今日は1年生が歩いて平城宮跡へ行き、みんなで手作りの凧あげを楽しみました。
自分で描いた図柄の凧をもって平城宮跡へ。最初に先生が凧あげの見本を見せてくれました。2人組で1人が凧をもって、もう一人が走ります。平城宮跡の南門前の広場いっぱいに広がって準備です。先生の掛け声で一斉に走り出す子どもたち。私の場所からは南門をバックに一斉に空に上がる凧の姿が壮観でした。最初に凧を持つ役割だった子はペアの友達の凧が上がるのを嬉しそうに眺めながらあとを追いかけて走ります。
そして今度は役割を交代しての凧あげです。途中の交代のタイミングでトイレタイム。トイレに行かない子は広場で「だるまさんが転んだ」や「鬼ごっこ」をして体を動かして待ちました。こんな風にしているうちに少し北風が出てきました。その風に乗ってぐんぐん上がる凧も。でも、糸を長く出せば出すほど、隣の凧と糸が絡むトラブルも発生します。私や一緒に行ってくださった支援員の先生、そして担任の先生も一生懸命に糸と格闘しながら凧あげをしました。あと様子の写真をもう少し紹介しますね。
給食室では給食週間に合わせて返却時に食缶が空になっていると、給食委員会手作りの「ペロリンカード」がもらえます。「先生、うちのクラスは毎日、食缶は空っぽなんだよ。」と嬉しそうに話してくれる子もいました。
2年生は木曜日が6時間学習の日です。6時間学習はこの日だけなので午後は活動的な学びが中心になります。今日は1組~3組どの学級も図工をしていました。走る動物の絵を描いています。紙からはみ出したら紙を継ぎ足して描いていたので床で色を塗っている子もいました。見ているとさすが2年生です。色づくりにとってもこだわっていました。また、表したいいイメージに合わせて水の量を調整したり、筆あと(タッチ)を意識していたりとすごい成長を感じます。
自分の出したい色になるまで何度も色混ぜを工夫している子がたくさんいました。ためし紙に少し塗っては「うーん」とうなりながら考えこむ姿には素晴らしい学び手の姿があります。「先生、この色はね、実は少しだけ青が入っているんだよ。」と嬉しそうに教えてくれる子、「先生、ぼくのはこの毛の所を工夫したんだよ。」と呼んでくれる子、「私はこれ(ティッシュを丸めて作ったタンポ)で空の雲を表そうと思っているんだ。」とこれまでの学習を活かして考えている子など、描くことに意欲的な子どもたちがたくさんいました。みんな違っていて、みんなとってもいいなぁと思いました。