梅雨が明けました。今年の梅雨は本格的だったなぁと感じられますが、明日から8月という実感はなかなかわいてこないのではないでしょうか。
今日は1・2年生だけですが1学期の終業の日でした。学年ごとで終業の日が違うなどというのも経験したことのないことです。そんなことからも今日はお楽しみ会をしていた学級もいくつもありました。私が出会ったのは「なんでもバスケット」をしていた1年1組と「宝探し大会」をしていた2年3組でした。約束やルールを守りながら、みんなが楽しく過ごすためには何が大切かを体験できるとても大事な機会です。うまくいかないことや悲しくなること、いやだったことなどもみんなで過ごしていると出てくるんのです。でも、それを考え、次に生かしていくための実践的な学びの場なのです。
4年3組もお楽しみ会をしていました。教室を見せてもらうとお楽しみ会のプログラムが子どもたちの手作りで飾られています。また、担任の先生にお話を聞くとフラッグのように飾ってあるのは「2学期に頑張りたいこと」だそうです。1学期のまとめと思って取り組み始めたらしいのですが、子どもたちの中から2学期に向けて頑張る第1歩にしたいということで、会のテーマやこういった飾りが自然と出来上がっていったそうです。こういう自治の力も体験を通して身についていくのですね。運動場ではドッジボールの後、水鉄砲(理科の実験器具)大会をして楽しみました。このクラスでもやっぱり…最後は先生が狙われたそうです。
5時間目は1・2年生だけの終業式を体育館で行いました。写真からもわかるように2学年ならディスタンスを十分とって並ぶことができるので、1年生にとって初めて他の学年と一緒に整列する体験を子の終業式で行いました。校歌斉唱は現状にかんがみて行いませんでした。私からは体育館に掲げられている扁額「見てござる」という言葉をもとに、「自分の頑張り」を感じ取ってほしいという話をしました。最後に生徒指導担当の先生から夏休み中の命を守るポイントの話を聞きました。今日は4つの色で説明されました。赤は「熱中症に気をつけろ!」、黄は「交通安全に気をつけろ!」、水色は「水の事故に気をつけろ!」、そして最後に黒は「不審な人にきをつけろ!」。夏休みの間にしっかり気を付けて8月25日には元気な顔で会いましょう!というメッセージで終業式を終えました。