12月です。でもまだまだ日中は暖かい日が続いています。子どもたちはしっかりお日様をあびて活動しています。
3年3組の図工です。新しくコロコロガーレという割りばしで作ったコースをビー玉が転がるという作品に挑戦しています。何もない空間からコースを生み出し、何度も転がしながらスピードを落とす工夫をしたり、横に飛び出さない工夫をしたり、面白い動きを考えたりしています。また、自分がこんな動きをさせたいというイメージを形にしていくことやうまくいかなかったらやり直したりというまさに新しい学びの姿がそこにありました。
1年3組の体育です。今日は縄跳びに挑戦していました。しっかりとお互いの距離をとって練習しています。5回前跳びをして次の人へ送っていくリレー形式でやってみたり、わざとゆっくり跳んでみたりといろんな工夫をしながらしっかり体を動かしていました。得意な子も苦手な子も本当に頑張っているなぁと思いました。特に苦手な子が「う~んうまくできない!」と言いながらもあきらめずに頑張っている姿が素晴らしかったです。二人跳びもやってみました。手をつながないのでなかなか難しそうでしたが、初めは0回、そのうち1回と少しずつ上手になっていました。
4年3組の毛筆の学習です。今日は「友」という感じに挑戦です。見ているとどの子も始筆と終筆はきっちりできていました。そこで苦労していたのがみぎはらいとひだりはらいです。自分の書いた文字とお手本をしっかり見比べて納得のいく作品ができるまで集中して取り組んでいました。いいのが書けたと思う子は先生の前にもっていってみてもらっています。うまくいかない子は先生の所に行って黒板と水筆で教えてもらっていました。
2年3組の算数です。今日は長さの学習。これまではcmやmmを学習してきましたが、今日は黒板のような長いものを測る単位としてmを学習しました。最初に1m(100cm)だと思う長さをスズランテープで切り出す学習です。こうして切ったテープを先生の作った1mのテープと比べていきます。見ていると1mよりも長くなってしまう子が多かったです。これは1mは長い長さの単位だと思うからこそ実際以上に長くなるのです。いい学習です。また、自分の体や体感で長さを感じ取ること、つまりきちんとイメージすることも算数では大切なことです。
5年3組の理科です。物の溶け方の学習をしていました。今日は水に溶けて見えなくなった食塩はなくなってしまったのか?それとも見えはしないけれども液体の中にあるのかを学習していました。さすがになめて確かめるわけにはいかないので、重さをはかることで見えなくなってもそこに存在しているということを確かめました。見えないけれどそこにあるというのは実はかなりの抽象的な思考です。いわゆる10歳の壁を越えて初めて理解でいる概念です。溶かすときのガラス棒(実験器具)の扱いについても学習していました。
6年3組の体育は跳び箱をしていました。5段~6段で開脚とびと閉脚跳びをしていました。助走から踏切への動作、跳び箱への手のつき方、跳び箱上での体重移動の方法など、跳び箱といっても様々な動作が複合されて出来上がる運動です。苦手な子も何度も何度も跳んでいました。そして6年生でも跳べた時には「うわっとべた!」という声が上がっていました。私も目を合わせて小さくうなずいて返しました。
2年2組の生活科です。今日は各学年の3組の写真で!と思っていたのですが教室の前を通りかかるとあまりにも楽しそうだったのでのぞかせてもらいました。秋のお店屋さんをしていました。例年であれば学年や異学年と交流する学習ですが、今年は学級単位で行っています。木の実の迷路やドングリのコマ、木の実の的あてに木の実のスイーツショップ、木の実と木の葉のファッションショーもありました。みんな自分たちの作品がとても自慢なようで、「先生こっちも見て!これはねぇ…」とたくさんお話を聞かせてくれました。校長先生の一番幸せな時間です。
地域ボランティアさんが作ってくださっている壁面構成です。12月と1月分ですね。手袋のデザインのものを貼っていると通りかかった2年生が「あっ手袋のお話の絵だ!」と嬉しそうにしていました。いつも本当にありがとうございます。