協力隊の鈴木です。
11月の活動報告になります。
本記事のタイトルにもあります、本格的な『冬』がやってきました。
初めは11月中旬頃、山肌が白くなりそろそろ平地にも降ってくるなと思っていた矢先、月末に大雪となりました。
積雪量は40㎝以上でしょうか、辺り一面が銀世界となり、仙人様も巨大な帽子を被っていました。
私は秋田県出身であるため雪については慣れている方だと思っていましたが、積雪量の違いにさすがに驚きました。
移住してから半年、日々の生活力が試されるシーズンに突入しましたので、準備を整えて生きていきます。
さて、今月のトピックスは下記3件になります。
秋田県公文書館開館30周年記念行事、湯沢市雄勝郡生涯学習奨励員連絡協議会の研究大会、年中行事-刈り上げの節句などがあり、今月もイベントで盛りだくさんでした。
12月も様々な事が予定されていますので、まずは健康第一で日々暮らしていこうと思います。
秋田県公文書館の開館30周年記念イベントが秋田市にある秋田拠点センターALVEにて開催されました。
4月から連携展としてふる里館を含め、各施設にて出張展示を行ってきたイベントの集大成となりました。
本イベントでは、県政映画(テレビが普及していなかった昭和の時代に県が話題を提供しようと県内の風景や行事を記録し映画館で上映したもの)の上映会や原寸大(縦1225㎝×横535㎝)に複製された出羽一国御絵図を含む貴重な史料の展示や、その道のスペシャリスト達によるトークライブなどが行われました。
トークライブでは歴史探訪教室でお世話になった大仙市アーカイブズの蓮沼先生も参加されており、貴重なエピソードを聞くことができました。いつもお世話になっている畑中先生は司会として活躍されておりました。
そして、我がふる里館館長である櫻田先生は、夢見るアーカイブズというテーマの元、力を入れている古文書読解を中心にしたお話を披露し、会場は大いに盛り上がりました!詳細につきましては、ふる里館公式HPのブログにて是非確認してみてください。→→→ ふる里館公式HP
史料説明やトークライブなどで強く感じた事が1点あり、それは『未来のために』保存・解読・展示を行っているということです。公文書館やふる里館が設立された理由に共通することは間違いなく未来の人々のためだということを再認識することができ、歴史を残していく過程に埋もれていた地域の魅力などが出てくる可能性があるという考え方は間違っていなかったと安心した瞬間でもありました。
今後も村での活動の軸は歴史に関わる事に変わりはありません。
もっと郷土史を読みこみ、先人達からの貴重な証言をたくさんまとめよう...そんな目標も明るみになった1日でした。
4年に1度の持ち回りで開催される湯沢市雄勝郡生涯学習奨励員研究大会が東成瀬村で開催されました。
偶然にも開催地の年に当たり、今回は事務局の一員として参加させてもらいました。
村内、湯沢市と羽後町の奨励員の皆様と成瀬ダム工事現場見学と実技研修(勾玉作り)が行われました。
生涯学習とは文字通り生涯にわたって行う様々な学習活動と定義されていますが、その中身については深く考えたことはありませんでした。そこで、文部科学省にて明記されている内容を自分なりに解釈すると下記のようになりました。
・社会や経済への変化に対応するため
・心の豊かさ、生きがいを見つけるため
・地域社会の活性化のため
・高齢化社会、デジタル社会に対応するため
上記4つの目的が含まれているのが生涯学習であり、様々な場所や機会で行われています。
村に移住する前は、生涯学習自体の存在こそ知っていましたが、実際に参加することは一度もありませんでした。
しかし、移住後は生涯学習教室に参加するようになり、実際に色々な知識や技術を習得する機会を得ています。
今回の研究大会を通して、他地域の奨励員の皆様と新たな繋がりを得ることができ、上記にある通り自身の考え方に気づきをもたらすことができました。
生涯学習教室は村内でも活発に行われているので、今後は常に目的意識を持って参加していこうと思います。
村では『年中行事』と呼ばれる定まった日に決まったことをする習慣があり、農耕主体の生活では最も身近なものでした。しかし、現在では農業従事者の減少と核家族化などが進み、簡略化あるいはその行事自体が忘れ去られているのが現状です。このような伝統を後世に伝えるため、村内の小学校と連携し『ふるさと東成瀬の伝統行事を体験しよう』というテーマで活動を行っています。その一つが今回行われた『刈り上げの節句』になります。
刈り上げの節句は旧暦9月29日に行っていたもので、田畑での収穫に感謝するお祭りになります。
生徒達とは行事全体を学習するため、この日に餅つきも行いました。ちなみに対象生徒はとても仲良くなった五年生達でした。
収穫したものを入れたり運んだりする『箕(み)』と呼ばれる農具の真ん中に、穂がついた稲束を横向きに置き、その後ろに稲刈り鎌と草刈り鎌を並べ、稲束の前には中央に三角形にした半紙を敷き、丸い二つ重ねの餅とお酒の入ったお銚子、水を入れたコップを載せます。そして、その右側に厚めに輪切りした大根に立てたロウソクを置き、左側に菊の花を飾ります。また、箕の脇には鍬も置きます。(大根をロウソク立てにすることで食材への感謝を表し、菊の花を飾る季節になると、それまで咲いていた花たちが枯れて季節の移り変わりを意味していると考えられています)
お供え物の準備が出来たら、全員で二礼二拍手一礼。その後は直会となり、皆でついたお餅をきな粉とあんこで美味しく頂きました。つきたてできたてのお餅を食べている生徒達の姿を見て、たくさんの元気を貰うことができました。
年中行事の興味深い点として、各地域によって習慣や作法が異なることがあります。そうした違いを発見していく面白さと古くから受け継がれてきたものを守っていくために、今後も勉強に励んでいく所存です。
ふる里館1階のスペースにて、古いレコードが保管されていました。少し埃を被っていたので、寒くなる前にまとめて綺麗にしようと整理作業を行っていた所、写真にある謎の円盤が出てきました。
「ソノシートってなんですか?」「あー懐かしいね~!塩ビのやっこいレコードよ」「柔らかいレコード!?」「そうそう!薄くて折り曲げることもできるぞ!当時は付録みたいなものでよくついてきたなぁ」「確かに薄くて柔らかいですね!これで音が出せるってすごいなぁ・・・」
そんな会話をした後、日産サニーについて熱く語ったとある1日があったので紹介してみました。
※サニーは1966年から2004年まで、日産自動車にて生産された名車です。ちなみに私は4代目のサニーバン(カリフォルニア)がめっちゃ好きです。