2020年6月より開設 ぐんま県境稜線トレイルのほぼ中央にある野反湖で、登山の安全についてや周辺の観光についての案内を行います。
管理運営:一般社団法人中之条町観光協会

ぐんま県境稜線
トレイル
野反湖登山案内センター

野反湖展望台兼案内所内に6~11月の土日を中心に設置します(5~15時)

nozoriko.nakanojo@gmail.com

https://www.facebook.com/nozoriko.nakanojo

月16日(水)ムジナ平避難小屋に緊急時の装備品が設置されました。

上毛新聞で掲載された記事にありますように、沼田ローターリークラブからぐんま県境稜線トレイルの避難小屋に緊急用品が寄贈されました。先日ムジナ平避難小屋にも設置されたとのことです。救急セットやストレッチャーなど、ムジナ平周辺の稜線トレイル上で怪我や病気のために動けなくなった時に役立つことでしょう。ぐんま県境稜線トレイルの三坂峠~白砂山間を縦走する登山者には、もしもの時の場合のために、ムジナ平避難小屋に緊急装備品があることを知っておいてください。三坂峠~白砂山間の稜線トレイル上では携帯電話のの電波が微弱で通信はほぼ不可能です。梅雨入りしたこれからの季節、突然の雷雨がもっとも危険なリスクです。念入りな計画のもとに安全な稜線トレイルの縦走登山をたくさんの方に楽しんでいただきたいです。

ムジナ平避難小屋に設置された緊急装備品です。

小屋の内部にご覧のように設置されました。

コンテナの中です。サムスプリントや包帯、消毒液などです。

ストレッチャーです。倒れた人を運ぶ時のものです。

6月14日(月)今週の野反湖畔はレンゲツツジが満開の見頃です・・・

12日土曜日は梅雨入り前の好天に恵まれてたくさんの登山者が白砂山を目指していました。白砂山稜線ではシラネアオイやアズマシャクナゲなどたくさんの花を楽しみながら歩かれたようです。日曜日は昼前から生憎の雨模様でした。野反湖登山案内センターからは24名の登山者が白砂山を目指されましたが、中には無理をせず堂岩山から戻られた方もいました。登山口でも雨が降る前に冷たい風が吹く前兆があったので、稜線ではかなり寒いコンデョションだったのかと想像します。雨具や防寒具、レスキュー用具など登山装備をしっかり確認して気象遭難に遭わないようお願いします。ところで野反湖畔ではレンゲツツジやコマクサ、ベニサラサドウダンツツジなどが雨粒に濡れながら綺麗に花を咲かせていました。こんな日は無理をせず、花を愛でながら湖畔をのんびり歩くのもお薦めです。また穴場スポットとして中之条町暮坂高原にある山の上庭園(無料)なんかに寄り道も、お花好きの登山者は楽しいかも。エーデルワイスが見事でした。おしゃれなカフェでお食事もできます。

湖畔にレンゲツツジのピンクが笹原に映えます。

八間山登山道を登ってすぐにあるガレ場のコマクサ

弁天山登山道など野反峠付近でベニサラサドウダンツツジも見頃です。

山の上庭園のエーデルワイスが満開の見頃で壮観です。

6月6日(日)ハンノキ沢の木橋の応急処置と倒木処理を完了しました。

雪の重みでしょうか傾いて渡るのが危険だったハンノキ沢の木橋を応急的に補修しておきました。写真で分かる通り非常に不安定な木橋です。雨で濡れているときなど、くれぐれもスリップによる転倒事故を起こさないように慎重に渡ってください。また登山道を塞いでいた倒木も処理しました。しかしながら完全に倒木を除去したわけではないので、通行には十分注意するようお願いします。ところで今日も天気に恵まれて、把握しているところで34人の方が白砂山山頂に登頂されました。その中に三国峠からムジナ平避難小屋泊で縦走して来られた二人組の登山者も含まれています。東京から朝一の新幹線で越後湯沢、バスで苗場、そして野反湖まで歩いて来られたそうです。白砂山まで誰にも会わず静かな稜線トレイルを楽しまれたそうですよ。野反湖午後12時16分発のバスで帰京されました。

倒木処理前の登山道

倒木処理後の登山道

まだ笹薮が伸びる前のトレイルは、気持ちいいです!

堂岩山~八間山のトレイルから眺めた白砂山稜線

6月5日(土)野反湖登山案内センターが今年もいよいよオープンしました!

初日の今日は登山日和の天気に恵まれて、たくさんの登山者が白砂山稜線を歩かれました。管理人も登山道の様子を偵察してきました。また一部登山道の整備も行ってきました。ところで白砂山稜線のお花畑はいよいよこれから高山植物の花々でにぎやかに彩られそうです。たくさんの花に出逢えました。イチヨウラン、ヒメイチゲ、コミヤマカタバミ、ナエバキスミレ、ツバメオモト、ミツバオウレン、シラネアオイ、アズマシャクナゲ、ミネザクラ、ナエバキスミレ、イワカガミ等々です。また雪解けの水たまりの池では産卵のために集まってきたクロサンショウウオを観察することができました。危険個所ですが、ハンノキ沢の橋と雪渓が残っているところの2か所が注意です。

傾いていて滑りやすいので整備が入るまでは、橋を渡らず石伝いに渡りましょう。

白砂山山頂です。皆さん心がけてくれています。

今日みたいに天気に恵まれていたら三国境まで足を延ばすことをお薦めします。

三国境付近まで行くと谷川岳へと続く稜線トレイルがさらに気持ちよく一望できます。

4月17日(土)ぐんま県境稜線トレイルの好展望が楽しめる稲包山

4月12日に四万温泉奥の奥四万湖登山口から稲包山に登ってきました。稲包山は標高1598mのぐんま百名山です。県境稜線トレイル上ではないですが、すぐ先の西稲包山は県境稜線トレイル上にあります。野反湖からや谷川連峰からの稜線トレイルを歩くトレッカーにとっては、四万温泉基点の入下山ルートやエスケープルートの一つになります。今回は4月中旬ということで、まだ残雪がいたるところに残っていました。まだヤマビルの心配もないので、暖かい春の陽ざしを浴びながら気持ち良いトレッキングが楽しめました。これからの季節はブナ林の新緑も始まり、とても楽しみなコースです。下山後は四万温泉の美人の湯でゆっくり汗を流して疲れを癒して下さい。

奥四万湖登山口

あずまやのある赤沢峠

山頂が見えました!

360度の展望が楽しめます。

4月9日(金)4月23日午前10時、野反湖までの国道が冬季通行止め解除

昨年の冬季通行止め解除は4月17日でした。一昨年まで和光原ゲートで開通式イベントが盛大に開催されていました。コロナにより残念ながら今年も昨年に引き続いて開通式のイベントは中止です。でも午前10時に和光原ゲートはオープンになるので、残雪の野反湖の風景をご覧になることはできます。ただし、天候条件によっては標高1500mの野反湖までの道路は凍結の心配もあります。雪道での安全運転にはくれぐれもご注意くださるようお願いします。ところで、昨年4月27日に堂岩山まで偵察した時の様子を紹介します。GW前でもありましたが、ちょうどコロナ禍による外出自粛で野反湖畔はたいへん静かでした。白砂山登山口にもまだ残雪がかなり見られます。堂岩山から白砂山までの稜線は、まだまだ冬山経験のある登山者だけの世界でした。

白砂山登山口

ハンノキ沢

地蔵山付近

シラビソ尾根

3月16日(火)忠次郎山~上ノ倉山間の最後の未整備区間を歩いた日。

2017年8月21日に旧三国スキー場から野反湖まで、まだ全通前のぐんま県境稜線トレイルを歩きました。白砂山から忠次郎山までの区間は刈り払い整備が終わっていましたが、三坂峠側から忠次郎山までの区間はまだ未完成でした。刈り払い作業が終わったばかりの上の倉山山頂は、苦労して藪漕ぎで訪れた登山者が残した古いプレートや山名表示板などが転がって、まるで遺跡の発掘現場のようなたたずまいでした。そして上ノ倉山から先の名前のないピークから忠次郎山までのわずかな区間ですが、完全な藪漕ぎの区間が残されていました。おそらく自分たちが最後の藪漕ぎをした登山者かもしれないと思うと、ひと漕ぎひと漕ぎが貴重な体験になると思いながら進んだことを憶えています。最後の忠次郎山山頂への急坂の藪はきつかったです。でも山頂からは8日前に整備した登山道があると思えば、安心して藪漕ぎを楽しめました。この日は結局青空を見ることはなかったですが、上ノ間山前後のガレ場ではイワショウブやウメバチソウなどの花々が目を楽しませてくれました。

上ノ倉山頂1

上ノ倉山頂2

上ノ倉山頂3

最後の藪漕ぎ

2月22日(月)白砂山から忠次郎山まで登山道がつながった日。

8月11日から2泊3日で登山道整備に入った3日目の午後3時、ついに白砂山から忠次郎山まで草刈り整備が届きました。2017年8月13日が記念すべき日です。三坂峠からの整備はまだ忠次郎山まで届いていなかったので、全通するのはまだもう少し先の話です。その日のうちにベースキャンプに戻って下山したので、ヘッドランプを頼りに下山したのもよい思い出です。白砂山から上の間山までの稜線では、この時イワショウブを発見しました。チョウやトンボ、カタツムリなど小さな生き物たちに癒されたり、朝夕の壮大なスケールの絶景に感動したりしながら、登山道整備の仕事を順調に進めることができました。

アキアカネ

上の間山山頂の朝焼け

ベニヒカゲ

忠次郎山

2月8日(月)8月上旬の白砂山稜線トレイルは花盛り

8月上旬ころの堂岩山から白砂山、そして上の間山にかけての稜線で見られる花を紹介です。とても面白いのは、キンコウカのお花畑があることです。キンコウカを図鑑で調べると、亜高山帯の湿原や水湿地に大群落をつくると書かれていました。白砂山稜線は土壌崩壊や浸食が進んでガレ場やザレ場が多く、キンコウカのお花畑はそんな場所で見つけることができました。とても貴重な自然が残されているのだと思います。他にもたくさんの種類のお花が見られます。とてもすべてを紹介できませんが、そんな中からいくつかを並べてみました。ガスが湧いて景色が楽しめないようなときは、このお花たちが笑顔で出迎えてくれます。

1月27日(水)素晴らしい雲海に出逢った朝の思い出

2017年8月3日の朝は、ぐんま県境稜線の山々から素晴らしい雲海の景色が楽しめました。まるで台風の余波のような荒れ狂った白い波がリアス式の海岸に押し寄せているようでした。登山道の開拓整備は上ノ間山から赤沢山手前くらいまで進んでいたので、ベースキャンプ地の猟師の尾根の頭付近のアカネ平から雲海の絶景を楽しみながら仕事場に向かいました。山の朝でこの雲海の景色に出逢えたらほんとうに幸せな気分になれますね。ところでぐんま県境稜線トレイルで手軽にこの雲海の景色に出逢える絶景の場所としては、志賀草津道路の日本国道最高地点であるラムサール条約芳ヶ平湿地群展望台2172mがあまりにも有名です。こちらは車でアクセスできるので、誰もが体験できます。ただし雲海率はどれくらいかな?

浅間連峰

白砂川源流域1

清津川源流域

白砂川源流域2

2021年1月13日(水)上ノ間山(カミノアイ)の古いプレート

2017年7月10日にようやく上ノ間山まで整備が進みました。山頂には1976年夏のGWV(群馬大学ワンダーフォーゲル部)の古いプレートが置いてありました。他にも登山道のない稜線上には古い小さな標識がたくさん残されていました。草津歩こう会とかかれたものもたくさん見つけることができます。山登りにはいろいろな楽しみ方がありますが、登山道のない藪をかき分けて山頂を目指す山登りを楽しんでいた人たちの足跡を発見するのも、登山道整備のこれまた楽しみでもありました。ところで、上ノ間山までは比較的順調に整備が進みましたが、いよいよここから難所が待っていました。地面に足がつかないコメツガやシャクナゲのジャングルのような急斜面の下りです。延々と続くぐんま県境稜線トレイルですが、様々な地形的要因によって植生も複雑です。美しいお花畑や笹原もあれば、緑のトンネルを抜けるような険しい藪もありました・・・

上ノ間山(2033m)地図

草津歩こう会のプレート

朝日が昇る上ノ間山

ジャングル突入

12月26日(土)梅雨時の稜線トレイル整備の思い出

ぐんま県境稜線トレイル未開通区間の白砂山~三坂峠間の整備は、2017年の梅雨時期から始まりました。せっかく山に入っても雨だと整備ができないので、なかなか苦労しました。7月4日、この日は梅雨の合間の貴重な晴れの日だったので、わざわざ寝袋などデポしてある装備を乾かすために日帰り入山しました。もちろん飲料水などのボッカも兼ねてです。ところでそんな梅雨の時期にこそ、たくさんの色とりどりな高山植物の花々が一斉に咲き始めます。稜線トレイルの仕事で楽しみだったのは、入山するごとに移ろい変わる白砂山稜線の花の風景でした。雨の日やガスで視界不良な日でも、雨露にしっとり濡れる花に出逢えるとなんだか癒されました。なかなか晴れの登山日和が叶わない梅雨時期にこそ味わえるトレッキングの醍醐味かもです・・・

べニサラサドウダンツツジ

シラネアオイ

ニッコウキスゲ

ハクサンチドリ

12月20日(日)2017年に初めて稜線トレイル整備に入った時の思い出

間もなく冬至です。今日も白砂山稜線は猛吹雪で荒れ狂っていることでしょう。ところで当時と真逆な夏至の頃に、白砂山山頂から朝日が昇るのを眺めたことがあります。実は管理人が2017年6月22日~23日に初めて白砂山~三坂峠間の登山道整備に入って白砂山山頂でビバークした翌朝のことでした。さて白砂山に登ったことがある方に問題です。朝日が昇る方向は白砂山山頂からだと、どちらからでしょう?夏至の頃ですから、上の間山へと続く稜線よりもずっと新潟県側の谷川連峰の山並みの方から登ってくるんですよ。この時は登山道整備の最中に滅多に出逢えないクロサンショウウオと出逢ったりした楽しい思い出があります。2000mの稜線上には登山道から外れたわからないところに、クロサンショウウオが産卵する小さな池があったりもします。

白砂山山頂からのご来光

まだ登山道がない稜線

クロサンショウウオの池

クロサンショウウオ

12月13日(日)白砂山稜線トレイルの6月初旬前後はシャクナゲの花盛り!

6月になれば稜線の残雪もほぼ融けてなくなり、かわりに色とりどりの高山植物たちの花の競演が始まります。シャクナゲの花が見頃になるのは年によって前後しますがだいたい6月初旬前後です。堂岩山から猟師の沢の頭までの稜線では、白砂山を背景にシャクナゲが咲き誇ってくれるので花好きの登山者を喜ばせてくれます。また金沢レリーフから白砂山山頂までの登山道わきの笹薮などに目を凝らすと、野生のシラネアオイがたくましく咲いていたりします。シラネアオイは堂岩山から八間山までの稜線でも見られます。他にもたくさんの花に会うことができます。梅雨の長雨に入る前の晴天に恵まれれば、最高のフラワートレッキングが楽しめます。白砂山登山口から白砂山ピストンのメインコースはもちろん、体力に自信のある人には帰りに八間山へ縦走して茅野尾根コースで周回してくるバリエーションルートも人気です。

野生のシラネアオイ

ツバメオモト

オオカメノキ

ミツバオウレン

12月6日(日)5月中旬から野反湖ではシラネアオイのお花畑が見頃です。

GWが過ぎるといよいよ雪解けが進んだガレ場やザレ場、登山道わきの目立たない場所に小さな蕾や開いたばかりの花を見つけることができます。そんな花の中でも野反湖で大人気なのがシラネアオイです。地元のボランティアが中心になってこれまでに10万株近く植栽されたシラネアオイのお花畑は壮観です。八間山登山道入り口から10分ほどの場所なので、たくさんの観光客や登山者が訪れます。野生のシラネアオイも白砂山稜線や八間山から黒渋の頭までの登山道沿いで見ることができます。

ショウジョバカマ

ヒメイチゲ

イワナシ

ナエバキスミレ

12月5日(土)毎年4月の道路開通日に野反湖山開きが行われています。

2017年までは毎年6月1日に野反湖キャンプ場で山開きが盛大に行われていました。2018年からは4月中旬の野反湖までの道路開通日に合わせて入山体育館で山開きが行われるようになりました。登山や釣り、観光など野反湖の安全祈願の神事を厳かに行っています。2020年は4月17日でした。4月下旬ころになって六合の山里では桜の花が見頃になります。山里から眺められる白砂山稜線はまだ真っ白です。野反湖の湖面に氷が浮かんでいる景色を見ることもできます。花の季節もいよいよこれからです。

白砂山稜線

まだ氷が浮かぶ野反湖

スプリングエフェメラル

11月28日(土)道路開通1週間前の白砂山山頂からのパノラマ

2020年4月10日に一足早く白砂山登山道の残雪状況を偵察してきました。2020年冬は記録的な少雪の年でしたが、4月の白砂山の積雪量は例年並みのように感じました。白砂山の山名標柱も厚い雪の下です。ただし特徴的だったのは、1月2月の季節風の影響を受けていないので大きな雪庇が発達しなかったようです。稜線上の雪は綺麗にどこまでもつながっていました。4月中旬過ぎるとみるみる雪解けが進みます。特にGW期間は前後で信じられないくらい残雪状況が変わります。この時期に山行計画を立てる方から残雪状況のお問い合わせも多く、お答えにいつも苦慮しています。いずれにしろ5月中旬くらいまでは登山道上に残雪がけっこうあるので、雪山に慣れていない登山者の方は6月以降から計画を立てることをお薦めです。

11月27日(金)冬期閉鎖の解除は、来年4月23日(金)午前10時予定

長い冬の眠りに入った野反湖ですが、野反湖登山案内センターでは冬季も野反湖周辺やぐんま県境稜線トレイルに関する情報等を随時発信していく予定です。来シーズンの白砂山稜線は、雪解けとともに花の季節が一斉に始まります。今まで登ったことがある方も今年登った方も、もちろんまだ登ってない方も、来シーズンの登山計画の参考にしていただけたらと考えています。どうぞよろしくお願いします。今年の道路開通は例年より1週間早く4月17日でした。だからご覧のように、野反峠からの景色は完全に雪山の世界でした。でも来シーズンは例年通りなので、こんな風にはいかないかなと思います。いやいや先のことはわかりません、毎年想定外なことが起こるので・・・どうぞお楽しみに!

11月20日(土)いよいよ野反湖は来年4月頃まで長い冬の眠りにつきます。

本日管理人は堂岩山まで登山道の目印付けに行ってきました。昨日登った方の足跡はいくつか残っていましたが、さすがに今日は誰も登ってくる方はいませんでした。ここ数日は小春日和の暖かい日が続いて、登山道の雪も大方融けていました。でも今夜くらいから再び冬型に天気は下り坂のようで、きっと稜線は吹雪の大荒れになるかもです。再び冬に戻りそうです。ところで先日、ぐんま県境トレイルを縦走した静岡のOさんから、すごい記録の冊子を送っていただきました。津軽半島の竜飛岬から延々と野反湖まで本州の分水嶺を18年かけて歩きつないでこられたというものです。藪山歩きの苦労や楽しさなど面白いエピソードがいっぱいで、興味深く読ませていただきました。来年は野反湖からさらに鳥居峠を目指して歩かれるということです。野反湖から白砂山へ登る登山者はたくさんいらっしゃいましたが、反対方面の県境稜線へと縦走する方は本当に少なかったので、来年はOさんのようにたくさんの方にに大高山やダン沢の頭、さらに赤石山、渋峠へと歩いてほしいなって思います。

山のあなたの空高く・・・

本州大幹縦走

9月23日白砂山登山口にて

今日の印付け

11月8日(日)これから白砂山登山される方へ重要なご連絡です。

いよいよ11月20日金曜日午後3時に国道405号線和光原ゲートが冬季閉鎖されます。野反湖やぐんま県境稜線トレイルの登山シーズンも終盤となり、6月から土日を中心に開設してきた野反湖登山案内センターも残り僅かな業務となりました。野反湖の釣りシーズンも11日から禁漁期間に入りますが、それに伴い白砂山登山口のトイレは使用不可になるそうです。11日から20日まで白砂山登山口の利用を計画されている方は、登山口のトイレが使用できないことをご承知おきください。また、熊さんも冬眠準備にいよいよ入る季節ですが、このところ積雪のある登山道でのクマさんの足跡情報が非常に多いです。管理人も数日前に白砂山登山口から少し登ったところで(ハンノキ沢との中間)大きなクマさんの足跡が登山道を横切っているのに気付きました。ほんとうにさっき横切ったばかりという生々しいものだったので、出合頭にならなくて良かったとほっとしました。今日ムジナ平避難小屋方面から下山された登山者の方は、上の倉山から上の間山までの登山道上にたくさんのクマさんの足跡や落し物(糞)があったそうです。登山をされる方は必ず鈴などを鳴らして、くれぐれもクマさんと出合頭に遭遇しないように注意してください。

11月1日(日)これからのぐんま県境稜線トレイルは冬山登山の季節です。

一昨日ダン沢の頭へ登ってきましたが、午後の稜線トレイルは猛吹雪でした。これからの季節の2000m級稜線は、いつ何時厳しい冬山の世界になってもおかしくないです。しっかりした計画や準備の下での登山を楽しんでください。昨日は日中穏やかな気候に恵まれて、ポカポカ陽気の白砂山山頂では登山者たちがゆっくりと360度の大パノラマを楽しんでいらっしゃいました。でも急な坂の下りでは、雪が融けない日影だとスリップしやすくて、滑り止めの軽アイゼンが欲しいところが何箇所もありました。また午後になると日向のジメジメしたところではぬかるみや水たまりになっているところもたくさんあって、染みやすい靴は中まで濡れてしまった登山者の方もいました。この季節ですから濡れは禁物です。以下、昨日の白砂山登山道の様子をレポートします。

朝の白砂山登山口

堂岩分岐からの白砂山

白砂山頂からの谷川方面

白砂山頂からの志賀方面

10月25日(日)今年2回目の冠雪のぐんま県境稜線トレイル。

白砂山登山口の今朝の気温1度。夜が明けると標高1600m以上はうっすら雪化粧していました。堂岩山からの白砂山稜線は、長野県側の森が真っ白に雪化粧して、群馬県側の笹原が朝日で雪が融けて緑色になっていて、この時期ならではのとても美しい景色が楽しめたそうです。ただガレ場などの岩や石は雪が凍っていたりしてとても滑りやすかったそうです。滑って尻もちをついた方はたくさんいたそうです。滑落してしまう個所もあるので、これから登山計画をする人は参考にして下さい。またもしもの時の道迷いや時間切れ、怪我で動けなくなったなどビバークしなければならない状況に陥った時のための装備の点検も必ず怠りなくです。夜間は氷点下になるので、雨具や防寒具、ツェルト、ヘッドライト、予備食料、お湯またはコンロなどは必携です。そして、最後の命綱にもなるかもしれない登山届けと携帯のバッテリーの管理も忘れないようにお願いします。最後に蛇足ですが、地図と磁石は登山の基本装備です。

10月22日(木)晩秋のぐんま県境稜線トレイルをモニタリングしてきました。

10月20日と21日は秋晴の好天に恵まれるということで、管理人は渋峠から三坂峠までのぐんま県境稜線トレイルを歩いてきました。数日前の雪がほんの少し登山道沿いの草の陰に残っている程度で、天気に恵まれれば10月いっぱいはトレッキングがまだまだ楽しめそうです。ただし朝晩は氷点下になることも珍しくない季節なので、登山計画や装備などはしっかりと準備して山を楽しんでください。登山道の整備状況は、ダン沢の頭からオッタテ峰とオッタテ峠の間までと五三郎小屋分岐と大高山の間から大高山までが、まだ藪漕ぎ区間のまま残っています。でもわずかな区間なので今週中には整備が終わると思うので、まもなく三坂峠から渋峠まで全区間の整備が完了すると思います。また横手山から赤石山まではぬかるみがひどい箇所が多く、防水のしっかりした登山靴がお薦めです。ところで、10月18日に埼玉県のhanaさんが野反湖登山案内センターにお寄りくださって、グーグルアースで作ったぐんま県境稜線トレイルを紹介する3Dの自作映像をDVDに焼いて提供していただきました。これを見ればぐんま県境稜線トレイルがどんなトレイルかとってもわかりやすい内容です。ありがとうございます。紹介させていただきました・・・・

「群馬の山旅」

みなかみ町の土合から嬬恋村の鳥居峠までの、県境の稜線を結びつけた、100kmのロングトレイルです。Google Earth Proを使い、100kmの山旅を映像にしました。

DVD

hanaさんの自作DVDです。ご自由にお使いくださいとのことです。同じ内容の映像が左のYouTubeでもアップロードされているので、ぜひご覧ください。

10月17日(土)野反湖道路(国道405号線)の冬季閉鎖情報など

野反湖は今まさに紅葉が見頃を迎えていますが、いよいよ冬の季節もすぐそこまでやってきました。今朝は標高1800m以上の山は雪化粧していました。冬季は深い雪の中に閉ざされる野反湖ですが、例年11月30日だった野反湖までの道路の冬季閉鎖が11月20日午後3時からに変更になったとの情報が先ほど入りました。11月21日から来春4月中旬まで国道405号線は和光原ゲートより通行止めになります。またそれに先立って長野原草津口駅から野反湖までの路線バスも10月21日から冬期運休になります。冬季は花敷温泉までの運行になります。さらに野反湖登山案内センター前のトイレは11月10日までの利用になるのでご注意ください。野反湖の釣りの解禁と売店の営業も11月10日までです。

サンビキ山

三壁山

大倉山

10月11日(日)ぐんま県境稜線トレイル記念グッズの販売

野反湖登山案内センターで先週からぐんま県境稜線トレイル記念グッズの販売も行っています。野反湖周辺の山々の登山やぐんま県境稜線トレイル縦走の際に野反湖登山案内センターがオープンしていたらお気軽にお立ち寄りください。稜線トレイルの山々が描かれた手ぬぐい900円、同じくタオル700円、安全環付カラビナのキーフォルダー600円、ピンバッジ600円の4種類です。売り切れ次第終了です。

稜線手ぬぐい

稜線タオル

カラビナキーフォルダー

ピンバッジ

10月4日(日)白砂山稜線の紅葉は今週末にかけて見頃です。

昨日八間山経由で白砂山まで稜線の紅葉の様子をモニタリングしてきました。例年なら9月下旬が見頃ですが、今年はどうやら1週間ばかり遅れているようです。コメツツジやホツツジの深紅とミネカエデのオレンジが絶妙のハーモニーで笹原やハイマツ、シャクナゲの緑に映えていました。白砂山稜線の紅葉は今週末いっぱいは楽しめそうですよ。秋晴れな日を逃さないでぜひ登りに来てみてください。野反湖畔の紅葉もこれからどんどん進んでいきます。今日はエビ山から湖畔を回ってきましたが、今週末くらいからいよいよ見ごろになるのでは。というのは、岳樺が黄色く色づき始めていたりツタウルシやオオカメノキなどは真っ赤に紅葉していたりするのですが、全体的にまだ早い感じです。エビ山山頂にあるナナカマドとサラサドウダンツツジの色づきがやっと始まったばかりだったりします・・・

長野県側の紅葉が見応えありです。

ミヤマシグレ

エビ山山頂のナナカマドとドウダンツツジ

エビの見晴らしからの眺め

9月22日(火)渋峠から赤石山、野反湖までの登山道モニタリング報告。

赤石山から野反湖までの道は昭和37年に長野電鉄山岳部が開拓したと六合村誌にあります。五三郎小屋の五三郎という名前もその当時の電鉄山岳部長和田五三郎から付けられたようです。 赤石山から野反湖までの稜線の様子は、野反湖から三坂峠までの稜線とはまた違った雰囲気の魅力的なコースです。深い森と広々とした笹原の草原が二重稜線の特徴がみられる広々とした稜線上に続いていきます。さて登山道や水場の様子ですが、赤石山~大高山間はまだ刈り払い整備が入っていないので深い藪に登山道が覆われている箇所が多いです。でも踏み跡はしっかりしているので注意すれば道迷いの心配はないです。五三郎小屋の水場は、水場までの道がかなり藪が深いですが、水が涸れることはないです。大高山から野反湖まではまるで高速道路のようにきれいに整備済みです。せっかくだからたくさんの方に歩いてもらいたいと思いました。カモシカ平の正一清水は、高沢をかなりくだらないと水がとれなさそうです。

湯ノ沢の頭前後に倒木地帯が多いです。一箇所ピンクテープに誘導されないと迷いやすい箇所があるのでご注意を。

特に藪が深いのはダン沢の頭~オッタテ峠間です。でも迷うことはないので落ち着いてルートファインディングして下さい。

五三郎小屋入り口の道標です。かなり古いのでわかりにくいです。

小高山西面と大高山西面の草原は藪が濃いです。朝露や雨天はびっしょりになるので、レインウエアは必携です。

大高山からはご覧のようにきれいに刈り払いされていて、頂上でも安心して休めました。

2万5千図の1965mPにはなぜかオッタテ峰の道標があります。ダン沢の頭とオッタテ峠の間にあるオッタテ峰と勘違いしないように!


笹原に一筋の道が森の中へと続いていく風景がとてもいい感じのカモシカ平です。高速道路のようにきれいに整備済みです。

正一清水の水場は高沢の源頭をしばらく笹藪漕ぎすれば行きつくはずです。時期によって場所は前後します。

9月20日(日)忠次郎山~ムジナ平避難小屋~三坂峠間の草刈り整備完了!

昨日土曜日は草刈り整備されたばかりの快適トレイルを歩いてきました。これから紅葉シーズンを迎えるにあたってたくさんの方が白砂山~三坂峠間の縦走計画を立てられているかと思いますが、藪漕ぎなどは一切ないので安心して歩けます。ただそうかといって昨日のような霧雨の天候だとレインウエア上下を着ていないとすぐにびっしょり衣服が濡れてしまいます。2000m前後の稜線はすでに秋めいてきてけっこう冷涼な気候なので、濡れない対策が必要です。上の間山を通過して赤沢山手前付近では数日以内のクマの落し物がありました。セバトノ頭を過ぎて1766mPから先はブナ帯になります。今秋はブナの実が豊作なのかどうか知りませんが、クマはブナやミズナラの実が大好きですから頭上にもご注意ください。特に三坂峠付近ではクマ棚が毎年見られます。ムジナ平避難小屋の中も点検。綺麗に使用されていました。ただこのところの雨の多い天候が続いたせいで湿気っぽかったので、30分くらいドアを開けっぱなしにして空気の入れ替えをしておきました。その間ムジナのノートを開いて縦走登山者の感想を読ませていただきました。水場入り口から水場までの通路も草刈り整備されていました。これで安心して水くみに行けます。水場は2番目の左からの小沢ですからお間違えのないように。1番目の沢はいつも涸れています。笹平から先は笹が伸びやすくて整備前は藪漕ぎが大変だったところですが、見事なほどに綺麗に刈られていました。前回よりも速いタイムで歩けたと思います。

姿はないけど熊の縄張りです・・・

むじなのノートよろしくです。

湿気っぽいのでマットとシュラフカバーがあると快適。

笹平付近もご覧通り綺麗に笹刈り済みです。

9月13日(日)日高信六郎の白砂山登山記のこと

先日記した白砂山覚書のなかに登山者として初めて白砂山に登頂した人が日高信六郎らと紹介しましたが、彼自身が大正6年10月12日から16日までの当時の登山の様子を白砂山登山記として詳しく残していらっしゃいます。何より貴重なのは、これを読めば当時の交通事情や野反湖がまだ沼だった頃の村人たちの生活の様子などがよくわかってとても面白いことです。白砂山登山道は当時まだあるはずはなく、彼らはハンノキ沢とタカンボウ沢を沢歩きで詰めてシラビソ尾根の上部に取り付き八十三山と堂岩山の鞍部手前で幕営、翌日1日かけて堂岩山から白砂山を往復したようです。残念ながら景色が楽しめたのは堂岩山付近でのひとときだけで、白砂山頂まで霧にまかれたうえに昼過ぎからはとうとう雨にも降られたようです。そんな彼の白砂山頂での文章を抜粋します。「頂上は笹に覆われ、上州側も一面に笹と草の斜面をなしているが、信州側は灌木林に覆われている。その笹の中に壊れ残った三角標柱のみが寂しく立っている。寒いのでそこそこに中食をしまって帰途につく。このころから霧は雨となって濡れた笹はすべることおびただしい。」山頂で絶景が楽しめなかったのは本当に残念でしたねと声をかけたくなる文章です。このとき最高の秋晴れに恵まれたならば、また違った登山記になっていたかと想像すると、これもまた興味深いです。

9月12日(土)上ノ倉山は昔、東沢山と呼ばれていたようです・・・

小暮理太郎の「山の憶い出下」に所収の東京都岳望に、ぐんま県境稜線の山々のことが記されていました。大正5年頃の東京から、四阿山から御飯岳、草津白根山、池ノ塔山、渋峠、横手山、大高山、八間山、堂岩山、白砂山、上ノ間山、忠次郎山、東沢山、大黒山、セバト連嶺、仙ノ倉山、万太郎山辺りまでがどうやら望見できたらしいです。今よりも空気が綺麗に澄んでいたし、高い建物もなかったから昔のほうがよく見えたのかもですね。ところで東沢山って気が付きましたか?どうやら現在ある上ノ倉山2107.9mのことらしいです。正確には三角点のある2107.9m峰ではなくその南西に続く2120m峰のことを指して東沢山と呼んでいます。その個所を抜粋すると、「上ノ間山から尾根は北方に延びて2080mの忠次郎山になり、さらに2120mの東沢山を起こして大黒山で終わっている。」となっています。上ノ倉山という山名はいつから呼ばれるようになったんでしょうね。

9月10日(木)天気予報でも予測できないゲリラ雷雨にご注意ください。

昨夜は中之条町に大雨洪水警報が発令されてゲリラ雷雨に見舞われました。そういえば2017年8月6日夜、管理人は稜線トレイル整備中白砂山稜線でゲリラ雷雨に襲われて不安な一夜を明かしたことを思い出しました。あとから吾妻ゲリラ豪雨と名付けられるくらいだから結構激しいものでした。9月いっぱいは気温の高い日が続くそうで、昨日みたいなゲリラ雷雨が起こる可能性はまだまだ続きそうです。山の中でびしょ濡れになった体は低体温のリスクがとても高いです。先日の台風もそうですが、異常気象が年々ひどくなっていくようで、これからも予期せぬことがいつ起こっても不思議じゃないです。ぐんま県境稜線トレイルの縦走登山を計画している方はくれぐれも天候判断や装備の点検などに注意して安全登山を心がけてください。また最近沢登りでの入山の方も多いですが、遭難寸前の事例もありました。実力に見合ったコースの見直しなど無理のない計画をお願いします。

当日朝の入山時のハンノキ沢です。渇水気味でした。

下山時のハンノキ沢です。橋が流されていました。

北沢取水口です。この時の小さな土石流が流れた跡が今も残っています。

堂岩山~水場間の区間でも土石流が大量に流れた跡が今も残っています。

9月5日(土)午後から雷雨の予報

昨日は朝から久しぶりの青空に恵まれて最高の山日和と思われました。しかしながらお昼前から天候急変して、午後は激しい雷雨に遭いました。今日も同じような天気予報です。白砂山稜線へ登山する方はゲリラ雷雨には十分に注意して楽しんでください。ところで野反湖~長野原草津口駅の路線バス時刻表を掲載しておきます。登山計画の参考にしてください。第1便の長野原草津口駅~花敷温泉間は土日祝休みです。運行期間4月末~10月中旬くらいです。

9:11 12:19 15:11  野反湖 8:56 11:58 15:01

9:23 12:31 15:23  野反峠 8:48 11:50 14:53 

9:52 13:00 15:52  花敷温泉 8:15 11:17 14:20

10:06 13:14 16:06  道の駅六合 8:01 11:03 14:03

10:27 13:35 16:27 長野原草津口駅 7:40 10:42 13:45

9月3日(木)白砂山~三坂峠間はエスケープルートがありません。

ぐんま県境稜線トレイル入下山ルート検討図上会議「報告書」が届きました。新規開通区間である白砂山と三坂峠間で遭難救助が迅速にできるルートがないかを山岳関係の識者が検討した結果の正式な報告です。詳細は報告書をご覧いただくとして、最後のまとめは以下のようになっています。「以上のとおり、三坂峠から白砂山間のぐんま県境稜線トレイルの各地点と山麓を安全に結ぶ入下山コースの新設は図上検討の結果、不可能との結論となった。ついては前述したとおり、携帯電話の圏外問題の解消を図るとともに、既存トレイルの整備を図ることで、安全性と快適性の向上を図っていくべきと考える。」登山前にもう一度ご自分の体調のことや登山計画、装備の確認などをして安全第一でぐんま県境稜線トレイルを楽しんでください。

赤沢山付近から白砂川源流域の様子

赤沢山付近から上の間山へと続く稜線

8月31日(月)大空堀沢の大熊岩

ぐんま県境稜線トレイルの小さな見どころの風景を一つご紹介します。野反湖から白砂山を過ぎてさらに猟師の尾根の頭を過ぎるといよいよ上の間山がどっしりと眼前に現れます。その上の間山までにもう一つピークらしからぬ凸地形があります。(注:現在の地図等には記載がないですが昔の文献には大空堀の頭と記載されています。)そこから群馬県側の斜面を見下ろすと大熊岩を見つけることができます。白砂山から上の間山へ向かう人は見つけやすいですが、上の間山から白砂山へ向かう人は見つけにくいでしょう。またガスがわきやすい稜線上ですから、晴れていないと見えないです。これから紅葉の秋になるとツツジ類に覆われた大熊岩は錦秋の毛皮に彩られることでしょう・・・

8月30日(日)カモシカ平の幾何学模様のこと知ってますか?

気象条件の厳しいカモシカ平には構造土が見られます。なぜ構造土が見られるかというと、冬季は強い季節風のために雪が積もらないので凍結しやすいことと南面にあるため寒暖差が激しいのでしょう。そのために凍結と融解を激しく繰り返してできるんだと思います。なぜ幾何学模様になるのかは、ぜひ構造土の専門家に教えてほしいです。ところでこの場所に構造土があることを知らずに立ち入ってお弁当を広げたりキャンプしたりする場合もあるので、できれば踏み荒らさないようにご配慮お願いします。草津白根山の本白根山の鏡池は亀甲模様の構造土が水面下に見られましたが、2018年1月23日の本白根山噴火で現在も立ち入り禁止なためにこちらは見ることができません。

カモシカ平ガレ場

亀甲模様1

亀甲模様2

なんとなく?模様

8月28日(金)ぐんま県境稜線トレイルの秘峰大高山2079m

野反湖からカモシカ平までの登山道は先日8月20日のモニタリングで笹刈り整備が綺麗にされていて快適に歩けました。その後大高山までの登山道も整備されたとの情報が届きました。まだ管理人は歩いていませんが、とりあえずお知らせしておきます。(この情報が間違っていたらぜひご連絡ください。)また鷹巣尾根コースからのオッタテ峠~大高山間、オッタテ峠~ダン沢の頭間も近日中に草刈り整備に入る予定だそうです。ぜひこちら方面の縦走計画を立てている方は参考にしてください。大高山2079mはぐんま県境稜線トレイルの山の中であまり知られていない山ですが管理人がお気に入りの山です。野反湖からぐんま県境稜線トレイルをたどるだけでなく、鷹巣尾根登山道からオッタテ峠登り上げてぐんま県境稜線トレイルを小高山経由で登るバリエーションルートもあります。

積雪期の大高山

天狗平から

秋の天狗平

大高山山頂付近から

大高山マップ

野反湖から1日コースです。

8月21日(金)ぐんま県境稜線トレイル渋峠~野反湖モニタリング

昨日20日、渋峠朝6時スタートして野反湖までの区間で危険個所がないか等モニタリングしてきました。渋峠から赤石山までは草刈り整備済みです。1か月前の梅雨の真っただ中の登山道はぬかるみだらけで大変でしたが、かなりドライになってきていたので長靴じゃなくてももう大丈夫です。ただ木道の階段などかなり老朽化していて登山道自体が荒廃しているので、非常に歩きにくい箇所が多いです。転倒などに注意が必要です。また鉢山付近でクマの真新しい落とし物がありました。私が鉢山山頂のベンチで休憩しているときに物音がしたので、どうやらその時のもののようでした。赤石山からカモシカ平までは昨日時点でまだ草刈り整備は入っていません。湯ノ沢の頭の手前D30やD29前後は昨秋の台風19号の倒木被害が大きいところですが、2か所ほど折りたたみ鋸で通行しやすいように枝払いをしておきました。ちょっとは通過が楽かな。笹薮がひどいのが、ダン沢の頭の前後、オッタテ峰からオッタテ峠まで、小高山前後、五三郎小屋分岐から大高山まで、カモシカ平へ下る笹原などです。まぁほとんど樹林帯の中以外です。でもこの区間の魅力がワイルド感と秘境ムードだとすれば、好意的に受け止めていただける登山者もきっとたくさんいるのでは。

ダン沢の頭からの下り

オッタテ峠から小高山への登り

五三郎小屋の水場までの道は笹薮に覆われていますが、水場は使用できます。

カモシカ平への下りの笹原もまだ笹薮ですが、カモシカ平から野反湖まではどうやら草刈り整備済みのようです。

カモシカ平の正一清水(水場)への道も草刈り整備済みですが・・・・

日照り続きなので水場にはたどり着かず。でも藪を漕いで下れば必ず水場にはたどり着きます。

カモシカ平から先、高沢山や三壁山は草刈り整備して歩きやすいです。

三壁山から眺める野反湖の風景はお薦めです!

8月19日(水)ぐんま県境稜線トレイル野反湖~三坂峠モニタリング

お盆休み後になって安定した夏空が続いています。朝五時に野反湖をスタートして三坂峠まで日帰りで登山道のモニタリングをしてきました。白砂山から忠次郎山までは整備済みですが、忠次郎山から三坂峠までは近日中に整備が入ります。笹薮が登山道を覆い隠しているところが半分くらいありますが、相当の登山経験者であれば道迷いするほどではないので安心して登山計画をしてください。ただし朝露や雨天時はレインウエアが必携です。ムジナ平避難小屋の使用状況も見てきました。気持ちよく使っていただくためにゴミの持ち帰りなど「来た時よりも美しく」でよろしくお願いします。そして小さなお掃除セットとムジナのノートを設置してきました。避難小屋に泊まったり休んだりした方に活用していただけたら嬉しいです。またムジナ平避難小屋近くの水場の様子も確認してきました。とても細い流れなのですぐに涸れると心配される方もいますが、管理人はここ4年間で枯れたところは見たことがないです。ペットボトルをいっぱいにするのに数分かかります。でもとても冷たくて美味しいと個人的感想です。(利用は自己責任でお願いします。)

豪雪に耐えられる設計のムジナ平避難小屋

ぜひお立ち寄りの際には、稜線トレイル山旅の感想をどうぞ

いつもこんな細い流れなんです

ささっ葉で上手に注ぎましょう

8月16日(日)白砂山覚書

白砂山の登山者の初登頂記録は、1917年(大正6年)10月14日~16日、日本山岳会の日高信六郎、森喬、地元入山のガイド山本昭吉、山本嘉久平です。その時の様子は日高信六郎が「朝の山、残照の山」で詳細に記述されています。ただこの時すでに白砂山頂には三角点標石はあったということです。それから1929年(昭和4年)10月13~15日、第一高等学校旅行部の小林太刀夫長谷部照正が赤湯から清津川を遡行して白砂山登頂。さらに猟師の沢を下降して花敷温泉まで案内人なしで縦走しました。日本山岳会の中村謙らの一行はユニークな山行を行っています秋山郷から魚野川を遡行して赤石山を超えてガラン沢を下降し、再び花敷温泉で合流する白砂川を遡行して白砂山を登頂しました。これも1935年(昭和10年7月)の記録です。地元吾妻山岳会による白砂山初登頂は昭和9年。白砂川遡行ルートと四万温泉側三坂渓谷からも登頂しています。積雪期では藤島敏夫が白砂山をスキーでピークハントしたのは、1927年(昭和2年)4月30日。「山に忘れたパイプ」という心温まるエッセイを結晶させた山行です。この中に出てきた純朴で正直な若い山ガイドは小倉の山口仙治郎と記されています藤島はこのスキー旅より以前、1921年(大正10年)4月下旬にも、ツボ足でガイドの山本昭吉とともに野反池と八間山を遊んでいます。そして1928年(昭和3年)4月、角田吉夫と他1名が山本藤作を案内に、白砂山と大高山をスキーで登頂。田部重治編「スキーの山旅」の春の野反池に、その時の山旅が詳細に記されています。三国峠から大黒の頭、白砂山、さらに野反湖までの縦走は、1935年(昭和10年)4月日本登高会の吉田元、巻田外茂三によるスキーでのビバーク縦走でした。記録は近代登山が始まってからの登山者のものだけど、地元の猟師や木地師達は生活の糧を得る場所として、彼らよりずっと以前からこの辺りの山域を歩き回っていたと想像されます

8月16日(日)忠次郎山の忠次郎ってだれ?

白砂川源流の沢の名前には人の名前が付けられているものがあります。例えば忠次郎沢や源四郎沢、庄九郎沢、興五右衛門沢(黒渋沢)です。これらは、昔の熊捕猟師の名前のようです。おそらく縄張りから付けられた沢名かもしれません。すると、白砂川源流最大の支流、猟師の沢というのは、共同の狩場だったのでしょうか。白砂川源流にはたくさんの熊が棲んでいるようです。数年前、紅葉真っ盛りの白砂川を沢登りしたときは、真新しい熊の足跡にいくつも出逢いました。忠次郎山は、沢名だけでなく沢の源頭にある山頂の頂にまで名前が付けらていますが、忠次郎とはいったいどんな猟師だったのでしょう?忠次郎とは、吾妻一の熊捕名人といわれた四万の猟師、佐々木忠次郎のことです。忠次郎は、父市太郎から熊捕の秘伝を教わって24歳から猟師になりました。1953年(昭和28年現在)の67歳の時点で、猟師生活43年の間になんと120頭もの熊を射止めたそうです。どんな年でも1頭以上は射止め、昭和4年はひと冬に8頭を射止めたのが最高。猟期に入れば四万から40㎞の奥地にあるスルスの岩洞を根城に小屋掛けして、穴熊を狩るために山籠もりの生活だったようです。

8月14日(金)八間山周辺登山道で道迷いに注意!

通称白砂~八間縦走コースが人気です。野反湖登山案内センターがある白砂山登山口からシラビソ尾根コースで白砂山に登り、帰りは堂岩山分岐から中尾根~黒渋の頭コースで八間山へ縦走して茅ノ尾根コースで池ノ峠駐車場、そして白砂山登山口に下山するコースです。ところで、白砂~八間縦走コースで初めて八間山頂に行かれた方の中には、うっかり間違った方向へ下山してしまった方がいるようです。八間山頂から茅ノ尾根コースで白砂山登山口に戻りたい方は、いったん中尾根~黒渋の頭コースに戻って三叉路を直進してください。写真のイラストを参考にしてください。ぐんま県境稜線トレイルや野反湖周辺の登山道は、標識が老朽化しているものも多くわかりにくいものが大変多いです。悪天時などは大変道迷いしやすいです。最低限の地図と磁石、GPSなどを持って登山を楽しんでください。

中尾根の頭~黒渋の頭間のピンクテープ

残雪時は特に間違えやすい箇所です。左のほうが登山道だと思って進んでしまいます。先日草刈り整備が済んだので安心して歩いてください。

茅ノ尾根登山道の倒木整備

昨秋の台風19号の倒木被害によって長らく通行が大変な区間でしたが、整備がされました。これで安心して通行できます。

8月11日(火)これからの季節は、稜線トレイル上での天気の急変と熱中症にご注意!

山の日3連休は大勢の方にぐんま県境稜線トレイルの情報ターミナルでもある野反湖登山案内センターを利用していただき大変ありがとうございました。特に最終日の山の日は朝から登山日和な天気だったので、老若男女、初心者からベテラン、ファミリー、トレランなどたくさんの方が野反湖登山案内センターから白砂山登山を楽しまれました。その中でムジナ平避難小屋から野反湖まで縦走された山岳会のベテラングループの方に稜線トレイルの感想をお聞きしました。ムジナ平避難小屋には7名の方が泊まられましたが、新築でとても快適だったそうです。ムジナ平近くの水場には藪を少し漕いで行ってみたら、チョロチョロだけど何となく甘いとても美味しい清水だったとのこと。そして避難小屋から白砂山までの稜線歩きは、新しくできた登山道からずっと素晴らしい景色が楽しめてとても楽しかったとのことです。ところで梅雨明けしていよいよ夏山らしい天気になりましたが、午後からゲリラ雷雨など天気の急変にはお気を付けください。朝早めの出発でお昼前後には下山する計画が安全です。また熱中症でのトラブルも多くなります。転倒や滑落などの事故も体の不調でバランスを失って起こることも多いので、いつもより多めの水分補給も忘れずに。

8月8日(土)白砂山~忠次郎山間で唯一緊急時に携帯が通じる場所

今日から山の日3連休です。3連休中は白砂山~三坂峠間の新規登山道開通区間を縦走される登山者も多いかと思います。ぜひ安全第一登山でよろしくお願いします。ところで縦走中にもしものアクシデントがあったとき、携帯電波(ドコモ)がつながりやすい場所が一箇所あるのでぜひ知っておいてください。猟師の尾根の頭付近の34番プレートがあるところです。この前後で携帯電波(ドコモ)がつながるところは堂岩山か三坂峠まで行かないとないので、とても重要な場所です。(時間帯によっては電波状況が悪い場合がありますが、その場合にSNSだとつながりやすいです。)

8月5日(水)ぐんま県境稜線トレイル白砂山~忠次郎山の登山道整備終了!

昨日梅雨明けの好天を利用して赤沢山手前から忠次郎山まで整備が進んで、白砂山から上の間山、赤沢山そして忠次郎山までの区間が藪漕ぎもなく歩きやすくなりました。野反湖から白砂山ピストンを予定している方は、ぜひもう少し頑張って上の間山や忠次郎山ピストンもチャレンジいかがですか?上の間山までなら白砂山からさらにプラス往復2~3時間です。忠次郎山ならプラス往復3~4時間です。ただし長時間行動になるので疲労やゲリラ雷雨などリスクも大きいので慎重に計画・準備してチャレンジお願いします。白砂山から先の三坂峠までエスケープルートがなく、かつ携帯の電波もほとんどつながりません。忠次郎山から三坂峠までは今週から来週にかけて草刈り整備が入る予定だと聞いています。こちらの整備状況もなるべく早めにお知らせできるようにしたいと思います。全線整備が終われば野反湖~四万温泉もしくは三国峠縦走も快適に歩けるようになると思います。

忠次郎山にタッチ

カニの横ばいならぬササで横ばいの急坂です。

下界は真夏日でしょうが、稜線は涼しいです!

アキアカネ大乱舞の稜線トレイル漫歩

8月2日(日)白砂山から赤沢山手前まで登山道草刈り整備済み

土曜日は夕方までガスで全く視界のない稜線トレイル草刈り整備でしたが、日曜日は朝から最高の青空に恵まれて草刈り整備が予想外に進みました。白砂山から上の間山の先、赤沢山までの鞍部付近まで快適に歩けるようになりました。ただし群馬県側に切れ落ちているザレ場や草付きの箇所は通行に注意してください。転倒やスリップは滑落事故につながります。また一箇所急坂の区間があります。短いですが朝露や雨天時などスリップしやすいです。くれぐれもお気を付けください。ところで白砂山よりも手前、白砂山登山口から白砂山までの区間や堂岩山から八間山までの区間は今のところ草刈り整備は入る予定がないです。本日トレイルランの装備で入られたグループの方が手足をかぶれて下山されました。登山ですから長袖長ズボンが良いと思います。それに早朝時は朝露でびしょ濡れにもなりますよ。レインウエアもぐんま県境稜線トレイル登山の装備としてよろしくお願いします。





7月31日(金)白砂山~三坂峠登山道刈り払い作業のお願い

いよいよ待ち遠しい梅雨明け宣言も出そうです。昨日白砂山へ登山道刈り払い作業の注意看板を設置してきました。もしも登山中に刈り払い作業している現場を通りがかるときは、必ず作業員が気が付くまで合図をしてくださるようにお願いします。作業員が登山者に気づかないのに無理に通過しようとすると事故が起こります。くれぐれもよろしくお願いします。また刈ったばかりの笹は滑りやすいので、登山道が急坂だったり斜めに切れ落ちているようなところは滑って転倒や滑落事故を起こしやすいので注意してください。昨秋に新築されたムジナ平避難小屋や水場の様子も見てきました。

頑丈なつくりの避難小屋です。冬季は2階から入れるような構造です。定員は10人くらいかなあ。

内部は昼間でも暗いです。天井は高いので冬季は寒いかも。寝具やマット、暖房器具など何もないです。

避難小屋の周りはテントが5~6張り以上は設置できるくらいの広場です。

赤沢山付近の笹薮が一番濃い箇所。ピンクテープをつけておきました。

ムジナ平近くの水場入り口

こんな感じの笹薮を漕げばすぐ小さな沢になって、数分の距離です。

小さな清水です。笹の葉の先から落としてあげると汲みやすいです。

タケノコを食べたクマさんの白い落とし物。

7月29日(水)野反湖~三坂峠登山道モニタリングでのクマ情報。

ずっと濃い霧のためにせっかくの稜線トレイルの絶景がまったく楽しめませんでした。そのかわりにこんな日に歩く登山者の気持ちのことを想いながら歩いてきました。まさか管理人以外に歩いている人がいるとは思いもしなかったのですが、上の間山と赤沢山の間で三国峠からムジナ平避難小屋泊で歩いてきたソロの登山者とすれ違いました。ずっと雨の中を歩いてこられたようです。そして三国峠と西稲包山の間でクマと至近距離で遭遇した話をしてくれました。突然近くの藪5mくらいのところに立ち上がって牙をむいて威嚇するクマさんがいたそうです。それでどうしたんですかと聞いたら、知らぬふりをして通り過ぎてなんともなかったそうです。ちょっとこの話を聞いて管理人もビビってしまいました。するとびっくりしたことに、忠次郎山と上の倉山の間で真新しいクマさんの落し物を見つけてしまいました。ギョエ~!そのあとはずっとヤッホーを叫びながら歩き続けました。クマさんに突然出合い頭で遭遇して遭難事故に遭わないためにも、稜線トレイルを縦走する登山者の皆さんには、クマ鈴やラジオ、掛け声などこちらから常に人間の存在を知らせる工夫をくれぐれも忘れないようにお願いします。

真新しいクマさんの落し物

忠次郎山の標柱が何者かによって破壊されていました。

この破壊力は、クマさんの仕業でしょうか。

赤沢山付近で笹薮が濃い場所にはピンクテープをつけておきました。

7月23日(木)7月下旬の白砂山稜線花情報

今日から4連休ですが残念ながら梅雨空スタート。でも白砂山方面に2組3名の登山者が元気よく登っていきました。稜線からの景色には恵まれないでしょうが、こんな日は雨露に濡れた花々に癒されながら歩くのも楽しいです。そしてお昼過ぎに万座温泉から途中テントで一泊しながら縦走登山をされた男性ソロが下山しました。縦走なので野反湖からはバスで帰られました。全身ずぶ濡れでしたが、ロングトレイルを苦労して歩いてきた充実感と達成感がいっぱいのいい顔をされていました。2017年7月26日に管理人が白砂山稜線を歩いた時の花の写真をいくつかご紹介します・・・

7月22日(水)白砂山~三坂峠登山道情報

明日から4連休ですが、今年はどうも梅雨明けが遅くてスッキリした青空は期待薄です。それでもぐんま県境稜線トレイルの縦走登山を計画している方がいらっしゃるかもなので簡単な情報提供です。今年の白砂山~三坂峠の草刈り整備はまだどちらからも入っていません。梅雨明け後天候が安定したら草刈り整備に入る予定です。それまではこの時期どうしても日当たりのよい斜面は笹やイタドリなどの草が伸び放題になって登山道を覆い隠していたりします。そんな時は慌てず周りの様子を見まわして登山道の道型を見つけながら進んでください。ガスで視界が悪いときは特に注意してください。赤沢山周辺と笹平が草藪の成長が早いです。またムジナ平の水場ですが、まだ笹刈りしていないので初めは藪漕ぎをしながら沢の中を歩きます。入り口から5分くらいです。とても小さい清水なので見つからないで帰ってしまう人もいるかもしれません。7月いっぱいは水が枯れるなんてことはないでしょう。


今夏もトンボが舞い始めました。やっかいな虫を追っ払ってくれる登山者の味方。

旧三国スキー場跡から入山する人は、豪雨後の増水した湯ノ沢の渡渉に要注意です。

白砂山山頂から横手山が見えます。横手山の右にかすかに槍ヶ岳が見えます。

7月20日(月)湯ノ沢の頭のビバーク適地情報

ぐんま県境稜線トレイルの野反湖~渋峠間でビバークせざる負えない状況になったとき、ツェルトやテントがいくつも張れる唯一の場所が湯ノ沢の頭からちょこっと東側の場所にあります。ただしトレイルに湯ノ沢の頭の標識はないのでご注意ください。右の岳樺が標識を食べているところが湯ノ沢の頭です。ぐんま県境稜線トレイル珍百景です。ドコモの携帯は通じます。予定より時間がかかって夕闇が迫ってしまった時やゲリラ雷雨に遭いそうな時はもちろん、初めから計画してビバークする場合もあるかと思います。ところで湯ノ沢の頭の名前の由来はなんでしょう?湯ノ沢ですからつまり温泉が湧き出ているところがあるということなんです・・・

赤石山から…

ダン沢の頭から…

近くにクマさんの落し物が…

この下にガラン沢温泉が…

7月18日(土)梅雨空な日は机上登山(空想登山?)などいかかでしょうか…

この夏縦走コースにチャレンジしたいという人へ、ぐんま県境稜線トレイルの各種バンフレットの紹介です!  ぐんま県境稜線トレイルは、谷川連峰から白砂山稜線、野反湖、志賀高原、草津万座、そして四阿山まで続くロングトレイルですから、歩く人の体力や技術、経験と計画する季節や日数、登山スタイルなどで皆さんそれぞれのマイコースを楽しんでほしいと思います。野反湖登山案内センターが開所している場合は各種パンフレットを取り揃えていますので、野反湖にお越しの際はぜひお寄りください。パンフレットのそれぞれの稜線トレイルの写真はどれも素敵です。開所していない平日や時間外でも建物内のラックにありますのでご自由にお持ちください。ただし人気のパンフレットは品切れの場合もあるので御了承くださいますようお願いします。

万座鹿沢エリア

草津温泉・志賀高原エリア

野反湖エリア

三国・四万エリア

谷川エリア

全体版

野反湖マップ

中之条山歩路

7月17日(金)野反湖のニッコウキスゲは今週末が最高の見頃です・・・

野反峠(富士見峠)付近のニッコウキスゲも満開といっていい咲きっぷりです。梅雨空で視界不良な天気でも、白い霧の中に次々と浮かび上がる黄色いニッコウキスゲのお花畑も趣がありますよ。でもひょっとしたら突然霧が晴れ、太陽の光がお花畑に届く瞬間に出会えたらラッキーかも!ところで野反湖畔や野反峠周辺の登山道はこのところの長雨続きでぬかるみや水たまりが多いです。また笹薮も伸び放題になっていて、雨露で下半身がずぶ濡れになります。ニッコウキスゲを快適に楽しみたい方は、レインウエアとしっかりした登山靴にスパッツの着用をお薦めします。カモシカ平のニッコウキスゲの情報は大変申し訳ないですが今のところ不明です。先週末カモシカ平へ訪れた登山者からの情報ではまだ見られなかったとのことです。白砂山稜線付近は先週末管理人が登ってきましたが、いよいよこれからニッコウキスゲが咲き始めている感じでした・・・

ニッコウキスゲ1

ニッコウキスゲ2

ニッコウキスゲ3

ニッコウキスゲ4

7月12日(日)白砂山~八間山縦走登山道の点検&お花の見頃調査。

今日も不安定な梅雨空で、そんな天気でも21人の登山者が白砂山を目指しました。管理人も午前8時頃登山道モニタリングのために入山しました。このところ登山日和に恵まれない日が続いて今日こそはという思いでしたが、結局白砂山稜線から山頂まで視界ゼロでした。でもこんな日は登山道沿いに咲く高山植物の花々を愛でながら歩くのも楽しいです。またイタドリが伸び始めて登山道を覆い始めていました。ちょこっと整備もしながら予定通りのコースで午後2時過ぎに下山しました。ところで、ぐんま県境稜線トレイルには登山者の遭難時の位置把握のために右の写真のようなナンバープレートが随所に設置されています。C-39 は堂岩山と猟師の沢の頭の間にあります。C-39は厳しい気象条件の風雨や吹雪で痛めつけられてすでにこのような風格です。白砂山登山の際にはぜひご確認ください!白砂山稜線トレイルで見かけた木々や花々の一部を紹介します・・・

ギンリョウソウ

ハリブキ

オオコメツツジ

ハクサンシャクナゲ

オノエラン

ニッコウキスゲ

ハクサンチドリ

ハイマツ

7月11日(土)八間山池ノ峠駐車場側登山道の倒木迂回路を整備しました!

今日雨上がりの白砂山登山口でアキアカネを確認しました。チョウ類もたくさん飛んでいました。オニアザミに吸引しているヒョウ柄のチョウチョ君にも出逢えました。ところで梅雨明けが待ち遠しいですね。今日のような天気でも2グループ7人の登山者を見送りました。1グループが白砂山、1グループが三壁山~エビ山周回ルートでした。梅雨明けしたらいよいよ本格的な夏山シーズンです。ニッコウキスゲが稜線トレイルで迎えてくれたらいいですね。ところで気になっていた八間山の倒木迂回路の整備をしてきました。これで八間山縦走や白砂山~八間山縦走をする登山者の方々にとっては、ちょっぴり安心して通過できるようになったと思います。どうぞご安全に!

現場1

現場2

現場3

現場4

7月8日(水)梅雨明けが待ち遠しい白砂山稜線トレイル

2年前の7月9日に野反湖から四万温泉までぐんま県境稜線トレイルを歩いた時のニッコウキスゲの様子を動画で紹介します。朝方は雲が稜線上に次から次へと湧いてきて、とても感動的な光景を見せてくれました。ニッコウキスゲが咲いているところは急な斜面の草原が多いので、花に見とれて歩いていたら滑落する危険があります。猟師の尾根の頭付近まで来るとなだらかな草原の中の一歩道になりコバイケイソウのお花畑でした。ニッコウキスゲもそうですが、特にコバイケイソウは花が少ない年もあるので、今年はどんな光景で迎えてくれるのかドキドキしますね。いよいよ梅雨明けしたら、ぐんま県境稜線トレイルの白砂山~三坂峠間をトレッキングにチャレンジしてみようという方も多いと思います。ぜひ安全第一でニッコウキスゲが咲くロングトレイルを楽しんでほしいです。

7月6日(月)梅雨時期の白砂山稜線トレイルの安全登山

昨日の日曜日は天気予報が良いほうに外れて10名余りの登山者が白砂山へ登っていきました。皆さんを見送った後、白砂山登山口から10分ほど歩いたところにある池ノ峠展望台から堂岩山の様子を確認してきました。雲もかからず視界良好そうで安心しました。でも堂岩山から先の白砂山稜線の様子はわかりません。お昼過ぎに下山してきた登山者に白砂山稜線トレイルの様子をお聞きしました。堂岩山から先は南からの風が強く、稜線には雲がかかって景色も見えたり見えなかったりだったそうです。白砂山登山で天気が怪しいと感じたり、体力的もしくは時間的に不安だなと思ったりしたら、堂岩山で必ず進退判断してください。これからの大気が不安定な季節は、避難するところもない稜線上で突然の雷やゲリラ豪雨に遭うこともあります。

7月4日(土)いざというときのために登山届の提出をお願いします。

登山届を出さないで遭難された方が何日もたってからどこの山に登ったかもわからず大騒ぎになるというニュースが時々あります。登山届は本人はもとより家族や身近な人たち、そして危険を冒して捜索する人たちのためになくてはならない命綱です。登山届の作成や提出に手間がかかって面倒くさいというのは昔の話です。今の世の中IT時代ですから登山届の方法もどんどん進んでいて便利になっています。群馬県警のホームページではいくつかの登山届の提出方法があって、自分に合ったやり方を選べます。例えば管理人自身はワードで作った自分専用の登山届を群馬県警のホームページ上から添付ファイルで送信して登山届を提出することが多いです。野反湖登山案内センターを開設して登山者の方々からお話を聞くと、若い世代を中心に登山アプリを使っての登山届提出の方も多いようです。例えばコンパスというアプリはスマホやパソコン上で登山計画を作成してそのまま登山届の提出もできて簡単です。無事下山したらワンクリックで報告を入れれば終了です。もし下山報告がなければ自動的に遭難事故として関係機関に伝達される仕組みです。山の中で身動きが取れなくなったときは安心です。携帯電波の届きにくいぐんま県境稜線トレイルの縦走登山向きではないでしょうか。これから登ろうというときにまだ登山届けがお済みでない方は、白砂山登山口のトイレのある建物内に備え付けの登山届用紙がありますので、これに登山計画を記入していただいて登山ポストに投函してくださるようお願いします。

野反湖登山案内センターもおすすめ!

白砂山登山口に設置してある登山届用紙

トイレ建物内にある登山ポスト

7月3日(金)ぐんま県境稜線トレイル稲包山登山口周辺のヤマビル対策その1

四万温泉登山口を入下山する場合はヤマビル対策を必ず行ってください。管理人の経験ですが、7月に野反湖から四万温泉まで縦走した時、夕方に奥四万湖畔の稲包山登山口に下山しました。下山後すぐにヤマビルが体についていないかチェックしたところ7匹衣服の上に付いていました。薄暗い広葉樹林の中の下りでヤマビルが吸い付いてきたのだと思いますが、まったく気付きませんでした。それでもすぐにヤマビルを退治したので被害はゼロでした。まずはヤマビル生息地帯に入る前にヤマビル忌避剤や食塩水などを靴や衣服にしっかりスプレーすると効果があります。その際ズボンのすそを靴下の中に入れたりしてヤマビルが地肌に侵入できる隙間を作らないようにしましょう。また入山中はこまめにヤマビルが衣服に付いていたりしないかチェックしたり、下山後ももちろんヤマビルが身体に潜り込んで吸血していないかチェックしたりすることなどです。ヤマビルが最も活動するのは気温が高く湿気の多い夏の時期です。ヤマビル対策についてここまでは管理人の私見ですので、今後も有益な情報提供ができるようにしたいです・・・

奥四万湖

稲包山登山口

登山道からの稲包山

登山道からの奥四万湖

7月1日(水)7月の野反湖畔や白砂山稜線トレイルはニッコウキスゲの季節

白砂山登山口がある野反湖展望台ではほかの場所より一足早くニッコウキスゲが見頃といってもよい咲きっぷりです。今週末にかけて白砂山登山や野反湖畔一周トレッキングを計画されている方は、ぜひ展望台売店裏(野反ダム側)のニッコウキスゲのお花畑を楽しみにしてください。他のいろいろな場所でもこれから7月中旬頃にかけてニッコウキスゲの黄色い花で染まる風景が見られます。そんな中で誰もが手軽に訪れることができる一番の名所は八間山登山口のある野反峠周辺のお花畑です。登山者にとってはカモシカ平や白砂山稜線トレイルで咲き乱れるニッコウキスゲがなんといっても人気です。ところでこれからの季節、日射がきつくなるので熱中症に要注意です。朝早い時間に出発して涼しい時間に行動する計画を立てたり、水分をいつもより多めに準備するなど体調管理を怠らないようにお願いします。また雷や豪雨などの天候判断も不可欠です。

シラビソ尾根と堂岩山の間にある水場は、水場入り口から1~2分の距離です。

白砂山稜線トレイルのニッコウキスゲ

ムジナ平近くにある水場入り口。これから笹刈り整備が入る予定です。3~4分の距離です。

こんな感じの量ですが、とても冷たいです。今のところ枯れることはないと思います

6月28日(日)白砂山登山道クマ出没情報。

今朝クマ情報が寄せられました。昨日午後4時頃に下山された登山者から、下山途中の白砂山登山道で突然10mくらい先の登山道にクマがガサガサドスンと現れて、そのまま逃げていったとのことです。場所はわからないとのことです。この時期クマは根曲竹を盛んに食べる季節です。白砂山登山道周辺には根曲竹が群生している場所もあるので、笹がガサガサと動いているようなときは注意しましょう。例えばシラビソ尾根手前の地蔵山や白砂山山頂手前の金沢レリーフ周辺などです。クマも人間と突然出会えばびっくりします。突然クマと鉢合わせになったとしたらあわてず静かに向かい合ったままでいましょう。けっして背中を見せて逃げるようなことはしないでください。管理人は一昨年夏上ノ倉山山頂付近の登山道で向こうから歩いてきたクマと突然鉢合わせしました。思わずあっと大きな声を発してしまい、0.5秒くらい目と目が合いました。冷静にどうしたらいいか考えようとする間もなくクマから立ち去ってくれて事なきを得ました。心配であれば、いつも自分の存在を先にクマに伝えるような工夫しながら歩いてください。クマ撃退スプレーを携帯するのも安心感が得られます。また生ごみはもちろんですが飴などのお菓子の袋など落としてクマがゴミを漁るようなことにならないようなマナー対策も日頃から登山者にはぜひお願いします。(写真は先日の大高山登山道整備のときのオオシラビソに付けられた真新しいクマハギです。)

6月27日(土)白砂山稜線の登山道モニタリングに行ってきました。

6月最後の週末土曜日は久しぶりの晴れでした。この日は約57人の登山者が白砂山方面へ入山されたようで、午前10時ころからお昼くらいまでの白砂山頂はいつも賑わっていたようです。私も白砂山稜線の笹の伸び具合や危険個所の点検、見頃の花などを確認するために、白砂山からその先の猟師の尾根の頭付近まで歩いてきました。また猟師の尾根の頭付近がちょうど新潟県最南端であることから、どんなところかわかるような写真も撮ってきました。広々とした笹原の先のこんもりとしたコメツガの林がそうです。とてもいいところです。そして今ちょうど見頃の高山植物の花も確認してきました。

いつも見つけようと思っても見つからず、向こうから教えてくれるのが不思議・・・

シラビソの森の中で存在感を放っていました。

マイズルソウのお花畑が登山道沿いにたくさん見られます。

まだ見られました。

可愛いですね・・・

こちらもまだ見られました。

いよいよこれから見頃です。

稜線上ではこちらもこれから見頃です。

キジムシロと混じってこちらも咲いてます。

松ボックリ

ゴージャスな花もこちらはまだまだこれからですね。

稜線上のツツジ類もいよいよこれからです。

6月25日(木)カモシカ平~大高山の台風19号による風倒木整備終了! 

あまりの傷跡の深さから、倒木が整備されるのはそうとう大変な作業ではと心配していましたが、わずか1日で無事整備が終了しました。地元役場職員を中心とする皆さんにはほんとうにお疲れさま&大感謝です。ありがとうございました。 ぐんま県境稜線トレイル上にある野反湖から大高山ピストンコースはあまり知られていなくてマイナーですが、この倒木地帯の様子を観察しながら歩くのも面白いのでもっと多くの人に歩いてほしいです。ニッコウキスゲで有名なカモシカ平までで帰る人も、あともう1時間半ほど登りを頑張れば大高山2079m)です。オーバーユースで自然が破壊されるのも大問題ですが、せっかく整備されたぐんま県境稜線トレイルもまったく歩く人がいなければトレイルは笹薮が伸びやすくなります。ワイズユースなトレイルを維持していくことが大事です。

現場1

現場2

現場3

現場4

6月22日(月)二つの猟師の頭と新潟県最南端の地

白砂山をはさんで西と東に猟師の頭があることを皆さんご存じでしょうか。西の猟師の頭とは、現在白砂山登山道の堂岩山と白砂山の間にあるP2042mのことで、猟師の頭と書かれたわりと新しい道標が立っています。おそらく猟師の沢の源頭にちなんで付けられた名前です。ところで東の猟師の頭は白砂山と上ノ間山の間にあるP2078mです。3年前まで登山道がなかったので道標は立てられなかったのですが、古い沢登りの地図とかには猟師の尾根の頭と書かれてあったりします。そして猟師の尾根の頭の東側の平坦地に新潟県最南端地点があります。今までそんな場所があるなんてまったく知らなかったです。昨日新潟県から来た二人組の登山者が、ここを目指して登っていきました。実際に最南端地点がどんな場所か今度GPSで測って確かめに行きたいと思います。ぐんま県境稜線トレイルの新名所が一つ出来ましたね!

6月20日(土)いよいよ明日は夏至

今日は晴れマークな天気予報でしたが、朝から北風が強くてちょっと寒い一日でした。稜線もかなり風が強かったのではないかな。それでも早朝からたくさんの登山者が白砂山を目指して出発していきました。今日は35人くらいです。午後3時までに下山した方々は皆さんが登山の達成感と充実感でいっぱいのようでした。お疲れさまでした。今日から登山口の登山案内センターに寄って簡単なアンケートに答えていただいた方には、携帯トイレ特製稜線トレイル汗ふきタオルをお渡ししています。特に携帯トイレは、積極的に使用していただきたいと思います。ところで明日は1年で一番昼間が長い夏至の日。天気予報では晴れマークなので、まさしく登山日和になりそうです・・・

ご来光

雲海に浮かぶ浅間山

上ノ間山

雲海に沈む中之条

6月15日(月)今週は梅雨の中休み

昨日おとといの土日は、残念ながら雨が続きましたが、今朝は青空に恵まれて登山日和の1日になりそうです。とはいっても午後は大気が不安定になり突然の雷雨などがあるかもしれないので、天候判断には十分に気を付けてください。(今週の平日は野反湖登山案内センターは閉所していますが、登山アンケートのご協力をぜひよろしくお願いします。白砂山登山口のトイレの建物の登山届ボックスの近くに設置してあります。)さて昨日は白砂山登山道の残雪や花などのモニタリングと倒木整備を行いました。午後から雨の予報なので堂岩山手前までです。登山道沿いのマイズルソウが見頃です。ゴゼンタチバナも咲き始めています。水場の雪渓はなくなっていました。シラネアオイが咲き始めていました。数は少ないですが今週いっぱいは楽しめますよ。水場から堂岩山の間の雪渓もかなり減りました。でもまだ場所によっては、踏み抜いたときに思わぬ怪我をしそうな注意個所もありますのでくれぐれも通過には気を付けてください。

6月14日(日)瑞々しい新緑の若葉が気持ちいい天空の湖・野反湖

昨日は一日雨でした。時々小降りになったり強く降ったりで、ようやく夕方になって止んだようです。そんな雨の日でも釣り人は熱心にお魚との対話を楽しんでいらっしゃいました。登山者も5グループの方が案内センターでお話してくださいました。皆さんぐんま県境稜線トレイルに関心があって、どのように縦走したらよいかや登山道の様子、交通アクセス、宿泊などについて聞かれました。こんな天気の登山者は、皆さんむしろ雨降りの中のトレッキングを積極的に楽しんでいられるようでした。さて今日の天気予報も曇り時々雨な予報ですが、どんな一日になりますか・・・・

雨の野反湖

岳樺の新緑

瑞々しい新緑の千沢

ニシブタ沢

6月13日(土)野反湖畔にレンゲツツジが咲き始めました・・・

せっかくの休日ですが今日の野反湖は残念ながら朝からシトシトと小雨模様です。魚釣りの方々は雨の中でも出発されて行きますが、さすがに登山の方は二の足を踏みますね。でも風がないので魚釣りは問題なさそう。登山も野反湖一周コースなら快適な歩道なのでいかがでしょう。時計回りか反時計回りかは気分次第で。コースタイムは3時間前後が標準です。1周すればたくさんのお花にも出逢えます・・・・と思っていたら、今けっこう強い降りになってきました。登山は無理をしないようにしましょう。

サンリンソウ

アカモノ

エビ沢バックウオーター

池ノ峠展望台から

6月12日(金)いよいよ梅雨入りしました・・・・

昨日から関東甲信越地方もいよいよ梅雨入りしました。大気の不安定な稜線上で突然の雷やゲリラ豪雨に遭ったら大変です。事前の天候判断と雨具などの装備、途中で引き返す状況判断など、登山準備や登山中のリスクマネジメントを怠りなくお願いします。また豪雨の後の増水したハンノキ沢の渡渉にもお気を付けください。梅雨の晴れ間を上手に天候判断して初夏の白砂山稜線を歩くことができれば、色とりどりの高山植物の花が登山者を楽しませてくれます。これぞ登山の醍醐味でしょう。これから白砂山稜線トレイルには7月~8月にかけてハクサンチドリやニッコウキスゲなどのたくさんのお花が咲き誇ります。(左の写真は2017年8月6日夜半の吾妻ゲリラ豪雨の翌朝のハンノキ沢)

金沢レリーフから白砂山稜線にニッコウキスゲ群落がいくつもあります。

アズマシャクナゲに続いてこれからハクサンシャクナゲも咲きます。

ハクサンチドリもたくさん見られます。

まだ稜線トレイルが開通する前の上ノ間山から忠次郎山への稜線

6月9日(火)野反湖~大高山~赤石山~渋峠の登山道情報

カモシカ平や大高山への登山や渋峠~野反湖間の縦走登山する方への情報です。昨日野反湖からダン沢の頭まで、ぐんま県境稜線トレイルの様子を見てきました。昨秋の台風19号の倒木被害のあるカモシカ平と大高山の間の区間ですが、迷わずに通過できるように赤テープの目印をつけてきました。登山道の整備状況はしっかり笹刈りされています。ただ刈り払いされた笹が滑りやすいので転倒に注意です。ダン沢の頭から先、赤石山や渋峠方面の登山道は今回歩いていませんが、昨秋10月下旬に登山道調査しました。台風による倒木がありましたが、特に道迷いしそうな悪いところはありませんでしたので大丈夫だと思います。

コメツガやオオシラビソなどの大木がそこら中なぎ倒されている様子は大自然のパワーを感じさせてくれます。

スムーズに通過できるように目印をつけたり、簡単に枝を払ったりしておきました。

6~7回は倒木のため迂回ルートがありますので、赤テープを目印にしてください。

ポジティブになれれば、探検気分でこの区間を通過できます。

三壁山の先高沢尾根付近からの野反湖です。

草津白根山も絶景です。

大高山山頂です。ドコモ携帯はバッチリ電波が通します。白砂山稜線方面と違って、こちらは電波が通じる場所が多いです。

大高山山頂からちょっと行くと、天狗平と池塘が眺められます。

6月7日(日)朝の気温10度 曇りのち晴れ

今日は50人以上の方が白砂山を目指しました。朝早く登って1時過ぎに下山した方の感想では、稜線からの景色が最高だったようです。ただ稜線は蒸し暑くて水分をもっと多くもってくれば良かったと思ったそうです。登山口では涼しい風が吹いていたので、下と上では様子が違うんですね。今日は登山届の提出を皆さんにお願いしました。すでにコンパスで届けている方も中にはいらっしゃいましたが、ほとんどの方が提出されていなかったので、出発前に投函していただけました。ところが最後の登山者のところで届け出用紙がなくなってしまい、こちらで急遽プリンターで印刷して100枚補充というハプニングも。ところで今日は、白砂山登山口から見える山を紹介。あれが白砂山ですか?って登山者に尋ねられましたが、残念ながら白砂山登山口からは白砂山は見えませんので、ヨロシクです。

白砂山登山口野外案内センター

北方向に大倉山

西方向に三壁山(右)とサンビキ山(左)

南西方向にエビ山北峯

6月5日更新 登山情報 管理人が5月28日に白砂山~八間山縦走コースで登ってきました。残雪は例年並みにありました。道迷いしやすい場所には赤テープの目印をつけておいたので、雪渓上でもしも迷ったと思っても、必ず落ち着いて周囲の目印の赤テープを探してみてください。6月いっぱい残雪が消えないのは水場と堂岩山の間の窪状の区間です。花はミツバオウレンやヒメイチゲ、ナエバキスミレ、シラネアオイ、ミネザクラなどが咲いていました・・・


6月4日更新 花情報 白砂山稜線はいよいよ高山植物の花々が次々と咲き誇る季節です・・・(写真は2018年6月8日撮影)