今日は休み時間を使った地震対応の避難訓練を行いました。避難訓練といってもいわゆるシェイクアウト訓練というもので、緊急地震速報を聞いてその場で身を守る行動をとるというものです。基本動作はダウン(低い姿勢)カバー(頭を守る姿勢)ホールド(じっとする)の3つです。でも、自分のいる場所によってできる行動が変わってきます。各学級では朝の会の時間を使っていろいろな場所で地震が起こったらどう行動せればいいのかをスライドを使って学習しました。写真は5年2組の様子です。
1時間目の1年1組の体育館体育です。後半を見せてもらいましたが、ドッジボールのゲームをしていました。先生がアウト!など判定して子どもたちも徐々にルールを覚えていきます。また、見ているとボール投げが得意な子は自分がとったボールを「〇〇ちゃん、まだ投げてないやろ。」といって手渡している姿を何度も見かけました。苦手な子もこうやって挑戦する気持ちを持って頑張っています。
2時間目の1年2組の体育館体育です。この時間も後半を見せてもらいました。2組さんもボール投げをしていました。投げる練習をメインとした学習のようで、いわゆる中あてのような形でボールを投げていました。先生の指示で円の中に入る人を交代しながら、できるだけボールを何度も投げられるようにと考えてのことです。また、中の子は狭い中で逃げたり、ボールを取ったりしなくてはいけないため、なかなか大変です。顔にボールがぶつかってしまう子もいます。やわらかいボールなので危なくはないのですが、それでも苦手の子にとっては少し怖いかもしれません。でも、そんな感じの子は誰もいませんでした。何度も当たっても元気いっぱい走り回っていました。
中休みの写真です。3年生の教室では休み時間に教室に残っていた子たちが緊急地震速報を聞いて机にもぐっていました。廊下では窓から離れたところで小さくなって頭をかばいながらじっとしている子がいました。運動場では密にならないように気を付けながら、真ん中周辺に集まって低い姿勢でじっとしている子たちが見えました。実際に地震が起こった時でも、最初の30秒をまず生き抜くことが大切だといわれています。こういう訓練は何度もやってしっかり身に着けることが大切です。そして、ほかの人が行動できなくても、まず自分が率先避難者として行動できる力をつけてほしいと思います。
3時間目の1年3組の体育館体育です。この時間は授業の最初の方を見せてもらいました。係の子が前に出て準備体操をしてくれています。しっかりと体のあちこちを動かすようにみんなで取り組んでいました。また、ブリッジやじゃんけんで相手の周りを回ったり、その場駆け足をしたりとゲーム的な要素も取り入れながら体のいろいろな部分を、いろいろな使い方で動かす運動もしていました。途中からは縄跳びを使った活動です。今日は3人組で大繩のように縄を使った運動に挑戦していました先生がモデルを示しながら、自分たちも早くやってみたいなという気持ちを盛り上げてからの挑戦です。見ていてびっくりするくらいできる子が多いなぁと思いました。