今日もまた朝から霧雨のような雨が降り始め、徐々に強くなり始めたかと思っていると、下校のころにはすっかり上がっていました。本当に梅雨真っただ中の1週間でした。
今、子どもたちは今年の分の「ありがとうの木」を作り始めています。そんな中、都跡中学校の先輩(現在の中学1年生)からメッセージが届けられました。1枚目は昨年度、6年生の時に仕上げた「ありがとうの木」です。それ以外が先輩からのメッセージになります。すごく素敵なメッセージに胸が熱くなったのでここで3枚紹介しました。
1年生のアサガオが次々花を開き始めました。いろんな色があって、雨に濡れた姿もきれいだったのでパチリです。2年生の風鈴も完成しました。廊下側の窓辺につられた風鈴からは涼しげな音が廊下中に響いていました。眺めていると、自分が工夫したことを目をキラキラさせながらたくさんお話を聞かせてくれました。
そんな風鈴の音のする廊下を歩いていると、2年3組の教室からカエルの歌が聞こえてきました。1列ずつでずらして吹いていく追っかけっこです。最後にピタッと決まったところがかっこよかったです。思わず私は廊下から拍手をしました。「ブラボー」と叫びたいところですがそこは我慢です。
3年1組では理科の実験中。前に体育館でゴムの力で走らせていた車を今度は風で走らせています。見ているとただ走らせるだけではなく、うちわであおぎながら押し合いっこをしていました。必ず同じほうが勝つので子どもたちはどうしてかな?と考え始めます。うちわの大きさ?あおぐ場所?あおぐ速さ?これこそが理科的思考ですね。階段でもゴムの力、風の力の実験のはずが、自然と坂を使った動きの確認が始まっています。素晴らしい発想です。ちょうどいい速さで走らせると階段を表向き、裏向きを繰り返しながら面白い動きで降りていきます。見ているだけでも楽しそうでした。
算数も2つの学級で見せてもらいました。1年2組ではタイルも使いながら引き算の立式を学習していました。引くという記号の意味や記号化についてなどとても丁寧に学習していました。もう一つは3年2組です。こちらでは割り算の学習をしていました。ここでも形式的な計算学習ではなく、割るという意味、割るという記号の書き順、割られる数という言葉や割る数という言葉の意味など、とても丁寧に学習していました。
今日のアートギャラリー。4年生の太陽と月、ピカソ風のも、岡本太郎風のもあって本当に楽しいです。5年生の電のこを使ってみようの作品です。切り方もよく工夫されていますが、この色表現が素晴らしいですね。宇宙のような色、まさに重なる波のような表現、反対色を使った強調表現、コロナウィルスの不気味な表現など、まさに1つ1つがアートです。
6年生のツリーハウス。屋上にあるハンモック、屋上で絵を描けるアトリエ、本当にありそうな山小屋など作りながら自分がそこで楽しむことを思い浮かべながら作ってくれていたのだろうなぁというのがわかる作品です。
4年生のアニマルランド。迫力のあるライオンですね。もう1つはアンキロサウルス、よくこの形を見つけましたよね。3年生のギコギコトントン、家族のピクニックは表情が素敵です。手を動かすこともできそうなので展示の仕方でも楽しめそうです。最後の作品はタイトルがいいのです。「家に帰るハリネズミ」ただのハリネズミではなくて家に帰るという言葉がついていることが大切です。私はアートギャラリーに行くたびにいろんな発見があって楽しんでいます。