MC冬の学校2024

 

MC研究会は、さまざまな分野から「運動制御」を考えたいひとたちが集います。分野の違いは基礎知識の違いや用語の違いをはらみ、時にはすれ違いの原因となるかもしれません。しかし「違い」を互いに知り合うことで、それぞれの分野はより豊かに発展し、共通認識のもとに学際的な議論を深めることができるでしょう。MC冬の学校は、運動制御を学び研究していこうとする、さまざまな分野の学生や若手研究者の皆さんに、そんな機会を提供する場を目指しています。


今年度は、夏のMC18において「若手賞」に輝いた5名の方に受賞記念講演をお願いしました。ヒトを対象とした心理物理研究、脳脊髄MRI研究、動物を対象とした疾病モデルの解析やニューロン活動記録など、手法も狙いも多様な、幅広い内容となっています。記念講演とはいえ、受講生のみなさんと同年代の、身近な講師たちです。どんな研究目標を持ち、どんな手法を使っているのか、どう成功したのか、何に困ったのか、みなさんと共有できる内容がたくさんあるでしょう。新たな知識を得るだけでなく、対等に議論し、みなさん自身の問題意識を深く掘り下げる機会にしてください。


さらに、スペシャルレクチャーとして、玉川大学脳科学研究所の武井智彦先生に運動制御の神経科学について講義をしていただきます。どんな分野にいても、役立つことは間違いありません。


奮ってご参加ください!

参加無料ですが、MC研究会の会員である必要があります。

会員でない方は、MC研究会HPの「新規会員登録」から先にお手続きください。



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締切:12月20日(金)17時


 

 スケジュール


日時:2025年 1月 10日(金)

場所:生理学研究所 明大寺地区 1階 大会議室 (愛知県岡崎市)


10:00 - 受付開始
10:30 - 11:15 杉野広尭 (慶應義塾大学 政策・メディア研究科)

       両手を跨ぐ伸張反射応答の神経メカニズムの解明
11:15 - 12:00 臼田 升 (公益財団法人東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクト)

       随意運動制御を支えるヒト脳脊髄の構造的・機能的特徴:脳脊髄同時MRI
 (1時間 昼食休憩)
13:00 - 13:45 YI RUNAUniversity of Tsukuba, graduate school of comprehensive human science) 

       How we control our breathing?
13:45 - 14:30 後藤太一(筑波大学/産業技術総合研究所)

       脳性麻痺への髄鞘化誘導による運動機能回復の促進
 (10分休憩)
14:40 - 15:25 犬走 渚(京都大学大学院人間・環境学研究科)

       手足を用いた目標指向運動における運動目標に応じた体肢間協調
 (10分休憩)
15:35 - 16:45 武井智彦(玉川大学脳科学研究所)

       神経メカニズムを理解するとはどういうことか?

       〜一次運動野研究の歴史から運動制御の神経科学研究を考える〜


 旅費サポートの可能性について

MC研究会より旅費(交通費と宿泊費)のサポートが出る可能性があります。希望者は申込フォームにおいて「希望する」にチェックをしてください。財源に限りがあるため、希望者すべてに支給されるわけではないこと、金額の一部である可能性があることをご了承ください。また、サポートは、口座番号をお伺いしたうえで、イベント開催後に振り込みとなります。


自然科学研究機構のロッジ利用について

自然科学研究機構では、ロッジが利用可能です。ビジネスホテルとほぼ同様の設備で一泊2,600円です。1月9日(前泊)のみ利用可能です。希望者は申込フォームにおいて「希望する」にチェックをしてください。部屋数に限りがあるため、希望数が上回った場合は抽選となることをあらかじめご了承ください。ロッジの宿泊費はクレジットカードによる事前支払いのうえ、鍵は明大寺地区警備員室での受け取りになります。


受け入れ人数について

応募多数の場合、会場規模の関係から抽選となる可能性もあります。あらかじめご了承ください。 


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