Autodesk 2019・2020製品
教育機関向けライセンス(Windows)
インストールマニュアル
2021年9月30日版
メディアコミュニケーションセンター(MC2)
Autodesk 2019・2020製品 教育機関向けライセンス(Windows)の利用方法
Autodesk社が2014年8月より教育機関向けライセンスの無償提供を開始したことに伴い、メディアコミュニケーションセンター(MC2)にてAutodesk製品のライセンスを取得しましたので、研究室のコンピュータにAutodesk製品をインストールし、利用することができます。
<教育機関向けライセンスを取得しているAutodesk2019・2020製品(Windows版) 2021年9月現在>
・AutoCAD 2019 ・ 2020
・Civil3D 2019 ・ 2020(日本仕様プログラム同梱)
・Inventor Professional 2019 ・ 2020
・Inventor Nastran 2020
・Revit 2019 ・ 2020
・3dsMax 2019 ・ 2020
・Maya 2019・ 2020
・MotionBuilder 2019・ 2020
・Mudbox 2019・ 2020
・ReCap Pro 2019・ 2020
・CFD Ultimate 2019
・Robot Structural Analysis 2020
・Navisworks Manage 2020
なお、上記以外の製品の利用を希望される場合は、MC2で教育機関向けライセンスの取得手続きを行いますので、MC2事務室までご相談ください。
利用にあたっての注意事項
ライセンス認証を学内ネットワークにあるサーバで行いますので、必ず学内ネットワークに接続する必要があります。また、演習室を含めて同時に利用できるコンピュータ数が決まっているネットワークライセンスとなります。ライセンス数が不足した場合は、演習授業を優先しますので、あらかじめご了承ください。
1. インストールに必要となる更新プログラム
Windows8.1にAutodesk2019・2020製品をインストールする場合、あらかじめ所定のWindows更新プログラムが適用されている必要があります。もし、更新プログラムが適用されていない状態でインストールを行うと、インストール途中でエラーとなり正しくインストールされませんので、次の手順で更新プログラムが適用されているかどうかを確認し、適用されていないければあらかじめ適用してからインストールを行ってください。
Windows8.1 … (AutoCAD/AutoCAD Civil3D/Inventor/Revitのみ)事前に更新プログラムKB2919355(Windows 8.1 Update)の適用が必要です。
更新プログラムKB2919355は、Windows8.1向け更新プログラムの累積パッケージです。次の手順で適用されているかどうか確認してください。
(1) コントロールパネルが表示されます。プログラムのところの「プログラムのアンインストール」をクリックします。
(2) コントロールパネルが表示されます。プログラムのところの「プログラムのアンインストール」をクリックします。
(3) プログラムのアンインストールまたは変更画面が表示されます。左メニューの「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
(4) インストールされている更新プログラムの一覧が表示されます。一覧の中に「Microsoft Windows (KB2919355)の更新プログラム」が表示されていれば、更新プログラムKB2919355が既に適用されています。
(5) もし、更新プログラムKB2919355が適用されていなかった場合は、WindowsUpdateから適用するか、もしくは次のページを参考に適用してください。
Windows 8.1 Update (KB2919355):
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42327 (32bit OS用)
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42335 (64bit OS用)
なお、WindowsUpdateから適用する場合は、更新プログラムの適用順序や依存関係の都合により、何回もWindowsUpdateを実行しないと適用されない場合がありますので、WindowsUpdateを実行した後に(1)~(4)の手順で適用されているかどうかを確認し、適用されていなければ再度WindowsUpdateを実行するようにしてください。
2. インストール方法
Autodesk製品のインストーラは、MC2のソフトウェア配布用ファイルサーバに配置しています。次の手順でアクセスし、インストール作業を行ってください。
インストーラは必ずネットワーク共有フォルダ上から実行してください。インストールするコンピュータのデスクトップ等にコピーし、コピーしたファイルを実行しても正しくインストールされません。
2-1.Windowsキーを押しながら「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示します。名前のところに次のネットワーク共有フォルダ名を入力し、[OK]をクリックします。
<寝屋川MC2ソフトウェア配布用ファイルサーバ共有フォルダ>
\\mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp\Installer\
2-2.ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。ユーザー名とパスワードをそれぞれ次のとおり入力し、[OK]ボタンをクリックします。
ユーザー名 : mc2ed.osakac.ac.jp\MC2アカウント名
(例)MC2アカウント名がxx01y234の場合
mc2ed.osakac.ac.jp\xx01y234
パスワード : MC2アカウントのパスワード
2-3.ソフトウェア配布用ファイルサーバのネットワーク共有フォルダが表示されます。「Autodesk」フォルダ以下に、ソフトウェア毎にインストールパッケージを配置していますので、ソフトウェア名のフォルダ内のインストーラを実行してください。
<Autodesk2019製品 インストールパッケージ一覧>
AutoCAD2019 … AutoCAD 2019インストールパッケージ
Civil3D2019 … Civil3D 2019インストールパッケージ
Inventor2019 … Inventor Professional 2019インストールパッケージ
Revit2019 … Revit 2019インストールパッケージ
3dsMax2019 … 3dsMax 2019インストールパッケージ
Maya2019 … Maya 2019インストールパッケージ
MotionBuilder2019 … MotionBuilder 2019インストールパッケージ
Mudbox2019 … Mudbox 2019インストールパッケージ
ReCap2019 … ReCAP Pro 2019インストールパッケージ
CFD2019… CFD Ultimate 2019インストールパッケージ
<Autodesk2020製品 インストールパッケージ一覧>
AutoCAD2020 … AutoCAD 2020インストールパッケージ
Civil3D2020 … Civil3D 2020インストールパッケージ
Inventor2020 … Inventor Professional 2020インストールパッケージ
InventorNastran2020 … Inventor Nastran 2020インストールパッケージ
Revit2020 … Revit 2020インストールパッケージ
3dsMax2020 … 3dsMax 2020インストールパッケージ
Maya2020 … Maya 2020インストールパッケージ
MotionBuilder2020 … MotionBuilder 2020インストールパッケージ
Mudbox2020 … Mudbox 2020インストールパッケージ
ReCap2020 … ReCAP Pro 2020インストールパッケージ
RobotStructuralAnalysis2020 … RobotStructuralAnalysis 2020インストールパッケージ
NavisworksManage2020 … NavisworksManage 2020インストールパッケージ
<AutoCAD 2019・2020をインストールする場合>
AutoCADは32bit版と64bit版が提供されており、それぞれインストーラが用意されています。インストールするコンピュータの環境に応じたインストーラを実行してください。
・32bit版をインストールする場合
「32bit」フォルダ内のインストーラ「AutoCAD20XX_Setup_x86」をダブルクリックします。
・64bit版をインストールする場合
「64bit」フォルダ内のインストーラ「AutoCAD20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<Civil3D 2019・2020をインストールする場合>
Civil3Dは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「Civil3D20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<Inventor Professional 2019・2020をインストールする場合>
Inventor Professionalは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「Inventor20XX_ Setup_x64」をダブルクリックします。
<Inventor Nastran 2020をインストールする場合>
Inventor Nastranは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「setup.exe」をダブルクリックします。
<Revit 2019・2020をインストールする場合>
Revitは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「Revit20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<3dsMax 2019・2020をインストールする場合>
3dsMaxは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「3dsMax20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<Maya 2019・2020をインストールする場合>
Mayaは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「Maya20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<MotionBuilder 2019・2020をインストールする場合>
MotiohBuilderは64bit版のみ提供となっています。フォルダ内のインストーラ
「MotionBuilder20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<Mudbox 2019・2020をインストールする場合>
Mudboxは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「Mudbox20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<ReCap Pro 2019・2020をインストールする場合>
ReCap Proは64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「ReCap20XX_Setup_x64」をダブルクリックします。
<CFD Ultimate 2019をインストールする場合>
CFD Ultimate 2019は64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「CFD20XX_Setup_ x64」をダブルクリックします。
<Robot Structural Analysis 2020をインストールする場合>
Robot Structural Analysis 2020は64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「Robot Structural Analysis2020_Setup_ x64」をダブルクリックします。
<Navisworks Manage 2020をインストールする場合>
Navisworks Manage 2020は64bit版のみの提供となっています。フォルダ内のインストーラ「NavisworksManage2020_Setup_ x64」をダブルクリックします。
以降はAutoCAD2019のインストール画面を使用して説明していますが、その他の製品についても同様の手順でインストールすることができます。
2-4.ネットワーク共有フォルダから直接インストーラを実行するため、セキュリティの警告画面が表示されます。[開く]ボタンをクリックします。
続けて、ユーザーアカウント制御のセキュリティの警告画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
再度ネットワークパスワードの入力画面が表示されます。2-2.と同じユーザー名をパスワードをそれぞれ入力し、[OK]ボタンをクリックします。
2-5.インストーラが起動し、ソフトウェア使用許諾が表示されます。
内容を確認の上、同意する場合は「同意する」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
2-6.製品情報画面が表示されます。自動的に内容が入力されていますので、 [次へ]ボタンをクリックします。
2-7.(Inventor Professional 2019・2020をインストールする場合のみ)インストールする製品の選択画面が表示されますので [次へ]ボタンをクリックします。
2-8.インストールするソフトウェアとインストール先の選択画面が表示されます。必要に応じて選択し、[インストール]ボタンをクリックすると、インストール処理が実行されます。
2-9.インストール中に修正プログラムのセットアップ画面が表示された場合は、[修復]ボタンをクリックして修正プログラムをインストールしてください。
(Civil3D 2019・2020をインストールする場合のみ)
インストール中に「日本仕様プログラム」のインストール画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックし、 [インストール]ボタンをクリックしてください。
インストール処理が行われた後、完了画面が表示されますので、[完了]ボタンをクリックします。
2-10.インストールの完了画面が表示されますので、「完了」ボタンをクリックします。
再起動の確認画面が表示されますので、作業中のファイルを保存し、[はい]ボタンをクリックします。再起動が完了すれば、インストールは完了です。
2-11.Inventor Nastran 2020 をインストールした場合は、初回起動時にライセンスタイプの選択画面が表示されます。
「Use a network license」のところの[Select]ボタンをクリックし、ライセンスサーバを設定してください。
ライセンスサーバモデル :
Single license server
サーバ名 :
mclicense1.osakac.ac.jp
2-12.CFD Ultimate 2019をインストールした場合は、以下の作業を必ず実施してください。
CFD2019はインストールパッケージの不具合のため、このまま起動すると一部のライセンスが無い旨のエラーが表示されます。次の手順でライセンス追加設定ファイルをコピーしてください。
2-1.の手順でMC2演習室のネットワーク共有フォルダにアクセスし、CFD2019のインストールパッケージのフォルダを開き、 「インストール後にコピーしてください」フォルダを開きます。
<寝屋川MC2演習室共有フォルダ>
\\mcfs11n.mc2ed.osakac.ac.jp\Installer\
→ Autodesk
→ CFD2019
→ インストール後にコピーしてください
の順に開きます。
「インストール後にコピーしてください」フォルダの中にある「812K1_2019.0.0.F」フォルダを、
Cドライブ の Program Data - Autodesk - CLM - LGS フォルダ以下
にコピーします。
ここで、Cドライブの Program Data フォルダは隠しフォルダになっており、通常は表示されていませんので、エクスプローラの[表示]タブの「隠しファイル」のところにチェックを入れて、表示させてからコピーしてください。
なお、コピー後は「隠しファイル」のチェックを外してもかまいません。
3-1.(参考 3dsMax/ReCapProの日本語化について)
3dsMax/ReCapProはインストール直後は英語表示となりますが、多言語対応版となっています。日本語表示にする場合は、それぞれ次の操作を行ってください。
<3dsMax 2019・2020を日本語化する場合>
3dsMaxをインストール後、デスクトップに作成されたアイコンをダブルクリックすると英語表示で起動しますが、スタートメニューから3dsMax 20XX – Japaneseを選択すると日本語表示で起動します。一度、日本語表示で起動すれば、以降はデスクトップのアイコンをダブルクリックしても日本語表示で起動するようになります。
<ReCap Pro 2019・2020を日本語化する場合>
ReCapは、英語表示で起動した後に設定ボタンをクリックし、[Advanced]タブのselect languageのところで [Japanese]を選択して[OK]ボタンをクリックした後、ReCap Proを終了します。以降は、日本語版で起動するようになります。
以 上