新型コロナ感染症が拡大する中で、開催が危ぶまれていた入学式ですが、奈良市からの指示により運動場で、時間を短縮して実施することができました。近年では珍しく桜の花が残る中での入学式になり、温かい春の日差しの中で、本当に温かい雰囲気の中終えることができました。ご参加いただいた皆様には、何かとご不便をおかけしましたが、ご理解とご協力のおかげで78人の新入生を迎えることができ、職員一同本当にうれしく思っています。ありがとうございました。
校門前の看板ではたくさんの方が記念写真を撮っておられました。子どもたちは本当にうれしそうな表情でした。まさにピカピカの1年生。受付も今回はAとBの二か所にさせていただいたおかげでずい分スムーズに進めることができました。いつもは6年生が名札をつけてくれるのですが、今回は保護者の方にご協力いただきました。私はこんな姿にも実はかなり感動していました。子どもだけではなく、保護者の方の成長への喜びが感じられたからです。撮影に協力いただいたみなさまありがとうございました。
保護者のみなさんの前を歩かせてあげたいと考えて少し長い距離になりましたが入場をこの形にしました。一度も練習をしていないのしっかり歩いて、上手に並ぶ姿がかっこよかったです。都跡らしい体育館と桜の花と「にゅうがくおめでとう」のメッセージと国旗・校旗とそして何より子どもたちの姿がが美しいなぁと感じました。
担任紹介に続いて呼名点呼。マイクを使うと校外に名前が聞こえてしまうため、マイクをあえて使わず行いました。元気いっぱいの返事、少し恥ずかしそうな返事、手を挙げながらの返事などそれぞれの子どもたちが自分らしく答えてくれました。小学校の6年間のスタートの返事です。卒業式の返事でのしめくくりまでの6年間のスタートです。入学承認では「元気で、しなやかで、へこたれない都跡っ子の仲間です!」と話しました。私が大切にしている言葉です。式辞も普通なら奉書紙で行いますが、外の日差しの中で、子どもたちに向かって話すということで、急遽、かわいい桜色のカードにして行いました。あいさつと交通安全…大切にしてほしいと思っています。最後に、保護者のみなさまには体育館の式場も見ていただきました。在校生も教職員も精一杯心を尽くしてこの日を迎えたことが少しでも伝わっていればうれしく思います。