STEP 1 自由研究で一番大切なことは「自分でやってみたい」と思う気持ちです。
まずは自由研究のテーマ(題材)を決めましょう。
テーマは無限にありますが、自分の好きなものや、最近習ったこと、おもしろいと思ったことを選ぶと楽しめます。大切なことはあなたがやってみたいと思う実験であることです。いろいろな企業や学校での相談会や、サイトでアイデアを探すこともできます。
STEP 2 テーマ(題材)が決まったら、どんなことを調べたいか、どんな結果になると思うか、書いてみよう。
テーマ(題材)が決まったら、どんな実験をしたいかを具体的に考えてみましょう。その時に、「きっと、こうなるんじゃないかな?」というところまで考えてメモをしておくと、あとで予想としてまとめることができます。
STEP 3 自分で考えた方法で実験をして、結果を集めてみよう。
実験・観察をする時に下のことは記録しておくと良いでしょう。
『いつ(年月日・時刻・天気・気温)』・『どこで』・『だれが』・『どんな方法で何をしたのか』などです。
研究の方法・結果のポイント
☆数や量で表そう
見たこと、気づいたこと、したことはなるべく多く数字で表現して記録しましょう。
☆五感をいかそう
見る、さわる、かぐ、聞く、味わう(安全には注意)
☆写真で記録、スケッチで記録
物を観察をするとき、写真であれば観察しているものの全体と注目する場所がわかるように何枚か撮影しましょう。
スケッチをする場合は、観察する物をじっくりと見て、一本の線でゆっくりと描きましょう。
☆実験道具や結果も写真で残そう
実験の様子や、色の変化なども記録するといいですね。
☆表やグラフ
調べたことによっては、表やグラフにしてまとめると、新しい発見もあるかも。
☆ 『比較』・『関連づけ』を大切にしよう
条件を変えて、いろいろためしてみよう。その結果を比べてみると気づくことがあるかも。
☆実験や観察して分からなかったことをメモしよう
何かわかると、別のわからないことが見つかるのは当たり前。それは来年のテーマにしてしまおう!
STEP 4 実験結果をまとめて、レポートにまとめてみよう。
小学生向け 研究論文に書くこと (例)
・テーマ(タイトル)
・調べようとしたきっかけ
・目的(調べたいこと)
・予想
・実験方法
・結果
・考察(結果からわかったこと)
・参考にしたもの
中学生向け 研究論文に書くこと (例)
・テーマ(タイトル)
・動機、背景調査
・目的(調べたいこと)
・仮説
・実験方法
・結果と分析
・考察(わかったこと)
・結論
・参考文献
さらに深めるなら・・・ 自分が納得できれば、自由研究は完成!もし、新しい疑問ができたら、追加実験をしよう。
自由研究に失敗はありません。あなたがやった実験が予想通りになろうと、そうでなかろうと、起こった現象は真実です。
そこから新しい疑問や、別の方法でもやってみようという考えがでるのは本当に素晴らしいことです。
追加で実験をするのもいいですし、来年の今年の続きからやってみるのも素敵な研究です。