け・取り外しをシステムが認識できない、デバイスドライバが正常に動作しない、といった問題が発生する恐れがあります。このため、ハードウェアを接続する場合は、Windows高速スタートアップ機能を無効にすることが推奨されています。
Windows高速スタートアップ機能を無効にする場合は、「ハードウェアの取り付けや取り外しの問題を避けるには、Windowsの高速スタートアップを無効にしてください。」にチェックを入れて、 [次へ]ボタンをクリックします。
2-15.インストール構成の確認画面が表示されます。2-9.で選択したプロダクトが表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックすると、順次プロダクトがインストールされます。
また、Windowsファイアウォールが有効になっていると、インストール途中に警告メッセージが表示されますので、内容を確認の上、[次へ]ボタンをクリックします。
2-16.インストール完了画面が表示されます。 [次へ]ボタンをクリックします。
2-17.インストール後は再起動が必要となりますので、再起動するかどうかの確認画面が表示されます。
すぐに再起動する場合は[はい]ボタンをクリックします。また、他のプログラムを実行している等の理由ですぐに再起動することができない場合は[いいえ]ボタンをクリックし、他のプログラムをすべて終了してから再起動を行ってください。
インストールを完了した時点では、LabVIEWは評価版(試用期間7日間)として動作します。アクティベーションを行うことにより期間制限が解除されますので、次ページ以降の手順でアクティベーションを行ってください。
ライセンスのアクティベーションにあたっては、インターネットアクセスが必要となります。インストールしたコンピュータがインターネットアクセスできる場合はそのコンピュータでアクティベーションを行ってください。また、インターネットアクセスできない場合は、別途インターネットアクセスのできるコンピュータを用意してアクティベーションを行ってください。
・インターネットアクセスできるコンピュータにインストールした場合 → 3.に進んでください。
・インターネットアクセスのできないコンピュータにインストールした場合 → 4.に進んでください。
LabVIEWをインストールしたコンピュータがインターネットアクセスできる場合は、次の手順でアクティベーションを行い、期間制限を解除してください。
なお、アクティベーションにあたっては、National Instruments社Webサイトのアカウント(NIユーザアカウント)の作成が必要となります。
3-1.[スタートメニュー]-[National Instruments]-[NI License Manager]を起動します。
3-2.ライセンスマネージャが起動します。[ソフトウェアをアクティブ化]ボタンをクリックします。
3-3.ライセンスウィザード画面が表示され、NIユーザアカウントへのログイン画面が表示されます。
3-4.NIユーザアカウントをまだ作成していない場合は、次の手順でNIユーザアカウントを作成してください。なお、既にNIユーザアカウントを取得している場合は、3-5.に進んでください。
(1)NIユーザアカウントへのログイン画面で「ユーザプロファイルの作成」をクリックします。
(2)ブラウザが起動し、ユーザプロファイル作成画面が表示されます。(1)の画面はそのままにして、ユーザプロファイル作成画面に次表のとおり必要事項を入力し、[ユーザプロファイルの作成]ボタンをクリックします。
<入力する内容>
氏(漢字) : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「電通」)
名(漢字) : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「太郎」)
氏(かな) : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「でんつう」)
名(かな) : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→「たろう」)
職種 : 「教授/教師」またはを選択してください。
会社/学校名(正式名) : 「大阪電気通信大学」と入力してください。
会社/学校名(かな) : 「おおさかでんきつうしんだいがく」と入力してください。
部署/学部学科 : 所属学部・所属学科を入力してください。
(例:電子機械工学科→「工学部電子機械工学科」)
郵便番号 : 所属キャンパスの郵便番号を入力してください。
都道府県 : 「大阪府」と入力してください。
会社住所 :所属キャンパスの住所を入力してください。
電話番号 : 連絡先の電話番号を入力してください。
電子メールアドレス : 教職員用Gmailのアドレス(~@osakac.ac.jp)を入力してください。
パスワード : NIユーザアカウントのパスワードとして使用する文字列を入力してください。
(3)ユーザプロファイルの確認画面が表示されるとともに、教職員用Gmailにメールが送信されます。
教職員用Gmailに届いているメールの内容を確認し、メール中のリンクをクリックします。
ブラウザが開き、ユーザプロファイル完了画面が表示されます。これでNIユーザアカウントの作成は完了です。
3-6.NIユーザアカウントへのログイン画面から、NIユーザアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、
[ログイン]ボタンをクリックします。
3-7.シリアル番号の入力画面が表示されます。シリアル番号を次のアドレスから取得し、入力して[アクティブ化]ボタンをクリックします。
<LabVIEWシリアル番号配布ページ(@osakac.ac.jpによるログインが必要)>
https://drive.google.com/file/d/1oQc-S76M4czuveuZyvoKW0eCGGa7tuO7/view?usp=drive_link
※[ファイル管理]-[MC2マニュアル関連]-[キャンパスライセンス]-[LabVIEW]からもアクセス可能です。
ファイル名は LabVIEW _Activationkey.pdf です。
3-8.アクティベーションが実行され、アクティブ化の結果画面が表示されます。「アクティブ化成功」と表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
なお、教職員用Gmailのアドレスにアクティブ化コードがメールで送信されます。このコードは再アクティベーションを行う際に必要になる場合がありますので、大切に保管してください。
3-9.製品登録の案内画面が表示されまます。 [閉じる]ボタンをクリックします。
3-10.3-2.のライセンスマネージャの画面に戻り、[更新]ボタンをクリックします。
プロダクトのところの試用期間表示がなくなれば、アクティベーションは完了です。
LabVIEWをインストールしたコンピュータがインターネットアクセスできない場合は、別途インターネットアクセスのできるコンピュータを用意し、次の手順でアクティベーションを行って期間制限を解除してください。
4-1.[スタートメニュー]-[National Instruments]-[NI License Manager]を起動します。
4-2.ライセンスマネージャが起動します。[ソフトウェアをアクティブ化]ボタンをクリックします。
4-3.ライセンスウィザード画面が表示されます。
ここで、NIユーザアカウントへのログイン画面が表示された場合は、右上の[×]ボタンをクリックして画面を閉じます。
4-4.アクティブ化コードの入力画面が表示されます。
画面上に表示されている「コンピュータID」は、以降のアクティベーション作業に必要となります。この画面はそのままにして、インターネットアクセスできる別のコンピュータのWebブラウザで、NI製品のアクティブ化サイト(http://www.ni.com/activate)にアクセスします。
4-5.WebブラウザにNI製品のアクティブ化サイトが表示されたら詳細情報を入力し、[Submit]ボタンをクリックします。
※この操作は4-2.のライセンスマネージャの右側に表示されているプロダクト毎に行う必要があります。
製品 : アクティベーションを行うプロダクト名を選択してください。
※「LabVIEW開発システム」のアクティベーションを行う場合は、「LabVIEW」を選択してください。
オペレーティングシステム : 製品を選択すると自動選択されます。
もし、自動選択されない場合は、LabVIEWをインストールしたコンピュータのOSを選択してください。
製品バージョン : 2017を選択してください。
シリアル番号 : 次のアドレスから取得してください。※@osakac.ac.jpによるログインが必要
https://drive.google.com/file/d/1oQc-S76M4czuveuZyvoKW0eCGGa7tuO7/view?usp=drive_link
コンピュータIDまたはデバイスID : 4-4.の画面に表示されているコンピュータIDを入力してください。
勤務先 : 「大阪電気通信大学」と入力してください。
氏 : 姓を日本語で入力してください。(例:電通太郎→電通)
名 : 名前を日本語で入力してください。(例:電通太郎→太郎)
Eメールアドレス : 教職員用Gmailのアドレス(~@osakac.ac.jp)を入力してください。
4-6.Webブラウザにアクティブ化コードが表示されます。
また、4-5.で入力した教職員用Gmailのアドレスにもアクティブ化コードが送信されます。
このコードは再アクティベーションを行う際に必要になる場合がありますので、大切に保管してください。
4-7.4-2.の画面に表示されている全てのプロダクトのアクティブ化コードを取得したら、4-4.の画面に戻り、取得したアクティブ化コードを「,」(カンマ)で区切って入力し、[アクティブ化]ボタンをクリックします。
4-8.アクティベーションが実行され、アクティブ化の結果画面が表示されます。「アクティブ化成功」と表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
4-9.製品登録の案内画面が表示されまます。 [閉じる]ボタンをクリックします。
4-10.4-2.のライセンスマネージャの画面に戻り、[更新]ボタンをクリックします。
プロダクトのところの試用期間表示がなくなれば、アクティベーションは完了です。
以 上