1学期終業式から38日ぶりの学校の再開です。今年の夏休み中は学校前の歩道橋の工事が行われ、バンビーホームやラジオ体操などではご不便をおかけしましたが、期間中に無事に工事を終えてくださいました。大変な暑さの中、子どもたちの学校が始まるまでにと懸命に工事をしてくださったみなさんに感謝です。
まだしばらく仕上げが残っているので囲いは残りますが歩道橋は通ることができます。浸透舗装(水がしみこむ路面にしていただいています。)の緑色も鮮やかな歩道橋になりました。
この夏休み中は大きな事故などの報告もなくまずはみんなが無事にこうして集まれたことの喜びを感じ、子どもたちともそのことを共有しました。それにしてもこの写真のように子どもたちの態度も立派でしょう。先生から○○しましょう!などの指示は一切なしでこの態度です。子どもたちのやる気を感じました。
始業式の中で私からは、ある企業のCFO募集…ただし18歳以下ということをきっかけに話をしました。CFOはチーフ・フォーチュン・オフィサーの略で、訳せば最高未来責任者ということになります。未来のことを決めるのに未来を生きる人を抜きには決められないとの発想で実際に行われている募集です。
ここから地域で都跡小ガッコの子どもたちに向けて行われている様々な取組にふれていきました。写真のように天平七夕祭りへの作品参加や薬師寺での平和の鐘など他にも昨年度の木曳祭、薬師寺東塔の先行公開なども取り上げました。「なぜ、子どもたちを招いてこの取組が行われるのか?」その答えとして、先のCFOと同じでこの地域の未来を担っていく、この地域の未来を築いていく子どもたちに期待をしているからですと話しました。本校はユネスコスクールです。その合言葉に「今日よりいいアース」というものがあります。学ぶ意義をよりよい未来のために学ぶということを感じ取ってほしいと思いながら話しました。