今日は朝から暖かい新しい靴箱、新しい教室に入る初めての日。特に靴箱の位置が変わった新3年生と新4年生は「しまった!」と前の靴箱に向かう子どもたちがたくさんいました。でも、そんなときには、必ずにこっと笑顔がついてきます。進級した喜びを感じる瞬間なのかもしれません。
昨日は新学年の教科書を配布しました。今では教科書の無償給与は当たり前ですが、そこに込められた願いや思いも感じてほしいと思っています。保護者のみなさんも新しい教科書を手に取ってごらんいただき、内容の変化もですが教科書の裏面にかかれた写真のようなメッセージも見ていただければと思います。
一番たくさんの教科書を持ち帰ったのはきっと5年生です。新しく始まる家庭科の教科書にドキドキした子も多いのではないでしょうか。教室で先生から教科書についてのお話を聞いているクラスもありました。一人分の教科書のおよその代金は平均すると3000円は超えていると思います。税金から支出されている教科書を大切にしてほしいと思います。
教科書をもらった後は、一人ひとり自分で名前を書いていきます。ここでも登校時と同じことがあちこちで起こります。前の学年を書いてしまう子、前のクラス名を書いてしまう子…。緊張して、丁寧に書こうとするせいで余計にこの失敗が起こるものです。でも、これも進級の喜びを感じる瞬間と思って大切にしてほしいと思います。