今日の5時間目の道徳では「蹴り続けたボール」を教材に、物事にはいろいろな立場や意見があることを再確認し、自分の考え方や感じ方が全てではなく、謙虚な心を持ち、広い心でほかの人から学ぶことも大切だということについて考えました。
サッカー日本代表のキャプテンとして活躍していた長谷部誠選手は、プロのサッカー選手としてスタートした頃、試合に出場できなかった悔しさからボールを蹴り続けますが、やがて気持ちを落ち着けて自らを反省します。長谷部選手は、試合に出られそうだと確信し、家族に試合を見に来るよう誘いますが、予想に反して一度も試合に出られませんでした。家族への気まずさや屈辱感から監督を恨みますが、やがて思い直します。
この教材を使いながら長谷部選手の気持ちや考え方に共感し、立場の違いや思いの深さの違いなどに思いを巡らせ、広い心を持ち、前向きに進もうという生き方について考えました。