統合領域

地域デザインプログラム

教育目的

 本プログラムでは、地域やまちづくりにかかわる幅広い知識と専門的な技能を身につけ、地域においてリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指します。

 少子高齢化が進み、人口減少社会が本格的に到来する現在、地域はさまざまな課題に直面しています。地方では過疎化が進み、地域の衰退が指摘される一方、都市部においては人間関係の希薄化や空洞化も進むなど、地域の抱える課題は多様化し、複雑化しています。

 こうした困難な課題を解決するためには、地域について多角的に捉え、幅広い知識と深い専門性、そして問題を発見し解決していくための柔軟な思考力と実行力が求められます。

 そこで本プログラムでは、まず、人文、社会、自然の領域にまたがるさまざまな学問分野を横断して、地域について総合的に学んでいきます。その上で、地域の課題解決に向けて実践的に考え行動していくための専門的な知識や技術を獲得し、さらに、これからの地域社会の担い手として、行政や民間企業、NPO、市民運動、ボランティア活動など地域で活躍していくための実践力を養っていきます。

カリキュラムの特徴

 本プログラムは、<導入・基礎>、<理論・方法>、<応用・展開>、<実践・演習>というカテゴリーによって構成されています。これらを段階的に履修することにより、基礎的な事柄から理論的な方法論の修得を経て、最終的に地域において実践する力を養うことを目指します。

 最初に、<導入・基礎>カテゴリーにおいて、地域に関する基礎的な知識を修得します。さらに<理論・方法>カテゴリーでは、さまざまな学問分野を横断的に幅広く学び、基本的な方法論を修得した上で、<応用・展開>カテゴリーで専門的な領域についてより深く探究していきます。最終的には、<実践・演習>カテゴリーにおいて、地域の現場で役立つ実習や演習、具体的な技術を修得し、本プログラムで学んだことを地域で活かし実践するための技能を獲得します。

修了要件

必修または選択必修を含め;

メジャー:合計32単位

マイナー:合計16単位

【Ⅳ 統合領域】9.地域デザインプログラム.pdf