台風10号も発生し、その動きも気になります。来週は天気予報を見ながら、警報発令等いざという時の対応をお子様と相談しておいていただけると助かります。
1時間目、体育館のほうからなんだか楽しい音が聞こえてきました。覗きに行くと2年1組が体育をしていました。各自が好きなボールで平均台の上に並べたコーンを狙ってボールを投げます。ボールが当たった時、コーンが落ちた時にボーリングのピンが倒れた時のような音が鳴ります。力を込めて投げるのではなく、しっかりと狙いを定めて上手に投げていました。また、今年、体育館に配置された大型の送風機も稼働していました。
そのあとで、2つのチームに分かれて各自が持っているボールを真ん中の大きな玉にぶつけて相手陣へ動かしていくというゲームになりました。どこに当てると動くかな?一緒に投げてみようか?など工夫している姿が素敵でした。
体育館から運動場を眺めていると5年3組が体育をしていました。説明を聞くときは運動場の大きなプラタナスの木の下の木陰で…。そして、今日は2台のハードルを越えていく学習です。ただ走るだけでは…ということでしょうか、リレー形式でもやっていました。終わりはさすが5年生、だれが何を運ぶといわれなくても、みんなでさっと後かたずけをしていました。
今日は6年2組の学習参観。4時間目の社会科を見せてもらいました。今日の目当ては室町時代の文化について学ぶことでした。子どもたちの机の上には教科書、ノート、資料集などがうまく置かれていて、必要に応じて開いたり、読んだりして学習と関連付けていきます。この前の時間で室町時代の大きな流れを学習したうえでの文化の学習ということで、さまざま映像クリップを活用しながら学習は進められていきました。
金閣に代表される北山文化と銀閣に代表される東山文化の比較をもとに、能や茶の湯、書院造や水墨画など豊かに花開いた文化を画像や動画を見ながらイメージを広げ学習します。家に和室がある?たたみは?ふすまは?しょうじは?この辺りまでは大丈夫でしたが、「床の間はある?」と聞かれて一斉に子供たちの上に?マークが浮かんだ感じになりました。
授業の終盤は雪舟の水墨画です。「先生、水墨画ってどんな風に書くんですか?」「あーそうなっているのか!」などのつぶやきが聞こえてきます。子どもたちが興味を持って集中しているのが伝わります。授業が終わってから、校長室にも中国の有名な水墨画家の王さんが、都跡小学校にきて書いてくださった水墨画があるからよかったら見においでと伝えておくと、さっそく校長室を訪れてくれた子たちがありました。こういうフットワークの軽さってすごく大切です。「また、後で…。」「暇になったら、いつか…」なんて言ってると結局は実現できないことのほうが世の中には多いのです。
最後に今日の学習で分かったことや感じたことを各自がノートに書きます。毎時間やっているようで、これってすごく大切なこと。書くことをいとわない、書くことに抵抗をなくしていく、これからきっと役に立ち資質につながります。
お昼前ころからなんとも不安定な空模様になってきました…。