現在、学校のコンピュータについては校務系と教育系の大きく2つの系統になっています。校務系は成績処理や公的な書類作成、教育系は授業で使用したり、このホームページの作成をしたりに使用しています。金曜日はこの教育系がつながらなくなってしまっていたため、更新ができなかったのです。この2系統に分けられていることや奈良市の教育センターを中心とした市全体のサーバーで運用していることは、どちらもセキュリティの確保のためです。新たな機器の導入に伴って、市全体の接続環境も変更を進めているためこのような不具合が起こってしまうこともあるようです。いつも見てくださっていた方には申し訳ありませんでした。しかし、このような機会をとらえて市としての取り組みをお伝えできてよかったとも思っています。
この日の全校朝会はMeetを使って初めて行いました。朝のこの時間帯はつながりにくいこともあったのですが、前半は何とかうまくいきました。前半では私から11月1日の創立記念日にちなんでの話をしました。都跡小学校は本年度で創立110年を迎えました。校長室には沿革誌といって学校の歴史が書かれた文書が残されています。それと大正時代の学校の様子などを撮影した写真も残っています。昔の運動会や自転車教室、校外写生教室や修学旅行の様子など今と同じところと今とはずいぶん違う様子を子どもたちに画像で紹介しました。そして、本校の卒業生の方は皆さんこの学校で学んだことを誇りにされているということ。皆さんもこの学校の伝統を作っていく一人として何を残し、何を自分自身に刻むのかを考えてほしいというようなことを話しました。後半は生徒指導担当から最近増えているオンラインゲームにかかわるトラブルについての話と指導を行いました。
2年生では3クラスが同時に図工に取り組んでいました。テーマは秋を食べる…画用紙いっぱいに自分の顔を描いて大きな口を開けている絵を描いていました。見ているとこれまでのようにイメージだけで描くのではなく、目や鼻、口などリアルに表現しようと取り組んでいるのがよくわかりました。鏡を使っている子もありましたが、先生が写真にとったみんなの顔をテレビに映して、それを見に行って参考にしている子もありました。なるほど!だからみんな味のあるいい絵になっていたのだとわかりました。
この日は待ち探検に行く予定だった2年生ですが、雨で中止…。でも子の図工の時間はみんな大満足な様子でした。自分で上手に描けたと感じている子が多かったようです。見ている私も楽しくなってきました。じっと自分の画用紙をにらみつけながら、クレパスで線描していくときのクレパスの動きがとってもいいのです。すらすらではなく、じっくり描き進めていきます。カタツムリの線です。出来上がりが楽しみです。秋の食べ物は各自で考えるようで、栗やお芋などの声が聞かれました。大きなお芋でも一口で食べられそうな絵もたくさんありました。
6年3組の子たちが図工室で学習していました。スイーツづくりです。爪の先の半分よりも小さなブルーベリーを作っている子、小指の爪ほどのイチゴをていねいに作っている子、三色団子の色の順番を考えている子、ドーナツにマカロン、和生菓子など自分の作りたいものをそれぞれに一生懸命間上げて作っています。自分の考えるイメージと色を大切に、集中して取り組んでいます。