今日と明日は都跡こども園の年長さんが小学校の運動場で駆け足をしに来てくれます。今日は運動参観でいただいたボールをもってきて広い運動場でたくさん体を動かしていました。今年はなかなか交流ができないので、こんな形ででも小学校に来てくれることがとても大切だと感じました。
4年1組の算数です。今日は「数の変わり方」という単元のまとめ問題にみんなで取り組んでいました。円を2つ重なるように横に並べると接する点が2つできます。さらに横に円を増やすと接点が3つ増えて5個になるというものです。では円が6個の時にこの接点はいくつになるかを考えていました。黒板に書かれた図に色違いの磁石を並べて規則性を発見し、それを式で表して一般化していくという学習です。難しいことをとても楽しく学習していると感じました。後半では「みんなに説明してくれる人は?」との先生の声にたくさんの子が手を上げて前で説明していました。人に説明することって最も力の付く学習方法ですね。
1年生の合同体育です。今はドッジボールが楽しいようで、今日も対戦相手を変えて試合を繰り返していました。あたってもいたくないボールでみんなで体を動かしながら楽しんでいました。ゲームが終わったらきちんと並んで挨拶もします。体を動かすこととルールを覚えて勝敗に対する正しい態度を身に着けることとあいさつをして互いを大切にすることなどを総合的に学習するのがこういったボールゲーム型の体育です。
6年1組の図工です。立体の段ボール工作でビー玉を転がすものを作っています。これは漏斗を作っているところです。円を描いて15度ずつに分けてカッターナイフで切り込みを入れて作っていきます。結構難しくて細かな作業です。黒板には「あきらめない」という言葉が書かれていました。うまくいかない、思うようにできない、どうすればいいか困ってしまう…そんなことに出会った時こそ学びのチャンス、成長のチャンスです。そんなことも学んでいる図画工作の時間だと感じました。
6時間目の6年3組の体育です。6時間目になると影がこんなに長くなります。季節もずいぶん進みました。この時間はタグラグビーをしていました。まだ完全な試合形式ではないようですが、3人ほどのチームになってタグをとられたらパスをし、パスを受けた子はトライをするという得点の流れを繰り返し練習していました。体育では守備を学習するよりもまずは攻撃を学習します。それはやっぱり点を取ることは楽しいからです。勝敗もですが得点をする、それも一人でではなく仲間とボールをつないで得点をすることに大きな意味があります。そして、次に守り方や攻撃のバリエーションの工夫が生まれてきます。6年生らしい体育学習でした。