基礎生物学研究所 超階層生物学センター Opening Workshop

「超階層生物学は何を目指しているのか?」

What is the goal of Trans-Scale Biology?

~基礎生物学研究所がめざす生物学と、共同利用研究の支援体制について~

本イベントは終了いたしました。たくさんのご参加誠にありがとうございました。

冒頭の録画を公開しております。よろしければご覧ください。

日時:2022.11.1(TUE) 13:30-15:30【終了しました】

Zoomによるオンライン開催

主催:基礎生物学研究所 超階層生物学センター

冒頭の① 阿形所長による「超階層生物学とは?」と、② 藤森センター長による「超階層生物学センターの組織と特徴」の録画を公開いたします。

【お詫び】  動画設定ミスのため、動画の一部(右側)参加者ギャラリーで隠れています。

阿形所長の引用している基礎生物学研究所のページは所長あいさつ共同利用研究公募案内」となります。

② 藤森センター長のスライド資料は下部に同じ資料がございますので確認にご利用ください。

ご不便をおかけいたしますがご了承下さい。

TSB_op_ws_2022-11-01_3_3.mp4
藤森センター長講演スライド

【開催にあたって】

 基礎生物学研究所(NIBB)は2022年度より、超階層生物学(TSB)センターを設置し、共同利用研究の支援体制を強化しました。また、新たな共同利用課題「超階層生物学共同利用研究」をスタートし、階層を超えた生物学への挑戦を強力に支援します。
 本ワークショップではTSBセンターのキックオフにあたり、超階層生物学の概要と本センターの組織や支援体制の特徴を説明させていただきます。また、本年度の超階層生物学共同利用研究に採択された研究者の方に、課題の紹介とTSBセンターに期待することなどをお話し頂き、これからの基礎生物学分野を議論します。さらに、生物学分野でも期待されているAIをどのように活用するかを紹介させていただきます。基礎生物学研究所の「共同利用」を通じて「
TSBセンター」をご自身の研究にご活用下さい。

プログラム>(敬称略)

13:30-13:40 「超階層生物学(Trans-Scale Biology)とは?

        基礎生物学研究所 所長 阿形清和


13:40-13:50 「超階層生物学センターの組織と特徴

       センター長 藤森俊彦


13:50-14:40 「超階層生物学研究の紹介」(各25分)

  1.「盗機能生物学に向けて

       ~ウミウシ、キンメモドキ、ネナシカズラをモデルにして~

        慶応義塾大学 前田太郎(課題代表者)

        名古屋大学 別所‐上原学

東北大学 別所‐上原奏子

         富山大学 𡈽田努


  2.「オスの婚姻色の多様化を促すメスの配偶者選好性の進化機構を探る

       ~メダカ近縁種群をモデルとして~

        東北大学 安齋賢(課題代表者)


14:40-15:20 「人機協働研究パネルディスカッション」(40分)

  3.基礎生物学の気付きを加速するTSB的人機協働研究のすすめ

       ~いくつかの研究事例の紹介~

        パネリスト:基礎生物学研究所 上田貴志、

               南野尚紀、近藤洋平、富沢瑶子

        ファシリテータ:AI解析室 室長 渡辺英治


15:20-15:25 「2023年度共同利用研究の公募案内」 

        超階層生物学共同利用推進室 室長 亀井保博


15:25-15:30 Closing remarks

        基礎生物学研究所 所長 阿形清和

参加登録はこちらから(締切:11/1 14時)

超階層生物学センターの概要・組織(リンク

基礎生物学研究所は様々な形で生物学研究を支援しています。