6年生の福島県郡山市との交流事業として取り組んできた海老根和紙を使った作品作りもいよいよ仕上げです。写真は6年2組です。1枚の和紙に2人ずつ描いていきます。組み合わせはそれぞれが考えたデザインをもとに図工担当の先生が見栄えが良くなるように組み合わせてくださいました。描きながらペアになっているほかのクラスのこの作品の出来にも刺激を受けているように思いました。細かな表現や色遣いで迷ったときには、さっとクロムブックを取り出して参考になるものを探しています。クロムブックが当たり前に使われていて、まさに文房具の一つになっていると感じます。今日の子どもたちの作品もカスレやにじみといった和紙の特性をきちんと狙って表現していて、本当に美しい作品に仕上がっていました。今週末には郡山市に送る予定です。
これは3年生が昨日作っていた粘土による表現作品「私のオリジナルハンバーガー」です。こうやって並べられていると本当にお店のショーウィンドウのようです。子どもたちと話していると、自分はここを工夫したよ。自分はここがうまくできたよ。〇〇さんのここがすごくいいと思うよなどたくさんの会話が広がります。一つ一つの作品にそれだけ思いが込められているのですね。この思いこそが「表現」です。そして自身の表現を振り返ったり、互いの表現を鑑賞したりすることを通して、表現や歓声が磨かれていくと思うのです。
1年1組の紙版画です。色のついた紙を切って、裏の紙をはがしてシール状にして貼り付けてデザインをします。こうしてでき上ったものを印刷する様子です。まず紙を全体に水につけて濡らします。濡らした紙をデザインしたシートにかぶせます。かぶせた後はバレンでこすりつけます。こうするとシートの色がそのまま和紙に写し取られるのです。丁寧にデザインした鬼がきれいにプリントされるのを子どもたちはとっても楽しんでいました。
5年3組の図工です。卒業式を飾るデザインです。今日のめあては黒板に書かれています。木の色を意識して木の周りを3色程度で塗り分けていきます。ここでカギになるんが「主張色」これを意識することで背景になる部分の色を塗り分けていきます。どんな色にすれば「主張色」を効果的に見せられるかを絵の具のチューブを並べて見たりしながら一生懸命考えています。図工の中での知識に関する学習です。