今日は卒業式の予行練習でした。入場から退場まですべて音楽も入れながら通していきました。卒業式は卒業証書授与式というのが正式名称です。今日は全員の名前を呼びながら授与をしましたが、子どもたちの緊張感が感じられてとても素晴らしかったです。緊張やプレッシャーは決してマイナスなものではありません。それをしっかり受け止めて、乗り越えて、さらには力にしてほしいと思うのです。今年の6年生を見ていて上手だなぁと思うのは入退場です。なかなか堂々としたものです。
卒業式の練習をしていて感じることですが、所作の美しさって大切だなぁということです。立つ姿勢、気を付けの姿勢がきちんとできれば、礼も美しくなります。こういったことをこの機会に身に着けると生涯役立つ力になるんだろうなぁと感じました。
2年1組の教室で出来上がった版画作品を見せてもらいました。ちょうど最後の仕上げに取り組んでいた子がいたので、裏面から着色する仕上げを行うことでこんな感じになっていくというのがよくわかりました。
3年1組です。今日は担任の先生が事情があって、先生のお家からオンラインで教室の子どもとつないで授業をするということにチャレンジしてみました。いつものように先生がまず話題提供としてニュース映像から子どもたちに話しかけます。平城宮跡の四足歩行のロボットのニュース、中国大陸の黄砂のニュースなどを取り上げておられました。そして、後半は子どもたちがフォームというアプリケーションを使って友達に課題やお題を提供するということをしていました。もうすっかり操作には慣れてきたと感じられました。
あちこちの教室前では「優しさの木」が開花していました。学期ごとに各自が書いていって、最後の3学期がお花型に書いています。小中交流の取り組みとして都跡中学校区で長く取り組まれている実践の一つです。
2年3組が版画を刷っている様子です。インクをつけるのはまだ難しいので先生がやってくれます。そのあとばれんを使ってこすりだしていきます。「先生、細かいところはこうやって小指を使うときれいに出るんだよ。」と教えてくれた子もいました。こすった後、どんな絵が出てくるのかなぁと楽しみにしている様子がその表情からしっかり伝わりました。刷り終わった元の班が台紙は、上手に降る新聞紙でくるんで持ち帰る用意もしていました。あらかたのやり方を先生から教えてもらうと、あとは自分で考えてやったり、分からないところは友達同士で教えあったりと、子供たちの成長を感じました。