2学年において、理科と社会の教諭が合同で授業を実施しました。内容は「カイコの繭から糸を取り出す」実習です。一ヶ月ほどかけ、職員室前の廊下でカイコの幼虫を段ボールの仕切りの中で繭をつくり出すまで育てました。生徒らはカイコの幼虫を見るのも初めてで、育てるうちに白い繭を作り始め、やがてすっぽりその中に隠れてしまう様子を不思議な気持ちで数日観察していました。
この時間は、できた繭をゆでた上で細い糸を巻き取る作業です。
絹の糸がこのような方法で作り出されることに驚きながら、生物と産業の接点を知る「教科横断型授業」となりました。