レア・イベントの計算科学
第5回ワークショップ:レア・イベント解析とデータサイエンス
2022年12月4日(日)日本医科大学(武蔵境校舎)
趣旨:物質系の計算科学では、計算機性能や計算アルゴリズムが発達し、最近数十年で扱える系のサイズや時間スケールは桁違いに大きくなった。しかし、原子・分子運動から見て遥かに大きな時空間スケールで起こる劇的変化である「レア・イベント」を予測することは極めて困難であり、現象によっては基礎的理解すら進んでいない。そこで、本ワークショップでは、新進気鋭の研究者を一堂に集め、レア・イベントの解明・予測のための理論的アプローチや計算アルゴリズムについて、徹底的に討論することで問題の打開をはかる。また、物理・化学・生物・材料・情報科学分野の横断的交流によって、新たな共同研究のシードを育む。
お申し込みはこちらから(無料)。締め切りましたので、もしzoom 情報などの連絡がこない方は fujisaki@nms.ac.jp までメールください。
場所:
日本医科大学武蔵境校舎 E棟 2階 大教室(入口からの行き方)
参加費:
無料
主催:
ワークショップ「レア・イベントの計算科学」実行委員会
共催:
数理データサイエンスAI教育センター(日本医科大学)
協賛:
分子シミュレーション研究会
理論化学会
日本材料学会マルチスケール材料力学部門委員会
招待講演者(敬称略):
畝山多加志(名古屋大学)
堤拓朗(北海道大学)
稲垣泰一(慶応大)
高本聡(Preferred Networks)
黒木菜保子(中央大)
古田忠臣(東工大)
実行委員:
リンク:
更新履歴:
2022/9/5 ページ作成
2022/9/21 講演タイトルと講演時間決定
2022/11/29 アブストラクト掲載
プログラム:
9:30 - 9:40 趣旨説明
9:40 - 10:50 高本聡氏
ユニバーサルなニューラルネットワークポテンシャルのための学習の枠組み
11:00 - 12:10 黒木菜保子氏
フラグメント分子シミュレーションと機械学習による機能性液体の物性スクリーニング
12:10 - 13:20 昼休み
13:20 - 14:30 稲垣泰一氏
ポテンシャルスケーリング・ハイブリッドモンテカルロ法の開発と今後の展望
14:40 - 15:50 畝山多加志氏
ゆらぐ過渡ポテンシャルを用いた高分子のメソスケール運動の粗視化
16:00 - 17:10 堤拓朗氏
反応空間投影法(ReSPer):次元縮約反応空間に基づくトラジェクトリ解析
17:20 - 18:30 古田忠臣氏