2020年6月より開設 ぐんま県境稜線トレイルのほぼ中央にある野反湖で、登山の安全についてや周辺の観光についての案内を行います。
管理運営:一般社団法人中之条町観光協会

ぐんま県境稜線
トレイル
野反湖登山案内センター

白砂山登山口(雨天時は野反湖展望台兼案内所内)に6~11月の土日祝日を中心に設置します(5~15時)

nozoriko.nakanojo@gmail.com

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2024年4月27日(土)26日のハンノキ沢とその上の坑道沢の様子です。

GW中の白砂山登山道はまだ半分以上は残雪の中です。GW中の登山は、その日の天候や時間帯によって雪の状態は大きく変化します。またガスによる視界不良は、ナビゲーションをとても困難にします。雪山経験の豊富なリーダーのいるパーティーでぐんま県境稜線の山々の登山を楽しんでほしいです。ハンノキ沢は雪解け水の増水で当分の間は登山靴濡らしが心配な状態です。一本橋の木道も早朝は霜が降りて滑りやすかったです。またそのすぐ先の坑道沢の通過(位置ナンバー標識C-51)もいやらしい場所です。富士見峠の八間山登山口からの白砂山往復コースだと、この時期のハンノキ沢渡渉や坑道沢通過を回避することができます。

野反湖は今年も例年以下の残雪状況です。

坑道沢(位置ナンバー標識C-51付近)の通過

今後状態は変わっていくので、ご注意ください。

ハンノキ沢の渡渉風景

2024年4月24日(木)生憎の雨の中、野反湖道路開通式典が無事開催。

午前10時ジャスト、和光原ゲートが開かれました。生憎の雨の中ですが、たくさんの関係者が参列して無事安全祈願の式典が執り行われました。予告はなかったのですが、先着20台の車には記念品の地元産マイタケが配られていました。その後管理人は野反湖の様子を見てきました。野反湖も残念ながら濃い霧に包まれてしまい、どれくらいの残雪かはっきりとは確認できませんでした。推察するに、昨年の少雪とは違って、例年並み近くの残雪くらいはありそうでした。4月24日現在、白砂山登山道はほとんど雪の中かなと思いますが、これからGW後半にかけて残雪の様子も大きく違ってくるでしょう。GW中の登山を計画している方はご注意ください。

富士見峠の雪壁

白砂山登山口

野反湖面は霧で視界不良

八間山茅ノ尾根コース登山口

4月12日の白砂山登山口の様子

2024野反湖道路開通のお知らせ

いよいよ明日4月24日(水)午前10時野反湖道路冬季通行止め解除

昨年11月30日に通行止めになって以来、野反湖は長い冬の眠りについていました。旧六合村の山里ではちょうど桜が満開の季節を迎えていて、いよいよ野反湖もグリーンシーズンの幕開けです。3月に積雪が増えたので、昨年よりは残雪がありそうです。どんな野反湖の景色が待っているか楽しみです。明日は国道405号線、和光原ゲート午前9時半頃から、野反湖の安全祈願の神事が行われます。その後10時ジャストに開門です。

3月31日八間山山頂からの白砂山

4月12日三壁山からの野反湖と八間山

4月12日ダムからの野反湖

4月12日三壁山から白砂山方面

11月21日の白砂山

2023年11月22日(水) 野反湖登山案内センター2023業務終了のお知らせ

11月21日は小春日和な最高の登山日和で、万座温泉の坊主山に登ってきました。白砂山稜線はご覧の通りすっかり白化粧していました。また本日は松岩山からぐんま県境稜線トレイルの山々を眺めてきました。四阿山から横手山、ガラン沢を囲むダン沢の頭や大高山、さらに白砂山から上ノ間山、谷川連峰主脈まで見渡せました。明日23日は祝日になりますが、6月から始まった2023シーズンの野反湖登山案内センター業務は19日ですでに終了しました。安全登山にご協力いただき大変ありがとうございました。

11月22日の白砂山

谷川連峰の山々

横手山

浅間山

2023年11月19日(日) 平地は晴れでも山は大荒れの日曜日でした。

野反湖に冷たい北風が吹き抜けています。太陽光線の仕業なんでしょうか、湖に綺麗なエメラルド色の帯ができていました。そしてバックには白化粧した浅間山です。野反湖からの浅間山は、富士山のように秀麗で美しい形に見えます。2~3センチの新雪が積もった池ノ峠展望台登山道コースをモニタリング。展望台から堂岩山も八十三山も中尾根の頭も厚い雲の中でした。今日の白砂山稜線はかなりの風が吹き荒れていることでしょう。フレッシュな雪の上には小さな動物の足跡がたくさん残っていました。オコジョやネズミかモグラの仲間などのようです。今朝の野反湖までの道路は路面が真っ白で凍結していました。野反湖までの国道405号線は、いよいよ11月28日15時から冬季閉鎖になります。

小さい足跡1

小さい足跡2

厚い雲の中の堂岩山

八間山茅ノ尾根

水たまりの氷

2023年11月18日(土) 今朝の野反湖の朝の気温は-3度でした。

白砂山登山口の駐車場では水たまりがしっかり凍っていました。先週は雪が少し積もりましたが、水たまりは凍るほど気温は下がらなかったです。今日は全国的に北風が強まって山の天気は荒れ模様かと心配しましたが、午前中は穏やかな青空に恵まれました。八間山登山道の様子を少しモニタリングしました。草津白根山や横手山が真っ白に輝いていました。昨日の雨は、高い山では雪に変わったようです。今夜もまた雨予報が出ていますが、野反湖では雪かもしれません。

草津白根山

横手山

野反湖

コマクサの枯葉

2023年11月16日(木)白砂山登山道をモニタリングしてきました。

たぶん今年3度目の積雪した白砂山です。やはり吹き溜まりになって一番雪が深くなるところは、猟師の沢の頭付近前後です。一部分ですが40センチくらいはありました。全体的には平均5センチくらいでした。往路の水場入り口を過ぎた辺りで4本爪の簡易アイゼンを装着しました。上下レインウエアにスパッツも必携です。簡易ピッケルは心強かったです。ところで、ノートラックの雪の上にはいろいろな動物の足跡が残っていて楽しめました。今回はリスが一番多かったかな。餌集めで忙しいのでしょうか。ニホンジカ、キツネ、カモシカ、ウサギ、オコジョ。見たくないのもの残っていました。地蔵山付近で親子のクマ。猟師の頭付近でたぶん雄ぐまかな。今夜からまた山は大荒れで、土曜日にかけて冬型になって雪になりそうです。今度は三度目なので、もっとまとまった雪になるかもです。そうなると本格的な雪山装備の登山になります。

白砂山山頂の案内板

ハンノキ沢

可愛い足跡

見たくなかった足跡

堂岩山山頂からの白砂山は雲の中

稜線漫歩

見たくなかった足跡

最も雪が深かったところ

4枚にまたがって続くぐんま県境稜線トレイル

2023年11月12日(日)4枚の地図に分割された四万川源流エリア

群馬県境稜線トレイルCブロックの三坂峠~白砂山間は4枚の地図にまたがっています。昔の登山者にとって地図読みが大変不便なエリアだったのではないかと想像されます。コピーして張り合わせたりするのが現実的でしょうか。そうしないと、いちいち4枚を並べないと、どこにいるのか、どちらに進めばいいのか、わからなくなってしまいそうです。だから登りたい山が一枚の地図にスッキリおさまっている山は、登山者にとってありがたい山といえるでしょうね。野反湖から白砂山までは、1枚の地図におさまっているので助かります。ところで、地図にも間違いがあります。古い地図は弁天山の場所が間違っていました。新しい地図では、ちゃんと訂正されています。もっと古い地図では、八十三山の位置も違っていたそうです。

佐武流山、三国峠、四万、野反湖の4枚の地図

古い地図と新しい地図ですが、弁天山の場所に注目

弁天山(左)と十二山(右)

2023年11月11日朝の白砂山登山口。

2023年11月11日(土) 今週末の白砂山は大荒れの天気です。

朝の気温はマイナス一度です。明るくなって吹雪はおさまりましたが、シャーベット状の雪が凍結し始めています。国道405号線野反湖までの道路は、野反峠手前付近から、路肩にうっすら積雪し始めていました。今日の白砂山稜線トレイルは、大荒れの天気でしょう。今日の野反湖登山センターは午前8時で閉鎖です。ところで11月になってから、登山者からオコジョに逢えてとてもラッキーだったという話をお聞きしました。下山後スマホで撮った写真も見せてもらいましたが、すっかり冬毛に衣替えしていて妖精のようでした。山の中で野生動物と遭遇することはたまにあります。オコジョやウサギ、リスのような愛らしい動物なら安心ですが、この時期の雪の上には時々熊さんの足跡なども見つけられます。今秋は熊による被害が多いので、野反のクマは悪い熊ではありませんが、もしものこともあるのでくれぐれもお気を付けください。

野反湖とエビ山

11月の堂岩山山頂で見たクマの足跡

これは前足。

こちらは後ろ足。

ダケカンバの森に映えるカラマツゴールド

2023年11月5日(日) 野反湖までの国道405号線は11月28日15時冬季閉鎖

3連休中は野反湖までの国道405号線沿いの紅葉が綺麗でした。カエデやツツジ類などの赤やオレンジ、黄色が錦秋の森を彩っています。野反湖周辺の山々はさすがに晩秋から初冬へと移り変わる季節です。ダケカンバの葉っぱはすっかり枯れ落ちて、クリーム色の幹が針葉樹や笹原に映えて趣があります。JR長野原草津口駅から野反湖までの路線バスはすでに10月20日をもって営業終了となっています。野反湖キャンプ場はいよいよ本日で宿泊営業が終了となりました。3連休中もキャンパーで大変賑わっていました。また釣りの解禁期間は10日までです。11月11日から禁漁期間になるのでご注意ください。そして野反湖までの国道405号線は、11月28日15時に和光原ゲートで冬季通行閉鎖になります。来年の4月まで野反湖は長い長い冬眠に入ります。白砂山登山口での登山案内センター業務は、11月23日の土日祝日までの予定です。小春日和に恵まれれば、まだ快適な登山も楽しめます。積雪があれば一足早い雪景色の稜線トレイルに一変です。ただしこの場合は、冬山経験者もしくは冬山経験のある方と安全に楽しんでください。

千沢の渓谷

テンバのお花畑

オガラバナ

ニシブタ沢バックウオーター

腐って幹の途中で折れてしまい、いつ倒れてもおかしくない木

2023年11月4日(土) 登山道の危険、倒木について

白砂山登山道のシラビソ尾根には倒壊する危険性がある木がいくつかありました。そんな木には、登山者に注意喚起するためのピンクテープを巻いておきました。これからいよいよ北風が強まる季節です。いつ風にあおられて倒壊するかわかりません。またこれから冬の間、吹雪や積雪によって痛めつけられれば、来年のシーズン明けが心配です。今回処理できたのは5か所程度ですが、よく注意して観察すると、まだまだ他にもあります。かかり木や枯れ木、根元が腐った木などなど。倒木の危険に遭う確率はかなり低いですが、ぜひ登山道の周りの木の様子にも目を配って歩いてください。管理人は一度、通りがかった登山道のわきで突然木が倒れたことがありました。直撃すれば、それほどの大木でなくても人間など簡単に押しつぶしてしまう迫力だと知りました。

突然の綺麗な虹の出現に大感動しました!

2023年10月30日(金) Bブロック平標山稜線~三国峠モニタリング

29日日曜日は冷たい北風が強くて、視界不良、霧雨などでやや悪天候でした。予定の松手山からの平標山コースはあきらめて平元新道~平標山の家コースで三国峠まで歩きました。大源太山手前で振り返ると、きれいな虹がかかっていました。思いがけない光景に寒さを忘れさせてくれるひとときでした。これからの季節は、濡れ対策は必携です。霧雨で衣服や身体が濡れていると、強風などでさらに体温が奪われやすくなります。防水手袋にレインウエアにスパッツを履いて装備も完全防水を心がけたのですが、長時間行動だと靴の中が徐々に濡れてしまいました。悪天候が予想される場合は、自分が履く登山靴自体の防水性能を十分に把握しておいてください。顔なども霧雨などで濡れているとタオル等で拭くことにより寒さ予防になります。ザックの防水カバーは必携です。今回は凍結の心配はなかったのですが、朝晩の冷え込みがきついと木道や階段などが凍結します。チェーンスパイクなどの滑り止めが必要な場面も想定してください。計画するコースのリスクマネジメントを十分に行い、想定外なことにも対処できる心構えで登山を楽しんでほしいです。

平標山はガスの中

紅葉も綺麗でした

三国山山頂手前付近ではクマ棚の痕がいくつもありました

三国山山頂からの景色

三国峠へと続く稜線トレイル

三国峠

間違いだらけの古い看板

堂岩山からの白砂山稜線の眺め

2023年10月22日(日) 雪で薄化粧した白砂山稜線トレイル

野反湖でも夜半は吹雪になったようで、白砂山登山口でもうっすらと雪が積もっていました。白砂山稜線はどれくらい積雪があるか少し心配だったので、20名以上の登山者が出発した後、堂岩山まで往復してみました。堂岩山から雪で薄化粧した美しい白砂山稜線の姿が眺められました。思ったより積雪は多くなく、天気が続けばすぐに融けてしまいそうなくらいでした。しかしながら下山中に日影で雪が融けずに残っているところでは、何度も足を滑らせて転倒しそうになりました。下り坂では転倒して怪我をしないように要注意です。これからの季節の登山道は、天候によってどのようなコンディションになるかは予測不可能です。もしもの時の登山装備などの準備をお忘れなくです。また今日の日中は風が弱かったので快適でしたが、稜線上の風は想像以上に体感温度が低くなります。しっかりした装備で登山を楽しんでください。

朝一の三引山を見てびっくり!

ハンノキ沢

水場入り口~堂岩山間

猟師の沢の頭

猟師の沢の頭手前

猟師の沢出合の紅葉

白砂山稜線

雪化粧の北アルプス

サラサドウダンツツジやコメツツジなどが色付いていました。

2023年10月15日(日) 今年一番の快適な稜線トレイルを堪能!

昨日14日土曜日は最高の秋晴れに恵まれました。紅葉の稜線トレイルからは遠く北アルプスの雪稜も眺められました。なかなか天気のいい日に歩くことが難しい稜線トレイルですが、この日は空気が澄んで今年もっとも綺麗に周りの山々が眺められました。途中5人の登山者とすれ違いました。その中でスエーデンから日本の山に登りに来られた方が上の間山山頂で休んでいらっしゃいました。上州武尊山から谷川岳、平標山、ムジナ平避難小屋と、何日かわからないけどメニーデイズで縦走して来られたとのこと。これから志賀高原へ抜けるそうです。ロングトレイルを歩くのが大好きなので、ぐんま県境稜線トレイルと群馬の山が最高!だそうです。ところで、白砂山から忠次郎山までの間で、クマの糞を3つ見つけました。白砂川源流域はクマ猟が盛んに行われていたところですから、この辺りは熊の縄張りの中を歩かせてもらっていると思ってください。クマ鈴や笛などでお互いに接触しないように注意して、登山者とクマが共存できるようにしていきましょう。

雪化粧している北アルプス

猟師の尾根の頭付近から上の間山へと続く稜線トレイル

上の間山から忠次郎山へと続く稜線トレイル

大黒の頭からムジナ平避難小屋へと続く稜線トレイル

ムジナ避難小屋から大黒の頭~上の倉山稜線

ムジナ平の水場、笹清水は涸れないですよ。

笹平から三坂峠へと続く稜線トレイル

三坂峠から稲包山稜線

ちょうど12時頃の大高山山頂から。白砂山山頂は大賑わいだったことでしょう。

2023年10月9日(月) 大高山山頂から白砂山の姿が眺められました!

 昨日は、野反湖からDエリアの大高山を縦走して、鷹巣尾根登山道の様子を見てきました。鷹巣尾根登山道はオッタテ峠から開善学校へと続くぐんま県境稜線トレイル赤石山~野反湖間の重要なエスケープルートです。これからの季節、ロングトレイルの縦走中に天候の急変等で下山を判断した場合のためにチェックしておいてほしいルートです。オッタテ峠から開善学校までのコースタイムは2~3時間です。今回は満員な盛況の野反湖第2キャンプ場からスタートしてエビ山経由で高沢分岐までアプローチしました。開善学校まで誰にも会わず、逢ったのは山鳥一羽とシカ2頭のみでした。整備の行き届いたトレイルが私たちだけの貸し切り状態で、まさにグランドトレッキングでした。鷹巣尾根を下山して小倉林道を40分ほど歩くと、開善学校があります。今回は迎えの車を頼みましたが、タクシーも呼ぶことができます。標準的なコースタイムは7~8時間です。静かな山歩きを好む登山者向きのコースです。

気持ちよさそうな草原が広がるカモシカ平

草津白根山の火山ガスがわかりました。

天狗平と草津温泉御の街並み

一つ石山頂から鷹巣尾根と開善学校がある辺りを見下ろす

堂岩山山頂で登山道脇に雪がちらほらと残っていました。

2023年10月7日(土) 堂岩山にも初雪が積もったようです。

 3連休初日朝5時の登山口の気温は4度。冷たい北風が吹いて寒い朝でした。管理人は午前中堂岩山から八間山周りで登山道の様子をみてきました。堂岩山山頂にほんの少しですが雪がちらほらと残っていました。堂岩山からの白砂山は厚い雲に隠れていましたが、午前10時頃から雲がとれて群馬県側の展望が楽しめるくらいまで回復したようです。また白砂山稜線の紅葉も、例年より遅れているようです。まだまだ濃く色付いて登山者の目を楽しませてくれることを期待したいです。あと中尾根の頭から黒渋の頭までの間の鞍部の道迷いしやすい危険個所に、目印になるピンクテープを設置してきました。以前から道迷い注意個所として把握はしていましたが、今年に入って何人も道迷いしたという登山者の感想があったので気になっていました。

うっすらと霧のベールに包まれた猟師の頭

中尾根の頭から八間山へと続くトレイル

八間山手前からの白砂山稜線

雪化粧の岩菅山稜線

2023年10月6日(金) 3連休初日は冬型の気圧配置です・・・

やっと涼しくなってこれから紅葉シーズンに季節が進んでいくことを楽しみにしているところへ、突然のこの寒さ! 今朝、綺麗な虹が見られました。山は大荒れです。稜線は吹雪かもしれません。10月になるとぐんま県境稜線トレイルは2000m前後の標高があるので、雪になることは珍しくありません。一昨年の2021年10月23日の夜半には5センチ以上の雪が野反湖に積もりました。白砂山稜線にも10センチ前後の積雪があったようです。明日からの3連休も初日の予想天気図では冬型の気圧配置なので、強い北風が吹いていることでしょう。これからの白砂山登山では低体温症にならないように、入念な装備の確認や準備をして登山を楽しんでください。これからの野反湖の白砂山登山口までの道路も、夜間や早朝は凍結が心配されます。

2021年10月24日の白砂山稜線

2021年10月24日の堂岩山手前

エビのシッポ

2021年10月23日朝

ムジナ平避難小屋

2023年9月24日(日) 白砂山~三坂峠間登山道整備完成!

昨日23日、野反湖から三坂峠まで登山道の様子を見てきました。先月歩いた時の様子と比べると、今回はまさに高速道路でした。天気がはっきりしない中での刈り払い作業は過酷です。本当に感謝です。お疲れさまでした。ところで刈ったばかりの笹は滑りやすいです。さらに笹の下に木の根や枝が隠れていたりすると、あっという間に足が滑って転倒します。管理人は3回足を滑らせました。泊り装備でザックが重い登山者はバランスを崩すとリカバリーしにくいので特に足元には注意してください。ムジナ平避難小屋の周囲も綺麗な広場になっていました。小屋は来た時よりも美しくを心がけて、次の人が気持ちよく使えるようにご協力お願いします。

猟師の頭付近ではツツジ類の葉っぱが色付き始めていました。ここは朝の時間は梅雨で濡れるので、これからの季節はレインウエア必携です。堂岩山分岐でつけるのをお忘れなく。

上の間山へと続く稜線。群馬県側に切れているところもあるので、よそ見厳禁です。

ムジナ平の水場です。笹の葉を使ってペットボトルの口に注ぐのがやりやすいです。時間がかかっても美味しい水が汲めます。

三坂峠です。左の稲包山方面はまだ笹薮に埋もれていました。でも、旧三国スキー場から整備が始まっていて、登山口から湯ノ沢渡渉まで刈ったばかりでした。9月中に完成予定なので、これから徐々に進むと思います。

上の倉山付近

2023年9月21日(木)忠次郎山~三坂峠間登山道の整備が終了しました!

これでぐんま県境稜線トレイルCエリアの野反湖~三坂峠間は快適に縦走できるようになりました。ただし刈り払いしたばかりの登山道は笹で滑りやすいので急坂での転倒や滑落には十分にお気を付けください。今週末の天気予報はまだまだ秋雨前線の影響があるようでパッとしませんが、少しずつ色付き始めて秋めいた稜線の風景を静かに楽しめることでしょう。管理人もできれば週末に歩いて、稜線トレイルの様子をレポートできればと思います。写真は昨年9月21日の稜線トレイルの様子です。天候が不安定な中で稜線トレイルの整備をしていただいた方々には本当に感謝です。お疲れさまでした。

ミヤマシグレが秋を感じさせてくれます。

これはツキヨタケ、猛毒です。

ナナカマドの実です。

オオシラビソのマツボックリ

ダン沢の頭付近から赤石山とガラン沢源流の山々

2023年9月19日(火)ダン沢の頭~赤石山間登山道整備情報

先週整備が完了したとの情報を得てさっそく確認してきました。ここは鋼のように固く頑丈な根曲竹が背丈を越えて鬱蒼と生い茂る区間なんですが、見事に刈り払われて高速道路のように快適に歩けました。踏査した18日は高曇りな天気でしたが、ダン沢の頭から赤石山や横手山、さらにガラン沢の大きな谷が眺められました。赤石山の目印は赤い崩壊地です。昔から六合村の里人はこれを赤禿とか鯛の形をしているので鯛っ禿(たいっぱげ)と呼んだりしたそうです。今回のように整備が行き届いているととても歩きやすくて、赤石山~湯ノ沢の頭~ダン沢の頭間は1時間半前後のコースタイムでした。ドコモの携帯電波も入りやすいです。志賀高原から赤石山往復の登山者は多いですが、赤石山からさらに足を伸ばしてダン沢の頭往復をするならプラス約3時間前後のコースタイムを加えてください。

ガラン沢の山々も色付き始めていました。

湯ノ沢の頭近くのビバーク適地

ダン沢の頭直下の急坂

背丈を超える根曲竹が鬱蒼と茂る区間

チャツボミゴケの蛍光グリーンが輝いていました。

2023年9月17日(日)ただいま中之条ビエンナーレ2023開催中

先週9日から10月9日まで中之条ビエンナーレ2023がにぎやかに開催中です。町内に点在する会場で作家たちのいろいろな作品を観覧することができます。野反湖へ来る途中の国道292号線沿いには、赤岩集落と旧太子駅と六合道の駅があります。ここでもアッと驚くような面白いビエンナーレの作品が展示されています。野反湖登山とビエンナーレ観光を組み合わせてぜひ3連休をお楽しみください。あとチャツボミゴケ公園もコケがきれいに輝き始めています。旧太子駅では群馬鉄山の鉄鉱石やベンガラをテーマにした作品がありました。野反湖~ビエンナーレ~チャツボミゴケ公園と巡るコースもお薦めです。

野反湖ののんびり風景

今マツムシソウが見頃です。

旧太子駅のビエンナーレ作品から

現在も鉄鉱石がつくられている場所

上の間山へと続く稜線トレイル

2023年9月16日(土)ぐんま県境稜線トレイル登山道整備情報

いよいよ秋色に染まり始めてきたぐんま県境稜線トレイルです。今年はまだまだ暑い夏が続いているので、これからどんな紅葉の山を楽しませてくれるのかドキドキしますね。例年白砂山稜線の見頃は9月下旬~10月初旬です。また紅葉シーズンが過ぎると今度は樹氷シーズンです。ラッキーな人は半分白くて半分緑のワンダフルな風景が見られることもあります。さて登山道整備状況です。Bエリアの三国峠から三坂峠jは9月中に整備が完了する予定だそうです。現在どのような状況なのかわかりませんが、整備がまだであれば背丈ほどの藪だそうです。Cエリアは、三坂峠~忠次郎山までは来週末までには整備を完了する予定です。忠次郎山から白砂山まではすでに整備が終わりました。ぜひ刈りたてホヤホヤの天空の稜線トレイルを歩きに来てください。Dエリアですが、ダン沢の頭から赤石山も整備済みです。ですからDエリアはすべて整備済みです。

上の間山山頂

赤沢山から忠次郎山へと続くトレイル

赤沢山から上の間山へと続くトレイル

整備前のトレイル

2023年9月11日(月)うっかりルートミスしやすい場所です。

以前FBでお知らせしましたが、昨日も2組の登山者から間違ってしまったと下山後お話を聞きましたのでこちらでもう一度お知らせします。場所は、白砂山から八間山へ縦走してくるときに、中尾根の頭と黒渋の頭の中間点の鞍部です。その場所は、先行者がつけたぬかるみの足跡を追って沢状の地形に誘導されてしまうところです。すぐに笹薮が濃くなりおかしいと気付くはずです。正しいルートは台地状の地形に一段(2mほど)上がるところに見つかるはずです。駆け足で下ってくるようなトレイルランの方は、きっと足跡を見てそのまま間違ったルートに進みやすい傾向があると思います。また気がせいているような時は、落ち着いて周りの様子を見ていなかったりします。以前地蔵峠で秋山郷方向へそのまま下ってしまい日没で翌朝まで戻れなかったトレイルランナーの遭難がありました。さらに霧が濃かったり雨が降っていたり疲れていたりすると、いつどこで想定外な遭難事故が起こらないとも限りません。 登山の基本は安全第一です。

毛無峠から破風岳と土鍋山

2023年9月10日(日)ぐんま県境稜線トレイルEエリアの山々探訪

先日久しぶりに小串三山の破風岳、土鍋山、御飯岳の三つを登ってきました。草刈り整備が行われていて快適に歩けました。ただ初心者のためのわかりやすい道標がないので、初めてこのエリアを歩く人は登山地図や方位磁石の準備など道迷いしないように注意してください。毛無峠は風の名所ですからあっという間に濃いガスであたりが真っ白に包まれることがあります。登山道がはっきりしない箇所もあるので、そのような場所でガスに巻かれると間違った方向に歩いてしまう危険性が高いです。私たちが歩いた日も、長野県側からガスが湧き上がっていました。幸い群馬県側まではガスに巻かれることはなかったので、浅間山から榛名山、赤城山、草津白根山、志賀高原の山々までの素晴らしい景色を楽しみながら歩けました。花もヤマハハコやミヤマアキノキリンソウ、リンドウ、オトギリソウなど、秋の花が楽しめました。

ミストシャワーみたいなガスが群馬県側に湧き上がってきました。

毛無山から御飯岳の間の気持ちよさそうな笹原

破風岳山頂は残念ながらガスの中でした。

御飯岳の登山道は厳密にいうと稜線トレイルのコースではないのですが、ぜひお薦めです。

忠次郎山から見た上の倉山2107.9m

2023年9月3日(日)上ノ倉山は昔、東沢山と呼ばれていたようです・・・

 群馬出身の登山家小暮理太郎翁の「山の憶い出」所収の東京都岳望に、ぐんま県境稜線の山々のことが記されています。大正5年頃の東京から、四阿山から御飯岳、草津白根山、池ノ塔山、渋峠、横手山、大高山、八間山、堂岩山、白砂山、上ノ間山、忠次郎山、東沢山、大黒山、セバト連嶺、仙ノ倉山、万太郎山辺りまでがどうやら望見できたらしいです。今よりも空気が綺麗に澄んでいたし、高い建物もなかったからですね。ところで東沢山って気が付きましたか?どうやら現在ある上ノ倉山2107.9mのことらしいです。正確には三角点のある2107.9m峰ではなくその南西に続く2120m峰のことを指して東沢山と呼んでいます。その個所を抜粋すると、「上ノ間山から尾根は北方に延びて2080mの忠次郎山になり、さらに2120mの東沢山を起こして大黒山で終わっている。」となっています。なぜ東沢山かというと、上ノ倉山は新潟県側からだと清津川支流東沢を源頭とするに発するの山だからです。ではいったい上ノ倉山という山名は誰によっていつから呼ばれるようになったんでしょうね・・・・

山頂にある古い標識

新しい標識

古い三角点石杭

なだらかな山頂部

2023年9月2日(土) 岩菅山稜線からの群馬県境稜線トレイル

先日岩菅山に登ってきましたが、いつもと違う方向からのぐんま県境稜線トレイルの山々を眺めることができました。岩菅山大権現は信州側の里人たちの厚い信仰を集めています。山頂には立派な石碑が建てられていました。八間山にも岩菅山が望める場所に岩菅の前宮という古い石祠があります。中之条町の人の中にも岩菅山を信仰する人がいるということでしょうね。ところで岩菅山から見える白砂山は群馬県側とは違った山に見えます。よく見ると4つですが、ほぼ3つの小ピークの山です。白砂山の奥には日光連山の山並みもわかりました。岩菅山は白砂山と同じ日本200名山の山なので、前日に登ってきた人とか明日岩菅山に登りますという人もたまにいます。岩菅山も白砂山とまた違った山容の山で、とてもいい山でした。

手前がサンビキ山~三壁山、奥が黒渋の頭~八間山。

魚野川を挟んで大高山から小高山、ダン沢の頭稜線。

裏大高山~大高山

赤石山~横手山

上の間山からこれから歩く稜線トレイルの山々。赤沢山、忠次郎山、上の倉山西ピーク。

2023年8月27日(日) 白砂山から三坂峠までの最新の登山道情報

26日に実際に歩いたモニタリング報告です。野反湖から白砂山までは整備済みで草露の濡れはあまり気にせず歩けます。ただし猟師の頭付近はツツジ類やシャクナゲ、ハイマツなどの貴重な植生帯なので、道幅の狭いところがあります。登山者同士のすれ違いのときは思いやりの心を忘れずにお願いします。白砂山から三坂峠までは9月に整備が入ります。全般的に笹薮は膝下くらいで道型もはっきりしているので問題なかったです。ただ白砂山~赤沢山間では群馬側に切れている箇所があるので、足を滑らせないように注意してください。赤沢山東肩付近では、短いですが胸くらいまで笹が伸びている区間がありました。忠次郎山から三坂峠までの区間は笹平付近で腰くらいまで笹薮が伸びていましたが、全般的に問題なく歩けました。ムジナ平避難小屋は綺麗に使用されていました。ムジナ平避難小屋近くの水場は良好です。三坂峠から旧三国スキー場跡登山口に降りる登山道は、ブナの倒木がありましたが問題なく通行はできます。笹薮は、乾いている時は問題ないのですが、夜露や雨露で濡れている時はスパッツやレインウエアを早めに身に付けることをお薦めします。

白砂山から上の間山稜線

イワショウブが群馬県側の草原にたくさん咲き乱れていました。

上の間山から赤沢山稜線

大黒の頭からムジナ平避難小屋へ下る稜線トレイル

ムジナ平避難小屋から大黒の頭稜線を振り返る

笹平付近の稜線トレイル

ブナ林帯のC11付近稜線トレイル

三坂峠から旧三国スキー場跡登山口に降りる登山道の倒木

ダン沢の頭山頂2040mからの景色。ガラン沢をはさんで横手山がどっしりとそびえています。

2023年8月19日土曜日 Dエリア野反湖~ダン沢の頭登山道整備情報

8月19日現在、野反湖からカモシカ平、大高山、オッタテ峠、ダン沢の頭までの登山道整備が完了しています。またエスケープルートのオッタテ峠~馬止登山口の鷹ノ巣尾根登山道や高沢分岐からエビ山、野反湖周辺の登山道も整備は完了済みです。これから秋の紅葉にかけてトレッキングに適した季節になります。ぜひ野反湖から大高山や志賀高原方面への縦走など、たくさんの方に歩いてもらいたいと思います。日帰りなら、野反湖~三壁山~カモシカ平~大高山~エビ山~野反湖というコースが一番のお薦めです。ダン沢の頭まで歩くとすると、大高山からさらに往復3時間から4時間かかるので、野反湖からダン沢の頭までの日帰りはかなりの強行軍コースになります。例えばエスケープルートの鷹ノ巣尾根登山道を使いオッタテ峠から小倉口(馬止)に下山することもできます。ただその場合、小倉林道入り口の開善学校付近には登山者用の駐車場がないので、路上駐車もしくはタクシーなど送迎車が必要になります。五三郎避難小屋の水場は利用できます。小屋は廃屋化していますが、今のところ緊急時のビバークとして利用できないことはないです。

深い谷のガラン沢

ダン沢の頭から湯ノ沢の頭、赤石山へと続く稜線トレイル

小高山方面から大高山

大高山付近から天狗平

2023年8月13日日曜日 野反湖~八間山~白砂山登山道整備状況

野反湖~八間山~白砂山縦走コースの登山道整備は、予定より遅れましたが8月13日現在すべて完成しています。これで朝露や雨露で不快になることは解消されました。特にひどかったシラビソ尾根付近や黒渋の頭付近の藪はすっきりと整備されました。刈り払われた笹がまだ登山道の段差等に被さっていたりするので、急坂の下りではスリップ転倒にご注意ください。白砂山から先の三坂峠までの区間については、これから整備が入ります。また野反湖から赤石山までの整備状況についても、8月中に一度歩いてお知らせできるようにしたいと思っています。

堂岩池から猟師の沢の頭への登り

八間山から黒渋の頭へと続く稜線

中尾根の頭付近

地蔵山付近

2023年8月12日土曜日 台風7号の今後の白砂山登山の影響について

8月12日朝のハンノキ沢の様子です。少し増水気味です。台風7号の最新の天気予報では、今まで予想していたよりもゆっくりな速度で本州を縦断するようで、進路も西より変わりました。どうやら結果的には明日までの3連休中の登山に大きな影響はなさそうですが、連休明けの14日15日のお盆休みは、台風の進路の右側になるので雨風の影響はいよいよ大きそうです。白砂山登山口からすぐのハンノキ沢は、大雨直後は増水しやすいので渡渉が危険になる場合があります。また旧三国スキー場跡から三坂峠にアプローチする登山道も、ガラン沢が増水しやすいので注意が必要です。2019年秋の台風19号の時は、ぐんま県境稜線トレイルでもシラビソやコメツガなどの大木が根こそぎ風で倒される大きな被害がありました。山の中で急な豪雨や強風、雷などにあった場合動けなくなる場合もあります。最新の天気予報を参考に登山計画を立ててください。

平水のガラン沢の様子

登山道を塞ぐ倒木

根こそぎ倒されていました。

台風後の登山道は注意が必要です。

2023年8月6日日曜日 夏休みの群馬県境稜線トレイルの様子

夏休みに入って中学生や高校生の10代の登山者も白砂山にチャレンジして登山を楽しんでくれるようになりました。これから登山を計画している方は、熱中症とゲリラ雷雨に注意して安全登山を楽しんでほしいです。8月2日金曜日に、新潟県側の旧三国スキー場跡登山口からムジナ平まで登山道安全点検のための調査登山を関係機関の方々と行ってきました。また8月5日土曜日に群馬県側の白砂山登山口から白砂山までの登山道も歩いてきました。特に危険個所はありませんでしたが、倒木があったり笹薮が伸びていたりなど、整備が入っていない区間があるので事前に情報収集して計画してください。また7月8月は、暑さで熱中症気味になる方も目立ってみられるようになりました。その場合は判断力が鈍らないうちに、コースを短縮したり水場を積極的に利用されたりすることが賢明です。

白砂山山頂から上の間山へと続く稜線

ムジナ平避難小屋

笹平からの忠次郎山と上の間山の稜線

笹平からの四万川源頭斜面。向かいはツガノ頭~コシキノ頭の稜線

八間山から堂岩山、白砂山へと続く稜線トレイル

2023年7月29日土曜日 今年は安定した夏らしい天気が続いています。

下界は猛暑ですが、標高2000mの稜線トレイルは快適な登山が楽しめます。登山道整備は、7月29日現在、堂岩山~堂岩分岐~堂岩池と堂岩分岐~中尾根~黒渋~八間山間の稜線が終わっています。白砂山登山口から堂岩山までの間は、まだ未整備なので笹薮が特に伸びているシラビソ尾根付近では、朝露に濡れやすいので注意してください。また針葉樹林帯ではかかり木が何箇所か見られます。風雨の強い日などは突然倒れたりすることがあります。かかり木の下を通過する際は、注意しながら歩いてください。ところで稜線のニッコウキスゲの花は終わりましたが、次々といろいろな花が咲き継いで登山者の目を楽しませてくれています。シラビソ尾根のシラビソの森の林床には、小さな小さな白い花がひっそりと咲いるのを見つけました。ぜひ見つけてみてください。

ハンノキ沢は渇水状態

樹林帯の登山道では、かかり木に注意!

整備がこれからの登山道は、朝露の濡れに注意!

シラビソ尾根の妖精、アリドオシラン

猟師の尾根の頭付近から上の間山へと続く稜線トレイル。笹がかぶって道型がわかりにくいので、群馬県側に足を滑らせないようお気を付けください。

2023年7月23日日曜日 いよいよ梅雨明け宣言出ましたね!

夏休み最初の日曜日はまずまずの天気に恵まれたので、たくさんの方が白砂山登山を楽しまれました。登山道沿いの草や笹もだいぶん伸び始めてきました。今年度の登山道の整備もこれから順次行われていきます。これからぐんま県境稜線トレイルの登山計画をされる方のために、群馬県境稜線トレイルCエリアの登山道情報をお知らせします。野反湖~白砂山間は7月中に整備完了の予定です。八間山~堂岩山間も7月中に整備完了予定です。白砂山からムジナ平避難小屋、さらに三坂峠までの区間は、例年並みだと8月中旬から下旬にかけて整備の予定です。7月16日調査時点では道迷いの危険があるような場所はありませんでした。例年湿地帯のイタドリは繁茂しやすいので登山道のルートがわかりにくくなる場合もありますが、ピンクテープの目印や路面の道型をさがせば手掛かりが必ずあるので、落ち着いて行動してください。また新しい倒木が数箇所ありました。乗り越えることができないという場所はなかったので、ご心配なくです。

赤沢山付近はイタドリの繁茂する湿地っぽいところがあります。

上の倉山から大黒の頭の区間も笹薮が伸び始めてました。

セバトノ頭と1766mPの間の笹平も笹薮が伸び始めていました。

赤沢山~忠次郎山間の倒木です。他にも1663mP~三坂峠間ににも倒木がありました。

2023年7月19日(水曜日) 渋峠~野反湖の稜線トレイルを歩いてきました。

18日に渋峠から野反湖までのDエリアを踏査してきました。横手山から四十八池分岐までの泥濘区間は相変わらず歩きにくかったですが、伸び始めていた根曲竹などの草刈り整備が行われた後で安心して歩くことができました。整備していただいた方々にはほんとうに感謝です。また昨年しっかり整備していただいたので赤石山から先の登山道は、まだ笹の伸び具合も思ったほど大きくはなくて、全体的に歩きやすかったです。ただ心配なのは、クマの真新しい痕跡に出逢ったことです。場所は赤石山からすぐ先の仙人池付近です。まず真新しい糞が落ちていました。白っぽい色をしているのは、この付近に繁茂している根曲竹を食べている証拠です。次に新しい足跡に出逢いました。そしてさらにすぐの場所に熊剥ぎです。同一熊の3点セットです。近くにまだ潜んでいるかもです。Cエリアの白砂山~三坂峠間とDエリア全区間の稜線トレイルを歩く方は、必ずクマ鈴とクマ忌避スプレーの携帯をお薦めします。いざという時のためです。下山後湯沢町三国の林道を散歩中の男性がクマに襲われてけがをしたというニュースが届きました。クマの人身事故は、身近で現実に起こっています。

仙人池

クマの真新しい糞。

熊の足跡

ガラン沢をはさんで横手山

2023年7月16日日曜日 白砂山~三坂峠間の稜線トレイルを歩いてきました。

3連休中日は猛暑で熱中症のリスクが高かったのですが、雷雨に遭う雲行きでも無かったので安心して歩くことができました。早朝からたくさんの方が野反湖から白砂山までの登山を楽しまれたようです。管理人は白砂山から先のムジナ平避難小屋や三坂峠までの登山道の様子を見てきました。白砂山から先の稜線でもニッコウキスゲがたくさん咲いていました。ほとんどの登山者は白砂山までなので、誰にも知られず咲き誇っていますよ。上の間山手前の稜線では、ハクサンオミナエシやタテヤマウツボグサ、ミヤマカラマツなどが咲いていました。上の倉山手前の稜線ではオタカラコウやキオン、ハクサンフウロなどが咲いていました。ムジナ平避難小屋はとても綺麗に使用されていて、登山者のマナーのすばらしさに感心しました。水場ではキンキンに冷えた笹清水を補充出来ました。今日は朝露や雨露に悩まされなかったので、快適に歩くことができました。三坂峠から先は笹薮が濃そうでした。

コメツツジ

ハクサンオミナエシとミヤマカラマツとタテヤマウツボグサ

オタカラコウ

キンキンに冷えた笹清水

2023年7月12日木曜日 今週末3連休はニッコウキスゲが満開の見頃です。

今日の野反湖のニッコウキスゲの様子です。7~8分咲きな印象でした。まだまだ緑の草原に黄色い花が色濃く染まりそうな勢いを感じます。だとすると、今週末の3連休が一番の見頃になりそうです。野反湖の湖畔道をのんびり歩くも良し、八間山やエビ山、三壁山などの外輪山を軽くトレッキングするのもまた良しです。ぐんま県境稜線トレイルの白砂山稜線にもニッコウキスゲの群落があるので、こちらもぜひどうぞです。管理人もこの3連休中にどんな咲き具合か確認して来る予定でいます。他にもいろんな花が咲いています。コマクサもまだ綺麗に咲いていて、近くでハクサンオミナエシ(コキンレイカ)も花開いていました。気の早いヤナギランも一本見つけましたが、こちらは7月下旬くらいが見頃になるかなって思います。

富士見峠のニッコウキスゲ

気の早いヤナギラン

ハクサンオミナエシ

コマクサ

2023年7月8日土曜日 野反湖畔のニッコウキスゲは5分咲き?くらいかな。

昨日金曜日は絶好の登山日和に恵まれました。富士見峠から八間山を縦走して野反湖東岸湖畔道を富士見峠に戻る周回コースは、お花と登山を1日かけてのんびり両方楽しめるお薦めコースです。富士見峠のコマクサもまだ見頃です。イカ岩の肩の登りはきついけれど、時々立ち止まって振り返ると素晴らしい眺めです。途中でヤマナラシの葉っぱが涼しげに風に揺られて心地よい音を奏でてくれました。ベニサラサドウダンツツジはそろそろ終わりですが、代わりにこれから続く花々もたくさん見つけました。今日は山頂から白砂山稜線を眺めるだけで下山です。茅野尾根登山道は日影なので今日みたいな熱中症が心配な日は安心です。風通しの良い針葉樹の林の中はとても涼しくて、お弁当も美味しく食べられました。茅野尾根コースは段差が大きいところや木の根が引っ掛かりやすいところなど歩きにくい急坂があるので転倒に気を付けてください。帰りの東岸湖畔道沿いにはニッコウキスゲがたくさん咲き始めていました。今回は5時間もかけてお花を楽しみにながら歩きました。

イカ岩の肩へと続く登山道

コマクサ

野反湖西岸を囲む山々とぐんま県境稜線トレイル

八間山山頂からの白砂山

2023年7月2日日曜日 群馬県境稜線トレイルは梅雨の晴れ間の大快晴

今日は絶好の山日和となって、午前5時前の早朝から何人も白砂山を目指す登山者がいました。お昼前後になるとけっこう陽射しが強くて蒸し暑くなったので、早朝登山はこの時期正解ですね。ただ草露に濡れやすいので、濡れるのが嫌な人はスパッツやレインウエアなどをつけて歩いてください。管理人も登りました。たくさんの方が白砂山に登ったので、ちょうど午前11時頃の白砂山山頂は満員御礼状態でした。ところで先週は蕾だったハクサンシャクナゲがいっせいに花開いて満開の見頃でしたよ。2週間前のアズマシャクナゲとはまた一味違った気品にあふれています。往路より復路の方が咲いている様子がよくわかりました。シャクナゲの花の見頃は短いので、来週末土日まで待つとちょっとおしまいになっているかもです。でもでも他にもいろいろな花が咲いているので、これから登山計画を立てる人はお楽しみにしてください。堂岩池のクロサンショウウオはオタマジャクシに成長していました。彼らの成長をこれから楽しみに見守っていきたいと思います。

堂岩池のオタマジャクシ

ニッコウキスゲ開花始まる

白砂山~上の間山稜線トレイル

忠次郎山~上の倉山稜線トレイル

2023年6月25日日曜日 白砂山~八間山縦走コース登山道現況

増水気味だったハンノキ沢は水量が減って心配なく渡れました。水場のシラネアオイの様子ですが、見事に予想が外れて散った後でした。先週末くらいがきっと見頃だったようです。その代わりに白砂山稜線ではニッコウキスゲとハクサンシャクナゲがいよいよ咲き始めていました。ハクサンシャクナゲは来週末が見頃になると予想します。シラビソ尾根では、ツマトリソウ、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ベニサラサドウダンツツジなどが見られました。稜線ではハクサンチドリ、イワカガミ、コケモモ、ナエバキスミレ、コバイケイソウ、ミヤマカラマツ、タカネナナカマド、オオカメノキなどが見られました。黒渋の頭前後の稜線ではアズマシャクナゲに変わってベニサラサドウダンツツジがきれいでした。また八間山よりではハクサンシャクナゲも咲き始めていました。笹薮の伸び具合ですが、まだそれほど気になりませんでしたが、これから7月にかけてどんどん伸び始めます。朝露や雨露などで衣服を濡らしやすい状況になるので、レインウエアやスパッツの準備があると安心です。ところでお知らせです。6月25日月曜日のNHK総合ほっと群馬630で野反湖の八間山トレッキングの様子が放映される予定です。群馬県民の方は是非ご覧いただけたらうれしいです。午後6時半からです。 

2023年6月24日土曜日 今頃に白砂山登山道で見られる花

昨年の今頃は早くも梅雨明け宣言が出そうな空梅雨の毎日でした。今年はそんな気配はなくて、梅雨明け宣言が出るのが待ち遠しいですね。昨年6月25日に白砂山登山道で見られた花をいくつかピックアップしてみました。沢沿いではシラネアオイが満開の見頃でした。ここは野生の貴重な群落です。場所を詳しく教えてほしい方は、野反湖登山案内センターまでお問い合わせください。野反湖では高山植物が心無い人によって盗掘の被害が発生しています。みんなで大切に見守っていきましょう。稜線ではアズマシャクナゲに変わってハクサンシャクナゲが咲いていました。花の時期が短いので、ちょっと運まかせですね。あとハクサンチドリがこれからたくさん咲きます。それから見過ごされがちですが、シラビソ尾根の苔生した森の雰囲気も格別ですよ。今日もすでに白砂山へ何人も登って行かれました・・・

ハクサンシャクナゲ

ハクサンチドリ

シラビソ尾根

ナエバキスミレ

2023年6月19日(月) 白砂山稜線トレイルは天候に恵まれて大賑わい 

6月の第3週土日は、梅雨の中休みで登山日和に恵まれました。夏至に近づいて日も長くなり、午前5時前から白砂山登山口をスタートする登山者も多いようです。また平標山から1日で縦走してきた方や、これから三国峠方面へ縦走する方などもいました。白砂山~三坂峠間はまだ笹も伸びていないので快適に歩けます。三坂峠から三国峠までの間は一部笹が背丈くらいまで伸びているところもあるそうです。管理人は日曜日に八間山を縦走しました。日中は気温が上がり虫が飛び始めました。これからは熱中症にご注意ください。白砂八間山コースの予定を変更して白砂往復にしたり、無理せず猟師の沢の頭までで引き返したりした登山者の方もいました。稜線では次々と花が咲き始めているようです。八間山ではベニサラサドウダンツツジが満開の見頃でした。

ベニサラサドウダンツツジ

八間山山頂からの白砂山稜線

谷川連峰

ホシガラスに逢いました

2023年6月11日(日)野反湖畔トレッキング花情報

昨日土曜日は曇りでしたが、穏やかな天気で登山日和でした。10人以上の方が白砂山に登頂したようです。白砂山稜線は、ガスが湧き始めて視界不良な時間帯もあったようですが、下山された方は皆さん達成感いっぱいの笑顔で登山案内センターに寄って山や花の様子や教えてくださいました。白砂山稜線のアズマシャクナゲは、満開の見頃が過ぎたようです。今度はハクサンシャクナゲの開花がいつ頃かな。シラネアオイはまだまだ綺麗だったそうです。堂岩山手前の水場のシラネアオイは、きっと今週末にかけて見頃になるのかなと予想です。(外れたらゴメンナサイ。)野反湖畔のレンゲツツジが今どんどん咲き始めています。今週末が最高の見ごろになるのでは。今日はシトシトと雨が降っていますが、風がないので防水対策をすれば湖畔トレッキングも楽しそうですよ。

野反ダムから富士見峠方向

曇り空でも新緑が眩しいです。

モウセンゴケを探してみました。

渇水

2023年6月4日(土)白砂山~八間山縦走コースモニタリング情報

土曜日は悪天候で視界不良な白砂山稜線でしたが、2組が登頂したようです。翌日日曜日は最高な登山日和に恵まれて、早朝から60人近くの登山者が白砂山山頂から素晴らしい景色を楽しみました。堂岩池ではクロサンショウウオの産卵が今まさに行われているのを目撃出来ました。残雪はもうほとんどなくなりかけていますが、まだ何箇所かあるので転倒や踏み抜きなどで怪我をしないように注意してください。ハンノキ沢の流量は減水気味ですが、これから梅雨の時期ですから、長雨や大雨が降ると増水して渡るのが困難になります。ご注意ください。今回のコースで見頃の花は、シャクナゲとシラネアオイとナエバキスミレでした。

ハンノキ沢の様子

地蔵山付近のシャクナゲ

水場~堂岩山間の雪渓

三国境付近から谷川岳へと続く県境稜線トレイル

2023年6月3日(土)今日からオープン!今年もよろしくお願いします。

 昨夜から各地で豪雨災害のニュースが報じられていて心配です。野反湖もどうなっているか心配でしたが、夜半からの激しい雨はすっかり止んでいました。でもだんだん風が強く吹くようになり、陽が高くなるにつれ青空も垣間見れるようにはなりましたが、上空の雲の流れはとても速いです。11時前に白砂山を目指した登山者が下山されて稜線の様子を話してくれました。やはり風が強くて次々とガスが湧いて視界不良だったので、堂岩山から引き返したそうです。またクマ出没情報も寄せられました。心配な方はクマ鈴や熊忌避スプレーなどの携帯をお忘れなく。明日は風もおさまるので、今日よりは穏やかな日和になりそうです。ハンノキ沢も減水して飛び石伝いに渡れそうです。

増水気味のハンノキ沢

新緑の森

雨上がりのサンカヨウ

野生のシラネアオイ

2023年5月9日(火) 4月26日に野反湖道路が開通しました!

昨年12月から和光原ゲートより冬季閉鎖していた国道405号線が、4月26日午前10時に通行止め解除となり、野反湖まで車で上がれるようになりました。実はゲートオープンの前に、関係者だけで野反湖の観光の安全を祈願する儀式が厳かに行われました。ここのところコロナ禍で行われていなかった行事ですが、ようやく再開されました。今年も大きな事故や遭難がないように神主さんに安全祈願をしていただき、参加者で安全をお祈りしました。ところで、六合の里温泉郷組合が白砂山登山マップというイラストの案内地図を作りました。すでに六合の里温泉郷の宿泊施設や観光協会等で配布されています。裏面は芳ヶ平湿地群トレッキングマップで、こちらはチャツボミゴケ公園から芳ヶ平湿原への案内地図です。これからトレッキングを計画されている方は、ぜひご利用ください。6月から業務を開始する野反湖登山案内センターでも配布できるように準備しています。

白砂山トレッキングマップ

安全祈願で手渡されたピッケルとザイル

シラネアオイの新芽

当日は霧の野反湖でした。

2022年11月23日(水)2022シーズンも大変ありがとうございました。

今年1月11日、Dエリアの池ノ塔山へバックカントリーツアーした時の白砂山です。厳冬期に周りの山から一際目立つこの純白の輝きが、白砂山の名前の由来に違いないでしょう。さて、6月から土日祝日に開所してきた野反湖登山案内センターも本日で今シーズンの業務を終了します。おかげさまで今シーズンはぐんま県境稜線トレイルCエリアとDエリアでは遭難事故の報告は無かったようで、ほんとうに良かったです。先日ある会議で警察から、コロナ禍になってから各地の山で遭難事故が急増しているという話を聞きました。特に40代から60代70代の高齢になるほど、また登山10年未満の初心者ほど、遭難事故を起こす割合が高いということです。実は野反湖登山案内センターでも昨年までは道迷いや滑落による怪我、熱中症ヘリ救助などありました。そんな中で今年がゼロだったというのは登山者一人一人の安全登山のおかげです。野反湖登山案内センターでは、来年こそぜひチャレンジしてみたいという声や来年もまたぜひ来たいといった登山者の生の声がたくさん寄せられました。来シーズンもまたぐんま県境稜線トレイルをたくさんの人に安全に楽しんでもらいたいと思います。

遠くからでも白砂山は目立ちます。

目を凝らすと四阿山がわかります。

北アルプスの山並みも絶景です。

ズームイン!

2022年11月20日(日)樹氷のぐんま県境稜線トレイル再び!

夜半雨だった野反湖ですが、白砂山稜線は吹雪だったようです。堂岩山からの白砂山稜線に期待通りの樹氷の景色が広がりました。今年10月から11月にかけて、少なくてもおそらく3度はこの景色が見られたのではないでしょうか。この日は20人以上の登山者が白砂山に登頂されて、美しい樹氷の稜線漫歩を楽しまれていました。11月中旬としては穏やかな天気だったので、上の間山まで足を伸ばす元気な登山者もいました。猟師の尾根の頭付近で大きな熊を目撃したとの情報も寄せられました。この時期稜線上に大きな熊の足跡をこれまでにも何度か目撃していますが、冬眠前の行動だと推察されます。遭遇しないようにするためには、事前にこちらの存在を熊に知らせるようなクマ鈴などの携行をお忘れなくです。また昨日の白砂山登山道は、靴底に滑り止め用のチェーンスパイクがあると安心でした。さて野反湖登山案内センターの今シーズンの開所も残りわずかです・・・

白砂山登山口からすぐに雪道。

ハンノキ沢

この時期のシラビソ尾根付近は葉っぱも落ちて視界もいいです。

水場を過ぎて堂岩山手前付近

堂岩分岐から視界が一気に広がります。

猟師の沢の頭付近から振り返ります。

登山者で賑わう白砂山山頂

上の間山へと続く樹氷の群馬稜線トレイル

2022年11月13日(日)八間山は気軽に登れる人気の山です。

先日八間山付近から岩菅山連峰の烏帽子岳が見えますか?という質問がありました。もちろん見えます。これは今年3月の八間山山頂付近からの岩菅山連峰ですが、葉っぱの落ちた今頃がスッキリと見通せるのでわかりやすいはずです。岩菅山から烏帽子岳へと続く稜線漫歩も楽しい思い出がたくさんあります。ところで八間山は、白砂山登山口から白砂山~八間山縦走コースで歩く登山者限定で、ウッカリ下山コースを道間違いをしてしまう分かれ道の3差路があります。そんな間違いをなぜたくさんの方がやってしまうのか、ちゃんとした理由があります。最近はすっかりスマホ登山の方が多いですが、スマホの小さい画面だとコース全体や山域の様子が把握しにくくないでしょうか。四阿山も同じ道間違いをする登山者が多い山ですが、こちらは山域が広いので間違えると遭難にまで発展するケースもあるから要注意です。

八間山山頂です。素晴らしい展望です。

問題の3差路。山頂ではなくて少し戻る場所にあるというのが、思い込みの道間違いをする理由です。

目立たない標識ですが、しっかりと地図で確認すれば間違うことはありません。

白砂山から縦走してくれば、振り返るとこの素晴らしい景色がご褒美です。

2022年11月12日(土)今日も登山日和な白砂山です。

こちらの雪の白砂山の写真は、昨年10月24日に猟師の頭まで登山道調査した時のものです。今年は今のところ毎週秋晴れの好天に恵まれていて、本格的な雪山登山の白砂山はお預けのままです。そして野反湖キャンプ場も閉鎖され、釣りも禁漁となった野反湖は、とってもとっても静かです。トイレ情報ですが、野反湖休憩舎・八間山登山口と野反湖展望台・白砂山登山口の2か所のトイレは現在使用可です。来週半ばに閉鎖との情報も伝わってきていますが、今のところ確定情報ではないです。今日も30人近くの登山者が白砂山を目指しました。皆さん、きっと今頃山頂から素晴らしい眺めを楽しんでいらっしゃることでしょう・・・

白砂山からさらに先へ(2021/10/30)

上の間山山頂(2021/10/30)

赤沢山付近(2021/10/30)

上の倉山稜線から白砂川源頭(2021/10/30)

2022年11月6日(日)白砂山登山口の今朝の気温はマイナス3度です。

11月に入って確実に冬へと季節が進んでいることを実感します。昨年は10月下旬には積雪があって11月の白砂山登山では簡易ピッケルやチェーンスパイクなどの滑り止めが役に立ちましたが、今年はいまのところ大丈夫です。来週いったん寒さも緩むという天気予報ですが、その後にぐんま県境稜線トレイルの山々にも積雪が予想されます。そうなれば野反湖もいよいよ長い冬の眠りにつくことになります。野反湖の釣りの解禁は11月10日までです。また国道405号線の通行期間も11月25日午後3時までです。2006年3月の白砂山の雪景色を紹介します。旧六合村遭難対策協議会冬山訓練の時のものです。スキーやザックは時代を感じさせてくれますが、白砂山の姿は、今も変わらない姿を見せてくれるでしょう。

白砂山山頂

山頂直下

群馬県境稜線西側

群馬県境稜線東側

2022年11月5日(土)小春日和なぐんま県境稜線トレイル白砂山

晴れの特異日といわれている11月3日の文化の日は、期待通りの山日和に恵まれました。その日管理人は富士見峠から八間山経由で白砂山に登頂してきました。山頂からの素晴らしい景色を楽しんできました。白砂山の展望の良さは意外と知られていないかもしれませんが、360度ぐるりとほんとうにたくさんの山が見つけられます。例えば白砂山山頂から横手山の右側に槍ヶ岳がしっかりと確認できました。北アルプス連峰はもちろん八ヶ岳の赤岳や富士山、浅間山なども新雪を纏って綺麗に輝いていました。白砂山山頂には続々と登山者が集まってきました。今日みたいな日はゆっくりと山頂で休憩しながらお昼を食べたくなりますね。でも小さな山頂のスペースですから、10人くらいで密になってしまいます。そんな時は山頂は素通りして三国境の方へ行って休憩することをお薦めします。お互いに思いやり精神で登山を楽しみましょう。

上の間山へと続く稜線トレイル

八間山の向こうに四阿山へと続く稜線トレイルと浅間連峰

苗場山や越後の山々

谷川連峰へと続く県境稜線トレイル

2022年10月30日(日)半分白いぐんま県境稜線トレイル白砂山

まさに樹氷のアートです。冷たい北風が一夜にして稜線トレイルの大キャンパスに絵筆をふるいました。管理人は樹氷のアートをちょっと期待して登山道モニタリングのため白砂山に登りましたが、あまりの美しさにびっくりです。白砂山山頂では霧のせいであまり展望は楽しめませんでしたが、今回はこの景色が楽しめたのでとてもラッキーでした。ところで野反湖までの国道405号線は、11月25日(金)午後3時から令和5年4月26日(水)午前10時まで冬季閉鎖になります。これからの季節のぐんま県境稜線トレイルは、冬型の気象条件になればいつでも吹雪や積雪となります。登山を計画するときは事前に天気予報をチェックして安全第一で登山してください。標高2000mのぐんま県境稜線トレイルは、これからの季節は厳しい寒さや登山道の凍結、積雪などに備えた冬山の装備が必要になります。

猟師の頭から堂岩山を振り返ります。

ハイマツ

岳樺

帰路、猟師の頭から白砂山を振り返ります。

2022年10月22日(土)樹氷を纏ったぐんま県境稜線トレイル

先日19日にぐんま県境稜線トレイルDエリアをモニタリングしてきました。渋峠朝6時半の気温はマイナス5度でした。登山道上には5センチくらいに発達した霜柱も随所で見られました。横手山の北斜面の森は、樹氷が青空をバックにキラキラと朝日に照らされて綺麗でした。赤石山山頂からは、鉢山と笠ヶ岳の向こうの雲海上に槍穂高の峰が眺められました。赤石山を過ぎると急に人が歩いた跡が少なくなります。15日に野反湖から渋峠に縦走されたソロの登山者が残した足跡だけがわかりました。前回のモニタリングもそうでしたが、クマの痕跡は今回も全く見つけられませんでした。廃屋化した五三郎小屋ですが、誰かが使ったようです。屋根があるだけで緊急時は避難小屋として利用できますね。大高山からカモシカ平へと下る途中で、登山者一人とすれ違っただけで、今日も静かな山歩きでした。大高山からお昼になっても樹氷を纏ったままの白砂山稜線がわかりました。

横手山の樹氷

白砂山

小高山~オッタテ峰の向こうに横手山

カモシカ平

2022年10月16日(日)今週末もまだまだ白砂山稜線の紅葉楽しめました!

今週末もたくさんの登山者が白砂山に登られました。県境稜線から眺める紅葉の景色に皆さん感動されていました。堂岩山から猟師の頭にかけての群馬県側の笹原斜面の紅葉は、まるで錦秋のパッチワークのようで思わず息を呑むような美しさです。涸沢カールまで行かなくてもこんなに素晴らしい景色が楽しめたんですねといううれしい感想が下山者から寄せられました。ところで白砂山頂から5分ほど進むと三国境があります。秋が深まって低木類の葉がすっかり落ちたので視界が良くなって、三国境から北に延びる信越国境の稜線が良く見えるようになっていました。佐武流山まで登山道はないので藪漕ぎになります。8月に一人赤湯温泉へ抜けた登山者の方がいました。白砂山から三坂峠までも、群馬県境稜線トレイルが開通する前までは藪漕ぎのルートでした。

群馬県側の眺め

八十三山の渋沢側斜面

三国境からの信越国境稜線

三国境

2022年10月11日(火)池ノ峠展望台一周ミニ散策コースの紅葉

ちょっとお手軽にミニ登山できませんか?と相談されることがあります。もちろんエビ山や八間山を登山初心者にお薦めしていますが、もっと手軽に歩くコースと聞かれれば、池ノ峠展望台1周ミニ散策コースはいかがでしょうか?小一時間もあれば十分に回れて、しかも野反湖や八間山、三壁山、エビ山などの展望が一望できるのでぜひ歩いてみてほしいコースです。3連休最終日の午後は青空も見え始めたので、その時の紅葉の様子を紹介します。岳樺の森の黄色と湖を背景に、ツツジ類やカエデ類のほかにミズナラやリョウブ、ウルシ類などが絢爛豪華に彩っていました。紅葉する樹種が豊富なことが、池ノ峠展望台の紅葉が素晴らしい理由なんだと納得でした。

2022年10月10日(月)紅葉のCエリア野反湖~白砂山~三坂峠モニタリング

今年の紅葉はぱっとしないなぁとぼやいていたら、どうも紅葉は1週間から10日くらいは例年より遅れているみたいです。昨日10月9日日曜日に白砂山稜線を歩いてきましたが、ベニサラサドウダンツツジやホツツジ、コメツツジなどのツツジ類が、先週よりもしっかり鮮やかな赤やオレンジに染まっていました。透き通るような秋晴れのブルーをバックに、これらの紅葉を楽しみたかったのですが、3連休の天気はいまいちスッキリせず残念でした。こんな日は気分を変えて霧のベールを纏った幻想的な景色をしんみりと味わうことにしました。ところでこれから稜線トレイルを縦走する登山者には、秋の山ならではの気象遭難に注意してほしいと思います。稜線上では南風とはいえ凍えるような強風の吹きさらしです。装備に不備があると不安になったら無理せず引き返すことをお薦めです。防水防寒のしっかりした登山靴やレインウエア、手袋や帽子など、いつ天候悪化しても大丈夫なように準備して縦走登山を楽しんでください。

10月3日(月)2022年秋の白砂山稜線紅葉情報

最高な秋晴れだった10月2日日曜日に、白砂山稜線の紅葉の様子をモニタリングしてきました。特に堂岩分岐から金沢レリーフの区間の紅葉がちょうど見頃で楽しめました。今回は、前回のコースとは逆回りで、野反湖登山案内センターから茅ノ尾根コースで八間山に登り、黒渋の頭から堂岩山へと続く展望コースを楽しみながら白砂山に登りました。帰りは堂岩山からシラビソ尾根、地蔵峠コースで下山しました。土曜日の日は40人以上、日曜日は50人以上の登頂者で白砂山山頂は賑わいました。堂岩分岐から白砂山山頂までの区間では、登山道が狭かったり滑落の危険がある足場の悪い場所もあるので、登山者のすれ違いに注意が必要です。すれ違う登山者に対して思いやりの心を持つことで、余裕を持った場所でのすれ違いができ、貴重な植生の踏み荒らしや滑落の危険などが減らせると感じました。白砂山稜線の紅葉前線はこれから徐々に標高を下げて、10月下旬頃には白砂渓谷の山里へと降りていくことでしょう。

野反湖畔の紅葉

黒渋の頭~堂岩山の展望コースから白砂山を目指します。

迫力の白砂山

堂岩分岐付近からいよいよぐんま県境稜線トレイルを歩きます。

白砂川源流台地

ミヤマシグレ

稜線の長野県側の紅葉

白砂山までもうひと頑張り

2022年9月24日(土)上の倉山頂にある横たわったままの三角点杭の謎

昭和60年8月に白砂渓谷を詰めてムジナ平から国境稜線を白砂山まで縦走した先人の記録を改めて読み直していたら、見過ごしていた記述から新たな発見があったりして面白いです。上の倉山山頂には立派な三角点の石杭が人知れず笹薮の中に転がっていますが、それについてこのように書かれています。「小笹の稜線を軽快に登り行き、上の倉山。笹薮の中に横になっている三角点杭を見つけた。これが松村さんの言っていた杭だ。この杭については、39年頃当時の草津山岳会のメンバーが歩いて横になっているのを確認したという話を聞いていた。ここまで背負ってきたが埋める時間がなかったのか、置き去りになったままの珍しい三角点杭だ。」なぜ埋められなかったのか、謎です。そしてこの石杭は昭和39年以前からずっと横たわっていたんだ。ところで、すぐそばのぐんま県境稜線トレイルの新しい案内板の標柱も傾いていました。上の倉山の山頂は地面が硬くて穴が掘れなかったのでしょうか・・・

上の倉山頂の新しい標識

位置ナンバー標識C-29にある先人のプレート

忠次郎山頂にある山名板

上の間山に残されている先人のプレート

2022年9月23日(金)Cエリア野反湖~三坂峠の登山道モニタリング情報

20日の日に歩いてきました。白砂山山頂では眩しいくらいの青空に恵まれました。アマツバメも元気よく飛び回っていました。野反湖の朝の気温は7度しかなくて、蒸し暑さを全く感じることもなく快適に登山を楽しむことができました。そして忠次郎山から三坂峠まで丁寧に刈り払いされた登山道の歩きやすさに大感謝です。歩きやすいためにいつものコースタイムより30分も短縮していました。先日17日に歩いたばかりの白砂山稜線では、紅葉も少しずつ進んでいることがわかりました。コメツツジがオレンジに染まり始めていました。気温が下がれば一気に秋が深まり、9月下旬頃には赤やオレンジの斑模様が登山者の目を楽しませてくれるのではないでしょうか。この3連休も台風に翻弄される天気予報で残念です。ぜひ透き通るような秋の青空の下で、たくさんの方にぐんま県境稜線トレイルの稜線漫歩を楽しんでほしいです。それでは、20日のモニタリングの様子を紹介します。

コケの森がどこまでも続くかのようなシラビソ尾根は、フィトンチッドが満ち満ちて癒されます。

猟師の沢の頭付近の稜線は紅葉が一番きれいなところです。

三国境付近から上の間山へと続く稜線。

位置ナンバー標識C-34番付近が、新潟県最南端です。

今日は上の間山と大熊岩(右下)がしっかりと姿を現してくれました。

大熊岩アップ。クマが下向いて伏せている感じです。

赤沢山と忠次郎山の間にゲイロの井戸があります。

忠次郎山から霧が湧いてきました。でも丁寧に刈り払いされた登山道は安心して歩けました。

大黒の頭~ムジナ平避難小屋間は急斜面のつづら折れの道です。綺麗に整備されていても滑りやすいので注意してください。

ムジナ平避難小屋全景です。小屋内は綺麗に整頓されていました。窓のパッキンが完全ではないので、台風の雨で室内が少し濡れていました。でも雑巾が掛けてあるので、自由に使用してください。小屋を出るときは次の人のために整理整頓よろしくお願いします。

登山道がなかった時代に、藪を漕いで印付けをした先人の苦労がしのばれる古いプレート。

セバトノ頭付近は湿地ぽい場所でいつもぬかるんでいます。ズボっとはまるのでご注意ください。

これはツキヨタケといって猛毒キノコですからお気を付けください。

先人が使った古い飯盒の落し物でしょうか。

1766mP付近からチラリと稲包山が霧の中から姿を現してくれました。

三坂峠付近のブナの森では、クマ棚があちらこちらにたくさんありました。

2022年9月19日 3連休最後の日は台風14号の影響でこれから大荒れの天気に

朝一番のニュースで台風14号がいよいよ九州地方に上陸とのこと。天気予報ではこれから早いスピードで本州を縦断するらしいです。3年前の台風19号の大きな被害がすぐに思い出されます。あの時の台風の風による倒木被害はすさまじいものがありました。今回は群馬県境稜線トレイルに大きな被害がないよう通過してほしいですね。台風が通過した後、管理人は天気が良い日を選んで渋峠~野反湖~三坂峠をモニタリングしたいと思います。その様子はまた報告します。さて、朝方強い風ともに濃い霧が巻いていた野反湖ダム付近ですが、午前10時頃急速に霧が晴れ太陽が青空とともに雲の切れ目から現れ始めました。湖岸では釣り人らしき人影も見つけてびっくり仰天。でもこれは嵐の前の静けさですね。

朝8時頃のダム

キャンプ場の撤収風景

10時過ぎのダム

台風一過のあと秋も一気に深まるかな・・・

2022年9月18日(日)青空に恵まれてたくさんの人が白砂山へ

3連休初日の昨日土曜日、管理人は白砂山八間山縦走コースのモニタリングをしてきました。天気に恵まれて白砂山山頂から素晴らしい展望を楽しむことができました。このところ雨が少なかったので、登山道のぬかるみも乾いてとても歩きやすくなっています。特に危険個所はなくて、秋の紅葉シーズンに向けて安心して登山を楽しんでもらえると思います。白砂山稜線上空では、トンビらしき猛禽類が秋風を受けて大空を気持ちよさそうに舞っていました。忠次郎山から三坂峠までの刈り払い作業は先週終わったとの連絡が入りましたが、さっそく3人の登山者が、野反湖から三国峠目指して登っていきました。ムジナ平避難小屋でビバークの予定だそうで、どんな小屋かとても楽しみにされていました。ただ台風が近付いています。これからの天気予報がちょっと心配です。では昨日の白砂山稜線の稜線漫歩から眺めた景色の紹介です。

横手山の右に槍ヶ岳が見えます。

雲海に浮かぶ浅間山

苗場山

鳥甲山

岩菅山~烏帽子岳

白砂山から谷川連峰へと続く稜線トレイル

白砂川源頭斜面

北アルプス

2022年9月11日(日)野反湖子ぐま出没情報

日の出の時間が遅くなったので、午前4時55分頃の野反湖では湖面に輝きを落とすファンタジックな中秋の名月を愛でることができました。今朝の気温は11度。日中は快適な気温になりましたが、朝晩はちょっと肌寒さを感じます。湖畔では、リンドウやトリカブト、マツムシソウ、ワレモコウ、ウメバチソウなどの秋の花が見られます。ところで昨日東湖畔道をモニタリングしてきました。富士見峠下の岳樺の森の笹原で子熊が逃げていく姿を見かけました。最近子熊の出没情報がたくさん寄せられていましたが、実際に遭遇するとはびっくりしました。子熊の方から人の気配に驚いて離れてくれたから良かったですが、お互いに気付かないでばったり遭遇した場合事故になる危険性が高いです。その後登山道わきに地面を掘り返した跡がたくさんありましたが、どうやら子熊の仕業なのかもと思いました。湖畔道をトレッキングする計画のある人は、クマ対策をお忘れなくです。グループならおしゃべりをしたり、単独なら鈴やラジオなどでこちらの存在を知らせたり、またクマスプレーの携帯なども安心です。

9月10日(土)野反湖から秋山郷方面へ新しい通行止め情報

野反湖から秋山郷へ抜けるルートの立ち入り禁止区域の解除の連絡はまだ届いていませんが、また新たな通行止め情報が入りました。東京電力が管理している渋沢ダムから7㎞先のつり橋が架け替え工事をするそうです。そのためにしばらく通行止めになるようです。9月12日から11月4日までとあります。これから秋の紅葉シーズンを迎えるので、計画を楽しみにしている登山者もたくさんいらっしゃることでしょう。野反湖から秋山郷へ抜ける登山者や釣りの方は、残念ながら通り抜けができませんのでご注意ください。また8月のモニタリングでいくつか気になったぐんま県境稜線トレイルの迷いやすい場所の情報です。Dエリアの大高山~ダン沢の頭間にはオッタテ峠をはさんで二つのオッタテ峰があります。縦走する登山者の方は、間違えないようにしてください。また遭難時に救助者へ位置を知らせるために位置ナンバー標識が設置されていますが、破損または欠損しているものがありました。欠損しているのは、Cエリアでは、2,4,7,8,9,12,13,19,20,21,35,39、です。破損は、40,41,53、です。Dエリアで欠損しているのは、2,4,12,22,35,45,49,50,51,60です。欠損しているのは、32,55です。8月調査時の様子なので、今後状況が変わることもあるのでご注意ください。

西のオッタテ峰(D-23~22間)

オッタテ峠(D-20)

東のオッタテ峰(D-11)

堂岩池(C-41)

2022年9月4日(日)白砂山は群馬、長野、新潟の3県境の山です。

白砂山山頂からぐんま県境稜線トレイルを東へほんの少し歩くと(2~3分)3県境の場所があります。その場所には小さなプレートが設置してあるのですぐにわかります。今日は朝早い時間は山頂から雲海が楽しめたそうです。ところが管理人が山頂にたどり着いた時間(9時前)は、南から霧が湧き上がって視界不良。残念でした。それでも山頂まで歩く途中で、稜線トレイルの北側(長野県側の山)の景色を楽しめたので、今日はそんな山を紹介します。まずは八十三山です。堂岩山から派生する尾根の先にある山ですが、登山道はありません。大正6年10月、登山家として白砂山に初登頂した日高信六郎の著作「白砂山登山記」の中で、「83度も休むくらい険しい山」だから八十三山という名前がついたと地元の案内人から教わったということが書いてあります。次に佐武流山です。こちらは3県境から長野県と新潟県の県境の稜線の先にある山です。登山道はありません。時々野反湖から藪漕ぎで佐武流山を目指す強者の登山者がいらっしゃいますよ。

八十三山

佐武流山

三国境から延びる信越国境稜線

3県境にあるプレート

2022年9月3日(土)野反湖~三坂峠登山道モニタリング情報

8月31日に歩いてきました。このところ霧が湧きやすい天候続きで、この日も稜線トレイルの景色はほとんど霧の中でした。でも白砂山付近と上の倉山付近の2回、ちょっぴり霧が晴れたときは、突然息を吞むような素晴らしい景色が現れて感動しました。全区間で大きな危険性がある箇所はありませんでしたが、群馬県側に切れ落ちているザレ場や草付きの斜面などでは、うっかり足を滑らせたりしないように慎重に通過してください。登山道の刈り払い状況ですが、野反湖から忠次郎山までは整備が完了しています。忠次郎山から三坂峠までは、9月中旬までには完了できるようです。ただ今年は昨年ほど笹が伸びていないので、今回のモニタリングでは問題なく歩くことができました。ムジナ平避難小屋も綺麗に使用されていました。ムジナ平避難小屋を利用する登山者にお願いです。使用後必ず窓がしっかり閉められているか確認してください。網戸だけになっている場合、雨が室内に侵入して床が濡れてしまい、次に使う登山者が困ってしまいます。

白砂山~上の間山間

上の間山~忠次郎山間

忠次郎山~ムジナ平避難小屋間

大黒の頭の道標は破損してわかりにくいの注意

ムジナのノートもジップロックのビニール袋に保管できるようにしてきました。

ムジナ平の水場は、笹清水の看板があるのでわかりやすくなってます。

冷たくて美味しいですよ!

セバトノ頭の道標も破損してわかりにくいです。

2022年8月28日(日)野反湖畔遊歩道のトレッキング情報

26日金曜日は、曇りのち雨の天気予報でしたが、良いほうに天気予報が外れて快適にトレッキングを楽しむことができました。レインウエアと折り畳み傘を持っていきましたが、少し雨粒がぱらつく程度だったので折り畳み傘が重宝しました。今回もレインウエアはお守りでした。コースは富士見峠から弁天山に登り押出し分岐からエビ平に下ってエビ沢出合へ。帰りは西岸遊歩道で富士見峠に戻ってきました。遊歩道はしっかり刈り払い整備されて歩きやすかったです。根広古道分岐から押出し分岐の途中で白砂山がチラリと眺められるところがありました。途中サワギキョウが咲いていました。富士見峠にゴールした後に食べたブルーベリージェラートがとても美味しかったです。

押出し分岐からエビ山を正面に見てエビ平へと下ります。

チラリ見えた白砂山

サワギキョウ

甘くて美味しかったブルーベリージェラート

8月27日(土)ぐんま県境稜線トレイルDエリアモニタリング情報

24日木曜日に渋峠から野反湖まで登山道をモニタリングしてきました。天気予報は良いほうに外れて赤石山くらいからガスが晴れるようになってきて、気分良く歩いてきました。特に危険な箇所はなかったのですが、志賀高原側は笹薮が伸び始めてきていました。朝露や雨露で濡れている場合は、全身びしょ濡れになります。これから秋にかけては低体温症などのリスクもあるので、縦走する方はお気をつけてください。ダン沢の頭から野反湖までは快適に歩くことがきました。詳細な様子は以下の通りです。

のぞき分岐付近から四十八池分岐までは、ぬかるみと笹薮、壊れた木の階段などで怪我をしないように!

赤石山からダン沢の頭までの間の笹薮もかなり伸びているので、朝露や雨露で全身びしょ濡れになりやすいです。

ダン沢の頭から大高山までは刈り払い整備が終わったばかりで快適です。

大高山から野反湖までも整備済みで歩きやすいです。

8月21日(日)白砂山から上の間山まで登山道整備が終了しました。

上の間山は白砂山からさらに往復2時間半くらいの距離にあるぐんま県境稜線トレイルの秘峰です。標高2033mです。偽高山帯の植生で山頂からはまさに360度の大展望が楽しめます。天気が安定した登山日和の日に、体力の心配がなければぜひチャレンジしてみたい山です。野反湖から10時間くらいのコースタイムです。お盆を過ぎると急速に秋めいてきたことを感じました。緑の笹原の中でコバイケイソウが黄色く染まっていました。トリカブトやリンドウの濃ムラサキ色の花も目立ち始めています。オオカメノキやクロマメノキなどの実も熟し始めました。ところで、刈ったばかりの笹が登山道にまだたくさん落ちているのでとても滑りやすいです。また白砂山から先は群馬県側に切れ落ちて滑りやすいところも数箇所あったりするので、安全第一で登山を楽しんでください。

大熊岩

白砂源流

仙ノ倉山

上ノ間山から白砂山

8月18日(木)Cエリア登山道刈り払い進捗情報

まだまだアキアカネが乱舞するぐんま県境稜線トレイルCエリアです。16日はフェーン現象で下界は猛暑だったようですが、2000mの稜線は北風が吹いてとても涼しく快適でした。作業中にムジナ平避難小屋を利用して縦走を楽しんでいる登山者とすれ違うことがあります。トレイルの情報交換をさせてもらうのがとても楽しみです。ムジナ平付近や赤沢山付近の笹薮が伸びてきているそうですが、道迷いするようなところはなく楽しく歩けたとのことです。クマの痕跡もなかったそうです。(今年は今のところクマ情報は6月1日の白砂山山頂での目撃1件だけです。)現在登山道の刈り払い整備は、白砂山から先の猟師の尾根の頭付近(アカネ平)まで進んでいます。ぐんま県境稜線トレイル位置ナンバー標識C-34番付近です。C-34番といえば、この場所は新潟県最南端地点になるそうです。8月下旬頃には三坂峠からも刈り払い整備が入ります。

上ノ間山から忠次郎山、上ノ倉山へと続く稜線

C-34番猟師の尾根の頭付近(アカネ平)

群馬県側に切れ落ちているところは、スリップ注意です。

猟師の沢の頭付近からの白砂山

8月13日(土)稜線トレイル谷川岳~万太郎山~平標山モニタリング

山の日の翌日12日、管理人は谷川岳から平標山までのぐんま県境稜線トレイルの様子をモニタリングしてきました。朝まだ暗い午前3時半頃から西黒尾根コースで谷川岳に登り、午後4時頃平標山登山口の元橋に下山しました。オジカ沢の頭を過ぎた辺りから万太郎山手前くらいまでガスが切れて壮大な稜線のパノラマの中を楽しく歩くことができました。全区間にわたって登山道の整備がしっかり行われていて、気持ちよく歩きとおすことができました。残念ながら後半の万太郎山から平標山まではホワイトアウトで景色が楽しめなかったですが、稜線にはつねに涼しい風が吹いていました。おかげで真夏の陽射しや暑さでバテるようなことがなかったのがラッキーでした。高山植物の花もまだまだたくさんの種類が見られました。Cエリア上の間山のガレ場でも見られるキンコウカやイワショウブがこちらでもたくさん見られたのには驚きました・・・

避難小屋は清潔に使われていました。

阿弥陀沢の雪渓

ガスの中のエビス大黒の頭

クワガタちゃん

8月11日(木)山の日

今年の山の日は天気に恵まれました。朝早くからたくさんの登山者が白砂山を目指して登って行かれました。また、この白砂山登山口に車をデポして渋峠に向けてもう一台の車で出発されたグループもありました。2日間でDエリアの渋峠から野反湖まで縦走を楽しまれる計画とのことでした。稜線トレイルではなくて魚野川へ沢登りに向かうグループもたくさんいらっしゃいました。明日から台風が関東地方にも接近するということなので、皆さんには安全に楽しんでほしいと思います。昨日も管理人は登山道草刈り整備に入っていました。稜線トレイルの花にも少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。リンドウの蕾を一つ見つけてきましたよ。ところで草刈り整備が入ると登山道上に刈ったばかりの笹がたくさん落ちているので、とても滑りやすくなります。また笹で荒れた路面が見えなかったりしてつまずいたりしやすいので通行には十分注意してくださるようお願いします。

8月7日(日)ぐんま県境稜線トレイルCエリア登山道整備状況

8月7日現在のCエリアの登山道整備状況です。白砂山登山口から水場までと水場上から堂岩山までが終わっています。また堂岩分岐から中尾根の頭、黒渋の頭、さらに八間山へ抜けるコースもすべて終わっています。白砂山稜線やさらに白砂山から忠次郎山、ムジナ平避難小屋、三坂峠の区間はこれから整備に入ります。登山道整備がまだの区間を歩く場合は、朝露や雨露で笹薮が濡れているときは衣服がびしょびしょに濡れてしまいます。ぐんま県境稜線トレイルを縦走される方は、衣服が濡れたりすると気象条件によっては低体温症などの危険もあります。レインウエアやスパッツなどで濡れ対策をしっかり行って登山を楽しんでください。

8月7日の白砂山稜線は雲海だったようです。

マルバダケブキが見頃です。

ギンリョウソウはもう花が終わっていました。

アリドオシランも・・・

8月6日(土)ぐんま稜線トレイルDエリア登山道整備情報とその他

8月3日にオッタテ峠まで登ってきました。野反湖~渋峠間の登山道整備状況をお伝えします。7月中にオッタテ峠からダン沢の頭まで登山道整備が入りました。道迷いの心配もなく快適に歩けるようです。これで昨秋の刈り残しのために藪になっている区間は、オッタテ峠から大高山の区間だけとなったようです。その他の区間、野反湖~大高山とダン沢の頭~渋峠はすでに整備されているのでこちらも藪の心配なく歩けます。また野反湖登山案内センターのある白砂山登山口駐車場のトイレ工事も終了しました。仮設トイレは撤去されて以前のようにトイレが使用できるようになりました。ただし売店は現在休業中なのでペットボトルや釣り券の自動販売機などは設置されていないのでご注意ください。富士見峠(野反峠)売店前もしくは野反湖キャンプ場をご利用ください。

オッタテ峠からダン沢の頭方面は整備済み

オッタテ峠から大高山方面はまだ未整備のようです。

浄化槽工事が終わってトイレが使用できるようになりました。

トイレ協力金募金箱と登山届ボックス

7月31日(日)このところの白砂山稜線トレイルの変わりやすい天気にご注意

白砂山稜線は、このところ毎日雷雨が続く夏らしい天気です。マルバダケブキの花が咲き始めました。登山は朝早いうちに出発すれば、白砂山山頂からの景色を楽しむことができます。昨日30日土曜日は、ちょうどお昼頃雨雲が発達して一雨ありました。管理人は堂岩山山頂付近にいましたが、ぱらぱら程度の雨だったので大きなコメツガの木の下で雨宿りして過ごしました。白砂山山頂付近にいた登山者の方に聞くと、土砂降りの雨に全身ずぶ濡れになったそうです。少し場所が違うだけでだいぶん雨の様子が違っていたのがあとでわかりました。雷鳴は下山した後、午後4時頃響きました。雷にも要注意ですね。2000m級の稜線歩きが続くぐんま県境稜線トレイルの登山者は、変わりやすい天気にどうぞお気を付けてください。

八間~堂岩登山道からの白砂山

八間山から黒渋の頭間は草刈り整備済み

中尾根の頭付近から白砂山源流猟師の沢

堂岩分岐から白砂山方面

7月26日(火)野反湖畔の遊歩道沿いではいろいろな花に出逢えます・・・

豪華絢爛な野反湖のニッコウキスゲ祭りは名残惜しいですがそろそろ終了です。でも野反湖畔では次々といろいろな花が咲き継いで、新しく訪れる人を大いに楽しませてくれています。7月23日土曜日のテンバのお花畑のヤナギランは2分咲き?くらいでした。これから8月初旬にかけて見頃になると思います。野反湖登山案内センターのあるダム周辺からキャンプ場、池の峠展望台付近を少し歩いて回っただけでもたくさんの花に出逢えて楽しめます。野反湖を一周する湖畔道ならどれだけの数のお花に出逢えるかとても気になりますね。野反湖一周湖畔道は約10キロ、歩くスピードで変わりますが3~4時間が標準タイムです。時計回りと反時計回りでまた違った景色にもなるので、どちらにするか悩みますね。プラスアルファで八間山や弁天山、エビ山、三壁山などの外輪山をコースに付け加えると野反湖一周コースのバリエーションはさらに増えます。群馬県境稜線トレイル白砂山の本格登山はちょっと天気が心配という時は、こちらの野反湖一周コースなら安心して歩けます・・・・

ヤマホタルブクロ

ウバユリ

センジュガンピ

コバノイチヤクソウ

nノリウツギ

クルマユリ

オトギリソウ

ツルリンドウ

7月23日(土)Cエリア野反湖~三坂峠、堂岩~八間コースの登山道の様子

いよいよ楽しい夏休みです。ファミリー登山で白砂山を登りに来られる方も増えます。7月22日現在の白砂山登山道の整備状況です。白砂山登山口から水場までと八間山から池ノ峠駐車場までの登山道は、笹刈り整備済みです(22日確認)。この区間では、刈ったばかりの笹が登山道上に残っているので、特に下りの場合は笹は滑りやすいので転倒にご注意ください。またそれ以外の区間はこれから徐々に笹刈り整備が入っていきます。笹刈り整備が入っていない区間も藪っぽくなってきていますが、まだ道迷いするほどの箇所はないです。ただ切れ落ちたザレ場や急坂などは、足元が伸びた草で見えにくかったりするので危険だったりします。特に白砂山~上ノ間山間は滑りやすい箇所が数か所あるので、お気をつけて通行してください。(14~15日と22日確認)色とりどりの綺麗な花がたくさん咲き乱れる白砂山稜線の様子をほんの少しご紹介です。

ニッコウキスゲの群落が稜線上にたくさん見られます。

目に染みるようなムラサキのタテヤマウツボグサ

上ノ間山手前のザレ場

クルマユリのオレンジ色も目に眩しいくらい鮮やかです。

7月21日(木)アキアカネの群れが稜線トレイルを舞い始めました・・・

戻り梅雨でジメジメした日々が続いています。はやくもう一度梅雨明けして夏山らしい稜線トレイルを歩きたいですね。昨日も北風が強く吹いて濃い霧が湧く生憎の天気でした。そんな中でも数グループの登山者が白砂山へ登っていきました。管理人は登山道整備で水場まで往復でした。朝方のハンノキ沢の水量はやはり増水気味でしたが、午後には少しずつ引いてきているのがわかりました。シラビソ尾根の苔むした林床ではアリドオシランやギンリョウソウがひっそりと咲き始めていました。アキアカネの群れもたくさん舞い始めていて、ようやく白砂山稜線にも本格的な夏がやってきたことを実感しました。

ハンノキ沢は増水気味

アリドオシラン

アキアカネ

タケシマラン

7月16日(土)野反湖から四万温泉まで歩いてきました。

全身ずぶ濡れになりながら厳しい風雨に耐えて2日間歩き通しました。ムジナ平避難小屋のありがたさをしみじみ感じることができました。ぐんま県境稜線トレイルをこれから縦走する計画のある方は、7月8月といえども低体温症というリスクを想定した装備の準備を怠らないようにお願いします。当たり前のことですが、寝具や替えの衣服などは絶対に濡れないように防水袋でパッキングしておくことを忘れないように。真夏の県境稜線トレイルは天気が良ければ熱中症対策ですが、天気が悪ければまったく逆です。登山初心者はイメージが湧きにくいことですが、なんといっても2000m級の山岳ですから気象条件はそれなりに厳しいです。特に新規登山道が開通した白砂山から三坂峠まではエスケープルートがないので、入念な計画と準備で入山してください。また四万温泉へ下山する場合は、赤沢峠から奥四万湖までの区間はヤマビル対策が必要です。ヤマビル忌避剤を携行することをお薦めします。

ハンノキ沢の橋が新しくなりました。でも増水しているときは靴を脱いではだしで渡渉しなければならないときもあります。

急坂や切れ落ちたザレ場では、雨で路面が濡れていると非常に滑りやすいです。気を付けて!

ムジナ平の水場はいつも美味しい水が湧き出ています。この看板が目印です。雨が降っていてもチョロチョロです。

登山者の頼もしい味方、ムジナ平避難小屋です。来た時よりも美しく!

7月9日(土)野反湖はニッコウキスゲ祭り!

野反湖のニッコウキスゲが今最高の見頃です。のんびり湖畔沿いのトレッキングは、ニッコウキスゲの花に癒されて最高のコースとしてお薦めします。一周するなら、さらにいろいろな花を楽しむこともできます。来週末くらいまで楽しむことができると思います。ニッコウキスゲは雨の日もまたいいです。雨が降ると花を閉じてしまう花もありますが、水滴を纏ったニッコウキスゲの花はとても綺麗です。ただ湖畔道の一部では水たまりができやすいので、レインウエアや防水のしっかりした靴で歩いてください。またコマクサもまだまだたくさんお花を咲かせて楽しませてくれています。野反峠から八間山登山道を登ってすぐのガレ場です。こちらもお見逃しなく。

7月3日(日)源義仲ゆかりの伝説の地、天狗平

大高山から五三郎小屋分岐へ少し下ると、眼下に美しい湿原が目に飛び込んできます。天狗平です。20年位前は五三郎分岐から天狗平まで登山道の刈り払いが一度行われたことがありましたが、今は完全に藪の中に埋もれています。積雪期ならスキーで訪れることができます。天狗平は、別名細野平とも御殿平とも呼ばれています。残党となった源義仲の家来細野御殿ノ介の名から因んで付けられたようです。細野平から流れる沢名はミドノ沢といいます。御殿ノ介の娘は義仲の子を身籠っていたことから、一時このぐんま県境稜線トレイル最深部ともいえる山奥の地に身を潜めていたとの伝説が残っています。天狗平のある中之条町六合地区入山には、他にも源義仲の落人にまつわる伝説がたくさん残っています。

7月1日(金)ぐんま県境稜線トレイルDエリア渋峠~野反湖を歩く方へ

本日7月1日、横手山山頂午前5時、白砂山が朝日の逆光の向こうにはっきりとシルエットで確認できました。今日は渋峠から野反湖までの登山道の様子を確認してきたので報告します。野反湖には午後1時半に到着出来ました。このところ良い天気が続いたので、ぬかるみがほとんどなくて快適に歩くことができました。Dエリアを歩くときはぬかるみが大変なので長靴がふつうです。でも今日みたいな日ならトレランシューズが軽くていいなと思いました。お花もたくさん見ることができました。ゴゼンタチバナやツマトリソウ、マイズルソウのお花畑が登山道わきにたくさん見られました。珍しいお花もありました。また今冬の大雪の仕業でしょうか、何箇所か新しい倒木がありました。処理できるものはどけておきましたが、そのままの箇所もあります。でも通過が困難というわけではないのでご安心ください。最後に、クマの痕跡はほとんどなかったです。唯一今年のものと思われるクマハギの跡がオッタテ峰とオッタテ峠の間にありました。

四十八池分岐に新しい看板が設置されていました。ちょっと間違いやすいので注意してください。

ダン沢の頭とオッタテ峰の間は笹薮が濃い箇所がありますが、ピンクテープを付けてきました。

五三郎小屋の水場は枯れてませんが少ない量でした。汲み方を工夫する必要アリ。

五三郎小屋分岐と大高山の間は笹薮が濃い箇所があります。ピンクテープを付けてきました。

6月25日(土)梅雨明け?な熱中症注意の白砂山稜線

白砂山山頂午前10時、まだ6月下旬なのに今日の白砂山は8月みたいな蒸し暑さを感じました。どうやら記録的な早さの梅雨明け宣言になりそうなことを朝のラジオから聞こえてきましたが、全くその通りだと納得です。野反湖から白砂山~八間山の1周コースだと管理人が持参した水分1.5リットルはギリギリでした。もっとも涼しい朝の早いうちに歩ければ大丈夫でしょうが、10時過ぎ以降だと肌を刺すようなギラギラ太陽が容赦ないので最低2リットル必要かなと実感しました。いつも登山道整備など草刈り作業で稜線トレイルに入る場合は、4リットルの水分補給が必要です。これから白砂山やその先の三坂峠までのぐんま県境稜線トレイルを歩かれる方は、十分な水分を携行して熱中症にならないようにくれぐれもご注意してください。もしもの時は堂岩山手前の水場で水分補給ができます。またムジナ平避難小屋から10分くらいの距離に水場があります。右の写真は、今日の白砂山山頂から眺めることができた仙の倉山からの谷川連峰です。

堂岩山手前の水場のシラネアオイ

数は少ないけどハクサンシャクナゲ

ハクサンチドリが見頃です。

梅雨明けが早いとクロサンショウウオの池が涸れてしまうのが心配です。

6月20日(月)これから8月にかけて白砂山稜線は花盛り・・・

今週末土日の天気予報は晴れマークが出ているので、白砂山登山を計画している方もいらっしゃると思います。そこで、昨年6月21日に白砂山稜線を歩いた時に見られたお花を紹介します。アズマシャクナゲに続いてハクサンシャクナゲも咲き始めていました。ナエバキスミレやハクサンチドリ、ツバメオモトなども見られました。稜線のシラネアオイは終わっていましたが、堂岩山手前の水場ではちょうど見頃のシラネアオイを見つけました。素通りする人の多い水場ですが、花が好きな方はシラネアオイが咲いているかどうかちょっと寄り道してみるのもお薦めです。ところで、大高山~ダン沢の頭間の登山道ですが、まだ整備が入っていないので藪漕ぎの箇所がいくつかあります。でも強者の登山者の方は歩かれているようです。ただし濃霧などで視界が悪いときは道迷いしやすいので、くれぐれもお気をつけて歩いてください。また今の時期は熊が根曲竹を食料とする季節です。稜線トレイル上で新しいクマの食痕や糞、足跡などを見つけた場合は、こちらの存在を熊に知らせて速やかにその場から遠ざかってください。               


ハクサンシャクナゲ

ナエバキスミレ

ハクサンチドリ

シラネアオイ

6月6日(月) 赤石山から野反湖へ縦走する登山者へのご注意

日曜日はさっそく野反湖から三壁山~高沢分岐~カモシカ平~大高山往復~エビ山~野反湖というコースで歩いてきました。途中まったく誰にも会わない静かな登山を楽しみました。三壁山の急登から時々振り返る野反湖の景色にはほんとうに癒されます。また高沢尾根からは笹原が美しいカモシカ平や残雪が眩しい草津白根山が眺められます。大高山からの群馬県側の展望は絶景です。そして大高山から2~3分下った場所から、天狗平が眺められます。源義仲伝説が今も伝わっている湿原です。大高山までは登山道はしっかり整備されているのでとても快適に歩けました。ところで大高山から先の登山道は未整備箇所が一部残っているようです。赤石山から縦走してくる場合にダン沢の頭からの下りで藪漕ぎがあった場合は特に道迷いしやすいのでご注意ください。

高沢尾根からの景色

大高山山頂

天狗平

大高山から先の登山道の様子

6月5日(日) 土曜日は登山日和でたくさんの登山者が白砂山へ・・・

土曜日は一日中青空に恵まれて、たくさんの登山者が白砂山へ登っていきました。登山口の朝の気温は6月になっても10度前後で、やはりまだ寒いです。ところで現在白砂山登山口の売店横にあるトイレが改修工事を行っています。売店も営業していないので、飲み物の自動販売機や釣り券販売機も利用不可です。ご注意ください。仮設トイレ横の水道はご利用できます。また改修工事の影響で駐車場が混雑しやすいです。登山者の方にはたくさんの車が停められるようにご配慮ください。登山届は野反湖登山案内センター受付(土日祝日中心に開所)でお預かりしています。それ以外は野反湖キャンプ場か野反峠売店横トイレに設置の登山届ボックスに投函ください。また受付では登山者の方に簡単なぐんま県境稜線トレイルアンケートをお願いしているので、ぜひご協力お願いします。

野反湖から秋山郷へ歩く計画がある方はご注意ください。

ハンノキ沢の木橋は今冬の大雪で破損しています。

水場~堂岩山間に長い雪渓歩きがあります。踏み抜き転倒注意です。

白砂山山頂手前で雪庇崩壊による登山道地滑り箇所があるので通行注意です。

6月3日(金) 白砂山稜線トレイルはアズマシャクナゲが見頃です・・・

明日から野反湖登山案内センターを白砂山登山口で2022業務スタートです。ぐんま県境稜線トレイルを歩かれる方はもちろん野反湖周辺のトレッキング案内や観光情報などが知りたい方はお気軽にお立ち寄りください。今日は登山道の安全点検のために白砂山から八間山経由で歩いてきました。危険個所などしっかり確認してきました。道迷いしやすい雪渓の残っているところには赤テープをつけてきたので安心してください。また雪解けも進み登山道沿いではたくさんの高山植物の花々が咲き始めていました。確認できた花は、ショウジョウバカマ、ミツバオウレン、コミヤマカタバミ、ヒメイチゲ、ツバメオモト、コヨウラクツツジ、オオカメノキ、ミネザクラ、アズマシャクナゲ、キジムシロ、ナエバキスミレ、シラネアオイ、イワカガミ、ムラサキヤシオでした。蕾の花もありましたが、こちらはぜひあなた様で見つけてくださいませ・・・

2022年5月26日(木) エビ山ではナエバキスミレが見頃でした・・・

野反湖キャンプ場からエビ山に登ってきました。エビの見晴らし台からの景色です。岳樺はまだ芽吹いていませんが、ナエバキスミレやキジムシロ、ムラサキヤシオツツジ、コミヤマカタバミ、ショウジョウバカマ、ヒメイチゲ、エンレイソウ、イワカガミ、小ヨウラクツツジなどたくさんの花が咲き始めていました。エビ山山頂からエビ平に降りて西岸湖畔道を歩いて野反湖キャンプ場に戻りました。所要2~3時間のお手軽なトレッキングコースでした。2000m級のぐんま県境稜線トレイルには雪渓が遅くまで登山道に残りそうです。野反湖畔道でも雪渓を横断する箇所がまだいくつか見られます。6月にトレッキングを楽しむ方は登山装備にご注意ください。滑り止めのチェーンスパイクや簡易ピッケルなどがあるともしもの時に役立ちます。また天候不良時の雪渓は道迷いも起こりやすく大変危険です。

ナエバキスミレ

ムラサキヤシオツツジ

残雪の白砂山稜線

西岸湖畔道の雪渓

2022年5月12日(木) 今年も6月から野反湖登山案内センターを開所します

今年も6月から11月までの土日祝日を中心にぐんま県境稜線トレイル上にある白砂山登山口に開所します。登山やハイキングを安全に楽しんでいただけるよう登山道情報の提供や登山届の受付、周辺観光の案内、稜線グッズ販売等を行っています。是非お気軽にお立ち寄りください。写真は先日5月10日の野反湖の様子です。4月26日の時に比べてみると見た感じは雪解けがかなり進んだのがわかります。でも実際は沢筋や日の当たらない斜面などに残雪がかなり見られます。気軽に楽しんでもらえる湖畔一周コースでも雪渓で通行が難しい箇所もありますから油断は禁物です。5月中は特に初心者の方は情報収集やしっかりした装備の準備などをして楽しんでください。また今冬は大雪だったので、6月になって白砂山や大高山などのぐんま県境稜線トレイルの山々には雪渓がたくさん残っていることが予想されます・・・

大倉山

三壁山

ショウジョウバカマ

シラネアオイ

2022年4月26日(火) ぐんま県境稜線トレイルテレビ放映のお知らせ

先日3月11日にNHK総合群馬スペシャルで放映された「天空の道を行く~ぐんま県境稜線トレイル~」が、再び5/5深夜に★BS1★で放送が決定したそうです。BS放送なので全国でご覧いただけます。ただし深夜ということで、録画予約でしょうか。昨年6月から10月にかけてロケされた素晴らしい映像です。 天空の道をヘリで上空から撮った映像も見どころです。前回見逃した方はぜひご覧ください。ところで、22日金曜日に無事野反湖までの国道405号線が開通しました。白砂山登山口の売店やトイレ、キャンプ場はまだ閉鎖しています。トイレは野反峠が使用できますのでこちらをご利用ください。写真は22日開通した時の野反湖の様子です。まだ湖面が凍っていました。まだまだ残雪の多い野反湖畔です。一般的なトレッキングやお散歩はできません。残雪が完全になくなるのは野反湖畔でも5月中旬くらいになると思います。ぐんま県境稜線トレイルのトレッキングは6月過ぎからいよいよシーズンインです。

4月16日の三壁山山頂です。

三壁山山頂から野反湖の眺め

野反湖キャンプ場

エビの見晴らし台からの野反湖の眺め

2022年3月14日(月) 野反峠から八間山への稜線は中央分水嶺です。

県境稜線トレイルはほぼ中央分水嶺に沿ってありますが、白砂山登山口のある野反ダム付近(堂岩山~野反ダム~三壁山~高沢山)はちょっぴり例外です。県境が中央分水嶺から外れてしまいます。だから群馬県の野反湖の水は、信濃川となって日本海に注いでいるのです。そんなことから江戸時代の昔には信州側から幕府に領地を主張する訴訟などもあったようです。                                                                                                             ところで今日は2月3日以来久しぶりに、八間山から白砂山を眺めてきました。今年は大雪の年ですが野反湖も例年以上の残雪の多さでした。でもこのところ温かい日が続いているせいで、雪解けが急速に進んでいるようです。南向きの日当たりのよい尾根や斜面は雪庇崩壊や全総雪崩でズタズタになっていました。見事なまでに純白だった白砂山稜線も、確実に季節は春へと進んでいます。

白砂山稜線

正一小屋

野反湖面

フキノトウ

2022年3月7日(月) 群馬県境稜線トレイルテレビ放映のお知らせ

今年2月3日の野反湖八間山頂からの白砂山です。今年は大雪なので、白砂山稜線も真っ白に輝いていました。4月22日の野反湖までの道路開通後やGW中のぐんま稜線トレイルは、おそらく例年よりもずっと残雪の多い年になりそうです。残雪が完全になくなるのは例年6月中旬頃ですが、野反湖登山案内センターは6月から開所予定です。今年も変わらず登山道情報を発信していきたいと思います。                                 ところでぐんま県境稜線トレイルのテレビ放映のお知らせです。昨年6回シリーズで放送されたNHKほっとぐんま630のぐんま県境稜線トレイルの番組が群馬スペシャルとして新たな30分番組で再登場するそうです。3月11日金曜日8時~8時27分の予定だそうです。様々な情勢の中での放映なので変更があるかもしれませんが、ぜひお楽しみにしてください。

イカ岩の頭

山頂手前

八間山山頂

湖面

2022年1月11日(火) 野反湖の国道開通は、4月22日金曜日午前10時です。

新年明けましておめでとうございます。今年も安全登山でどうぞよろしくお願いします。年越し大寒波は列島各地に大雪を降らせました。ぐんま県境稜線トレイルでも1~2mの雪が降り積もったようで、Dエリア大高山からの白砂山はその名の如く純白に雪化粧してくれていました。深い藪に苦しめられた稜線トレイルは、今は厚い雪の下に隠れてしまいどこにあるのかわかりません。でも突然古いプレートや遭難防止用のナンバー標識が現れたりすると登山道の面影が感じられて懐かしい気分になりました。これからまだまだ雪が降り積もり、春になって雪解けになっても5月いっぱいまでは残雪は消えないでしょう。ぐんま県境稜線トレイルが歩ける期間は、振り返ってみたら1年の半分にも満たないです。そしてやっと雪が消えたら次々とたくさんの高山植物の花々が咲き誇ります。四季がはっきりしている日本の自然の豊かさを感じます・・・

稜線トレイルの古いプレート

小高山付近からの大高山

大高山山頂2079m

オッタテ峠の標識

12月1日(水)ぐんま県境稜線トレイルの山々は長い冬の眠りにつきました。

全国的にみても2021シーズン中に登山を楽しまれた方がたくさんいたと思いますが、野反湖登山案内センターでも天気に恵まれた週末ともなると白砂山を目指すたくさんの登山者で賑わいました。そんな中で県からの発表では、コロナ禍でも楽しめるレジャーとして準備不足や不慣れな人が登山する機会が増えたと見られ、今年の遭難事故は去年の2倍近い31件発生し、このうち5人が亡くなっています。」とのことです。野反湖登山案内センターでは、登山口で出発前の登山者にほんの一言でも声をおかけすることで、ちょっとした油断から起こる遭難事故が防げるようにとの思いで安全啓発の業務を行いました。おかげさまで白砂山稜線での遭難事故は、センターで把握する限りですが、熱中症で動けなくなった登山者1名がヘリ搬送された一件のみでした。野反湖はすでに長い冬の眠りにつきました。写真は今年2月7日の八間山山頂から白砂山稜線方向を眺めたものです。野反湖までの国道が開通するのは、来年4月下旬頃になります。

11月8日(月)野反湖から三壁エビ周回コースと大高山往復

11月7日日曜日は野反湖でも小春日和な温かさに包まれました。白砂山へ登った方の中には、1時間半も山頂でのんびり景色を楽しまれた人も。管理人も大高山へ登山道の様子を見に登ってきました。野反湖キャンプ場から三壁山へ登り、高沢分岐から大高山を往復しました。カモシカ平の笹原の景色は本当に癒されますね。また大高山までの深いシラビソの森の雰囲気も味わいがありました。大高山山頂では、野反湖からオッタテ峰まで往復してきたぐんま県境稜線トレイルコンプリートを目指す登山者に会いました。帰りは高沢分岐からエビ山経由で人気の野反湖外輪山・三壁~エビ縦走コースを歩きました。野反湖までの国道405号線の冬期道路閉鎖は11月26日金曜日15:00です。また野反湖の釣りは11月10日で全面禁漁となります。それに伴い野反湖ビジターセンターや展望台売店のトイレなどは使用不可になります。白砂山登山口や野反湖キャンプ場から登山を計画している人は、注意してください。

三壁山付近など野反湖の眺めがところどころ楽しめるコースです。

高沢尾根はプチ稜線漫歩が楽しめます。

夏ニッコウキスゲの群落で人気のカモシカ平

深いシラビソの森の道から目指す大高山が見えました。

11月4日(木) ぐんまの山に登って特製手ぬぐいを手に入れよう!

YAMAP X 群馬県が、群馬県の山に登って特製手ぬぐいを手に入れよう!キャンペーンを実施しています。期間は10月11日から12月9日までで、1000枚の特製手ぬぐいは無くなり次第終了だそうです。手に入れるためには「群馬百名山」の中の指定された7つの山に、YAMAPアプリを使って登らなければなりません。ここでは詳細な内容は説明できませんが、実はその7つの山の中に八間山が入っています。先日ぐんま県境稜線トレイルの白砂山から八間山を経由して縦走してきた登山者が教えてくれて、管理人は初めて知りました。白砂山はこれから厳しい冬の到来を迎えて登山が難しい山になりますが、八間山は比較的冬型の影響を受けにくいのでまだまだ登山が楽しめる山です。そこで11月3日、管理人も八間山に登ってきました。偶然山頂でばったり会った知り合いの登山者に会いましたが、その方もなんと小野小山、高岩に続いて3山目の八間山で特製手ぬぐいゲットということでした!やはり流行っているようです。国道405号線和光原ゲートは、11月26日午後3時に冬季道路閉鎖になるそうですから、八間山に登る人はご注意ください。

白砂山登山口

八間山からは、白砂山稜線はガスで見えなかったです。

山頂から南側は冬型の影響を受けにくいです。

イカ岩コースから野反湖の景色が綺麗に広がります。

10月29日(金)開善学校から鷹巣尾根ルートでダン沢の頭と大高山へ

渋峠から野反湖まで縦走する予定だったのですが、朝7時半から志賀草津高原ルートが凍結のために通行止めになるということで、急遽開善学校から鷹巣尾根ルートでダン沢の頭を往復してそのまま大高山を登って野反湖へ縦走してきました。先週土曜日に3~40センチの積雪がありましたが、もうほとんど融けていました。明日明後日の土日は天気が良さそうで山日和ですが、ぐんま県境稜線トレイルのシーズンはもうこれで終わったようですね。これからまとまった雪が降れば笹原の中のトレイルはルートがわからなくなるので、2000m級の稜線が続くぐんま県境稜線トレイルは雪山経験の豊富な登山者の世界です。これから縦走計画を考えている方は、気象予報をもとに登山装備をしっかりと準備万端にして歩かれるようお願いします。

鷹巣尾根登山道の一つ石からの眺望

鷹巣尾根登山道オッタテ峠手前からの天狗平

ダン沢の頭からの横手山ガラン沢側

五三郎小屋

10月24日(日)野反湖~白砂山登山道モニタリング情報

26名の白砂山登山者を見送った後、管理人も猟師の頭までの積雪の様子を確認してきました。野反湖では5センチほどの積雪でしたが、標高が上がるに従い積雪が増えて、堂岩山前後辺りの標高2000mでは深いところで3~40センチの積雪でした。朝早く暗いうちに一番で登って行った登山者の方はツボ足ラッセルが大変だったようです。後続の方はかなり楽をさせてもらったのではないでしょうか。帰りは八間山経由で下山しました。こちらのコースでは道迷いの危険性がある箇所を確認しました。笹原の中の登山道コースでは今日よりも積雪が多い場合、登山道の道型が雪の中に隠れて見失ってしまう場合があるので、特にガスや吹雪などで視界不良な時は注意が必要です。

渇水のハンノキ沢

堂岩山手前の雪の深いところ

堂岩分岐からの白砂山

中尾根の頭~黒渋の頭間の積雪が多いときは迷いやすい笹原

10月23日(土)野反湖の今朝の天気は吹雪、午前5時の気温0℃。

ちょっと早い冬の訪れの野反湖です。ぐんま県境稜線トレイルは完全に冬山の世界です。白砂山付近ではおそらく10センチ以の積雪があるのでは想像しています。野反湖までの国道405号線は、この天気だと今日中には雪が融けないでしょうから、明日にかけて凍結のコンデョションでしょう。明日日曜日に登山を計画している方は、注意が必要です。また、長野原草津口駅から野反湖までの路線バスは今月20日に営業を終了しました。野反湖展望台売店も今日までの営業だそうです。ところで今週中に登山道整備が終わる予定だったDエリアの大高山~小高山間とオッタテ峰~ダン沢の頭間ですが、天候条件が悪くて整備が遅れているとのことです。整備が終了したとの情報が入れば、このホームページで早急にお伝えしたいと思います。

10月16日(土)そろそろ紅葉から雪の季節に移っていきます・・・

昨シーズンのぐんま県境稜線トレイルでは10月に何度も降雪がありました。今シーズンもいよいよ週明けには初冠雪が見られるかもです。これからぐんま県境稜線トレイルの登山や縦走を計画している方は、防寒や滑り止めなど冬山装備も必要になることもあります。天候判断に注意してこの時期の稜線トレイルを安全に楽しんでください。ここから最新の登山道整備情報です。エスケープルートである開善学校奥の馬止登山口からオッタテ峠までの鷹巣尾根登山道の草刈り整備が完了しているとの情報がありました。さらにオッタテ峠からオッタテ峰までとオッタテ峠から小高山までも草刈り整備が完了したとのことです。大高山から小高山とオッタテ峰からダン沢の頭までの登山道は、来週中に整備が入るとの情報もありました。整備が完了したという情報が入り次第お知らせしたいと思います。また、これからの季節は野反湖までの道路が朝夕の時間凍結や積雪のおそれがあります。タイヤの滑り止めが必要になる場合もありますのでくれぐれも安全運転にご注意ください。

10月11日(月)紅葉真っ盛りのぐんま県境稜線トレイル

10月3日に管理人はBエリアの平標山から三坂峠までの群馬稜線トレイルを歩いてきました。写真は三国峠付近から白砂山へと続くぐんま県境稜線トレイルの山並みです。天気に恵まれたので稜線からのパノラマが素晴らしかったです。そして登山道はしっかり整備されていてとても歩きやすかったです。特に三国峠から三坂峠までの間は、ほとんど人に会うこともなく静かな山歩きを堪能できました。ところでCエリアとDエリアの登山道整備の現況ですが、昨日縦走してきた登山者情報で管理人はまだ未確認ですが、赤石山からダン沢の頭までは最近整備が入ったようでとても歩きやすかったそうです。昨年は10月中旬に初雪があったぐんま県境稜線トレイルなので、これからは木道などでは霜が降りたり、溶けた雪が凍っていたりすることがあります。防寒対策だけでなく、登山靴の滑り止め対策などもお忘れなくです。10月8日、管理人は野反湖の湖畔道の紅葉を楽しんできました。昨年もそうでしたが、じわじわと紅葉が進んでいて長く楽しめそうです。

10月1日(金)野反湖から三坂峠まで登山道整備が完了しました。

9月29日に管理人は野反湖から三坂峠までぐんま県境稜線トレイルCエリア全線をモニタリングしてきました。そして思いがけず真っ盛りの紅葉と雲海の稜線漫歩を体験することができました。忠次郎山からまだ刈ったばかりの登山道がムジナ平避難小屋、さらには三坂峠までしっかりと続いていて、快適に歩くことができました。ただ急な坂だったり片斜面だったりする場所は、刈ったばかりの笹でとても滑りやすいので注意してください。場所によってはうっかり転倒したりすると怪我の危険もあります。ところで堂岩山から猟師の頭までの稜線は、紅葉の名所です。明日から土日のお休みは天気予報も悪くなさそうなので、まだ素晴らしい紅葉が楽しめるのではないかと思います。秋も深まってきて日も短くなると遭難のリスクも高まります。安全第一で稜線トレイルを楽しんでください。

9月25日(土)四万温泉~稲包山登山道が整備されました。

ぐんま県境稜線トレイルには群馬が誇る名湯湧き出る温泉地が随所にあります。そんな中で三坂峠の入下山地として四万温泉があります。坂上田村麻呂が蝦夷征伐に来た折にこの地で入浴したことが始まりだそうで、四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説に由来するそうです。四万温泉を朝早く立てば、三坂峠からムジナ平避難小屋まで1日行程なので、野反湖~四万温泉縦走を1泊2日で縦走するのに最適なロケーションにあります。これから秋深くなり冷涼で乾燥した気候になりますので、ヤマビルの出没等も激減して快適な山歩きができるでしょう。登山口の奥四万湖から稲包山や三坂峠にかけては、ブナの自然林が広大に広がっています。10月下旬頃にかけて素晴らしい紅葉が楽しめます。登山道の整備が完了したとのことで、紹介させていただきました。ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたい山です。 

奥に見えるとがった山が稲包山です。

歩きやすい登山道です。

案内板

緑の回廊三国線

9月21日(火)野反湖から大高山まで快適なトレッキングが楽しめます。

天気に恵まれた20日の日に、渋峠から野反湖までのDエリア登山道モニタリングを行いました。今週末志賀高原ではトレイルランの大会が開催されるそうで、横手山~赤石山間の笹刈り整備が最近行われたようです。また野反湖から大高山までの登山道整備もすでに完了していました。今年は紅葉シーズンの大高山をたくさんの方に楽しんでもらえそうです。また大高山から赤石山までの区間も、今回歩いてみて昨年ほどの藪の濃さではないです。ただ朝露や雨露があるときはレインウエアが必須です。これから気温も低めになると濡れた衣服は低体温症のリスクが高まるのでご注意ください。野反湖から大高山までの往復コースの標準タイムは6時間です。高沢分岐から往復3時間です。行きに三壁山経由、帰りにエビ山経由と高沢分岐までは縦走コースにするとより山旅感が味わえます。改善学校からの大高山往復コースもありますが、こちらは現在まだほとんど整備が入ってないので、登山道の藪漕ぎがあります。

三壁山方面から白砂山

高沢尾根付近からの野反湖

カモシカ平付近

1965m峰付近

9月11日(土)白砂山から忠次郎山まで登山道整備が進みました。

8月26日に白砂山から三坂峠まで歩いた時よりも格段登山道の笹薮が伸びていたのには驚きました。開通して3年たってますが、もしも1年でも整備をほったらかしにしておけば、あっという間に登山道は藪の中に消えて行ってしまうんだなと実感しました。上の間山と忠次郎山の間にある赤沢山は、高い山に挟まれた目立たない尾根の一部という感じの山容です。この赤沢山前後の登山道で、ルートが90度以上屈曲している箇所があって、登山者によっては思わず登山道を見失い焦ってしまうような注意個所があります。どんなに笹薮が伸びていても道型は必ず残っているので、藪の中をのぞいてルートを確認すれば道迷いすることはありません。忠次郎山から三坂峠までの登山道整備もこれから順次進みますが、藪の深いところに出合っても落ち着いて安心安全に稜線トレイルを楽しんでください。

白砂山から上の間山

赤沢山

忠次郎山

赤沢山~忠次郎山間

9月4日(土)昔はクマ獲り猟師が大活躍した白砂川源流域のこと

白砂川源流の沢の名前には昔の人の名前が付けられているものがあります。例えば忠次郎沢や源四郎沢、庄九郎沢、興五右衛門沢(黒渋沢)です。これらは、昔の熊捕猟師の狩りの縄張りから付けられた沢名だと思われます。白砂川源流最大の支流、猟師の沢というのは共同の狩場だったのでしょうか。かつて紅葉真っ盛りの白砂川を沢登りしたときは、真新しい熊の足跡にいくつも出逢いました。忠次郎という名前は、沢名だけでなく山頂にまで名前が付けらていますが、忠次郎とはいったいどんな猟師だったのでしょう?忠次郎とは、吾妻一の熊捕名人といわれた四万の猟師、佐々木忠次郎のことです。忠次郎は、父市太郎から熊捕の秘伝を教わって24歳から猟師になりました。写真で見るとなかなかのハンサムな方です。1953年(昭和28年現在)の67歳の時点で、猟師生活43年の間になんと120頭もの熊を射止めたそうです。どんな年でも1頭以上は射止め、昭和4年はひと冬に8頭を射止めたのが最高。猟期に入れば四万から40㎞の奥地にあるスルスの岩洞を根城に小屋掛けして、穴熊を狩るために山籠もりの生活だったようです。

昨年11月の初雪の頃、登山口近くに残されていたクマの足跡

スルスの岩洞に今も残されている古いスコップ

忠次郎山

白砂川支流赤沢源頭域周辺を俯瞰

8月26日(木)野反湖から白砂山そして三坂峠まで歩いてきました。

相変わらず不安定な天気が続いていましたが、ようやく安心して縦走できそうな予報になった26日にさっそくCエリアを歩いてきました。今回は地蔵山と赤沢山、大黒の頭、笹平の位置確認ができるように簡易なプレートも設置してきました。野反湖から白砂山までは登山道整備が済んでいますが、白砂山から三坂峠までは草や笹が伸び放題になっていました。特に赤沢山から忠次郎山間と上の倉山からムジナ平避難小屋間、笹平周辺、1563m~三坂峠間の藪が深かったです。藪が濃いと道の様子がわからず倒木や段差につまずきそうになったりしました。また藪道は獣に出逢いそうで薄気味悪いものですが、今回は熊の気配はまったくなかったです。白砂山~三坂峠間の笹刈り整備はこれから9月にかけて行われます。笹刈り整備中に通過する際は、事故防止のため作業員にわかるように必ずお声掛けくださるようお願いします。

猟師の尾根の頭から上の間山へと続く登山道の様子

稜線トレイルのザレ場ではイワショウブが今年は当たり年です。

ムジナ平避難小屋ノート

笹平周辺の登山道の様子

8月21日(土)渋峠から赤石山そして野反湖まで歩いてきました。

お盆前から続いた長雨がやっとひと段落した20日、渋峠から野反湖までぐんま県境稜線トレイルDエリアを歩いてきました。さすがに雨が多かったので、登山道のいたるところでぬかるみに足を取られました。笹刈り整備もまだ入っていないところが大部分なので、一部胸まで草藪が伸びているところもありました。最後の三壁山の下りまで誰一人登山者には会いませんでした。でも久しぶりに静かな山歩きを一人贅沢に楽しめました。新しい発見もありました。天狗平に池が三つ出来ていたのは、今夏いかに雨が多かったかを物語っていました。大高山頂でいやに生臭いにおいが気になったのですが、そのあとクマさんの真新しい足跡が登山道に残されていました。きっと熊さんは登山道わきのどこかの草藪から登山者をやり過ごしていたに違いありません。また大高山山頂から1965m峰がよく見えましたが、一昨年秋の台風19号被害の時の風倒木被害の様子がよくわかりました。最後の三壁山の下りで土砂降りの雨にやられましたが、気持ちよくびしょ濡れになりながら下山しました。

赤石山~ダン沢の頭間の登山道の薮はそれほど気になりませんでした。

ダン沢の頭~オッタテ峠~大高山間は、胸までの草藪が続くところもあります。

熊鈴が効いたのか、どうやらクマさんから離れてくれたようです。

1965m峰の倒木の様子がよくわかりました。

8月8日(日)白砂山登山道の整備状況について

野反湖白砂山登山口から堂岩山、さらに白砂山山頂までの登山道笹刈り整備が終わりました。ただし、刈った笹は滑りやすいので、登山道上にたくさん残っている場所では通行に十分ご注意ください。なお白砂山から三坂峠方面、また野反湖から赤石山方面のぐんま県境稜線トレイルは、これから順々に今年度の笹刈り整備が入ると思います。ところで、8月6日は久しぶりに空気が澄み渡って遠くの山がきれいに見渡せる絶好の山日和に恵まれました。草刈り機の手をしばし休めて、心地よい稜線の風を浴びながら白砂山山頂からの大パノラマを楽しみました。富士山も雲海の上に頭を出していました。北アルプスの残雪も槍ヶ岳もはっきりとわかりました。この日は谷川連峰から鳥居峠まで完全縦走を一気に走破中の男女お二人のグループとすれ違いました。

7月29日(木)堂岩山~八間山間の登山道整備状況について

7月28日現在、白砂山登山縦走ルートの笹刈り整備状況です。堂岩山~中尾根の頭~黒渋の頭~八間山~茅ノ尾根~池ノ峠駐車場~白砂山登山口間の登山道の笹刈り整備が済んでいます。白砂山登山をされる方が帰りに八間山へと縦走する人気ルートです。刈ったばかりの笹は非常に滑りやすいので転倒などに十分注意して歩いてください。ところで、ほかの区間では、まだまだ笹刈り整備が追い付かない状況です。そのような登山道では、朝露や雨露で衣服がすぐにびしょびしょに濡れてしまいます。ぐんま県境稜線トレイルを歩かれる方は、気象条件等では低体温症などにつながる危険もありますので、レインウエアやスパッツ、防寒具等の濡れ対策をしっかりと準備お願いします。

野反湖に虹

稜線から中之条方面がよく見えます。

秋色も…

可愛い!

7月26日(月)今週はテンバのお花畑のヤナギランが見頃です。

4連休はたくさんの釣りや登山・トレッキング、キャンプ、ドライブ・ツーリングなどの方々で賑わった野反湖。ニッコウキスゲやコマクサなどお花を見るのを楽しみにしてこられた方も多かったです。これからテンバのお花畑のヤナギランがちょうど見頃になりそうです。三壁山やカモシカ平、エビ山方面へ登られる登山者の方にちょっと寄り道してみてくださいとアドバイスしたら、素晴らしかったと帰りに感想をお話してくださいました。そんなわけでちょこっとテンバのお花畑へ偵察してきましたが、ヤナギラン以外にもたくさんの花々に出逢えました。

7月24日(土)Dエリア野反湖~赤石山~渋峠間の最新登山道情報

4連休3日目の7月24日に野反湖から渋峠までのDエリアのぐんま県境稜線トレイルを歩いてきました。4連休初日に野反湖登山案内センターから魚野川の沢登りに出かけたお二人と赤石山手前で予想通りすれ違いでお逢い出来ました!お二人は高沢出合と南沢北沢の出合で幕営して北沢源流を詰めて無事ぐんま県境稜線トレイルを野反湖へ下山中。これから野反湖までは5~6時間の行程ですがまだまだ体力は余裕という感じでした。管理人はここまででしっかりバテバテでした。ところで登山道の様子ですが、野反湖からダン沢の頭までは笹薮が伸びている箇所がかなりありました。朝露や雨露が多い時間帯に歩く場合は、レインウエアの着用をお薦めします。赤石山から渋峠までは笹刈り整備が最近入ったようで歩きやすかったです。午前5時半三壁山登山口をスタート。渋峠に午後3時半ゴール。Dエリアはぐんま県境稜線トレイルの中で最も歩かれていないエリアでしょう。どんな新たな大自然との出逢いや発見があるかは未知数、あなた次第です。全行程10時間でした。

バイケイソウ

ヒカリゴケ

仙人池

大沼池

7月20日(火)Cエリア野反湖~白砂山~三坂峠間の最新登山道情報

7月19日に野反湖から三坂峠までCエリアのぐんま県境稜線トレイルを歩いてきました。全体的に登山道の笹薮が伸び始めています。足元が見えない箇所での転倒や群馬県側に切れ落ちている斜面の滑落に注意が必要です。くれぐれもお気を付けください。また午前中に歩く場合は、朝露で下半身がびしょ濡れになることもあります。管理人は梅雨時期とは違ってすぐに乾くので逆に熱中症予防で気持ち良いくらいでしたが、濡れるのを避けたい方は早めのレインウエア着用をお薦めします。途中アカネ平付近(位置ナンバー標識34番西)でムジナ平避難小屋泊のソロ登山者とすれ違いました。東京から新幹線で越後湯沢、そしてバスで苗場までと公共交通機関を利用されてのぐんま県境稜線トレ