2024年7月4日 科目一覧と諸注意を更新しました。
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産業や経済が急速に高度化し、グローバル化が進む現代の社会では、豊かな語学力やコミュニケーション力を持ち、異文化を理解し、国や社会を越えて国際的に活躍できる「グローバル人材」の重要性が年々高まっています。これら「グローバル人材」は、世界展開をする日本企業や外資系企業をはじめとして、国際機関、政府機関や地方公共団体等で、中核的、専門的な働きを期待されています。
グローバル・コミュニケーション学群では、単に外国語能力を身につけた人物ではなく、「深い教養」を身につけ、「コミュニケーション能力」と「課題解決能力」の両方を持ち合わせた人物を育成することを目的としています。具体的には、多角的な視野と知識を基に分析を行い、実行可能な解決策を提示する力、複雑な事象を具体的かつ論理的に説明・説得するための高いコミュニケーション能力を有し、能動的に課題解決を行うリーダーシップを併せ持つ人物を育成することを目的として、カリキュラムを設定しています。
グローバル・コミュニケーションの学生は、1~2年次のときはまず目標言語を、実際の使用言語として徹底的に学び、3セメスターまたは4セメスター目には原則として全員が留学します(日本語特別専修の学生は希望者のみ)。留学においては、語学力の向上のみならず、グローバル社会で協働できる力をコミュニティ・アウトリーチ活動等を通して身につけ、留学終了後は、メジャーとする言語で行われるグローバル・スタディーズ科目等を履修して、広い知識とコミュニケーション能力、思考力、実行力を養います。
また、本学群では英語、中国語、日本語の「特別専修」という形で学修の体系化を図っています。さらに、母語以外の2言語を学修したいという学生の要望に応えることを可能とした「グローバル教養専修」も設けています。なお、英語特別専修においては、卒業要件となる科目を全て英語で修得した場合において、英語による学位を取得することも可能となっています。