生理研研究会
間身体性共感システム研究会
2025年9月19日(金)~20日(土)
場所:生理学研究所明大寺地区1F セミナー室
提案代表者:井澤 淳 (筑波大学システム情報系)
所内対応者:戸松彩花
間身体性共感システム研究会
2025年9月19日(金)~20日(土)
場所:生理学研究所明大寺地区1F セミナー室
提案代表者:井澤 淳 (筑波大学システム情報系)
所内対応者:戸松彩花
バーチャルリアリティ(VR)やメタバースの進化は、伝統的な人間理解の手法では捉えきれない新しいコミュニケーション現象を生み出しています。本研究会では、「間身体性」の観点から共感の創発過程に焦点を当て、VRやメタバース内での人間のコミュニケーション様式を深く理解することを目的としています。研究会では、VRやメタバースにおける自己意識の変容、自己・他者の認識の変化について議論を進め、その背景にあるメカニズムを探ります。また、「間身体性」に基づくシステム論的な理解を促進し、身体所有感や身体操作感の変化が社会的インタラクションにどのような影響を与えるかを考察します。これらの議論を通じて、人間と動物の実験結果を統合し、新しい共感理解のための研究の方向性を模索します。
※変更の可能性があります。最新の情報をご参照ください。
9月19日(金)
13:00-13:20 井澤 淳(筑波大)共感の階層性と層間遷移
13:20-13:40 小池康晴(東京科学大)錯覚を基にした自己と他者の認識構造
13:40-14:00 早川正祐(東大)共感・時間制・間身体性
14:00-14:20 戸松彩花(生理研)他者の存在が運動と脳活動の線形性におよぼす影響
――― 休憩10分 ―――
14:30-14:50 大畑 龍(産総研)発話における自己主体感の理解とその社会的次元への展開に向けて
14:50-15:10 田中拓海(東大)計算論的アプローチによる自他弁別のメカニズム解明:主体感と他者理解への展開
15:10-15:50 中村月香(NCNP)バルプロ酸マーモセットモデルにおける視線行動と個体間距離の自閉症様特性
――― 休憩10分 ―――
16:00-17:00 磯野真穂(東京科学大)身体感覚と社会ー摂食障害、循環器疾患、ワクチンから新型コロナまで
9月20日(土)
9:00-9:20 三武裕玄(明治大)
9:20-9:40 小池耕彦(理研)「共感学」の創生に向けて:ハイパースキャニングによる共感の構成要素の検討
9:40-10:00 長谷川晶一(東京科学大)ファントムセンスとメタバースでのアバターを介した様々なコミュニケーション
――― 休憩20分 ―――
10:20-10:40 伊藤亜紗(東京科学大)居心地のよさ(Comfortable)について
10:40-11:00 小池真由(東京科学大)ヒトと仮想エージェントの恋愛と共感
11:00-11:40 神原利宗(広島大)言語情報と非言語情報の連合
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