あっ、同じだ

3月8日。校長室で仕事をしていると、3年のAちゃんが本を持ってやってきました。社会科で「昔のくらし」を学習でしているときに、家で都祁小学校の歴史が書いた本があったので、それを見せに来てくれたのです。(旧)都祁小学校の100周年のときに作られた記念誌です。同じ記念誌が校長室の書棚にあったので、取り出しました。

せっかく来てくれたので、ほかの記念誌を取り出してみます。下は奈良県小学校長会の記念誌。創立50周年を迎えたときに、当時の役員をされていた方々が編纂されたものです。1ヶ月ほど前にその方々と情報交換会を開いたときには、この記念誌のことも話題に上がりました。お年を召されても、皆さん、当時のことをよく覚えておられます。

次は全国連合小学校長会という全国の小学校長が所属している組織の記念誌。これも50周年を期に当時(25年前)の校長先生方が編纂されたものです。この組織は今年75周年を迎えたので、25年ぶりに記念誌を作りました。わたしも拙稿を寄せています。

実は、この日(3月8日)が75周年記念誌の刊行日。まだ手元には送られてきていませんが、偶然にもAちゃんの来室と重なりました。

せっかくなので(旧)都祁小学校創立100周年記念誌を開いて、Aちゃんといっしょに見ました。

下は歴代の育友会長の顔写真が載っているページ。本校の前身の礎を築かれた方々です。

記念誌って、正直、あまりおもしろい読み物ではありません。でも、当時の方々がその時々のできごとを思い出しながら綴られた回想には興味を惹かれます。わたしも以前、この100周年記念誌の一部を学校通信「都祁の子」に引用した(←クリック)ことがあります。何人かの回想が載っているので、Aちゃんにも「家で一緒に読んでみて。」と伝えました。

以上、この日のひとコマでした。