この日は給食の準備の様子を取材しました。普段はなかなか見ていただけない場面です。
エプロン、マスク、帽子…きちんとした服装がまず大切です。いつもお家でお洗濯、ご準備いただきありがとうございます。服装が整わない子どもや体調が悪い子どもは基本的には給食室に入れません。これも大切な衛生管理です。特に給食室と深くかかわる栄養職員、調理員、教頭、校長は2週間に一度の検便も受けて衛生面に配慮しています。
学級ごとで並んで給食室にやってきます。基本的には一方通行になるように動線を確保します。給食室に入る前に配膳の見本をしっかりチェック。盛り付け表に合わせてどの食器に何を配膳するのかを確認します。
給食室の中では、栄養職員がやってきた学級を調理員さんに伝えて、食缶や食器などを手渡しで渡していきます。重いものを渡すときには「手を放すよ。」と声をかけてくださったり、食缶が熱い時には「ここをこんな風に持ってね。」とアドバイスをしてくださいます。自分の役割に責任をもって活動する給食当番は、よい学びの場と感じます。また、教員ではない方と関わることで、社会や仕事と出会う場にもなっています。