秋が深まってきました。11月17日は奈良市の小学生が事件に巻き込まれ命を奪われた日であることから、「毎月17日は子ども安全の日」として取り組まれています。都跡小学校でもこの日のことを忘れないためにも「命を考える」学習を行いました。
朝の会の時間を使って生徒指導担当と私から子どもたちに放送で呼びかけを行った後、各学級で学級指導という形で「命を守る」ことについての学習を今週中にしてもらうことにしています。2年前は「不審者ってどんな人?」について学習しました。昨年は「声をかけられたらどうすればいいの?」について学習しました。そして、今年は「どんな場所が危ないの?」について資料を使って学習していくこととしました。
2年3組の学習の様子です。まず危ない場所のキーワードとして次の3つを上げました。「人の目につかない場所」「誰でも入りやすい場所」「ルールが守られていない場所」です。「都跡の町にもあるかな?」という問いかけに2年生なりに一生懸命考えてくれていました。
2年2組の学習の様子です。ブロック塀のある道とフェンスのある道…安全なのはどっちかな?と考える問題です。子どもたちなりに一生懸命考えて自分の意見を出し合いながら、深く考えあいました。自分の体験をもとにしながら、そこに想像も加えてしっかり考えている様子は素晴らしかったです。
2年1組の学習の様子です。ほかにも様々な場面でどちらが安全かを考えた後、「この公園は危ない公園です。どこが危ないかそのわけもあわせて考えてみよう。」というワークシートに取り組みます。しっかりここまで考えた子どもたちにはもう簡単でした。しっかりと「自分の命と安全を守るための知識」を身につける学習になりました。
下校する1年生がとっても楽しそうなものを持っていたので見せてもらいました。平城宮跡への遠足やいろんなところで見つけた秋の素材を使って作品作りをしたそうです。それぞれ自分なりのイメージと作りたい思いがあって、見せてもらっているとたくさんお話を聞かせてくれました。いろどりもとっても素敵で見ていてとても楽しい気持ちになりました。ずっとおうちに残しておくのは難しい作品かもしれませんが、もしよかったらおうちでお子様のクロムブックで一緒に写真で残してみるのもいいですね。