朝晩冷え込んできて、モミジも赤くなりかけました。
今日は、5年生が社会科の研究授業を行いました。
海のない奈良県で、どのように漁業について自分事として意識させるかを考え、単元の授業を進めていました。
今日は、漁業の課題を踏まえて、改善のために自分にできることを考える内容でした。
多くの先生が参観する中で、子どもたちは、自分の意見を考え、友達と交流し、発表していました。
ごみのポイ捨てが、海を汚し、魚の生育に影響があるなど、直接海に関わることでなくても、漁業のためにできることがあることに気づきました。
子どもたちが、今日の目当てに向かって生き生きと学ぶ姿を見て、とてもうれしくなりました。
午後からは、奈良市教育委員会事務局の指導主事の先生を招いて、この授業についての教職員研修を行いました。
授業について、教職員でグループを作り、意見交換をしました。そのあと、グループで話し合ったことを交流しました。
どのようにすれば「深い学び」につながるのか、自分たちにできることの捉えをどう扱うのか、という点での話がたくさん出ました。
そのあと、指導主事の先生から指導助言をいただきました。
授業の良かった点やどのようにすればもっと子どもの思考が深まったかなどについて助言していただきました。
また、社会科学習で大切な点について、学習指導要領に書かれている点を取り出して説明していただきました。
今日の学びが、教職員の明日からの授業に生かされるように、期待しています。